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03月31日(土)  嗚呼、地獄の友よ! その2

  ネタふっといて忘れてた・・・

  『 管理者養成学校 』 とはどんな所で何をやるかというと、山の中の宿舎に泊まりこんで、様々な特訓を受けるわけである。
 1期の人数は大体140〜160人くらいで、10班に分けられて共同生活をすることになる。

  期間は13日間。ただし、全部で20近い試験に全て合格しなければ、13日で卒業することはできない。その場合、
 最長16日間居残って、卒業を目指すことになる。16日間かけてもダメな場合、そこでおしまい。
  13日できっちり卒業できるのは、期によって結構バラつくようだが全体の10%〜30%。決して多くはない。逆に、16日かけても
 卒業できない者も、毎期10%程度はいるらしい。その他に、途中で離脱する人間も5%程度必ずいる。「離脱」とは、体調を崩したり
 精神的に限界にきたりでドロップアウトする人、それから、マジで
脱走する人。ほんとにいるんだよ、脱走する人。それも、
 珍しくはないらしい。

  入校すると、まず「下界」とは完全遮断。外に電話や手紙はできません。テレビ、ラジオもなし。5時30分起床、22時30分就寝。
 大声での挨拶は基本中の基本。例えば、部屋に入るときは「入ります!」と大声で叫ぶ。部屋の中にいるものは「どうぞ!」と大声で答える。
 1日中、そこかしこで 
「 入ります!」 「「「 どうぞ!」」」 が響き渡っている。

  具体的な訓練、試験やその他の話はおいおいしてきますが、ここでこの学校の象徴の一つとされているネタを紹介します。


  
「 ひと部屋の4人 」

  ひと部屋の中に4人がいます。4人はお互いに顔見知りではないか、ごく薄い知り合いどうしだとします。部屋の中は寒いですが、
 暖房のスイッチがあります。
  こんな時、人は4つのタイプに分かれます。
 
   1.「寒い」と思った時にすぐに暖房のスイッチを入れに動く人。
   2.「寒い」とは思っているが、スイッチを入れるのが面倒で、誰かが入れるのを待っている人。
   3.「寒い」とは思っているが、他の3人に遠慮して我慢しつつ、誰かが入れるのを待っている人。
   4.「寒い」こと自体に気づいていない人、または「寒い」と思っても暖房のスイッチを入れればいいという発想が出てこない人。


  あなたは、この4人の中のどのタイプですか? というわけです。正解はもちろん、1。
  管理者養成学校は、2や3や4な人を、1な人にする学校ということです。あと、答える前にこの設問自体に色々難クセつけようとする人を
 1な人にする学校でもありますよ、念のため。




 03月30日(金)  インストールできても、怖くて使えません

  Vistaくんにアプリケーションを入れ始める。
  と、いきなり GP−ProEX のインストールでつまづく。何度インストールしようとしても、Framework 構成時に

   
「 1603:Error installing Microsoft(R) .NET Framework .」

  というアラートが出てインストールが中断→終了してしまうのだ。Framework 関連のエラーは過去にも痛い目にあったことがあるので、
 嫌な予感に襲われる。

  まず GP−ProEX のマニュアルを見ると、Framework1.1SPが必要と書いてある。ただし、入ってなければツールから
 インストールされるとのこと。そこでPCのファイル、及びレジストリを調べ、1.1SPがちゃんと入っているのを確認。念のため、
 PCにプリインストールされていた Framework1.1をアンインストール(レジストリからTEMPファイルまで)し、
 ツールから新たにインストールするようにしてみる。
Framework 自体はきちんとインストールされたが、
 やはり構成時に同じアラートが出て終了してしまう。

  次に、Microsoft のHPから
Framework1.1関連のパッチやSDKをダウンロードし、順次インストールしてみる。
 結果、変わらず。もしやと思い、Framework2.0及び3.0をインストールしてみる。結果、変わらず。
 更に、フリーのランタイム・パッケージをダウンロードしてきてインストールしてみる。結果、変わらず。
  ここでようやく、メーカーのサポートに問い合わせることに気づく(遅い・・・)が、長々と電話もしてられないので、状況をメールで
 箇条書きにして送る。

  かなり頭が煮えてくる。ファイヤウォールを無効にしてみたり、スタートアッププログラムを極限まで減らしてみたりもする。全部効果なし。
  ここで、Framework には修復手段がいくつかあったことを思い出す。インストーラの履歴を開いてFrameworkをみつけ、
 「修復」をかけてみる。PCを再起動して GP−ProEX をまたインストールしてみる。すると、構成時にアラートが出るところまでは
 同じだが、そこで終了してしまわず、「インストールが上手くいきませんでした。推奨される方法で再度インストールしてみますか?」
 みたいなウィンドウが表示される。「おっ!?」と思い、ダメ元で実行。すると、構成時のエラーは回避され・・・

  
    インストール成功!

  続いて転送ツールとコンバーターもインストールし、これも無事終了。念のため、
GP−ProEXを立ち上げて画面作成をしてみると
 問題なさそう。
  やった〜、やった〜!

  と、喜んでいる時に、メーカーのサポートからメールのお返事がくる。「 お、なかなか早いな。偉い!」 などと言いながらメールを見て
 みると・・・

  
 「 大変申し訳ありませんが、GP−ProEXは、Windows Vistaには対応しておりません 」



  
( ;゚Д゚) ;゚Д゚) ;゚Д゚) ;゚Д゚)
 < な、なんだって〜っ!!?


  
不貞寝でもするか・・・




 03月29日(木)  ねこどん開始より3ヶ月

  Vistaくんを自分好みに
調教 カスタマイズ中ですが、仕事の合間をぬってやっているので悪戦苦闘。まだまだ扱いづらいけど、
 XPも最初はこんな感じだった。まあ、実戦投入はまだまだ先になりそうだ。

  なお、サッカーネタは別ページにまとめて掲載することにしました。
  上の 「ねこどん蹴球団」 がリンクになっています。 ( 分離しづらいものは、こちらに残しました )




 03月28日(水)  新しいパソコンがきた!

  仕事用の新しいパソコンがきました。いやあ、嬉しいなあ。
  色々諸事情ありまして、機種は同じDynabookです。もちろんモデルは新しいですが。そして・・・

  
Vistaキタ━━━(T▽T)━━━!!

    まさかこんなに早くVistaを使うはめになるとは、予想もしていませんでした。こうとなったら腹を決めて、とことん付き合っていくしか
 ありません。アプリケーション絡みのバグやら何やらに気づいたら、ここで報告して行きたいと思います。
  早速ですが、ひと言言わせていただきます。

  
Vista・・・おまえがこんなにクドい子だったなんて・・・(つД`)





 03月27日(火)  スリッパの法則

  今日は、盤検で新横浜まで行ってきました。

  さて、数年前に
『 スリッパの法則 』 という本が、ちょっとブームになった。「 こんな会社は伸びない!」 という法則を列挙したもので、
 カリスマ・ファンド・マネージャーと呼ばれている人が数千の会社を訪問して見つけ出した法則の数々らしい。
  タイトルにもなっている 「
社内でスリッパに履き替える会社 」 をはじめ、「 極端に美人の受付嬢 ( 秘書だったかな ) がいる会社 」 とか、
 「
トイレが汚い会社 」 とか、「社歌や体操を義務付ける会社 」とか 「 社長がやたら高そうな時計をしている会社 」 とか、伸びない会社を
 見分ける法則。

  もう細かな内容は忘れてしまったが、結構面白かった記憶がある。内容全てに納得したという訳ではない。カリスマかなんかは知らんが、
 それだけの経験と、経験を抽出し法則化して、わかりやすく、面白おかしく箇条書きにまとめてみせる手法と技術に感心したということ。
 そもそもこれは投資家の視点であって、私などが言うまでもないことだが、「 伸びない会社 = ダメな会社 」 という図式は必ずしも成立
 しない。
  ( このカリスマ氏は、ホリエモンがまだ注目をあびる前に、「この会社は伸びる!」と確信したという自慢話をしていたらしいが、その
 ホリエモンも、いまや周知の体たらく。まさか、ライブドアの紆余曲折まで見抜いていたわけでもあるまい )

  私の結論はこう。
  たとえば、この 『 スリッパの法則 』 を読んだとする。そこで、いちいち大仰に感心し、この本に書かれていることを何から何まで鵜呑みに
 して実践しようとするような経営者、管理職が仕切っているような会社はダメだ。逆に、鼻先で笑い十把ひとからげで切り捨てて、自分の
 会社を全くかえりみようとしない経営者、管理職が幅をきかせている会社もダメだ。
  捨てるものは捨てる。拾うものは拾う。当たり前のことなんだけどね。これが結構難しい。

  ところで、私が以前勤めていた会社、社内では管理職以下、大半の人間がサンダルに履き替えていましたが・・・

  
・・・潰れました 。。・゚・(ノД`)・゚・。





 03月26日(月)  けつねうろん食べてきました

  また大阪に出張してきました。
  最近はビジネスホテルでもネットが使えるところが増えてきましたね。私は一応出張時は必ずLANケーブルを持ち歩くようにしていますが、
 その出張先でどうしても必要な調べ事が発生したり、マニュアル入手をしなくてはならない限り、ホテルでネットにつなぐことはありません。
 仕事を終えた後は、その街をぶらついたり、のんびり本を読んだり、有料チャンネルを観賞したりしています。

  ちょっとお詫びと訂正を。
  2月13日の項 でタッチパネルの名称について話題にしましたが、すでにJEM及びJISでは 「プログラマブル表示器 (略称・PD)」 が
 正式名称として規定されている旨、ご指摘を受けました。当方の勉強不足でした。申し訳ありません。m( __ __ )m
  興味のある方は、【JEM−TR195】 及び 【JEM−TR212】をご参照ください。





 03月24日(土)  パ・リーグ開幕

マリンスタジアム  
マリンスタジアムに行ってきました。

  2005年シーズン(マリーンズが優勝した年)は30試合以上マリンスタジアムに通い
 ましたが、昨年は前年度の優勝で気が抜けてしまったことと、仕事が忙しかった(特に、
 土日が休めなかった)せいで、何とスタジアム観戦ゼロ。
  今シーズンは、またスキあらば通うつもりでおります。

  マリーンズは、バレンタインが監督になってから明らかにチームが変貌しました。TOPに
 たつ人間の手腕ひとつで、組織というものがこれ程までに劇的に変化するものかと実感し
 ます。


  これは2005年シーズンの写真です。今日はもっと入ってましたよ〜。







 03月23日(金)  サッカーネタです

  システムについて語ってみる。

  2006年W杯の、日本の基本フォーメーションは3−5−2だった。
  現在の日本代表も、まだ試行錯誤段階にあるとはいえ、基本は3−5−2である。

  サッカーに詳しくない人のために簡単に説明すると、
   ・3−5−2 : DF(ディフェンダー)を3人置くシステム
   ・4−4−2 : DF(ディフェンダー)を4人置くシステム

  では、DFがひとり少ない3−5−2の方が4−4−2よりも攻撃的な布陣かというと、
 決してそんなことはない。むしろ、逆。何故なら、3−5−2は、5−3−2(DFが5人)と
 表裏一体であるからだ。敵が強いと、両サイドに張り出したウィングバックがDFライン
 に吸収され、必然的に5バックになってしまう。つまり、同格以上の敵と戦う時の
 3−5−2は5−3−2と同義なのである。また別な視点で見ると、4−4−2の
 両サイドバックは攻撃にも参加するが、3−5−2の3人のDFは守備専門であるため、
 攻撃への参加人数が減ることにもなる。

  さて、結論から言うと、3−5−2というフォーメーションはもう時代遅れである。
  その昔、フォーメーションの基本は4−3−3という3トップだった。時代の変遷とともに、
 FW(フォワード)をひとり削ってその分中盤を厚くする4−4−2、すなわちFWが二人の
 2トップが主流になる。すると、それに対抗して生まれてきたのが3バックシステムである。
 つまり、相手の2トップにマーカーをひとりずつ当てて、残ったひとりのスイーパー
 (リベロ) 役がそのこぼれをフォローをするというわけ。

  2トップが当たり前になり、サッカー自体がまず守備ありきになった80年代後半から
 90年代にかけてはこの3バックシステムがとても有効で、欧州の強豪ユベントスが
 そのスタイルを完成させる頃には、クラブ、代表に関わりなく、3バックを採用する
 チームが激増した。ちょうどその頃に発足したJリーグも例外ではなく、ほとんどの
 チームが3バックを採用し、その名残がいまだに根強く残っている。

  ところが、である。世界のサッカーの主流は、3−5−2、4−4−2から1トップの
 4−2−3−1にシフトしてしまった。これは、対3−5−2用のシステムであるといっても
 いい。FWをひとりに減らして、トップ下に3人を並べるフォーメーションである。
 これにより、守備側のDFひとりは全くの無駄になり、更に3−5−2の致命的弱点で
 ある両サイドを突かれることになる。従って、3−5−2は、この4−2−3−1に対して
 非常に相性が悪い。

  このため、あれほどに全盛を極めた3バックシステムは徐々に姿を消し、いま強豪と
 呼ばれるチーム(クラブにしろ代表にしろ)で3バックを採用しているチームは、
 僅かな特殊な例外を除き皆無に近い。ほとんどのチームが4−2−3−1か、
 4−4−2への逆戻り、あるいはサイドアタックの重要性から近年見直されてきた
 オランダ型の4−3−3である。実際、2006年W杯で基本システムとして3バックを
 採用していたのは、日本、クロアチア、オーストラリア(不思議なことに同一グループに
 入った3チーム) くらいなものである。長年3バックを伝統としてきたドイツ、イタリア、
 韓国でさえ、4バックにシフトチェンジしていた。

  では、何故日本は3バックを引きずっているのか。その理由は以下の通りである。
   ・前述した通り、Jリーグのチーム自体が3バックの呪縛から逃げ出せていないため。
   ・まだ3バックが辛うじて通用したトルシエ時代の呪縛から逃げ出せていないため。
   ・対人に強いセンターバックの人材不足。
   ・4−4−2の両サイドを任せられるようなサイドバックの人材不足。
  つまり、日本が3バックを引きずっているのは、何か目的意識があるとか独自の
 スタイルを貫いているということではなくて、そのことごとくが負の要因によるもの
 なのである。

  まずは、Jリーグの各チームが、強引にでも4バックを基本スタイルにする必要がある。
 そのこと で、センターバックと両サイドバックが育成される。Jのチームで4−4−2が
 標準化されれば、必然的に代表も4バックがスタンダードになる。
  例えばアルゼンチン代表のように、試合の流れの中で自由自在に3−5−2と
 4−4−2を変化させられるだけのスキルとセンスを個々の選手が有しているなら
 ともかく、日本選手にそれを求めるのは酷。むしろ日本人の特徴とメンタリティーを
 生かすなら、基本システムは固定してしまった方がいい。

  もちろん、こうしたシステムのためのシステム論が必ずしも有効であるとは限らない
 ことは知っているし、まずプレーヤーありきなのも分かってはいるが、「負の遺産」と
 しての3バックをずるずると続けていては、日本サッカーに未来はない。J開幕以来、
 右肩上がりだった日本サッカーが一大挫折した今だからこそ、世界の潮流から
 取り残されつつある現実に目を背けてはならない。




  え〜、このネタで何を語りたかったかというと、右に掲載した3枚のシステム図、
 これ、GP−ProEXで作ったんですよ、と。( 仕事中にはやってません、念の為 )
  世の中広しといえど、タッチパネルソフト使ってサッカーのシステム図
 描いてるド阿呆は、滅多にいないだろうなあ・・・。




4-4-2
3-5-2
4-2-3-1
トル&ダバ01




 03月22日(木)  麻婆豆腐大全 を買う

麻婆豆腐大全  ああ、衝動買いしてしまった。

 麻婆豆腐好きなんです。寿司より好きです。ステーキより好きです。牛丼とはいい勝負です。
 料理は苦手ですが、麻婆豆腐だけはプロはだしで作れます。豆板醤類を買いに、
 横浜中華街まで行く
こともあります。

 それに健康にもいいらしいです。
 人間、豆腐さえ食べていれば生きていくのに十分だと、 大村益次郎 も言ってます。


  講談社刊





 03月21日(水)  この飛行機、好きだったんだけどなあ(過去形)

  天草エアライン・ボンバルディアでタイヤが降りないトラブル発生



あの飛行機
 


  この飛行機ってあれ? 苓北発電所に行く時に乗るあれ?
  体力に自信のありそうな乗客が、何故か非常口の隣席に座らされるというあれ!?
  スチュワーデスのおねいさんが (中略) というあれ!?

  告白しますと、今の今まで、天草って熊本県じゃなく長崎県だとばかり思ってました。そっちの方がよほどショックでした・・・orz





 03月20日(火)  嗚呼、地獄の友よ! その1

  え〜、何を隠そう私、
『 管理者養成学校 』 の卒業生なのである。
  知る人ぞ知るこの学校には色んなコースがあるのだが、私が行ったのは最もメジャーであろうと思われる「管理者養成基礎コース」
 いわゆる 
「13日間 地獄の特訓」 として有名なアレである。これから、時々その時の思い出を記していきたいと思う。

  ・・・などと書くと、いきなりツッコミが入るのだ。管理者養成学校では、「〜と思う」という言い方は厳禁! 上記のような場合は、
 「〜思い出を記していくことにする」と言い切らなくてはいけないのだ。つまり、逃げ道を残すような言い方をしてはいけないということ。

  とはいえ、私が卒業したのはもう15年も昔の話。何期生だったかも覚えてないし、訓練や試験の内容の多くは忘れてしまっている。
 徒然にあれやこれやを思い出したら、逐次ここに書いていこうと思う





 03月19日(月)  発電所をつくろう!
アブラモビッチ
  先日、出張で福島県にある 「 クリーンコールパワー研究所 」 に行ってきた。
  クリーンコールパワー研究所とは、電力会社9社と電源開発が共同出資する IGCCの
 実証設備プラントで、常磐火力発電所構内に現在建設中である。
  では、IGCCとは何かといえば、石炭ガス化複合発電のことである。単純に言うと、火力発電
 の熱効率を高めるための発電方法。クリーンコールパワー研究所では、もちろんこれだけでなく、
 CO2の削減や大型ガス化炉の検証、脱硫性能やタービン設備の評価等々、大小さまざまな
 試験が行われる。

  で、何が言いたいかというと、この国家プロジェクトの予算総額が
 980億円
  (その中には、私の出張費用も含まれるのだろう・・・たぶん)
  
アブラモビッチ、チェルシーオーナーが離婚した前妻に払う離婚慰謝料が 1兆3500億円
  ( 5000万回以上出張できますよ )

  世の中って不思議だなぁ・・・(* ̄д ̄)





 03月16日(金)  悪霊退散 その2

  
またキーボードが壊れました。それも、仕事で使っているDynabook・・・。出張先での出来事でした。
  
なんなんだよ〜  ウワァァァン!
  俺はそんなに前世でキーボードに恨みをかったのか! キーボードが必殺仕事人に依頼でもしたのか! 誰か俺を呪っているのか!?

     (  ` Д´)o彡゜  どーまんせーまん、どーまんせーまん

  もう仕事どこじゃねえ         ・・・とか言ってられないしな。土日も仕事だし・・・・





 03月12日(月)  悪霊退散

  
今日はちょっとだけ、ヘコむことがあった。
  ヘコんだ時はこれだ!

     
( ゜∀゜)o彡゜  どーまんせーまん、どーまんせーまん

  すみません、わかる人だけわかってください。

  明日から出張ですので、また数日間、更新はお休みします。





 03月11日(日)  どうして232Cはすたれないのか

  
もはや、ネットワークというものを抜きにして制御屋さんは存在しえなくなってきている。
  ローカルの機械装置を、のどかにハードワイヤリングのみでON−OFFしていればいいという時代ではなくなっているのだ。

  さて、本来RS232Cの上位互換という位置づけで ( 厳密に言うと違うらしいが )、あらゆる面で232Cに優れる422/485が
 あるにもかかわらず、どうして232C 接続がまだまだ幅をきかせているのだろう。
  元来、232Cはパソコンとモデムや計器類 ( 端末 ) を接続することが目的であって、長距離伝送は想定されておらず、また
 ピンアサインが規格化されている。従って、

     
できあいのケーブル ( 両端にコネクタつき ) で接続ができる

  という点が最大のポイントである。

  RS422/485の場合、ドライバーと結線図、そしてケーブルの端末処理が必要である。一見たいしたことではないのだが、
 普段工具など持ったことのない人たちにとっては、これが大変な重労働。
  市販品を買ってきてコネクタをはめさえすればそれでOKな232Cの利便性がある限り、いましばらくの間、あの9ピンもしくは
 25ピンのコネクタを目にする機会は多いと思われる。





 03月10日(土)  洲崎神社

  
会社近くの神社です。花見どころか休日なしで働いてる皆様、ここでひと足早くお花見してください。4年前の写真ですが。

洲崎神社の桜




 03月09日(金)  50Hzと60Hz その2

  
同僚ふたりがヘロヘロになってシミュレーションしているのを尻目に、静岡工場から帰って参りました。
  
  さて、今回製作した盤には定電圧トランスが設置されているのだが、50Hzと60Hzでは結線が違う。ところが、納入先は千葉県なので
 50Hz、静岡工場は60Hzなのだ。そこで、図面通り 50Hz用に結線されたトランスを、検査用に 60Hz結線に直し、検査終了後に
 50Hzに結線し直すという妙な事態になる。たまたま数日前に、
大阪人は60Hzだから歩くのが速いという話題を出したので
 ( ちょっと違うかな ) 世界の周波数事情に興味を持ってみた。

周波数事情

  どうやら、1国の中で違う周波数を利用しているのは、ほぼ日本だけといっていいようだ。つーか、日本、浮いてるな〜。個性的でよろしい。
  何故東日本と西日本で周波数が違うのかはわりと有名な話で、明治初期に発電機を導入した際、東京はドイツ製だったので 50Hz、
 大阪はアメリカ製だったので 60Hz、それが周辺にそれぞれ広がっていった挙句、富士川−糸魚川ラインで鉢合わせしたというだけのこと。
 早い話が、「
なんとなく成り行きで 」 なのだ。現在のところ、どちらかに統一されそうな様子はないし、統一しようという機運さえない。




 03月05日(月)  愛すべき 【 .14 】

  
電車内の広告で、

    
円周率 π は、3.05 より大きいことを証明せよ。

  という問題を目にした人も多いと思う。これは、平成15年度の東大入試問題だそうだ。はい、解けませんでした、すみません・・・orz
  解法自体はすぐにピンとくる。多角形と三角関数で解くのが基本であることは、アルキメデス以来のお約束なのだと知ってはいる。
 しかし、いざ計算式を立てるとなると、涙が出るほどに頭が錆びついている自分に気づきました・・・。

  解答よりも興味をひいたのは、この問題は
「 円周率は3とする 」 という、ゆとり教育とやらへの強烈な皮肉ではないのかということ。
 だとすれば、入試問題というのも捨てたもんじゃない。円周率を3にするのは、私も反対なのだ。これは、学力低下とか計算能力云々とか
 そういう次元の話じゃない。間をとって3.1にすればいいとか妥協する話でもないし、難しい易しいの問題ではないのだ。

    
円周率は、無理数である。

  ここに円周率と言うものの存在価値があり、面白さがあり、人間の好奇心を駆り立てる根源的な何かがあるのだ。「3.14」という妙に半端
 な数字は、円周率が無理数であり、小数点は延々と果てもなく続き (現在は小数点以下1兆桁まで計算されているらしいが、まだ果ても法則
 も見えないらしい) 、円周率の解法が紀元前から現代に至るまで脈々と受け継がれているロマンであることを思い起こさせてくれる。
  機械屋さんと違い、制御屋さんには円周率計算を仕事上で使うようなことはあまりないが、それでも 「3じゃダメなんだよ!」 という
 こだわりの感性は「技術屋」として不可欠な要素ではないかと、個人的には思っている。
  ・・・いやまあ、解けなかったんだけどね・・・orz

  ところで、ゲータレード事件はとりあえず1200円で買ったキーボードつけて急場をしのいでます。
  ついでに、明日から静岡の工場に出張ですので、数日間更新はお休みします。





 03月04日(日)  やっちまった・・・

  
キーボードにゲータレードこぼしたら、キーがいくつか死んでしまいました (T△T) 
 
   現在、スクリーンキーボードを併用しながら書いてます。

  もう、更新どころじゃねえ・・・





 03月03日(土)  いっぷくしようか
メット
  
1日の仕事には休憩時間がある。
  元ネタは労働基準法で、確か45分の休憩時間と15分の休息時間が、雇用主が与えるべき最低限の時間
 だったと思う ( ちょっとうろ覚え )。
  会社にいると、昼休みはともかく中途の休息時間はとかく不規則になってしまうが、現地作業では10時、
 3時に休憩をとるのが、どんな現場においてもお約束である。労基法はさておき、3時の休憩はやはり15分
 程度が標準だろう。ジュースを1本飲み、煙草を1〜2本吸う程度の時間である。

  ところが、このお約束が覆されるケースも多々ある。以下に、その代表的なケースを考察してみよう。

  
1.少人数 (2〜3人) のグループで、全員が非喫煙者の場合
    全く休憩をとろうとしないケース。真面目なだけに仕事にのめり込み、休憩などは 「時間の無駄」 とさえ思っている。
    誰も 「ちょっと休憩しよう」 とは言い出さず、ほっておくと12時間くらいブッ通しで働いていたりする。哀れなのは、こういうメンバーに
    うっかり紛れこんでしまったヘビースモーカーである。

  
2.やや大人数(4〜5人)のグループで、全員が喫煙者の場合
    だらだらと小1時間も休憩をしているケース。誰かが煙草を消すと誰かが新しく火をつけ、話題が尽きたかと思うとまた誰かが新しい
    話題を持ち出す。 「 よっしゃ、そろそろ行こうか 」 とは言いにくい雰囲気になってさえいる。
    哀れなのは、こういうメンバーにうっかり紛れ込んでしまったノンスモーカーである。

  1のケースにしても2のケースにしても、リーダーとなるべき人間がいないか、いてもリーダーとしての能力が皆無な場合に発生しやすい。
  休憩も仕事のうち。適切にとりましょう。





 03月02日(金)  50Hzと60Hz

  
いや、もう3月なんですねえ。というわけで、恒例の御室愛さん。

御室愛さん03  先日の出張は大阪だった。
 関西に行くと、実はちょっとホッとすることがあるのだ。それは・・・人々の歩くスピードが早いこと!
 私はかなり (関西人より) 歩く速度が速いせっかちな人間なので、正直言って関東圏の人の歩みの遅さ
には、しょっちゅう苛立ってしまっている。特に、朝夕の混雑した駅ではストレス溜まりまくりなのだ。

 以前、和歌山から上京した知人が、「 東京に出てきて何が驚いたかって、人の歩く速度の遅さっ!」 と
絶叫していたが、たまに関西(特に大阪)に行くと確かに露骨に違うのが実感できる。もちろん、どっちがいい
とか悪いとかではなくて、わずか数百キロしか離れていない同一民族にこれほどの違いが出てくるのは、
ちょっと不思議な気もする。


 原因はたぶん・・・ 
東京は50Hzで大阪は60Hzだからだろう




 03月01日(木)  宇宙電気エネルギー防衛隊隊員になりました

  ※ 1月17日の項 をご参照ください。

  
キテルくん、キタ━━━(゚∀゚)━━━ !! 


  家に帰ると、東京電力から封筒が。「ちっ、また請求書かよ」
 とか思いつつ見てみると・・・。
キテルくんが来た!
  
すみません、実はゲームクリアして応募してました (;´Д`)
  そう、あのゲームをクリアしてPASSをもらい、HP上で
 登録すると、景品がもらえたのだ!!

  中味はというと、

  
・キテルくんからのお手紙
  ・宇宙電気エネルギー防衛隊の隊員証
  ・携帯ストラップ


  の3点セット。
  このストラップつけて、東電管内の発電所に工事に行ったら
 ウケるかな〜。なんか、嬉しいぜ!

  では、隊員としてひと言。ゴホン・・・


   
電気を大切にね!  ( 微妙に違う )





 02月28日(水)  再開します (`・ω・)ノ

  出張の予定が突然変更になりましたので、前言撤回して再開いたします。
  しばらくはバタバタ出たり戻ったりしていますので、更新がない日は、出張か徹夜だと思ってください。

  
なお、文庫本レビューは別ページにまとめて掲載することにしました。
  上の 「ねこどんぶんこへ」 がリンクになっています。





 02月22日(木)  お休みします m( __ __ )m 

  開始以来、なにげに1日も休まず続けてきた 「ねこどん」 ですが、今週末より出張が連戦で続くので更新はお休みいたします。
  別に待ってる人もいないとは思いますが、再開は2週間後の予定です。

  ではでは!





 02月21日(水)  グローバルとローカル

テンキー  PLCのデバイスには、グローバルとローカルがある。私の記憶では、ローカルデバイスの概念を
 最初に持ち込んだのは、横河のFA−M3だった気もするが(間違ってたらすまん)、今ではキーエン
 スや三菱のQシリーズ他、だいたい各社使える。

  しかし、グローバル、ローカルといえばタッチパネルのウィンドウだ。タッチパネルのソフトはだいた
 い各社似たり寄ったりの機能なのだが、ウィンドウのたてかた考え方はまた微妙に違ってややこし
 い。

 ・デジタルの場合・・・グローバルとローカルが明快に分かれている。グローバルはちょっと使い
             づらい。
 ・三菱の場合・・・原則としてグローバルのみ。他に、「スーパーインポーズ」という妙なものもある。
 ・キーエンスの場合・・・グローバルとローカル。ローカルはほんとにそのベースの「付属品」って
             感じ。個人的に、画面ツリーが見やすくて好き。
 ・OMRONの場合・・・グローバルとローカルだが、ウィンドウとは言わずに「ポップアップ」といい、
              ベースをウィンドウ指定するというイメージ。


  この他に、テンキーはまた通常のウィンドウとは別扱いになっているケースが多いようだ。

  いや、だからどこがどうとかいう感想は特にありません。慣れればどこも一長一短。





 02月18日(日)  平たく書けるか

  ラダーの組み方の言い回しに、
「 平たく組む 」 という言い方がある ( 当社ではほとんど聞かないが )。
  応用命令や専用命令を極力使わず、1行1行を見た時、誰にでもパッと分かるような組み方である。コイル、タイマ、
 あとはせいぜい MOV命令やSET−RST、マスコン程度のみで構成され、サブルーチンやマクロ、シフトレジスタや
 インデックスは厳禁である。
  
「 力技 」、「 ベタ書き 」 などという言い方もする。こちらも同じで、応用命令で短くまとめられるような内容を延々と
 1行1行書いていくことから、こういう言い方になるのだろう。例えば、FOR−NEXT構文を使えば5行ですむ回路を、
 200行にわたって書いたりするわけだ。当然の帰結として、ラダーはやたらと長くなる。

  「 平たく 」 と 「 力技 」 は意図するところは同じでも、言葉のニュアンスと結果は微妙に違う。
  「 平たく 」 の場合、本来応用命令その他をうまく使いこなし、ラダーを簡略化するスキルは充分にあるのだが、客先の仕様や
 保全さんの要望があるために、やむなく長々とした初心者向けラダーを組むといったイメージ。一方、「 力技 」 の場合は、
 ラダーを短く奇麗にまとめるだけの技術や経験が不足しているために、結果として長々としたラダーになるというイメージである。
 従って、同じ 「平たい」 ラダーでも、あえて 「 平たく 」 書いた人のラダーは見やすくするための工夫が随所になされ、並べ方も
 理にかなっているのだが、「 力技 」 で書かれたラダーの方は、ただひたすら必要な回路を行き当たりばったりに長々と記述しただけで、
 並べ方が悪いためにシュレ猫 (2月2日の項参照) があちこちにひそんでいたり、書いた本人さえ改造が難しい
 「 スパゲッティ・プログラム 」 というやつになってしまっているケースさえある。

  「 平たく 」 書くことは技術のうちのひとつである。「 力技 」 を卒業して、意図して 「 平たく 」 ラダーを組めるようになった時が、
 ようやく一人前の制御屋になれた時かもしれません。





 02月17日(土)  提案をしてみる その2

  今日は、思いきってある提案をしてみたいと思います。軍師に相談すると絶対反対するので、秘書に聞いてみます。

秘書にも反対される

  まだ何も言ってないっつーに・・・





 02月16日(金)  電動工具が好き

 唐突ですが、個人的に好きな電動工具発表!

電動ドライバー   第1位   ハツリハンマー    ・・・562デンジャラス
  第2位   サンダー       ・・・443デンジャラス
  第3位   丸ノコ         ・・・381デンジャラス
  第4位   電動ドリル      ・・・375デンジャラス
  第5位   チェーンソー     ・・・197デンジャラス
  第6位   ジグソー        ・・・ 88デンジャラス
  第7位   電動ドライバー   ・・・ 42デンジャラス


  
※ デンジャラス ・・・ 持った時のワクワク度を示す指数

 制御屋さんは、丸ノコやチェーンソーはあまり使う機会ないと思うけどね。盤屋さんは、ドリル、ドライバー、ジグソーあたりの
 習得は必須。扱いなれないと、いざ現場で怪我やトラブルの元になる。慣れていない人は、ヒマをみつけて練習しよう!





 02月15日(木)  エネルギーについて考えてみよう
東田研
  東電のホームページの東田研コーナーに行ってみたら、
 なんかえらいことになっている。

  http://www.tepco.co.jp/pavilion/energy/

  何やら色々ダウンロードできるのだ。
  右はそのひとつ、デスクトップメモなのだ!

  
誰が使うんだよ、こんなの

  くどいようだが、東電のこういう遊び心は大好きなのだ。
  念のため言っておくと、右のおねいさんは私のPCの壁紙
 なので、東電のHPからはダウンロードできないぞ!





 02月14日(水)  黒い礼服、茶をいっぱい

  なかなか、抵抗器、コンデンサの読み方が覚えられない方のために簡単講座。基本は、

  
最初のふたつの数字を単純に並べてから、3つ目の数字の数だけ0をくっつける!

抵抗器   抵抗器もコンデンサも同じ。

 
・抵抗器の場合

 抵抗器の場合、カラーコードを覚えることが第一条件

 
0〜9が、黒・茶・赤・橙・黄・緑・青・紫・灰色・白

 「黒い0服茶を1杯・・・」 なんて 「いいくにつくろう鎌倉幕府」 的な覚え方は、間違いの元。
 単純に、「
く・ちゃ・か・だい・き・みど・あお・むら・はい・し」 と覚える。
 橙・橙・茶・金色 だったら、 3(橙)3(橙)0(茶なので0をひとつ)= 330Ω  
 最後(4色目)は精度なので無視! 帯が5本以上あるものは諦める!
 少なくとも、これで最低限の抵抗読みは可能です。


コンデンサ 
・コンデンサ(セラコン、フィルムコン)の場合

 こっちは、色と数字の関係を暗記しないですむ分、もっと簡単

 103だったら、10(最初の二桁)000(0みっつ) =10000pF
 ただし、コンデンサの単位はμFで言うのが一般的なので、
1000000で割ること

 103 = 10000pF = 0.01μF
 224 = 220000pF = 0.22μF

 最後のKだのJだのは精度なので気にしない!!

 ちなみに、「2J473」とかの場合、最初の「2J」とかは定格電圧なので気にしない!! 
 とにかく、3桁の数字で判断。これで、最低限のコンデンサ読みは可能です。





 02月13日(火)  タッチパネルの新しい名称を考える

  ごく普通に 「 タッチパネル 」 と呼んではいるが、各メーカの呼び方は微妙に違う。

   ・三菱電機   グラフィックオペレーションターミナル
   ・OMRON   プログラマブルターミナル
   ・キーエンス  タッチパネルディスプレイ
   ・SHARP    液晶コントロールターミナル
   ・富士電機   プログラマブル操作表示器
   ・和泉電気   プログラマブル表示器
   ・発紘電機   プログラマブル表示器
   ・デジタル    プログラマブル表示器

  何というか、各社のスタンスが出てるよなあ。「GOT」「PT」で押し通す三菱とOMRON、正統派デジタル、「はい、いらっしゃい!」の
 キーエンス、「液晶」にこだわるSHARP。シェアと多数決なら「プログラマブル表示器」だが、「プログラマブル」って言いにくくないか? 
 試しに早口で10回言ってみよう。「東京特許許可局」なみに言いにくいぞ。もはや一般名称になっている「タッチパネル」でいい気もするが、
 せっかくだから新しい名称を考えてみる。「シーケンサ」問題みたいに、メーカごとに気をつかわなくていいしね。

  
「ピッ!」 なんてどうですかね。短くてわかりやすい。電子レンジを 「チン」と言うようなものだ。

  使用例1 代理店に注文する  「12インチの
ピッ が大至急欲しいんだけど在庫あるの?」
  使用例2 客先から電話     「クリーンルームの
ピッ! が動かねえぞ、ゴラア! (#゚Д゚) 」
  使用例3 50代主婦      「お腹へったら、冷蔵庫にカレーがあるから
ピッ! して食べなさいね」
  使用例4 JEM−TR233  「プログラマブル表示器 ( 以下、
ピッ! という)は、あらゆる産業・公共分野で
                  広く使用されており・・・」

  ごめんなさい、少々疲れ気味なんです・・・。





 02月12日(月)  ロゴを作ってみる

  タッチパネルも、GIFアニメ使えるようにならないかなあ

 ロゴロゴロゴロゴ




 02月08日(木)  白黒とプラスマイナス

  直流電源をケーブルで引き回すとき、その電線被覆色の色は、実はJEMでは規定されていない。
  黒と白、どちらをプラスとするべきか。客先の仕様書や、たまに目にする他社の盤内配線を見ても白だったり黒だったり、まちまちである。
 JEMではプラスが赤、マイナスが青とあるが、これは極識別を表す、具体的に言えば絶縁キャップの色のことである。
  一般に、計装では黒がプラスだが、制御では白をプラスにする制御屋さんも多い。

  白をプラスにする制御屋さんはソフト中心の制御屋さんが多いみたい。理由はよくわからないが、赤−白、青−黒という色のイメージに
 よったりするのかもしれない。逆に、電工も所掌に入れている盤屋さんなどは、黒をプラスにするケースが多い。何故なら、分電盤や電灯
 盤のように単相3線を扱うことも多いからだ。単3では、赤と黒が電圧側で、白が接地側。単2でも同じで、電圧側(L)が黒で接地側(N)が
 白だ。これは内線規定で定められているので、好き勝手はできない。もっとも、電工屋さんでも平然とコンセントのN側に黒を突っ込んでいた
 りするケースもあるが ( ベテランの電工屋さんでもわりと平然とやってたりする )。
  結局はイメージの問題なのだが、単相交流で扱う 【 黒−電圧側 ・ 白−0V 】 という約束事をそのまま持ち込んでいるんだね。

  もっとも、屋内配線なんかでも3路回路の結線のようにイヤでも色が違っちゃうケースもある。大切なことは、結局標準化の徹底ということ。
 同じ現場で白黒入り乱れてるような状況だけは願い下げ。





 02月06日(火)  三菱シーケンサとOMRONタッチパネルの接続
シミュレーション
  
OMRONのタッチパネル ( NSシリーズ ) と三菱のシーケンサ ( 小型Aシリーズ ) の接続。
  ただし、タッチパネルのデータは既設NTシリーズからの流用。手順は以下の通り。

  1.NTのデータを、NTツールで mmi に拡張子を変えて保存。
  2.CX−Designerのコンバーターを使ってデータ変換。
  3.CX−Designerでファイルを開き、システムバージョンを6.6にコンバート。
  4.通信設定ににMELSEC−Aが出てくるので、設定変更。
  5.範囲外になっているアドレスをひとしきり変更する。その他あれこれ変更する。
    コメント関係は特に厄介。
  6.ようやくタッチパネル(NS)にダウンロード。
  7.三菱シーケンサとリンクするためのシリアルケーブルを自作する。途中、ピンアサインを
    間違えてハンダ付けし、小1時間悩む。気づいた時は、脳内サーマルがトリップ寸前。
  8.シーケンサにラダーをダウンロードし、計算機リンクを設定。プロトコル1を使用。
  9.( ゚ Д ゚ )ウマー

   
・・・いやまあ、つながって良かったよ




 02月04日(日)  今週も休みなかったよ・・・

  
『 成分解析 』 ってソフト知ってますか? 何でも成分を解析してくれるフリーソフト。Web版もあります。
  興味ある人はググってみてね。個人サイトなのでリンクは貼りません。

  日邦エレックスを解析してみました。

  
日邦エレックスの成分解析結果 :

     日邦エレックスの89%は根性で出来ています。
     日邦エレックスの4%は明太子で出来ています。
     日邦エレックスの2%は保存料で出来ています。
     日邦エレックスの2%は黒インクで出来ています。
     日邦エレックスの1%は欲望で出来ています。
     日邦エレックスの1%は血で出来ています。
     日邦エレックスの1%は知恵で出来ています。

  
根性89% : 知恵1% が全てを物語っているといってよいでしょう。




 02月03日(土)  朝飯食えよ!

  
とある発電所構内で見かけた KYボード


     
危険のポイント            私たちはこうする

     
腹が減ってめまいがする        気合でのりきる


  バカウケしました。大丈夫か、中○電力!





 02月02日(金)  迷子の迷子の

  
ただいまシュレ猫捜索中です。

  
「シュレ猫捜索」 とは私なりのバグ探しの一環で、二重コイルや不正オペランドのようなツールのプログラムチェックに引っかかるものでは
 なく、また通常のフローチャートやIBDに沿ったシミュレーションではなく、 「
変な操作や予期せぬ入力信号によって起こり得る、とんでも
 ない動作
」 を防止するためのチェック。どういう手順でやっているかは、何となく企業秘密。
  いるんだかいないんだか分からない、ぼんやりとした存在なので「シュレ猫捜索」と名づけている。出典はもちろん、「シュレーディンガー
 の猫 」。あれは、生きているんだか死んでいるんだか分からない ( 厳密に言えば、生きてもいるし死んでもいる ) 猫のお話なのだが、
 プログラム上のシュレ猫も厄介な存在だ。何しろ、「 何かが起きてみないと分からない ( 観測者が見るまで生死不明 )」のだ。

  しかし、このシュレ猫を見つけられるかどうかが、ある意味で真のプロかどうかの境界線でもある。フローチャート通りに動かすだけなら、
 ラダー(もちろんリレーシーケンスもそうだが) なんてそんな難しいものじゃない。「本来ありえない」操作や入力があった時に、ちゃんと
 安全サイドに動くか、アラームは出せるか、妙な動きをしないように抑制できるか、逆に、止めなくてもいいものを止めちゃったりしないか
 ・・・そこまで考え、潰してこそのプロ。

  あなたのプログラムに、シュレ猫はいませんか?





 02月01日(木)  電気を大切にね
電気を大切にね!
  
もう2月か。はやいものだ。おまけに、もう春だ。

  さて、キャラクター及び2代目といえば、でんこちゃんだ。
  何が2代目かといえば、声が2代目。初代は渡辺信子さんという人、2代目は乙葉さんだ。
 私は初代の、あのハスキーで独特な言い回しのでんこちゃんが大好きだったので、声が変わ
 った時は、直流400Vに感電したくらいショックだった。その衝撃に比べれば、カツオや
 ドラえもんの声が変わったことなんて、直流24Vに触っちゃった程度の事態でしかない。

  ・・・これって、関東ローカルな話題なんだろうか





 01月31日(水)  御室愛は2代目なのか

  
情報求むのコーナーがやってまいりました 。
  
御室愛(おむろ あい)さんって知ってる? 知らなくても、制御屋さんならピンとくるよね。

御室愛さん01   そう、OMRONの隠れキャラ。
  OMRONの I−Webページなんかでお目にかかれたりするのだ。
  知りたいのは、この御室愛さんが、実は2代目なのではないかという
 こと。その昔(まだインターネットなどなかった時代)、OMRONが
 発行していた情報誌があって、そこに御室愛というキャラが載っていた
 ような覚えがあるのだ。現在 I−Webでお目にかかれる愛さん
 (ご覧の通りCG調)とは、明らかに別人。確か、ロングヘアーの元気な
 女の子という感じだった。OMRONの情報誌といっても、もしかしたら
 ツーフォーサービス関係だったかもしれない。
  そんなこと知ってどうなるもんでもないのだが、何となく気になるんだ
 よぅ。
御室愛さん02

  詳しい事実をご存知の方、是非ご一報を。お礼に、うちの倉庫に転がっている、使えるんだか使えないんだかわからない(以下略)





 01月30日(火)  Vistaってどうよ

Vista出た  
Windows Vista なるものが個人ユーザー向けに発売になったらしい。
  恐らくは、メーカーや販売店その他関連業界人たちが期待し力を入れたほどには、盛り
 上がっていないのだろう。私の周囲でも、ほとんど話題にのぼることはない。
  私は個人的にはWindowsというOSは全く評価していないのだが(別にMac派という
 わけではない)、
フリーズ天国だった98系から比べれば、XPはなかなかいい(と言うよりは
 ようやく安心して使えるOSになったというレベルの話だが)と感じている。ゴテゴテと搭載さ
 れている(主にマルチメディア系の)使わないソフトを抜きまくれば、かなり使い勝手もよく、
 何ら不自由はないんだよ。

  とにかく、仕事上困るのはアプリケーション絡みの問題だ。

  最新OS ( 及び、その途方もない容量のメモリをサクサク動かせるハイスペック最新PC )
 を前提にした新バージョンのアプリケーションソフトを慌てて出すようなまねは、絶対に
 やめてほしい。各メーカーさん、本気でお願いします。いや、お願いじゃなくて、客としての
 意見。

  実際、私が今使っているDynabookは、OSがXPになったあおりでやむなく購入してもらったものなのだ。というのは、
 三菱の計装PLC (PX Developer)を使う仕事があったから。PXは、プログラムツールは98系でもOKなのだが、
 モニタツールがXPじゃないと使えなかったのだ。
  パソコンのスペックをあてこみ、何でもかんでも詰め込んで、「 あれもできます、これもできます 」 なんて売り文句は一
 切聞く耳持ちませんのでよろしく。それだけの知恵と技術と開発費用があるのなら、軽くて扱いやすいソフトを作るように
 努力してほしいのだ。





 01月29日(月)  1ヶ月

  
「ねこどん」を始めてから1ヶ月が経過しました ヾ(´▽`)ノ




 01月28日(日)  CC−Link vs デバイスネット

  数年前まで乱立状態にあったフィールドバス(オープン・フィールド・ネットワーク)も、
ようやく淘汰が進んできた。日本の市場で勝ち残りつつ
 ある感と言うと、
CC−Linkデバイスネット。ヨーロッパで主流のプロフィバスは日本ではいまいちのようなので、ほぼ2強時代に入ったと
 いっていいかもしれない。なんというかまあ、
結局金持ち勝つ! という感じなんだろうか。デバイスネットが強いのは、アメリカでPLC
  シェアNo.1のアーレン・ブラッドリー発だからであるし ( それを、日本ではシェアNo.2のOMRONが力を入れた )、CC−Linkは
 言うまでもなく日本で圧倒的シェアを誇る三菱電機発だからである。
  とはいえ、フィールドバス自体の概念が概念だけに、寡占状態というのはユーザー側からしてみれば望ましいことではある。だって、理想は
 あらゆるフィールド機器や上位バスと、簡単な設定程度で問題なく通信でき、何の気兼ねもなくユニット選定ができることだからね。フィールド
 バスの乱立状態というのは迷惑この上ないもん。
  しばらくは2強時代が続くだろうけど、さて、どちらかが完全勝利をおさめる日はくるのだろうか。

  えー、とりあえず、
「ユニワイヤがんばれ!」 とでも。




 01月27日(土)  静岡

静岡01 静岡02

  この前門司を紹介したので、一応義理で静岡駅の写真でも貼っておきます。
  面白くもなんともないですね。
  静岡工場にいらしたお客様は、ぜひ焼津さかなセンターへどうぞ

    http://www.sakana-center.com/





 01月23日(火)  トップページのこと

  トップページに置いてあるタッチパネルの絵、見る人が見れば分かると思うが、例の GP−Pro EXで作っている。
  ほんとはカッコいいFLASHでも置いておけばいいのだろうけど、あいにくFLASHを作る技術もソフトもないので見た通り
 GIFアニメーションである。リリース直後にGP−Pro EXの練習がてら作ったものなので、お世辞にもいい出来とは言えんよなあ・・・。
  まあ、いずれもうちょっといいものにしたいとは思っているので、いま少しのご猶予を m( __ __ )m
  ・・・と言ってもいつになるかも分からんので、制御屋っぽい、カッコいいFLASHを募集します!

  
採用者にはもれなく、うちの倉庫に転がってる、使えるんだか使えないんだかわからないリレー一式をプレゼント!




 01月22日(月)  サッカーネタです

  日本のサッカーファン、サポーターを分類してみる。
見てる
  1.代表オタク
    代表にしか興味がない人々。日本代表戦ならダフチケットを手に日本中どこでも
    青いユニフォームを着てかけつけるが、代表以外の選手には興味がなく、Jリーグの
    試合など観たことなく、ましてや海外の選手なんて、ベッカムくらいしか知らない。
    いわゆる、ミーハーファンとか「ニワカ」などと呼ばれることが多い。

  2.クラブサポ
    1とは逆に、自分がひいきするJリーグのクラブしか興味がない人々。自クラブの
    ゲームはもちろん、練習まで観に行く。試合観戦は、もちろんゴール裏のサポ席。
    代表は別にどうでもいい。特定の好きな選手をおっかけている女性ファンも多い。
    サポ席に余所者が入ってくると、試合そっちのけでケンカを売るのに忙しい。

  3.海外フリーク
    日本のサッカーはJも代表も興味がない、と言うより、小バカにしている。イタリア、
    スペイン、イングランドなど、海外(特にヨーロッパ)のトップリーグが大好きで、詳しい。 
    有名選手の移籍情報などは、専門家よりもよく知っているケースがある。海外での 
    観戦経験があるのは
当たり前。99.9%が男性。                                       

  4.おっかけ
    タレントを追いかけまわすのと同じレベルで二枚目選手を追い回す。日本人、海外選手を問わない。サッカーが何人でやる競技なの
    かも知らないし、オフサイドなんて聞いたこともない人々。韓流スターのおっかけとオーバーラップ。100%女性。

  5.オールドファン
    60年代〜80年代頃のサッカーにやたら詳しい反面、最近のサッカーにはわりとうとい。ペレ、ベッケンバウアー、クライフ、ジョージ・
    ベスト、ついでに釜本あたりを語りだすと止まらない。日本サッカーのどん底時代をよく知る人々。

  6.ゲーマー
    ウイイレやサカつく、アーケードの「WCCF」のマニア。ただのゲーマーなので、別にサッカーが好きなわけではない。

  7.プレーヤー
    自分自身、チームに参加してサッカーやフットサルに励んでいる人々。99%、高校のサッカー部出身。観る方はほとんど興味がない。





 01月21日(日)  門司

門司01 門司02

  下関に出張で行って、現地で休日ができると決まって門司港に行く。
  右は結婚式。新郎新婦が人力車でパレード。
  検査で下関工場にご来訪のお客様は、是非時間を作って散策してみてください。





 01月20日(土)  静電気対策

  今年は暖冬のせいか、例年に比べると静電気に悩まされることが少ないようだ。電子機器を扱う我々にとってはありがたい。
  静電気について知っていることと言えば、

  ・ 湿度60%以下になるととたんに発生しやすくなる。
  ・ 時に数万〜数十万ボルトの電圧が発生する (らしい。測定したことはない)
  ・ 人間の身体は、プラスに帯電しやすい (らしい。見たことはない)
  ・ ドアノブなどを触る時は、できるだけ、てのひら全体で一気に握りこむと、接触面積が増えてピリピリ感が減る。
  ・ 帯電した状態でいると、パチパチくんに悩まされるだけでなく、健康にも悪いらしい。
  
・ パソコンのメモリを増設する時は、素っ裸でナニをふりふりしながら、足首を接地しておこなうべし! (重要)

  ちまたには、「静電気除去グッズ」などが氾濫している。いくつか試したことはあるのだが・・・正直言って、効果のほどはどれも「?」だった。
  そこで、最近こっそり足首にナマの電線(早い話が裸銅線)を巻いて試してみた。効果がどうとかいう以前に、

   
14SQは結構重い

  ということがわかりました。





 01月19日(金)  提案をしてみる

  今日は、思いきってある提案をしてみたいと思います。

孔明に反対される

  まだ何も言ってねーよ・・・





 01月18日(木)  二重コイルは電気羊の夢を見るか

  とある外人さんとの想定問答

  
俺 : 「あなたのラダー改造してるんだけどさ、なんで2重コイルなんて使ってんの?」
  
外 : 「何も問題ないデショ。SET−RST回路だけですしネ」
  
俺 : 「それにしたって限度ってもんがあるでしょ。山のような2重コイル、それもRST側だけならともかく、
       SET側まで2重コイルだなんて」

  
外 : 「エラーにはなんないデショ」
  
俺 : 「そりゃね。警告はしてくるけど、エラー扱いにはならないよ。でも、見づらくってしょうがないじゃん」
  
外 : 「1番合理的な組み方ですヨ。PLCの特性はね、リフレッシュ出力にあるデショ? ノープロブレム」
  
俺 : 「日本じゃさ、慣れてる制御屋ほど2重コイルは嫌うし、SET−RSTもできるだけ使わないようにしてるよ」
  
外 : 「ワタシ、ニホンジンジャアリマセ〜ン」
  
俺 : 「そりゃそうだ。でもさ、読みづらいのは認めるでしょ? トラブルあった時とかも困るじゃん」
  
外 : 「プログラム上のトラブルなんて起きませんヨ。何か問題出たら、それは機械装置側の問題」
  
俺 : 「改造しづらいんだってば! デバイスの同じコイルがいっぱいあると追いかけにくいの!」
  
外 : 「それは、あなたの頭が悪いからデショ。改造はやめなさい。やるならワタシに頼みなさい。もちろん、費用はたっぷりもらいマスヨ」
  
俺 : 「・・・あんた、もしかして改造しづらいように、わざと分かりにくいラダー組んでるんじゃないの?」
  外
 : 「それ考えすぎデスヨ。もしその気なら、マクロやらラベルやらスクリプトやらサブルーチン使いまくっちゃいますヨ。それでいい?」
  
俺 : 「・・・勘弁してください 。。・゚・(ノД`)・゚・。 」




 01月17日(水)  これはキテル!

  東京電力のホームページにある 【 電気のちから 】 ってゲームやったことありますか?

エレー・キテル

  http://www.tepco.co.jp/pavilion/elecpower/index-j.html

  いや、ゲームの内容はともかく、東電のネーミングセンスってすごいよなあ。正義の宇宙人の名前が

  
  エレー・キテル

  どこのアブナイ人だよ!
  でんこちゃん (でんこちゃんのフルネーム知ってますか? 「
分電でんこ 」ですよ。旦那は分電盤太) といい東田研といい、
 この東電のセンスと言うか遊び心というか・・・・・・実は大好きなのだ! ヽ(´ー`)ノ





 01月16日(火)  これならOK!
ProEX03
  さんざん文句を言っていた 【GP−Pro EX】。VER.2 が手に入りました。
  
早くなってる〜っ!!  (ノ゚Д゚)八(゚Д゚ )ノ いえあ〜!!
  喜びのあまり記念撮影した写真が右ですが、パッケージは別に前と変わっていません。

  やっぱこうでなくっちゃいけないよ。仕事の効率が全然違う。
  それにしても、まだ GP−ProEX が出て1年かそこらでしょ。OMRONの CXONEとかもそう
 だけど、バージョンアップが早すぎる。追加機能の名を借りたバグ修正? 
  ・・・各メーカーさん、開発競争が大変なのは承知していますが、もうちょっと落ち着いて開発
 していただけないものでしょうか。


  とはいえ、やっぱり嬉しいですなあ。ということで恒例の、起動画面変更技。
  (ドライブ):¥Program Files¥Pro−fase¥GP−Pro EX 2.00 フォルダ内の 【 gp−proEX.bmp 】
 という画像ファイルを任意の画像に(以下略)

   
差し替え例 ・ 子供ウケを狙った起動画面 (弱点・子供はGP−ProEX使いません)

ProEX02

   
差し替え例 ・ 起動時間の退屈を紛らわす起動画面 (相変わらず起動時間は長いので)

ProEX01

  CX−Designer のふりをした GP−ProEX というのも作ったのですが、さすがにヤバそうなので公開しません。





 01月15日(月)  こっそり起動画面を変えてみる

  GX Developer の起動画面は、こっそり (ここ、大事) 変えることができるのだ。
  (ドライブ):¥MELSEC¥Gppw 内にある、【 Setup.bmp 】という画像ファイルを任意の画像に変えるだけ。
  一応言っておきますが、そんなことしていいのかどうかは知らないし、もし試して万一アプリケーションがフリーズしても一切責任は
 持ちません。

   
差し替え例 ・ 徹夜明けでハイな状態にある時の起動画面

GX Developer02

   
差し替え例 ・ なんだかやる気に満ちあふれている時の起動画面

GX Developer01

  KV STUDIO のふりをした GX Developer というのも作ったのですが、さすがにヤバそうなので公開しません





 01月11日(木)  午後5時以降に細かい仕事をしてはならぬ

  一昨日、電力線通信の話題を少しだけ取り上げた。
  現状では様々な問題 ( ノイズとか通信速度の遅さとか、行政訴訟を起こされていたりとか ) を抱えていて、インターネット通信としての
 利用はまだ先の話ではあるが、こと家庭内、会社内の話であれば既に一部実用化されている。住友や松下が家庭用、ビル用の電灯線LAN
 システムを販売開始しているし、実際に使っている人も少なくないようだ ( 評判はいまいちのようだが )。
  LANとは異なるが、家電を中心とした家庭内ネットワーク ( 例えば松下のエコーネット ) というものも、それなりに実績をあげているようだ。
  簡単に言えば、家庭内の家電を集中管理し、枕元で家中の照明やエアコンの制御ができたりとか、携帯電話からインターネットを通じて
 洗濯機を回したりセキュリティの確認ができたりという代物だ。

  しかし、これはそんな最近の技術というわけでもなくて、もう十数年前に実用化されていた。松下で言えば、「
HALSシステム 」というもの
 で、何を隠そう、私はその経験があるのである。単純に説明すると、各家電製品(照明含む)を接続するコンセントにアドレスを割り当てて、
 電灯線の交流正弦波にのっけたパルスでそのコンセントをON−OFFするというシステムである。厄介な問題もいくつかあったのだが
 (距離が遠いと反応が鈍くなるとか、よそのうちにパルスが流出しないよう高価なフィルタが必要とか)、当時としては画期的であり、時代の
 最先端という輝きがあったのだ (今や、なかったことにされているような気配さえあるが・・・)。

  HALSシステムをやっていた時に、松下の技術者が口にしていていまだに覚えているのは、
「このシステムの設定は午後5時以降は
 
やってはいけない」というものだ。人間誰でも、午後5時を過ぎたあたりから思考力、集中力が低下し、そんな時間帯に細かい設定をやろう
 ものなら間違いの元である。設定作業は午前中にやるべし! という理屈だった。今にして思えば、「細かい設定」などといってもたいした
 ことではない。端末のコンセントのアドレスをディップスイッチで設定するだけのことだ。

  しかしまあ、午後5時が適当かどうかはともかく、頭を使う作業は早い時間にやってしまった方が格段に効率がいいことは確かである。
 たかがディップスイッチの設定でさえそうなのだから、回路設計においてはなおさらだ。だからといって、別に好きで残業や徹夜をしている
 わけでもなし、どうしたって遅くまでやらねばならないのが現実である。そこで考えたのだが、「早い時間」とは目が覚めてからの時間という
 ことなのだから、昼寝をたっぷりすればいいのではないか。午後2時から4時までとか、早い話がシェスタである!

  早速我が社において提案してみようと思うのだが、その前に一応軍師におうかがいをたててみよう。

  
孔明よ、この案はどうか?

孔明に怒られる

  そりゃそうだろうな・・・





 01月10日(水)  新人

  
本日より、当社のメンバーがひとり増えました (´∀` ) 
  
  何年ぶりっすかね、設計が増えたの・・・





 01月09日(火)  PLC  vs PLC

  「 シーケンサ 」 というのは三菱電機の商標であって、正しくは「
PLC (Programmable Logic Controller)
 である ( 最近はシーケンサが一般名称化しつつあるけどね )。
  正しくは、というのは、IECやJISでそう規定されているという意味において、である。しかし、ちょっとうろ覚えなのだが、
 昔は「PC」だったはずだ。それが、爆発的なパソコンの普及にともない、「PC」と言えばパソコンになってしまい、
 混同しやすいからという理由で「PLC」に変更されたのだ。つまり負けたのだ。略称を乗っ取られたのだ! 
 こんな略称なんて本来早い者勝ちであるはずなのだが、相手が悪すぎた。

  ようやく「PLC」に落ち着いてほっとしたのもつかの間、またまた強大な敵が現れそうな気配がある。
  高速電力線通信(
Power Line Communications)がそれだ。
  各家庭や会社の一般的な電力配線(強電線)を利用して、インターネットその他のネットワーク通信手段とする次世代通信網である。まだ
 実用化のメドには至っていないが、いずれ世界中を席捲する可能性がある。ダイヤルアップ→ISDN→ADSL→光と、あっという間に
 世代交代してきた現実をみれば、それはそう遠くない将来のことかもしれない。
  そして、その略称は「
PLC」なのだあ!
  いやもう、負け決定。またしても乗っ取られ決定なのだ! JISもIECも、「PLC」といえば「高速電力線通信」になってしまう
 のだ!(つД`)
  シーケンサよえ〜っ!

  というわけで、もう今のうちから新しい略称を考えておいた方がいい。各メーカーさんは、自社のカタログに新しい略称をのっけといたら
 どうですか? うまくいけば、自社の略称が正式名称になるかもしれませんよー。
  私もひとつ考えてみました。

  その名も・・・  
QBD (急に・バグが・出たので)

  墓穴掘ってる気もするので、今日はこの辺で。





 01月08日(月)  二転三転・・・

  日本に来い!

  フィーゴよどこへ行く・・・(; ̄Д ̄)





 01月07日(日)  どちらで組むか

  技術者にはそれぞれ好みがあるしクセもあるし、自分なりの美学とかこだわりがある。いっぱしの制御屋なら、誰もが 「 自分が組むラダー
 こそ最強!」 と思っているだろうし、そうした自負がなければプロではないとも思う。もちろん、会社によっては、任意の回路は標準化して
 社内の誰が組んでも同じになるように ( 誰が見ても分かるように ) していたりするだろうし、マクロ化して共有できるよう環境を整えている
 場合も少なくない。
  この標準化問題はとても興味深い話なので、また折に触れて話題にしたいと考えているが、では、例えばタッチパネルとシーケンサの役割
 分担というのはどうだろう。
  
  タッチパネルに 【M0】 というデバイスをふった押しボタンを配置し、このボタンにオルタネイトの機能を持たせたいとする。これをラダーで
 即ちシーケンサ側で機能を持たせようとすれば、下図のような定番の回路になる。上は一般的な回路、下は微分接点やフラグ反転の
 機能を有したシーケンサで使える簡略版であるが、いずれにしても、M0をONするたびにM2がON−OFFを繰り返すオルタネイト回路
 である。
 
(※ 最近のPLCには、簡単な命令語が用意されています。キーエンスや三菱FXシリーズの【ALT】や、三菱Qシリーズの【FF】など)
  しかし、タッチパネルの押しボタンパーツには、モメンタリとオルタネイトが設定で簡単に選択できるようになっている。タッチパネルで
 M0をオルタネイト化してしまえば ( 当然PBのデバイスはM2にすべきだが )、下図のような回路はいっさい不要になってしまうのだ。
  さて、どちらがいいのだろう。

オルタネイト回路




 01月06日(土)  バカ姉弟を 買う

バカ姉弟  『バカ姉弟』 の新刊が出ていたので速攻で購入。
 なんというか、「味わい」という言葉でしか言い表せない傑作漫画。

 弟くんの本名が明らかになり、15年後のご姉弟の姿が見られる今巻は必見!


 「きっと小さい頃は近所でも評判のいい子だったのだろうね?」
 
「バカ姉弟とよばれてました・・・」


   講談社刊





 01月05日(金)  仕事初め

  朝っぱらから電車が遅れている。どこぞで線路内に立ち入ったド阿呆がいたとかで総武線が遅れ、そのあおりで東西線のダイヤも乱れる。
  原因である総武線が5〜10分の遅れであるのに対し、被害者である側の東西線のダイヤの乱れっぷりの方がひどいのはちょっと笑える。
 東西線は、普通、快速、通勤快速が入り乱れる上に、総武線との相互乗り入れ、東葉高速線との直通運転もあるので、ひとつ遅れが
 出ようもんなら、その波及効果が凄まじいのだろう。出発ホームの変更などもよくあって、コロコロ変わるアナウンス内容に、通勤客が
 民族移動さながらあっちこっち彷徨う姿はちょっと見物である。

  ダイヤ調整をリアルタイムで行えるソフトとか開発すれば、大ヒットしそうだ。もちろん、既に手掛けてはいるのだろうが、実用化される気配
 が全くないところをみると、不確定要素が多すぎて難しいんだろうなあ。





 01月04日(木)  Norton先生に文句をつける

  Norton先生張り切りすぎ



  現在、仕事では2台のPCを併用している。
  どちらもノートで、1台は5年以上使っているVAIO(OS WindowsME)、もう1台は2年ちょっとのDynabook
 (OS WindowsXP)。
  
技術屋のくせにMEなんぞ使ってるのか! というツッコミはなしでお願いします。
  主戦力は小型で現場に持っていくのが楽なDynabookなので、VAIOは完全にスタンドアローン化してNortonを抜いた。
  
抜いたとたん、体感速度でクロック周波数が300MHzアップ! おまけに、MEの持病だとばかり思って諦めていた起動時のフリーズが
 全くなくなった上、PCの立ち上がり時間が3分の1以下に。
  アンチウィルスソフトが重いのは、その機能上ある程度はやむをえないとは思うのだが、ここまで露骨にパフォーマンスに影響すると、
 ちょっと首を傾げてしまう。もちろん、だからと言ってネットワークにつなぐなら入れないわけにはいかない。自分だけが痛い目にあうので
 あればまだしも、klezに代表されるような、アドレス帳などを介してよそ様にまで迷惑をかけるウィルスが存在する以上、対策を施すのは
 最低限のマナーだ。

  問題は、Nortonが顕著な例なのだが、自己主張が強すぎるってこと。アンチウィルスソフトは、PCにとって裏方の必要悪。
 なのに、まるで自分がPCの主であるかのように好き勝手動き回ってパフォーマンスを悪くしたり、更にフリーズさせるに至っては本末転倒。
 もちろん、設定を上手くやれば問題のいくつかは回避できるのは判っているのだが、ユーザーに面倒な手間かけさせないようにするのも
 プロの仕事ではないか。例えば、タスクに従ってウィルススキャンをかけるのはいい。しかし、その時に現在のリソース状況とか
 メモリ使用率とかを考慮して起動してほしいのだ (いや、それももし設定で回避できるのであれば、当方の無知なので謝ります)。
 仕事中に突然PCが重くなって作業を中断したら、いつのまにかアンチウィルスや自動バックアップがバックグラウンドで動作していたという
 体験を持つ人は少なくないはず。
  大袈裟に言えば、開発側の姿勢とか哲学の問題。「商品」である以上アピールは必要だろうが、アンチウィルスソフトは「裏方」なのだと
 いうユーザーの理解を無視したやり過ぎは反感を招くということを知っておいても損はないと思うよ。





 01月03日(水)  やたら重いアプリケーションソフトについて文句を言う

  いやもう、メーカー名出しちゃうけど、デジタルの 【 GP−Pro EX 】。

  
  とにかく、重いんじゃ〜っ! ヽ(`Д´)ノ

  まあ、タッチパネルのソフトは例えばシーケンサのソフトなんかと比べてどこも重いわけだが、それにしてもGP−Pro EXの重さは
 半端じゃない。しかもこれ、あちこちからさんざん重い重いと不評を被って発売まもなくメーカーが差し替えた改良版のはず。
 う〜ん、そんな変わってないぞ。

  ここしばらく、デジタルの15インチをやり続けているのだが、合間に使った三菱やキーエンスのタッチパネルソフトと比べても段違いに
 重い。
  以前、と言うか、PrpPBVはむしろ他メーカーに比べて軽くて扱いやすかったというのに、いったいどうしちゃったんだ? 
 ProPBVに比べてやたら重かったはずのGT Designerが、今や
「 サクサクくん  (・∀・) 」 と名づけたくなるほどに
 軽く感じるぞ。

  簡単に言えば、詰め込みすぎなんでしょう。三菱やキーエンス、富士、SHARP、OMRONなどのように、自社のシーケンサ ( この場合、
 正しくはPLC ) を持たないデジタルとしては、「 自社のPLCとの組み合わせ 」 というメリットがない分、他社が持っている機能は何もかも
 詰め込まざるをえないのだろうし、各社のPLCや上位リンクとの通信フォーマットも網羅しなくてはならないというのは分かるのだが・・・。
  勝手な想像だが、開発者は最高スペックのデスクトップで作業しているんだろうなあ。でもね、我々制御屋は、たいていはノートなんですよ。
 だって、PCは現場に持っていってナンボだからね。それに、そんな高級なノートを買い与えられるはずもない。つまり、メーカーの開発者連中
 よりも、2ランクも3ランクも下のスペックのPCで実作業するわけです。そのへん、考えてくれているのかなあ・・・。
  どうしてもあれこれ詰め込みたいのなら、せめてインストール時に、細かくカスタムインストール設定ができるようにしてほしい。例えば、
 スクリプトを全く使わないユーザーだって多いだろうし、パーツだってあらゆる種類を使いこなすはずもない。インストールなんて一時の手間、
 必要に応じて後から追加インストールできるようにすればいいんじゃないの?

  文句ばっかり言うのもなんなんでちょっとだけ褒めておくと、ProPBVとの互換性を考慮してくれていたのにはホッとした。いや、ウィンドウ
 のたて方が基本的に同じなんだよね。577RからAGP3750への更新は思ったよりスムーズにできた。もっともこれは、ユーザーの
 ことを考えてというよりは、デジタル特有の 「 タグ 」 という概念の名残がもたらした怪我の功名っぽい気がしないでもないけど・・・。





 01月02日(火)  初詣に行く

  姪と甥が遊びに来たので、近くのお寺さんへ一緒に初詣に行く。

  おみくじは 
 でした。ありがとうございました。




 01月01日(月)  謹賀新年

  
明けましておめでとうございます。本年も何卒よろしくお願い致します。




 12月31日(日)  2006年を振り返る

  今年も終わりです。本年も1年お疲れ様でした。そしてお世話になった皆様、本当にありがとうございました。

  さて、何やら忙しかった今年を振り返ると、まあ、私の場合は結局ワールドカップになってしまう。仕事の話は置いといて。
  まあ、もう半年近くたつわけだから皆さん印象薄れてるよね。
  W杯期間中、1日の平均睡眠時間が2時間。いやいや、マジで。よく身体壊さなかったものだと、今にして思えば冷や汗もの。4年に1度の
 祭りだから仕方ないとはいえ、記憶に残るのが日本代表の不甲斐なさとジダンの退場劇というのも物悲しい。
  そして自分探しへあれこれ語りたいのは山々だが、愚痴になっちゃいそうなのでやめておく。まあ、要するに

    
「 急にボールが来たので・・・(´・ω・`) 」

  ってことなわけだ。
  
  あえて一つだけ、我が日本代表にかこつけて言えば、「プロ意識 」ってなんだろうと考えさせられた。
  QBKばかり責めるのは可哀想だが、少なくともプロの発言ではない。大会直前に、競うようにCDプロデュース
 なんぞしていた大黒柱であるはずのヒデとキャプテン宮本。体調崩しまくりの俊輔。追加召集の可能性なんぞ
 気にもせずバカンスにいそしんでいた茂庭。決起集会ボイコット事件。エトセトラエトセトラ・・・。
  万一召集されることを考えて直前までトレーニングしていたカズの気持ちを思うとやるせない。
  決して精神論とかではなく、どんな職業であれプロ意識の欠如した失敗に言い訳は許されないということ。
 反省だけなら猿でもできるし、参加するだけなら小学生でもできる。たとえ負けても失敗しても、自分の仕事に
 誇りを持てないようではプロではない。

  自戒の念をこめて、2006年の総括とします。





 12月30日(土)  高校サッカーを観戦する

  高校サッカーを観に行く。
  母校が13年ぶりの出場、それも国立の開幕ゲームで優勝候補と対戦とあっては、行かざるをえない。
  結果は0−2で敗戦。点差以上に実力差はあったが、よく頑張ったと思う。なにしろ東京代表、予選を勝ちあがっただけでもたいしたものだ。
  感心したのは、粘り強い守備と徹底して約束事を守っている真面目さだ。強敵相手に浅めにラインを設定して中盤でプレスをかける戦術
 をとっていたのはすぐに分かったが、しかし普通、これが続かないのだ。相手の個人技に突破されたりロングボールを放り込まれ続けると、
 結局はずるずるとラインが下がり、時間がたつにつれカウンターさえ繰り出せなくなるもの。しかし、この日の母校は見事だった。最後まで
 ラインを浅く保ち(相手の攻撃にロングボールが少なかったせいもあるが)、サイドを突破してくる敵に対しては必ず二人以上でケア。
 当然その分中央が薄くなるが、ゴールエリア付近で相手にボールが渡っても、また必ず誰かしらがカバーに入ってシュートコースを切る。
 このプロですら難しい戦術を、体力と集中力を切らさず80分間継続し続けた後輩たちには、感動すら覚えた。


羽中田氏     生徒たちの頑張りもさることながら、指導者が優秀でないとこうはいかない。
    母校の監督は林さんという名物監督なのだが、実はもうひとり、羽中田さんというコー
   チがついていたのだ。
    羽中田さんと言えば、サッカー好きならスカパーのサッカー解説でお馴染み。高校時
   代将来を嘱望されたプレーヤーだったが、不幸な事故で車椅子生活を余儀なくされた。
    いったいどういう経緯で母校のコーチに就任することになったのかは知らないが、
   恐らく羽中田さんなくして13年ぶりの予選突破はなかったであろうし、あの大舞台での
   愚直なまでに粘り強い戦いぶりもなかっただろう。母校のサッカーカラーと言えば、これ
   まで変わることなく 「 お坊ちゃんサッカー 」 の典型とされていた。細かなテクニックと
   パスワークが身上で、その反面精神的にもろいというのがもはや伝統と化しつつあった
   はず。それが羽中田さんの指導でまるで違う強靭な精神力を身につけたチームに
   変貌したのであるとすれば、ひとりの人間の影響力というのは凄まじいものである。


  羽中田さんは、母校で指導者として自らを鍛え、いずれプロの監督を目指しているとのこと。既にS級ライセンスを取得されているようだ。
 ( 上写真は認定式  http://www.pass-int.co.jp/pass/member/hachuda.html )
  実現すれば、初の車椅子プロ監督ということらしい。そして、それは遠くない将来に間違いなく実現するだろう。
  信念を持って頑張る人間の姿はとても美しい。





 12月29日(金)  【 猫に鈍器(ねこどん) 】について

  このHPが見捨てられたられた存在ではないことを、作成者自身が確認するための徒然ページです。
   

  なお、文責は全て当HP管理者の私にありますので、もし記載内容に不都合その他がございましたら、お手数ですが下記までメールを
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