猫に鈍器 | |
日々の雑感など | |
過去ログ 2008年4-6月 |
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06月30日(月) お祭り終了 スペイン強え━━━( ゜∀ ゜;)━━━ !! 結果は1−0だけど、内容的にはまさに完勝。プジョル、よかったな・・・おめでとう! ユーロ面白かったなー。これで、寝不足の日々ともお別れか・・・。 俺の携帯の着信音ね、4年前のユーロのテーマソング ( OLA! VITORIA! ) なんだー。 だから何だと言われたら途方に暮れちゃうんだけどね。 大会MVPは、セナにあげてほしかったな。まあ、シャビでも文句はないが。 さて、お祭りも終わったし、明日から7月。また気合入れ直してがんばりましょうか。 06月29日(日) 新機種情報 携帯が無事に帰ってきました。(⌒-⌒) 一人旅させて、すまなんだ。それにしても、機種変するまで5年間使い続けた携帯は一度も なくしたりしなかったのに、機種変した途端になくすとは・・・。多分、これまでのモノと比べてやたら薄くて軽いので、ポケットに入れてる 感覚が鈍感になったせいかもしれません。
Q02HCPU・Q04UDHCPU 180000円 vs Q02PHCPU 270000円 Q06HCPU・Q06UDHCPU 220000円 vs Q06PHCPU 330000円 これまでは、計装PLCと言えば最低ランクでもQ12PHCPUの 500000円でしたから、ちょっと高嶺の花といった感じがありました。 ループの本数にもよりますが、これでやっと 「 計装PLCを使おうか 」 という選択の余地が出てきたような気がします。 ( 関連ネタ ・ 2007年11月25日の項 ) あとは、二重化PLCのラインナップを早く増やしてほしいですね。 さあ、本日はユーロ決勝戦。ドイツvsスペイン。個人的には、最高のカードとなりました。どちらかを応援なんてできませんが、スペインが 優勝してくれた方が、世界サッカーの潮流という意味では歓迎すべきかな。でも、予想は2−1でドイツ! ヽ(´ー`)ノ 06月28日(土) 八兵衛 どこで携帯をなくしたかと言うと・・・出張の帰り、新幹線の中に置き忘れてきました。 (T◇T) 仕方ないよ・・・ 俺の身体の24%は、うっかり八兵衛から構成されているんだよっ! ところが、実は見つかったのだー!! ヾ( ´ー`)ノ こんな感じでした。 ・ まず、東京駅の 「 お忘れ物承り所 」 で調べてもらう。該当の新幹線は、回送で三島駅の 車庫に入る予定になっていることが分かる。JR東海のテレフォンセンターの番号と、翌日 11時頃電話してみると分かるかもしれないことを教えられる。 ・ とりあえず帰って、docomoに連絡。ロックをかけてもらう一方、もし見つからなかった 場合の補償について聞いておく。色々親切に教えてくれた。 ・ 翌日、言われた通り電話してみる。検索システムがあるらしく探してくれるが、該当するようなモノは見つかっていないとのこと。ただ、 車庫に入ってしまった車両については発見が遅くなる場合があるので、また夕方に問い合わせしてみてくださいと言われる。 ・ 半ば諦めつつ、夕方に再度電話してみる。・・・と、三島駅に該当するような携帯が1件出ているとの情報! 三島駅に連絡して、 担当者から連絡させます、と言ってくれる。 ・ ほどなく、三島駅から自宅に電話がかかる。携帯の特徴を言う。 「 東京電力のストラップがついてるんですけど 」 が決め手になったようだ。取りに行くには遠いと言うと、着払いで送ってくれるというのでお願いする。 というわけで、まだ手元には戻ってきてませんが、どうやら大丈夫そうです。よかったー。 今回の教訓。 ズボンのケツポケットに携帯を入れて、新幹線で眠りこけてはいけない。 06月27日(金) 忘れ物 その3 買ったばかりの携帯なくした・・・・・・il||li _| ̄|○ il||li ・・・購入後1週間・・・ 06月22日(日) 怒りのサッカーネタです 絶対に負けられない戦いがそこにはある リベンジ ・ プライド ・ 屈辱 グループリーグ1位通過の重み ・・・・・・ アホかっ!! (#゚Д゚) 1位通過だろうと2位通過だろうと、最終予選の日本の組み合わせには、何の影響もないのだ ・・・という事実は、完全に 禁句 だったようだ。絶対にしゃべってはいけない事実がそこにはある。 テレ朝で観ていたが、とうとうそのことには、ただのひと言も触れなかったな。最後の最後で、インタビューで楢崎が口走りそうになって 笑ったけど。視聴者に当然語られるべき情報を隠匿してまで、アオるかよ。 さて、明日より静岡工場にヒキコモリますので、週末まで更新はお休みいたします。m( __ __ )m 06月21日(土) インバータの通信制御 PLCはもちろん、タッチパネル、インバータが普及・・・と言うよりはもはや製造生産現場のスタンダードになることで、それらを組み合わせ たシステム自体もまたスタンダード化される。 その一例が、インバータの通信制御。 運転、停止といった基本動作はもちろん、運転電流値や周波数 ( 運転及び設定 )と いったアナログデータまで好き放題に読み書きできるのだから、これは便利だ。 通信の基本はRS485だから、インバータの台数がいくら増えようとも、PLC側の通信 ユニットは1台ですむというのもメリットがある。従来のように、電流値や設定周波数を ADカード、DAカードでやりとりする手法では、インバータの台数分点数が必要だったし、 どうしたって微妙に誤差が発生していたが、その心配もない。 工夫次第で、色々と使い道は多い。 ・ 電子サーマルのバックアップ ・・・ インバータの電子サーマルとは別に、PLCで 電流値を監視できる。事前警報 ( プレサーマル )も可。 ・ 負荷の状態 ( 流速だとか回転数 )と電流値を対応させたトレンドを取得できる。 ・ タッチパネルに周波数設定器を作れば、誰でも簡単に設定変更が可能。 ・ 昇降装置などにおける、低速領域での微妙な制御や、ブレーキとの連動制御が タイムラグなしで正確にできる。 ・ インバータのP ID制御がPLCでできる。 ・ トリップその他の故障、警報を、詳細な内容に分けてタッチパネルの履歴に残せる。 もうほとんどのメーカーのインバータが通信制御機能を持っているが、オプションカードが必要だったり、使えるフィールド・バスの種類にも 特徴があったりするので、事前の調査は重要だ。 ポンプ1台運転するだけの単純なインバータ盤ならともかく、PLC、タッチパネルを抱いているシステムなら、通信制御を嫌う理由はないと 思われるのだがどうだろう。 06月20日(金) 逃げる ここ数日は、結構のんびり過ごせました。しかし、来週は立会検査、そしてもうすでに、7月は目一杯予定が入っております・・・。 ハーフタイムみじけーっ!! (T▽T あーでもねー、疲れとかは全然ないんですよ。元々体力には自信ありますし、徹夜も強いですし、ストレスとか溜まらないし。いくつも違う 物件が重なってると、頭の切り替えに苦労するくらいで。 一昨日の話の、「 ソフトで対処する 」 とはどういうことかと言うと、まあ色々とありますけど、典型的なのは、タイマで逃げる、というケース。 例えば、 ・ シリンダーやバルブの動作速度が遅く ( スピコンでも調整しきれず )、アンサエラーにひっかかってしまう。 ・ タンクレベル検出をしているが、タンク内の波が大きくてH,Lのチャタリングが激しい。 ・ コンベア上でワークがすべり、センサを二度叩きする。 本来は機械的に解決するのが最も理想的ですが、現実にはなかなか難しいし、のんびり調整して いる余裕もないことが多いわけですね。 で、タイマを入れて、検出無効時間を作るわけです。 ただ、もちろん長すぎてもいけないわけで、その辺の兼ね合いというのは、やはり現地で調整する しかありません。「 逃げる 」 という表現をよく使うのは、やはり機械的に解決すべき問題を、 とりあえず制御でごまかしている、という意識があるからなんでしょうか。 私はもう、バルブのアンサーエラー検出回路とか、レベルのチャタ防止回路なんかは、FB化して 標準回路にしてしまっています。 06月19日(木) 仕事回避ルーチン 毎度ほぼ100%、一直線で 「 終了 」 まで行くんですけどね・・・ 06月18日(水) 携帯で呼ばれること
これだけ携帯が普及したせいか、ちょっとしたことでも気軽に鳴らされるのですが、個人的にはそんなにイヤな気持ちはないですね。 むしろ、携帯がなかった頃のように、自宅にまで電話きて探されるよりはよっぽど気が楽です。 携帯で呼び出されるようなケースとして多いのは、スタートアップが終わり、設備が本稼動してからちょっとした頃。 シミュレーションや現地試運転では潰しきれなかった、あるいは基本的な運用方法ではありえないような操作、状況が発生したような時 です。「 シュレ猫 ( 2007年2月2日の項 )」 が生まれてしまったケースですね。他には、設備側の問題というケースも少なくありません。 つまり、お客さん自身が想定していなかったような事態が起きた時。設備 ( 機械や運用方法 )で逃げるのが難しい時は、ソフトで対処して あげるようなことも多いです。 06月15日(日) 二重化シーケンサ 本日の試運転立会い終了。 また一歩、野望へと近づいた!! ( ゚ ∀゚ ) 二重化シーケンサです。 ひと口に二重化と言っても色んなパターンがあるわけで、CPUのみの二重化、電源ユニットを 含む二重化、ネットワークまで含む二重化・・・などなど。ただ、I/Oの二重化っていうのは 聞いたことないなあ。あるのかな? ごく通常の二重化では、結局I/O ( アナログや高速カウンタ、モーション、シリアル等を 含む ) 部分はシングルです。まあ、I/Oはユニットの予備品の用意やオンライン交換は容易 なので、復旧の手間とコストを天秤にかければ、無理してまで二重化することもないのでしょうか。 二重化は、それ専用のプログラムというのは基本的には不要です。 ただ、故障が発生した時に、制御系で故障したのか待機系で故障したのかを診断して、タッチ パネルなりに故障表示をさせようとしたり、あるいはタッチパネルなりスイッチなりで、手動で 系の切り替えを行ったりとかしたい時は、それ用のプログラムが必要になります ( たいした手間 ではありませんが )。 さて、明日から出張ですので、2、3日更新はお休みいたします。 (* ´∀`) ノシ 06月14日(土) 若さゆえ〜 ・・・傷つき〜、若さゆえ〜、な〜やみ〜♪ この歌知ってる人、間違いなくオッサンですね。 本日の改造及び試運転終了。 また一歩、野望へと近づいた!! ( ゚ ∀゚ ) ( 野望 ・・・ 単なるお休みのこと ) ある意味で、他人の作ったソフトの改造以上に頭を抱えてしまうのが、自分が昔作ったソフトの改造。 「 ああ、なんで俺はこんなものを・・・ (つд`) 」 などと思ってしまうこともよくあります。もちろん、ちゃんと動いてはいるのですが、ラダーの組み方が汚いとか、分かりづらいとか、 無駄なステップ数ばかり食ってるとか・・・。当時のPLCと現在のPLCの機能性能の違いというのはあるにしても、それにしたって、 「 今なら半分のステップで組める!!」 と絶叫したくなるものも。 自分が確実にレベルアップしていることの裏返しだとは分かってはいるのですが、いざ改造で四苦八苦していると、昔の自分を恨みたくも なりますわな。 さて、明日も現場だ、もう寝よう。 え? 昨日の話の続き? なんのことですかいのぅ。 06月13日(金) 無線で非常停止 本日は現場でハード改造工事でした。ちなみに明日はソフト改造と試運転立会い、明後日はまた別の現場で試運転立会いです。 今週も休みなしかあ・・・ うひょひょひょひょひょひょ ( ゜∇゜) ← 壊れかけ
06月12日(木) PROFINET 本日は現場でループチェック試験でした。うひょひょひょひょひょひょ ( ゜∇゜) ・・・いや、今日は酔ってない。 昨日はシーメンスのイノベーション・ツアーというものに参加してきました。 PROFINET ( プロフィネット )のプレゼンと実機を使ったデモを見せてもらうと いうものです。プロフィは、デバイスネットやFL−NET、あるいはCC−Link、 MODBUS/TCPといったフィールド・バス、フィールド・ネットワークのうちのひとつで、 ヨーロッパでは最も主流です。逆に、日本やアメリカではいまいち普及しておらず、 国内のプラントのFAあるいはPAネットワークとして使用されているケースは、まだまだ 極めて稀れと言えるかもしれません。 ( フィールド・バスとフィールド・ネットワークは、厳密に言えば別に語るべきかもしれま せんが、それはまたの機会に ) 今回参加してみた本当の目的は、今後日本にプロフィが普及するかどうかの可能性、 及び、他のフィールドバス、フィールドネットワークとの差異を知りたいからでした。 残念ながら、その辺りは正直よく分かりませんでした。プロフィネット自体がとても 素晴らしいシステムであることはよく分かりましたが、メーカーがプレゼン、デモして いるのですから、そういう印象を受けるのは当たり前であるとも言えます。 これも当たり前と言えば当たり前のことですが、プロフィを本当に ( デモとプレゼンで 見せてくれたような ) 素晴らしさで使うためには、フィールド・デバイス ( PLC、HM I、 ↑ 景品もらいました。 あるいは各種センサ、インバータ、モーションコントローラ、安全リレー等々 ) を、全て オリジナル無線マウスです プロフィ対応で、もっとはっきり言えば全部シーメンス製にする必要があるということです。 ネットワークが先か、デバイスが先か・・・理想はもちろん、「 共に手に手をとって 」。 PLC、タッチパネル、モーションコントローラ・・・せめてこの辺りはデバイス自体がもっともっと普及しないと、いかにネットワーク自体が 優れていても、国内ではまだまだ 「 よし、ネットワークはプロフィで構築しよう! 」 という決断は難しいように思います。 06月11日(水) お疲れ様でした いやもう、本当に忙しいんですよ。あっち行ってこっち行って、あれやってこれやって・・・ ・・・というわけで本日は、 日邦名物 大納涼大会 in 屋形船ーっ!! ヽ(`Д´)ノ ヾ( ゚д゚)ノ゛ 前回はこちら 2007年7月13日の項 いや今回は、納涼というわけではなく、長年総務で頑張って会社を支えてくださった方の退職に伴う送別会、兼、後任の方の歓迎会と いうことですので、酔っ払ってベロンベロンですが勘弁してやってベロンベロンください。うひょひょひょひょひょ ( ゜∇゜) さあ、明日も5時起きで現場だ、もう寝よう、うひょひょひょひょひょひょ ( ゜∇゜) 06月10日(火) 圧着端子のこと 本日は、3時半起きで、川崎天然ガス発電所というところへ行ってきました。ソフトの改造工事です。 ・・・すいません。ちょっと言い方がマズかったようです。3時半に起きたのは、オランダvsイタリア戦を観るためです・・・ (´・ω・`) 圧着端子には色々と種類がありますが、制御盤に用いられる端子は、被覆で区別すると、「 裸圧着端子 」 と 「 絶縁被覆付圧着端子 」 があります。
昨日の話のマークチューブは、こんな感じで嵌まります。 こうして見ると、裸圧着端子の場合は、マークチューブが圧着部分を被覆する役割を果たしているんですね。してみると、電線に直接 印字にすると、絶縁キャップ付けなくちゃいけなくなるのか・・・。 小型シーケンサには絶縁被覆付は不可、と以前書いた理由も、上の写真をご覧いただければお分かりかと思います。スペースが狭すぎ て、アールがとりきれないんですね。従って、 「 端末は絶縁被覆付 」が仕様となっている現場でも、シーケンサ接続だけは例外扱いに なります。 各種コネクタ接続や専用ケーブル、あるいはLANケーブルにも言えることですが、FAの高度化が進み、またユニットの小型化が進み、 電線の種類や接続方法も非常に多岐にわたるようになりました。本来、こうした 「 配線仕様 」 は例外が少なければ少ないほどにいいことに 間違いはないはずなのですが、皮肉にも技術の高度化が仕様を複雑にしています。 ただ、今はちょうど過渡期かもしれませんね。いずれ、通信、コネクタ、ユニット化 ( モジュール化 )、あるいは光伝送や無線接続が 主要位置を占め、1.25SQ以上の電線で ゴテゴテわさわさと配線することの方が例外扱いになるかもしれません。 06月09日(月) チューブマーカー
電線に直接印字できるようにならないかなー。ガンタイプで、電線通してガチャン、って感じで。 黄色の電線なら黒字で、青い電線なら白地で刻印できるような。もう、どっかにそういうのあるんかな。ないなら、開発してみようかな。 06月08日(日) もし、寄っていたら・・・ EURO開幕!! (T▽T 寝るに寝られねえ・・・。 取りあえずソフト改造は終了。ヨソ様のソフトの改造なんで、思ったより苦心しました。 解析が難しいとかじゃなくて、やっぱねえ、ギャランティの問題とかもあるし、必要最小限の追加変更、それもどこをどう変えたかが明確に 分かるように改造するっていうのが、結構難しいものです。ラダーっていうのは、回路を並べる順番がとても大切なので、改造分だけ最後に まとめて記述すればいいってもんじゃないですしね。 さて。今日ね、昼前に改造終わったんで、会社戻る途中でアキバに寄ろうかなーとか思ったんだよね。ちょうど帰り道だしね。 六角レンチがほしくてさ。でも、眠いんで早く帰ろうと。 さて、明日からまた一週間がんばりましょうか。 06月07日(土) サッカーネタです 本日は、ソフト改造の現場工事でした。明日も続きをやってきます。今週も休みなしかあ・・・。 (;´ω`) 内容はともかく、力が入るゲームでした。まあ、結果オーライだ。引き分け上等、これ以上を求めるのは酷。 ああ、このギリギリ感、ジリジリ感こそW杯予選だよなあ・・・。 2つほど、雑感。 ハーフタイムに小倉 ( 点を取るためには ) 「 どんどんウラを狙っていってほしいですね 」 試合後の岡田監督 「 一発でウラ狙いすぎだから、サイドを使えと指示した 」 噴いた。 もうひとつ。 どの程度の確度がある情報かは分かりません、と前置きをしておいて。 本来、この試合は現地時間の午後7時にキックオフの予定だった。ところが、事前に午後5時キックオフに変更。 暑さに慣れているオマーンが、少しでも暑い時間に勝負するため・・・・・・ということではなく、この時間変更は日本のテレビ放映の都合で ゴリ押ししたという話。少しでもテレビ視聴率を稼ぐための、日本の広告代理店 ( とサッカー協会 )の都合で、酷暑のキックオフ。 ドイツW杯の時にも、そんな話ありましたね。 ( ひとりごと ) 大久保は所詮、大久保か・・・。 06月06日(金) RED、GOLD and GREEN カーマカマカマカマカメレーオーン♪ レッド ゴールド アンド グリーン ( ´∀`) ・・・って懐かしいな、おい。 そうでなくて、運転ボタン、停止ボタンの色の話。 ・ 運転 : 緑 停止 : 赤 ・ 運転 : 赤 停止 : 緑 さて、どちらが正解なんでしょう。 まあ、結論から言うと、絶対の正解はありません。お客さんの仕様が全て、です。逆に言うと、 仕様を確認、あるいは明確な仕様書がないような場合は、ちゃんと事前に確認しておいた方が良い でしょう。 一応、JISでは、運転 ( ON )は白、黒、緑で赤は使用しないこと、停止 ( OFF )は 白、黒、赤で緑は使用しないこと、となっていますが、一方で、「 入 」 は赤で 「 切 」は緑 なんですね。 JEMでは、「 停止は赤 」 という規定がありますが、運転についての規定はありません。 また、非常停止ボタンと停止ボタンが同一形状同一寸法 ( つまり、同じボタンを使ってる ) という場合は、非常停止を赤にし、停止はそれ以外の色にするよう規定されています。 さらに、ランプの場合はまた意味合いが違ってきます。プラントでは、照光式押しボタンを 使うことも多く、「 危険色 」 ということで、運転を赤にするケースも少なくありません。 どうも赤と緑がごっちゃになってしまうのは、JISだのJEMだの以前に、信号のイメージ ( 青=進め 赤=止まれ )が強烈に インプットされていることと、赤 = 危険 = モノが動いている = 運転 という連想とJISの規定が、真逆になっていることにも あるんじゃないでしょうか。まあ、様々な規格がそれぞれ好き勝手に規定していて、「 何を信じていいかわからなーい (T△T) 」 状態に あるのも問題ですが。 負荷によっては、うかつに停止すると逆に危険な場合もあります。必ずしも、 緑 = 安全 = 止まっている = 停止 が成立しない ケースもあるんですね。 やはり、使用する側 ( 客先 )の仕様、要望を遵守することが一番大切なようです。 06月05日(木) インバータ盤について考える その5 本日は、盤検査で協力工場さんに行ってきました。ご覧の通り、インバータ盤です。 インバータの取説なんかを見ると、よく 「 接地は専用接地にしてください 」 などとあります。 高周波成分を含む漏れ電流がインバータのアースから流れると、ノイズに弱い電子デバイス ( シーケンサとか )に悪影響を及ぼす恐れがあったりするからですね。中には、 「 必ず専用 接地にしてください 」 などと強調しているメーカーもあります。もしノイズが原因でトラブル 起こっても、機器のせいじゃありませんよー、取り付け方が悪いんですよー、 と事前に予防線を 張っているようで気に食わない・・・だって、現実には、インバータ専用の接地線を引いてくれる ような現場は、決して多くありません。(同様のことは、” シーケンサ専用接地 ” にも言えます ) ましてや、その接地が ( 共用にしろ専用にしろ )実際のところ何Ωであるか、あるいは共用接地 と専用接地の電位差がどの程度あるのか、接地線のインピーダンスはどの程度なのか・・・ といったようなことは、盤屋にはあずかり知らぬ所掌の話になります。 メーカーは、きちんと専用接地にしない限り責任は持てないという。現場は、余計なコストをかけたくないから、接地は筐体用の1本のみ。 さあ、盤屋さんはどうしましょ、ってな感じですね。その 「 どうしましょう 」 あたりを、次回から考えてみたいと思います。 06月04日(水) 新機種への置き換え
せっかくの愛さんなので、OMRONネタを。 タッチパネル NT→NSの置き換えガイドがいつの間にかHPにUPされてますね。 以前、苦労したっけ・・・ ( 2007年2月6日の項参照 )。OMRONに限らずですが、新機種への置き換えには、ソフトも含めて 互換性を慎重に考慮してもらいたいものです。今後、PLCやタッチパネルはリプレース工事が多くなるかと思われます。新機種発売時は、 従来品からの置き換えマニュアルまでちゃんと準備してからにしてほしいですね。 06月03日(火) ただいま・・・ 06月02日(月) ひと安心
せめてあと2人 ( 欲を言えばFWとサイドバックに )、このレベルの選手がいれば・・・。 写真のこれが何かっていうと・・・何だっけ? 以前、代表戦観に行った時にもらったような気がする。 06月01日(日) 異電圧の混在 今年もあと7ヶ月か・・・。 交流回路は黄色、直流回路は青色、で配線されている分かりやすい例が、右の写真。 照光式の操作器具において、スイッチ回路はAC100V、ランプ回路はDC24Vなのである。 交直流はともかく、ひとつの器具 ( こうしたスイッチとかリレーとか )に異電圧配線を するのをイヤがる人もいる。何らかのトラブルで、AC100V回路とDC24V回路が短絡 した時に、DC24V回路の機器器具類が全滅する恐れがあるからで、それはそれで、 ひとつの考え方だと思う。製作の手間ヒマや部品点数を考慮した上で、異電圧混在を なくす設計をするのはあり。が同時に、考慮した上で、混在させるのもありだ。 「 設計 」 というのは、そうした判断を下す見切りも重要な要素ではないかなあ。 なーんも考えずいつでも混在とか、逆に部品がいくら増えようともおかまいなしに混在を 避けるとか、そうした思考停止したルーチンワークは、設計とは言わない。 さて、また明日から一週間がんばりましょう。 ( ・ω・) 05月31日(土) 電線の種類
さて、これらの諸条件が仕様になっている制御盤では、 ・ 黄色の 2SQ、1.25SQ、0.75SQ ・ 青色の 2SQ、1.25SQ、0.75SQ が最低限必要。接地線の2SQの緑色の線も含めると、改造工事にも、最低限7種類もの電線が必要になるのだ ( 今回の改造が、まさにそれ )。 20年前だったら、接地線は別にしても、黄色の1.25SQの IV線だけで事足りたところ。今後も、バリエーションが増えることはあっても、 減ることはないだろう。個人的に、こうした現象を 『 配線エントロピー増大の法則 』 と呼んでいます。 05月26日(月) BINとBC D 昨日の話の延長で。 リレーシーケンスからラダーの世界に踏み込んだ時、意外と引っかかる人が多いのがこれ。つーか、数値データの取り扱いね。2進、 8進、10進、16進、2進化10進。三菱の場合だと、ヘタにBIN変換命令やBCD変換命令使うと、すぐにエラー出すし。 ・・・などと思ったが、タッチパネルが普及して、7セグやデジスイッチを扱う機会も減ってきたよね。パラレル・インターフェイスの機器との やりとりも。昔は三菱もデフォルトはBCDだったし、OMRONはいまだにBCDの呪縛から抜け出せていないけど、いずれ、BCDを扱うことは もっと減っていきそうな気がするな。 この辺の話は、またあらためてテーマを分けてしてみたいと思います。 さて、明日より現場にこもるので、週末まで更新はお休みいたします。 m( __ __ )m 05月25日(日) PLCの教育セット 大型液晶テレビを買った!! ヽ( ´∀`)ノ ・・・ という夢を見ました。ちょっぴり悲しくなりました。 2008年1月16日の項 で、三菱シーケンサの学習用ソフトの話をしましたが、まあ、大手PLCベンダーなら、どこのメーカーも大体 似たような類のものは出していますね。 右は、富士電機の教育セット。PLC ( SPH200 )とタッチパネル (7.7型 )、 フルセットだと、定価ベースで約70万円します。ソフトは別なので、PLC及びタッチパネルの ツールを新規購入しようとすれば、さらに10万円以上必要です。 80万円あれば、液晶の超大型テレビが何台も買え・・・・・・ すみません。ちょっと涙をぬぐいました。 こういうものってどれくらい売れているんでしょうね。新人教育用に準備している会社 とかって、結構多いんでしょうか。あるいは、シミュレーション用の実機が入手しにくい 保全や付帯部署が購入したりもするのかな。 もし、これからFA制御を始めようとしている人がいて、あなたの会社にこういうものが準備されているとすれば・・・かなり恵まれた環境で あることには間違いありません。どんどん使って、減価償却しましょう! デジスイッチと7セグ表示器がついているあたり、いかにも教育セットっぽくっていいですね。BINとBCDの関係は、必ず通らなければ いけない道ですから! 05月24日(土) パンチで穴あけ、楽しいな 今日も改造工事でした。 既設の盤に、インバータを増設します。熱が心配なので、盤面に新しく吸気口を設けます ( 排気ファンは側面に取り付けてあります )。 角穴を開けるのは、ちょっと手間です。ジグソーやサンダーを使ってもいいのですが、今回の盤はSUS ( ステンレス )製なので、 電動ノックアウト・パンチを使うことにしました。SUS、硬いからねー。
さて、明日も仕事なのでもう寝ます。良い日曜をお過ごしください・・・。 05月23日(金) 瞬低対策について考える その3のおまけ マンUが勝ったか・・・。これで、ユーロでポルトガル優勝 → C ・ロナウドがバロンドール って流れになったような気がする・・・。 瞬低が発生した時に、負荷の状態を瞬低前と同じ状態に復元する際の難しさとは、 1.瞬低だったのか、人為的に電源を落としたのか分からない。 シーケンサにとってみれば、どちらのケースも 「 一度電源が落ちて、また再投入された 」 という点では全く同じで、それが瞬低で あったのか、それともごく普通に電源を落として、数10時間後に再投入されたのかは分からないのだ。従って、内臓時計を使って、 電源断前後の時刻を比較し、それが 「 瞬低 」 だったのか、「 通常の電源断操作 」 だったのかを判別しなくてはいけない。 2.起動のタイムラグ シーケンサは、電源を投入して即RUN状態になるわけではなく、多少のタイムラグがある。タッチパネルをバス接続したりすると、 そのタイムラグは数秒というオーダーになる。その数秒が、致命的なトラブルの元になるケースだってあるのだ。例えば、コンベアの上を ワークが流れていたとして、瞬低が発生して出力がOFFしても、モータは当然イナーシャで回っており、従ってコンベアも動いている。 シーケンサが再起動するまでの数秒のうちに、任意の位置検出センサを通り過ぎてしまったら? もし、そのセンサの信号をパルスで 処理していたら? そのセンサの位置検出は無視されたまま、制御は続行してしまうのだ。バルブの場合も似たようなもん。配管ライン のバルブというのは、開けていく順番というのが決まっている。それが、一度全て閉状態になり、瞬低回復後には、一斉に開くのだ。 などということを充分に考慮してプログラムを組まない限り、瞬低回復後の負荷状態の復元は事故や故障の原因になりかねない。 あらゆる状況を想定して、慎重に取り組みましょう。 05月22日(木) なんとなく用語集 その3 電気回路を組む上では、並列接続と直列接続は基本中の基本だが、シーケンス制御を扱う現場では、実際に 「 並列 」「 直列 」 という 言葉を用いることは意外と少ない。たいていは、「 パラ 」 「 シリース 」 という。 「 そこはパラじゃなくてシリースだろ、ボケがっ! (#゚Д゚) 」 とか、「 これ、シリースじゃダメじゃん、パラだよ、ボケがっ! (#゚Д゚) 」 といった感じで使われる。
こういうのは、何なんだろうねー。長い間に、やっぱり共通理解という形で言葉が統一されていくのかもしれないな。 並列でもパラでもパラレルでもORでも、意味は全くおなじなんだけどね。 「 パラがまし 」 なんて言葉もある。許容電流値の問題で、電線やケーブルを2条張るような時。「 パラが、マシ 」 ではなくて、 「 パラにかます 」の意味。 並列、直列ではなく、パラ、シリースという言葉が自然に出てくるようになれば、制御屋さんとしてようやく半人前ってところかな。( ´∀`) 05月21日(水) ブレーカを切っても油断するな 昨日の話の続き・・・はしません。しないったら、しない (・∀・) ( ← いい笑顔 )
メインブレーカを落としただけで安心せず、図面をきちんと見て、必要なら相手方の電源も落としてもらいましょう。 ご安全に!! 05月20日(火) 瞬低対策について考える その3 PLCプログラム上の瞬低対策について考えてみる。 この場合の瞬低とは、PLCが電源断状態になることであり、事実上、ごく普通に電源を落とす場合と変わらないことに注意。人間が電源を 再投入するか、瞬低から電源電圧が回復して自動的に再起動するかという違いだけである。 電源断前の状態を維持するということであれば、ごく単純にラッチデバイスを使えばよい。三菱なら 「 L 」、OMRONなら 「 HR 」と いうように、ちゃんと停電記憶保持用のリレーデバイスというのが用意されている。こいつらは、停電前のON−OFF状態がバッテリバック アップされているので、電源を再投入した時は、電源断前の状態を再現してくれるのである。 データレジスタの場合はちょっと違う。三菱の場合は、電源断前の状態を記憶しておく「 ラッチエリア 」 をパラメータであらかじめ決めて おく。上図の「 データレジスタ D 」 がそれに該当し、上の例では0〜999は記憶しないエリア、1000〜12200は記憶するエリアという こと。一方、OMRONやキーエンスでは、基本的にデータレジスタは全てラッチである。電源投入時 ( PLC起動時 )にレジスタ内の数値を 0にクリアしたいのであれば、プログラムで書くことになる。 基本的に、データレジスタは電源断前の状態を保持しておいた方が都合がいい ( と言うか、忘れてもらっちゃ困る ) 用途に使うケースが ほとんどで基本はラッチエリア。三菱の場合、もう全部をラッチエリアにしちゃうのが一番手っ取り早いのだが、どうしても使い分けたければ、 パラメータで割り振るよりも、忘れたいレジスタは「 D 」を使い、忘れて欲しくないレジスタはファイルレジスタの 「 R 」を使う方が、 混乱しなくていいかもしれない。 それに対して、リレーデバイスはそうもいかない。例えば、モータ駆動用の自己保持回路を組んでいたとする。何らかのトラブルで電源が 落ちた時、もしその自己保持回路がラッチリレーで組まれていたら・・・電源を投入したとたん、問答無用で ( ボタン操作もなく ) モータが 起動してしまうのである。これは怖い。つーか、絶対にやっちゃいけないこと。リレーデバイスでラッチを使うのは、アラームの保持とか ステップの保持とか、いわばレジスタの延長にあるような用途のときに限られる。 もっとも、シリンダーやバルブなんかでは、瞬低前の状態を復元するように要望される場合もあるので、客先の考え方はきちんと聞いて おいた方がいい。 このあたりがちょっと難しいのだが、長くなったので続きはまた明日。 (・∀・) 05月19日(月) にゅーたいぷ 自慢じゃありませんけど、私・・・ 携帯メール打つの、めっちゃ遅いんですぅ ・゚・(つд`)・゚・。 いや、今日ね、女子高生が両手に携帯持って、2台同時にメール打ってるの見たんだよ。 マシンか、おまい。ニュータイプかっつーの。並列処理できる脳ミソでも持ってんのか。脳ミソ マルチCPUなのか!? それとも、今時それくらい普通のことなんですかねー? ずっとソフトにハマってましたが、これからしばらく、ちまちまと現場に改造工事に出ることが 多くなりそうです。 ハード改造のコツというのは、やはり いかに段取り良くやるかということだと思います。手を休めて いる時間が、極力少なくなること。女子高生の携帯メールじゃないですけど、思考と同時に手が 動く、手が動いている最中にも、頭の中では次にやる手順を組み立てている、といったことです。 ひとつ作業を終えるたびに図面とに らめっこして、うーん、と次の手順を考えているようじゃ、 時間がいくらあっても足りません。 でも・・・携帯メールは苦手 ( ┰_┰) 05月18日(日) 社長の金言大賞 本日は、現場で改造工事でした。うーん、やっぱりハード改造は楽しいなあ。 (´∀` ) カンブリア宮殿の 「 第2回 社長の金言大賞 」 大賞 : 「 組織はサンマと同じ。頭から腐る 」 サンマ美味しいよねえ・・・ (違 「 工場をキレイにすれば、社員はプライドを取り戻す 」 これは、ちょっと耳が痛い部分も・・・ (;´Д`) 「 会議は説明の場ではない ”決定”の場だ 」 うちの会社、そもそも会議とか一切ないし。 「 関心があると、ニーズが ”見える” 」 分かったような分からんような。客の立場に立てってことかな? 「 ゴミだって、欲しい人がいれば ”価値”がつく 」 昔から、「 他人が欲しがりゃゴミでも惜しい 」って言葉があるけどね (違 「 ”ダントツ” を作るためには、負けてもいいところを決めろ 」 俺は全てにおいて負けたくないし、ダントツでありたい 「 迷った時は3年後の自分から今の自分を眺めて判断する 」 3年後は地デジ開始。テレビ買い替えておけってことかっ! (全然違 確かに いい言葉ばかりだが、当たり前のことばかりだとも言える。結局、当たり前のことを当たり前にこなすことが、いかに難しいか、 ってことなんだろうな。 05月17日(土) チャチャチャ! また日本開催か・・・。バレーボールは、ほんと恵まれてるよなあ。ニッポン、チャチャチャ! 制御屋にとって、チャタリングというのは心臓に悪い現象のひとつ。特に、マグネットがバコバコいってると 慌ててブレーカをたたき落とすはめになる。たいていは、自己保持回路の組み間違いとか、タイマが自分で 自分を切る回路になってしまっていたりするのが原因。でも、昨日の話のように、ソフトではそれらとは 全く違う要因 ( 主にスキャン絡みの問題 ) でチャタリングが発生するケースがある。 今のPLCはどのメーカーもサンプリング・トレース機能が充実しているので、原因も探しやすくなりました。 05月16日(金) リレーチャタリングの原因は意外なとこに 3月2日の項 で、もし複数のネットワークにおいてデバイスがケンカしたらどうなるか? と考えてみましたが、今回、それに類した事象が 発生しました。複数のネットワークではありませんが、ひとつのデバイスに対して、プログラムではOFFを、ネットワークからはONを書いたら どうなるかということです。具体的には、仮りにここでデバイスを出力デバイスの Y0 とします。 ・ シーケンサのプログラム上では、Y0 は OFF ・ CENTUMから、シリアル通信で Y0 を ON なんでこうなったかと言うと、CENTUM側の割り付けで、Y0を 「 接点出力 」にしてしまっていたからなんですね。もちろん、Yは出力 デバイスですが、この場合は、CENTUMがYの状態をモニタするために割り付ける目的だったので、「 接点入力 」 扱いにしないといけな かったわけです。結果的に、プログラムからはOFFを、ネットワークからはONを書き込むということになってしまった。 で、どうなったかと言うと・・・。 チャタリングです。Y0の出力をリレー受けしていたのでよく分かりましたが、思いっきりリレーがチャタリング状態になりました。 それも、DUTY比としては一定ではなく、明らかにONが一瞬でOFF時間の方が長い。 恐らく、こういうことだと思います。 プログラムの1スキャンに対して、送受信処理時間まで含めた通信の1スキャンの方が、時間が長いわけですね。送受信が完了して、 CENTUM側からのONが処理されるのは、プログラムの処理の数回に1回に該当するというわけです。つまり、CENTUMの 「 ON 」に 遭遇した END処理でONになったY0は当然出力するわけですが、次のスキャンではプログラムの 「 OFF 」 が上書きされるかたちになる ので、出力されません。そして、次の送受信処理が完了し、新たにCENTUMからのONがたつまでの数スキャンの間は、OFFが継続して いるわけです。 結果として、END処理においては、 OFF・OFF・OFF・ON・OFF・OFF・OFF・ON・OFF・OFF・OFF・ON・ ・・・ といった感じになります。 リレーのチャタリングのON−OFFタイミングが不定であることから、原因がここにあることにすぐ気づいて、CENTUM側に割り付け設定を 直してもらいました。 まあ、色々と面白い事象に遭遇するものです。 (-ω-) そういえば、CC−Linkでも似たような体験してましたっけ。 ( 2007年12月16日の項 ) 05月15日(木) つながらなくても慌てないこと 3日3晩、ほとんど完徹でスタートアップしてまいりました。昨日は早く帰ったのですが、さすがに速攻で寝てしまったです。 まだ眠いっす。 (つД`) UTの他に、CENTUMと機械屋さんの盤との通信があったのですが、どちらも一発ではつながりませんでした。 などと喚いていても仕方ないので、ひとつひとつ、つぶしていきます。結果、 ● CENTUMとのネットワーク ( RS422 ) ・ 結線が間違っていた ( SDとRDがテレコ ) ・ 計算機リンクのチャンネル設定のミス ・ コンピュータ側のレジスタ割り付けの間違い ( 事前の打ち合わせ不足という面も ) ● 機械屋さんとのネットワーク ( MELSEC NET/H ) ・ 機械屋さん側のチャンネル設定のミス ・ 機械屋さん側が、終端抵抗を付けていなかった と、これまた複数の原因を地道に見つけて、さほど時間を要せず解決できました。 こうした、客先や他業者さんとのネットワーク取り合いは、事前にシミュレーションしづらいこともあって、現地で苦労することが多いです。 でも、経験のおかげか、つながらなくても慌てることはなくなりました。基本設計に間違いなければ、いつかは必ずつながりますし、 つながらない原因についても、大体どこをつぶしていけばいいかはもう分かっています。 さて、今日も早く寝よう。 05月10日(土) 見つけづらい不具合 一昨日のUTが盤についてこんな感じです。 全てイーサでつながっているわけではなく、LANを持たない計器は、持っている計器を ゲートウェイにしてシリアルでつながっています。 ここで、シーケンサとこうした計器をシリアル通信しようとして上手くいかなかったとする。 原因は沢山考えられます。 ・ 結線を間違えている ・ 終端抵抗がついていない、または抵抗値が違っている ・ 通信設定が間違っている ( パリティとかストップビットとか伝送速度とか ) ・ 通信コマンドが間違っている ( ASC II or バイナリ あるいはヘッダ・デリミタとか ) ・ 通信プログラム自体が間違っている ( 単なる打ちミス含む ) ・ ひどいノイズがのっている ・ そもそも、物自体が壊れている ・ シーケンサがSTOP状態なのに、コマンド送るはずねえだろッ、ボケがっ! (#゚Д゚) こうした要素のうち、原因がひとつだけなら、解決はさほど難しくない。大変なのは、複数の原因がある時。経験者ならお分かりでしょうが、 通信不具合に複数の原因が重なっている時の解決の困難なことといったら、マジ泣けてきます。 本日は、 ・ RS422の結線が間違えていた ( 図面段階で間違っていたので、俺のせい ) ・ 計器のチャンネル設定を間違えていた ( 単なるウッカリ ) ・ プログラムの打ちミス ( 単なるウッカリ ) ・ シーケンサがストップ状態なのに ( 以下略 ) 4つ重なっていました。 (つд`) 05月09日(金) 電設工業展
・・・また、エコかよ。ま、いっか。 『 しない善より、する偽善 』 さて、明日より数日間、現場で修羅場です。更新がない日は、ああ、徹夜してるんだな、と思ってやってください。ではでは。(* ´∀`) ノシ 05月08日(木) UTとEthernetで通信する 指示調節計も、最近はイーサで接続できるものがそろい始めました。 横河のUTシリーズもLAN接続できるようになったので、早速使ってみました。 シリアルでは何度かシーケンサと通信したことあるし、横河のデータロガーならイーサでも通信したこと あるので、たかをくくっていたのですが・・・。 いやあ、無事通信できるようになるまで、苦労しました。 苦労した原因は、シーケンサ通信用のマニュアルの存在に気づけなかったこと。UTのマニュアルは、 Webでダウンロードできるものと、製品についてくるCD−ROMがあるのですが、その中では、コンピュ ータ相手の通信プログラム例しかないんですね。でもまあ、要するに指定したポートにコマンド送るだけ だろうと思ってあれこれやったのですが、どうもうまくいかない。 らちがあかないので、メーカーのサポートに電話してみたら、ちゃんとシーケンサ通信用のマニュアル があるとのこと。すぐにメールで送ってくれました。そのマニュアルをもとにプログラム作ったら、あっさり 通信できました。結局、コマンドの作り方を微妙に間違えていただけなんですけど、マニュアルがなければ、まだまだ悩んでいたことだと 思います。 そう言えば、かつてシリアルのラダー通信マニュアルも、メーカーに頼んで、もらったような記憶があります。 HPで公開するか、CD−ROMに入れておいてくれればいいのになあ。もしかして、MELSEC 通信用のマニュアルだからかな。 横河には、FA−M3という根強い人気を持つ ( 私も結構好きです )三菱のライバルPLC がありますからね。 05月07日(水) DON’T CONNECT
05月06日(火) なんじゃあ、こりゃあ!? ゴールデンウィークも終わりですね。 本日は、アキバまで行ってきました。高速カウンタにかますコンデンサを買いに行ったのですが、 天気がいいこともあってか、すごい人出でした。 右の写真はメイドカフェの看板ですが、ちょうど通りかかった外人さんのグループが、この看板を 思いっきり指差しながら口々に 「 What’s This !? 」 と絶叫しているのを見て、噴き出しそうになりました。 いろんな意味で、異文化コミュニケーション ですなあ。 05月04日(日) 天皇賞の日に 全力ウサギ 第3工事 を買 やっぱり、全力って大切だよね。
05月03日(土) 気合い見せろ 弱音はくな━━━ (#゚Д゚) ━━━ !! 05月02日(金) 制御器具番号の話 その3
では、その52Mとパラに、自己保持用のリレーをぶらさげたら? そんな時は、52MXなどとつける。「 X 」 は特定の意味を持たない識別用の補助記号で、一般的には、補助リレー ( MY4Nのような ミニチュアリレー )に使うことが多い。 では、ひとつの盤の中に、モータ ( どちらも主機 )が2台あった場合の接触器は? そんな時は単純に、52M1、52M2と追番をふる。このXとか1とか2が「 おまけ 」 部分であって、その器具の用途というよりは、 固有のアドレスを意味したり、ロケーションを意味したりするのである。( ロケーションについては、また次回 ) 52Mを筆頭に、51G ( 地絡継電器 )、49M (主機のサーマル )、66F ( フリッカタイマ )、3−15 ( 速度切替スイッチ ) のように、ほとんど慣用句化して使われている記号も多い。このあたりはもう経験によるしかないんだけどね。 05月01日(木) プロのレベル 今年もあと8ヶ月か・・・。 シーケンサ、タッチパネルを扱う上で、一人前のプロと呼べる条件とはどんなものだろう。色んな観点があるだろうけど、単純に技術、知識 で言うならば、 1.複数のメーカー ( 最低でも3社 )を扱える。 2.初めてのメーカーでも、ちょっと使ってみればすぐに慣れることができる。 3.応用命令、ST、SFC、FBが使いこなせて、なおかつそれらに頼らなくても何とかできる。 4.複数ループのネットワーク構築ができる。ネットワークエラー発生時の処理にも問題ないこと。 5.アドインやマクロに頼らずシリアル通信のコマンドが書け、送受信失敗時の処理が適切にできる。 6.フロー図 ( ライン図 )以外のタッチパネル画面なら、1画面を1時間以内で描ける。 あー、なんかキリがないな。もうやめとく。あ、あとこれだけは入れないと。 7.他人が書いたプログラムを読み解いて改造ができる。 これは大事だ。と言うか、これに集約されるような気もする。そして、最も難しいのがこれなのだ。これができないようじゃ、プログラマーじゃ なくて、単なるコーディング屋さんだもんね。 さて、明日1日働けばあとは4連休という方も多いんでしょう。どうぞお休みを満喫なさってください。 (-∀-) 04月30日(水) IP IP、といっても、TCP/IP の IPではない。保護等級のことである。これは、パネルマウントされる電気機器や、あるいは盤 ( キャビネット )が、どれだけホコリや水その他異物の侵入に強いかというレベルを表す。数値は二桁で表記され、以下のように 記載される。( さらにその後ろにアルファベットがつくこともあるが省略 ) I P 6 5 1桁目 ( この場合は6 )は、粉塵を含む固体の侵入に対する程度、2桁目 ( この場合は5 ) は、水に対する程度である。前者は0〜6、 後者は0〜8まであり、0が低く数値が大きいほど高い、すなわち優秀であるということである。水に限って言うと、0では無保護 ( ちょっとでも 水滴かかったらもうダメよってこと )、8だと長々と水没していても大丈夫な、完全密閉構造ということ。内部 ( 端子部 )が樹脂などでモールド されたリミットスイッチなんかは、IP67の等級を持っている。 標準的なタッチパネルは、各メーカーとも 前面部IP65である。つまり、盤に取付けた状態で、前面からは完全な防塵であり、なおかつ ホースで水ぶっかけても大丈夫ですよ、な構造ということなのだ。三菱のGOT1000シリーズの前面部にあるUSBコネクタが、かっちょ悪い カバーで 塞がれているのも、このIP65を維持するため。 お客さん 「 このタッチパネル、IPはいくつ? 」 職 人 「 えーと、 ( ホストアドレスは ) 99にしてます (・∀・)」 お客さん 「 ・・・99!? (;゜□゜) 」 IP99・・・ミサイルの直撃食らっても大丈夫そうだ。ソフト屋さんはともかく、盤屋さんは 「 IP = プロトコル 」 って頭固めちゃ ダメだぞ。 04月29日(火) 制御器具番号の話 その2 制御盤には、色んな器具がワサワサと沢山ついているので、1個1個に記号をつけて あげる必要がある。つけられた記号は、「 デバイス 」 という ( アドレスとは言わない )。 一般的に、JEM1090で規格化された記号を使うわけだが、補助記号まで厳密に JEMにのっとるようなケースは、むしろ少ない。何故なら、1〜99の数値と、アルファ ベットだけで全ての器具に適切な意味を持たせること自体がそもそも無理であり、非合理 であるからだ。だいたい、このJEM1090からして、規格制定自体が古いせいか、 昨今の自動制御化が進むFA制御盤には適さないものが多く、逆にほしいものがない。 しかしそれでも、先日書いた27だとか51、52、88、63、66といった定番は、 できるだけお約束を守ろう。例えば、ヨソ様の盤を見たとする。そこに 「 66F 」 という シールが貼られたタイマがあれば、図面など見なくてもそれがフリッカタイマであることが 分かり、フリッカタイマの用途と言えば、表示灯の点滅なのである。51Gとあれば地絡 継電器だし、33とついていれば、何らかのリミットスイッチやセンサを受けてるリレーで あることが分かる。共通理解っていうのは、とても大切だ。 しかし、必ずしもいつでも守れ、というわけでもない。リレー5個しかついてない動力盤 なら、RY1〜RY5でも充分だ ( もちろん、1番重要なのは客先の仕様だけど )。 ただ、制御器具番号を知り理解した上で、あえてそれにこだわらず分かりやすくデバイスをふることと、基本を知らずにその場の思いつきで いい加減にふるのでは、雲泥の差がある。 何も制御器具番号に限った話ではないが、応用というのは、あくまで基本があってこその応用だからね。 次回は、もうちょっと具体的な付け方の例を。 (つ・ω・)つ 04月28日(月) 値上げ 電気料金値上げかあ・・・。これが、「 電気屋さんの給料賃上げ 」 だったらどんなに嬉しいことか・・・。 (-_- ) 様々な原材料の値上げで、どんな業界業種でも苦しい思いをしているかと思いますが、当社のような製造業もまた結構キツいです。ソフト 製作はともかく、盤の製造原価には、部品部材、特に金属 ( 板金や電線 )の値上げが直接のダメージ。その分のマイナスを、ソフト設計 即ち技術や効率向上による設計工数の削減でまかなえるように心がけてはいますが・・・まあ、そんな簡単にはいくはずもありません。 でも、そういう問題意識を持って仕事をすることは、決して無駄ではないかとも思います。 さて、3日続けて、現場からの遅い帰宅となりました。本日は、もう寝るです。 04月27日(日) 休みたければ 昨日の話の続き・・・をしないのがここのデフォルトなんで、また別の機会に。 昨日今日と、現場からの帰り、ちょうど東京ネズミーランドからの帰り道な人に沢山出くわしました。なんで分かるかというと、ネズミーランド のでっかいお土産袋を持っているからです。不況知らずだねえ、舞浜帝国は。 「 休みたいなら辞めろ 」 発言が波紋を呼んでるようですが、ま、正直どうでもいい。自分の仕事と、働くこと自体への意義を自分なりに きちんと持っているなら、賛否いずれにせよ、こんな言葉に過剰に反応する必要などないと思うのですが。 政治家の失言と同じで、ある程度の立場にある人が自分の発言がどういう波紋を呼ぶかを考えない、その想像力不足の方が、発言内容 よりも苦笑を誘います。 私も休日出勤は多いですが、あくまで自分の意思とスケジュールでやってます。ネタとしてぼやくことはありますけどね。 04月26日(土) だから、ミニピンだとあれほど・・・
今日、思いっきり現場で蒼ざめました。 ソフトの大改造にともない、CPUをQ06HからQ13UDHに交換したのですが、思いっきり、普通のUSBケーブル持って行きました。 LANがあるので、LANでパソコンと接続してもOKなのですが、これがまたちょっと不具合があって ( この件については明日 )、 LANで接続することもできなかったんですね。で、結局、近くのパソコンショップまで、ケーブル買いに走りましたよ。 自分のニワトリ 頭に乾杯! (#TДT)ノ 04月25日(金) G.W.どころか、土日もない・・・ もう、明日から 11連休! なんて人も、決して少なくはないんでしょうね・・・・・・。 ゴールデン・ウィーク中の弊社の休日はカレンダー通りです。ただ、28日月曜日だけは、 「 休みたいヤツぁ、勝手に有休使って休めデー 」 なので、基本的に営業、総務はお休みということになります。技術部は、結構出てきていると思います。私は現場ですが。 こういう大型連休で困るのは、メーカーが休みなことですね。急に必要になった機器、部品が手に入らない ( 納期すら確認できない ) とか、技術サポートも休みか、休日対応があってもやっぱり反応が鈍いので、いざという時に困ります。 ではお休みとれる皆様、よい休日を。 (* ´∀`) ノシ 04月24日(木) 「 高圧電流 」 って? さびれた郊外・・・高い塀に囲まれた怪しい建物・・・塀の上には有刺鉄線が張り巡らされ、錆びた看板がぶら下がっている・・・ 高圧電流 危険!! はい、「 高圧電流 」 なんてものは存在しません。 でも、よく目や耳にするよね。小説やドラマ、時にはニュースでも。うん、別に プロぶってケチつける気はありません。 4月12日の項 の 「 漏電 」 と 「 短絡 」 と同じで、誰もが感覚的に危険だと理解できるような ” 言い回し ” ってことだと思います。 「 高い電圧がかかっているので、感電したら身体に大きな電流が流れて死にますよ 」 ってことだよね。 それでも、どうしても違和感を感じてしまう。電気屋が口にしたら、負けのような気がするであります。 04月23日(水) 嗚呼、地獄の友よ! 最終回 ちょうど丸1年ほったらかしだったよ、このネタ。 と言っても、もう書くこともないなあ・・・。私が何位で卒業したかというと、第7位 だったのだよ。140人中7位。フハハハハハ!! 自分で自分を誉めてやりたいです。( ゚ ∀゚ ) あと数日というところで結構いい線いってたので、どうせならトップを狙おうと思ったのね。 で、最終試験には、最も早くたどりついたのよ。でも、それが戦略的に失敗。トップで最終試験にたどり ついた者は、見せしめ的にそこで足踏みさせられるという気配が濃厚だったの。 だから、その時点で 「 あー、こりゃ失敗した 」 と思った。案の定、最終試験は何度受けても落とされまくり で、どんどん抜かれた挙句7位だったと。 でもまあ、満足。賛否はあるだろうけど、面白い体験だったことは間違いないし。同じ班だった仲間たち、 元気かなー。 卒業後しばらくは声が ガラガラで、せっかくだからとカラオケでは中村あゆみばっかり歌ってたっけ。 04月22日(火) シーケンサとタッチパネルの接続種類 タッチパネルに囲まれて、ガマの油状態です。( ´・ω・) タッチパネルとシーケンサを接続するには、何種類も方法があります。代表的なものとしては、 1.Ethernet : 現在主流になりつつあります。Hubかませばいくらでも増やせますし、 他のLAN機器とも併用できますので、色々と楽です。台数が多いと、IPと ポートの管理がちょっと面倒。 2.シリアル : 計算機リンクを使うタイプ。ちょっと前までは、これが主流。422ならマルチ ドロップ式に増やしていけますし、一番応用がききます。通信が、やや遅い。 3.バス・直結 : 三菱のGOTとか、ツーポートアダプタとか。通信速度としては最も速い ですが、バスの場合タッチパネルがシーケンサのユニットと化すので、思いも かけないトラブルの元になったりもします。 4.その他 : MODBUSとか、各メーカ独自の接続方式 ( 三菱のCC−Link とかOMRONの C ontroller Link とか キーエンスのメガリンクとか )。利点も多いが制約も多い。 価格的な面では、シーケンサ側にユニットが不要なバス・直結が最も安価ですが、タッチパネルを増やせませんのでシステムとしての 拡張性はありません。将来的な増設も考慮したシステム自体の規模と、他のネットワーク ( 上位コンピュータや計器群 )との絡み、そして 予算によって通信方法を選定しましょう。 04月21日(月) 3路回路 その2 昨日の続きをちょっと。 では、実際の3路回路の配線はどのようにするのかと言うと、下図のように行います。
さて、もうすぐゴールデンウィークですね。 すでに、今年の休日は全滅予定になりました。(つД`) 04月20日(日) 3路回路 今日は頼まれごとで、照明器具の取り付けとかやってました。 腰道具つけると、自分が120%くらいパワーアップした気がします ( 当社比 )。 ここで問題! 3路回路 というのがあります。例えば、階段の照明を、1Fからでも2Fからでも、点けたり消したりできる回路です。 ここで、一般的なスイッチと照明が1対1の回路を以下のように描いてみます。 さて、では2箇所で入−切できる3路回路はどんな回路になるか描いてみよう! 正解はこちら! 日頃、電気だとか回路だとかに全くかかわりないのにすぐ分かった人は、かなりたいしたものです。今すぐ電気屋になったらいいです。 では、また明日。 ( ´▽`) 04月19日(土) 瞬低対策について考える その2 FA現場での瞬低対策とは、ぶっちゃけ言えばUPSを入れるか入れないか、というだけの話で ある。しかし、DCS等の中央コンピュータにはUPSバックアップを入れても、フィールドの 制御盤にUPSを設けるケースは、あまり多くないのが実情。UPSの導入 ( 瞬低対策 )における 何らかの規則や指針があるわけではないので、結局はユーザーの考えひとつなのである。 最も大きな問題は当然コスト、続いて、UPSの設置スペースがネックになる。 盤の製作という観点から見ると、UPSの設置はなかなかに辛い。ある程度の規模の制御装置の 制御電源をまかなう容量のUPSは、ほぼ例外なく地べた置き型である。機器のパネル取り付けが デフォルトである制御盤にとっては、地べた置き型の機器というのは、大変に厄介な代物なのだ。 操作表示部分が前面に、電線の接続が背面にあるというUPS構造も、制御盤という密閉された 空間に設置するには不向き。何故、制御盤用に設置を考慮された安価な ( 市販のUPSレベルの ) UPSがないのか、理解に苦しむ。作れば、絶対売れるって! 更には、UPSの排熱も考慮しなくてはならないし、UPS自体の故障にも対応しなくてはならない。バッテリの定期交換も必要。 以上のような諸問題は、全てコスト面にはね返ってくる。雷対策 ( 2007年8月26日の項 )と同様に、結局は費用対効果の問題である。 ただ、 「 とにかくラインを止めたくない 」 化が加速する生産現場においては、今後は導入の機会が増えてくるだろうと予測する。 次回は、PLCプログラムにおける瞬低対策について。( いつになるかはわからんですけど ) 04月18日(金) 199% こんな記事出てましたね。
それより、JRとの相互乗り入れを、いい加減やめてほしい (便利に使っている人には申し訳ないですが )。 JRでトラブルがあるたびに、本来関係ないはずの東西線の方がいつまでもしっちゃかめっちゃかにダイヤ乱れているのが、すっごい理不尽だ。 ローカルな話でした、すみません。 04月17日(木) タッチパネル画面のレイアウトについて考える その5 朝、時計代わりにテレビつけている人も多いと思いますが、某チャンネルの某ワイドショーの某男性キャスターのナルシストっぷりに、度々 立ちくらみしそうになります。朝っぱらから笑かしてくれるよなあ・・・。 (´д`) やっと、カテゴリ分けのリンクが貼り終わった。 どういう画面を作るかの原案については、大体3パターンある。
タッチパネル画面を言い表すのに、よく 「 趣味の世界 」 などと言う。単に画面を作る上での技術知識やセンスだけでなく、お客さんが どういう画面を求めているかを考慮しておかないと、後々で苦労するし、苦労したわりには報われないのだ。 その反面、中身が見えないラダーや、チャート通りに動くだけのリレーシーケンスに比べて、お客さんに喜んでもらえる要素も大きい仕事 だ。ひとりよがりは厳禁だけど、「 動きゃいい 」 で終わらせてしまうのはもったいない。 04月16日(水) ジャマなんだよ だからさ、朝夕のくそ混んでる駅のホームや階段で携帯やらゲーム機やらと ニラメッコしながらチンタラ歩いてるド阿呆はロベカルのフリーキックを至近距離 からドテッパラに食らって白目むき出せばいいと思うよ。 ( ← 挨拶) それも、中高生やOLより、こういうバカは圧倒的にスーツ着たサラリーマンに 多いんだよな。30前後くらいの。 えー、というわけで、「 第14独立ねこどん艦隊整備場 」 のリンクは、このページ 最上部の猫画像にはってあります。今のところ、単なるカテゴリ分け ( それもまだ 途中 ) ですが、そのうち色々と内容を追加していくつもりです。具体的には何もない ですが。 ブログっていうのは、カテゴリ分けするための便利な機能でもついているんですか ね? こういう普通のホームページでやるには、ちまちま手作りだ。 なんかもう、ゴールデン・ウィークの予定が 仕事で 着々と埋まってるよ。 (-_-;) 04月15日(火) 制御器具番号の話 その1
他に覚えておくべき番号としては、 52 ・・・ 交流遮断器。モータを駆動させるマグネットや、その補助リレーに使う 63 ・・・ 圧力スイッチ、または継電器。色んなの圧力スイッチを受けるリレーとか 88 ・・・ 補機用継電器。メインモータではなく、補機 (ファンとかブレーキとか) 用のマグネットや補助リレーに 66 ・・・ フリッカ継電器。フリッカタイマなんかに使うのよ 64 ・・・ 地絡継電器。地絡を検出する継電器自体、あるいは補助リレーに 43 ・・・ 切替スイッチ。自動−手動、中央−現場といった切替スイッチや、それを受けるリレーに 28 ・・・ 警報装置。アラーム関係のリレーとかアナンシエータに。警報ブザーとかにも使えるのよ 30 ・・・ こちらも警報関係だけど、主に表示用。例えば、ランプ表示するためのリレーとかね。 あとは、20,21 ( 電磁弁とか )、5 ( 停止ボタン、非常停止ボタン )、15 ( 速度制御関係 )あたりは、覚えておいた方がいいわよ。 明日は、リレーなんかのデバイスに、これら制御器具番号をつける時の基本的なお話 ・・・・・・ をするかもしないかも。 (つ・ω・)つ 04月14日(月) 瞬低対策について考える その1 この問題について考えるには、まず 「 瞬低 」 と 「 瞬停 」 の違い、あるいはどちらかが正しいのであれば、その根拠を示さないといけない。 そうしないと、「 瞬低 」 と書けば 「 正しくは瞬停です!」 と、「 瞬停 」 と書けば 「 瞬停は間違い。瞬低と書くべき 」 というツッコミ をもれなく受けてしまうのだ。 んじゃ、どちらが正しいのか、あるいは語義としてそもそも違うのかと言えば・・・正直言ってよく分かりません、すみません。 (;・∀・) 「 瞬低 」 とは瞬時電圧低下であり、「 瞬停 」 とは瞬時電源断 ( 従って 「 瞬断 」 とも言う )の ことであるが、では厳密に違いが定義されているかと言えば、ハッキリ言って NO である。もし、 何か明確な根拠をご存知の方がいらっしゃれば、ぜひ教えていただきたいと思います。 言葉の意味どおりに取れば、 「 瞬停 」は電圧が0にまで落ちること、「 瞬低 」 は、0には落ちず、 リレーその他電気機器が正常な動作を維持できなくなる電圧までドロップすること、になる。それで いいんじゃね? と、考えるのよ、私は。どちらも、そこから波及する現象は同じであって、考える べきはその波及した現象にどう対応するかということである。 もし語義を求めるなら、むしろ時間との関連を突き詰めるべき。つまり、何秒以内を 「 瞬低 」 もしくは 「 瞬停 」 ととらえるかということ。 ただひとつ、現実に即して言うならば、実際には 「 瞬低 」 なのだろうと思う。何故なら、たいてい は電力会社あるいは構内において、他フィーダの何らかのトラブルによって、自分の電源電圧が 一瞬だけ降下することによる対策が 「 瞬低対策 」 であるからだ。決して、停電が相手ではない。 ああ、前置きが長くなったので、本題は次回以降にします。 なお、そんなわけでここではとりあえす 「 瞬低 」 で統一しますので、 「 瞬停 」派の方々には悪しからず。 04月13日(日) サッカーネタです グランパス単独トップか。なんか、嬉しいな。ヽ(´ー`)ノ
さて、明日からまた1週間がんばりましょう。 04月12日(土) なんか違う なんで短絡と地絡をごったにして報道するのかと言えば、「 短絡 」という言葉があまり一般的ではないからかもしれない。「 漏電 」 と言った 方が、誰にでも「 なんかヤバい電気のトラブル 」 という共通理解が得られる。 こんな感じで、我々の業界では日常語でも、世間一般ではほとんど用いられない、あるいは全く違う意味の言葉として理解されている単語 というのは、結構多いのだろう。 ・ かしめる ・・・ 日常、めったに使わないべ。工事屋さん用語だな。LANコネクタ製作とかでも使うか。 ・ ピッキング ・・・ れっきとした物流用語だが、世間一般ではカギを勝手にあけて忍び込むという犯罪用語として認識されてないか? ・ トリップ ・・・ 電気屋にはおなじみだが、世間では酒の飲みすぎとかドラッグとかで意識がトンだ状態というイメージだ。 ・ オリコン ・・・ 折りたたみ式コンテナのことだが、世間ではもちろん、オリコンチャート1位!! というアレだ。 ・ ラッピング ・・・ まあ、ラッピング端子自体、使うことほとんどなくなってきてるしな。 ・ ハンドシェイク ・・・ ツレに聞いたら、予想通り 「 新しいマックシェイク? ( ・∀・) 」 とかぬかしやがった。 まあ、どんな業界でもこういう 「 ムラ単語 」 は山のようにあるんだろうけど。 04月11日(金) タマゴとニワトリ 昨日 ( 10日 )、JR中央線が数時間に渡って運休していた。原因は、変電所の火災とのこと。が、ニュースを検索していたら、妙なことに 気づいた。それは、火災の原因として、 ・ 漏電が発生したが、ブレーカが故障していて遮断されなかったため ・ ブレーカが故障して漏電が発生したため という2種類の報道が入り混じっているのだ。いずれも火災の直接の原因は 「 漏電 」 だが、そこに至る経緯は、あたかも 「 タマゴが先か、 ニワトリが先か 」 のように主従が逆転してしまっている。 電気火災の原因として、「 漏電 」 はもっともポピュラーな原因として報道されることが多いけど、なんか、短絡と地絡をいっしょくたにして 「 漏電 」 としちゃってるケースが多いんじゃないかと思う。短絡によるアークでの引火、過負荷等のジュール熱での火災発生、トラッキング 現象、絶縁劣化による地絡・・・いろいろあると思うんだけどな。 もうひとつ。「 漏電したがブレーカが故障で遮断できなかった 」 側の記事の中に、 『 ブレーカーは昨年十二月の目視検査では、異常なかったという。』 というのがあった。 ブレーカの遮断機能不全が 「 目視 」で分かるわけなかろうが・・・(−_−;) 04月10日(木) 4−2−3−1 を買う
決して詰まらなくはないし、独善であってこそ、この手の本は面白いからいいんだけど・・・微妙だよな。 詳しくない人にはチンプンカンプン、詳しい人には 「 何をいまさら 」 な内容。 皮肉ではなく、岡田監督退任、オランダ人監督招聘にむけて、協会に言葉の圧力をかけてほしいと思います。今のままでは日本サッカーに 未来はないという一点では、見事に一致しておりますので。 光文社刊 04月09日(水) なんで 「 192.168 」 なのか 「 死後の世界の話をします ・・・・・・ あのよ〜っ!」 ・・・という一発ネタを、なぜかふと思い出した今日この頃いかがお過ごしでしょうか。 イーサで現場のネットワークを組む機会が多くなりましたが、やっぱり IPは 「 192.168.※※※.※※※ 」 が一般的なんですかね。 あまり 馴染みのない方のために簡単に説明しますと、「192.168」で始まるアドレスというのは、「 プライベートアドレス 」 (細かくいうと、クラスCのプライベートアドレス ) などと呼ばれていて、インターネットに利用される 「 グローバルアドレス 」 とは別の 領域にあるものなのです。( つまり、うっかりインターネットにつないじゃっても、外につながる心配がないアドレス領域ということ ) 従って、インターネットに接続されない完全にローカルなネットワークのアドレスは、 「192.168.0.0 〜 192.168.255.255 」 までの領域でアドレスをフリましょう、という暗黙の了解みたいなものがあるのです。 大きな現場で、いくつかの独立したローカル・ネットワークがあるような場合は、Aというネットワークは 「 192.168.0.※※※ 」、 Bというネットワークは 「 192.168.1.※※※ 」 なんて感じで村を作ったりします。まあ、実際はネットマスクだのブロードキャスト アドレスだのという要素もあるので、もうちょっとややこしいのですが、とにかくローカル・ネットワークを組むなら 「 192.168.※※※.※※※ 」 でふっておけば、文句を言われる筋合いはないのだということです。 いや、なんでこんな話をしたかと言うとね、以前、こうした暗黙のお約束を無視して、妙な語呂合わせのアドレスで組んでるネットワークを 見たからです。もともと、なんで 「 192.168 」 が暗黙のお約束かといえば、このプライベートアドレスが、ローカル・ネットワークを組む 上で最も管理しやすいからということなわけで、ネットワーク管理者が自分の管理しやすいようなアドレスふればよろしいという前提から すれば、もちろんどんなアドレスにしようと勝手。ただし、ヨソの人にすんなり受け入れてもらえるかどうかは別問題です。 つまり、「 お約束 」 を守っていれば、アドレスをもらった側は、ホストアドレス ( ”192.168.0.100 ”の ”100” の部分 ) さえ覚えておけばいいのですけど、好き勝手な語呂合わせアドレスをふられると、アドレス全てを覚えておかなければいかんのですよ。 いったい、どんな語呂合わせだったのか・・・それは言えない。つか、気づいた俺もヤバい。(;´Д`) 04月08日(火) テレビの修理は危険です
↑ 愛さんはどこにいるのか? と聞かれたことがありますが、OMRONのHPで、メンバーズ登録 ( 無料 )してマイページに ログインすれば、会うことができます。 (*'-'*) 04月07日(月) QnUのドライブ指定は? 昨日の話のおまけ。 QnUシリーズ ( ユニバーサルモデルというらしい ) には、QnH ( ハイパフォーマンスモデル ) にはあるディップスイッチがない。 QnHにあるこのディップスイッチの主な役割は、有効パラメータの格納場所指定。使用するパラメータを、プログラムメモリにするのか RAMにするのかROMにするのかといった指定をするスイッチで、ROM化しない限り普段はあまり使うことがないので気にしていない人も 多いかも。 QnUの場合は、ディップスイッチで 「 指定 」するのではなく、自動判別されるそうだ。 プログラムメモリ > メモリカードRAM > メモリカードROM > 標準ROM の優先順位でパラメータを有効にするらしいです。 ATAカード使ってFTP通信する時、QnHの場合はディップスイッチを設定することで、コンピュータからコマンド打つ時に ドライブ指定を省略することができたんだけど・・・。 例えば、「 NEKODON 」 というCSVファイルを読み出したいときに、 get 2:¥NEKODON.csv の ” 2:¥ ” ( ATAカードを特定するドライブ指定部分 )を省略して get NEKODON.csv と打てばよかった。単純なことだけど、すごい楽になるんだよね。QnUの場合はどうなるのかな。必要なドライブだけにパラメータ入れて おけば、省略できるんだろうか。と言っても、プログラムメモリにはパラメータ入れておきたいし、でも入れちゃうと指定ドライブがプログラム メモリになっちゃうし・・・。 うーん・・・ (-_-) そのうち、検証してみるです。 えー、こっそり 『 第14独立ねこどん艦隊整備場 』 というページを増やしました。リンクがどこにあるかは、 ひ・み・つ。 ( ̄ー ̄) 04月06日(日) QnUの演算速度を検証する 三菱シーケンサの最新機種QnUシリーズの演算速度はどれくらい向上しているのか試してみます。 比較対象は、Q06HとQ13UDH。Q06H用に作ったプログラムを、実機でプログラムモニタ。次に、同プログラムをQ13UDHに 変換して同じく実機でプログラムモニタします。 1.まず、プログラム容量約15k ( FOR−NEXT回路含めて実質20k程度 ただし、一部サブルーチン化しています )。 Q06Hでは、2.1msです。 プログラム変換して、Q13UDHでは。 1.6msでした。確かに速くなっていますね。 2.続いて、プログラム容量45k ( FOR−NEXT回路含めて約100k程度 ただし、一部サブルーチン化しています ) Q06Hでは。 19.0msです。さすがに、ちょっと重いですね。ではこれをプログラム変換してQ13UDHでは。 4.1msでした。おおっ、かなり速くなっているのが分かりますね。 END処理時間が逆に長くなっていますが、理由はよく分かりません。演算システムを何か変更しているんでしょうか。 FOR−NEXT構文によるスキャンタイムのロスがほぼなくなっているということらしいですが。 ついでに言うと、QnUシリーズは、USBコネクタがミニピンタイプ ( GOT1000と同じデジカメケーブル ) になっています。 転送速度も、心持ち速くなっているようです。 04月05日(土) どうしよう テレビ壊れた・・・ (; ̄Д ̄) 04月04日(金) あぶなかった 千葉県のとある発電所に出張してきました。 サヤ付きの色が青ければ 2スケだと思うさ 人間だもの みつを 解説 : サヤ付き( 絶縁被覆付 )圧着端子の被覆色は、1.25sqが赤、2sqが青、3.5(5.5)sqが 黄色というのが標準色である ( 典拠はJIS)。しかし、メーカー製作品には色のバリエーションも 色々とあり、1.25sqの青というのも普通に存在するのである。2sqだとばかり思って箱ごと現場に 持って行った青い端子が、実は1.25sqだったことに、いざ圧着しようとしたら気がついた。 工具箱ひっくり返して出てきた青の2sqでギリギリ足りて助かったけど、あやうく出直しするとこだった。 04月02日(水) 起動画面のこと その1 シミュレーション風景です。
明日は出張なので、更新はお休みします。 (* ´∀`) ノシ 04月01日(火) 新年度 今年もあと9ヶ月か・・・。3月までをまた過去ログに移しました。 以前大阪に出張した時、電車内 ( ドア部分 )に貼ってある広告を見て、ちょっと驚いた ことがある。 エスカレーターに乗っている女性が、左側に立っている人を見て、「 むっ、ヨソ者!」 と 思っている姿を描いた広告だった。広告主は、関西電力だったと思う。残念ながら写真は 撮れなかったんだけど、大阪の人で覚えてる人いるかな? よく知られている通り、東京ではエスカレーターは右側をあけ、大阪では逆に左側を あける。 「 驚いた 」というのは、東京では右側に立っている人を見ても、「 ヨソモノ 」 という 連想は決して出てこないということ。大阪ならでは、と言うか、良く言えば地域性に愛着と プライドがあるのだろうし、悪く言えば排他的で奇妙な身内意識みたいなものがあるのかも しれない。 アパレルあたりの奇をてらった広告ならともかく、天下の関西電力でさえ、そうした意識 が普遍的にあるのだろうことに驚いたわけです。 東京で東京電力がこんな広告出すなんてことは絶対にないと思う。全く共感が得られ ないからね。 では、新年度もがんばりましょう。 ↑ 正しい乗り方 ( 大ウソ ) |