猫に鈍器 | |
日々の雑感など | |
過去ログ 2009年07-09月 |
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
09月30日(水) 仕様書 画像はぜんぜん関係ないぜよ、桂さん。
たとえば、盤内配線の色ひとつとっても、全て黄色なのか、直流は青にするのか、単3の色分けをするのか、 200Vは赤なのか・・・と、お客さんによってマチマチです。そうした仕様がない場合は、盤メーカー標準ということで、 主としてJEM にのっとった、当方の基準で決めることになります。 「 仕様書に書いてある、書いてない 」 とか、曖昧な表現でどうとでも解釈できるような仕様というのは、トラブルのネタにもなります。 (^_^;) 盤製作の第一歩は、仕様書の熟読から。 さて、9月も終わり。なんか、全然チカラがみなぎってきませんが、10月はかなり忙しそうなので気合いを入れなくては。 09月29日(火) DC24Vの電圧降下 が、画像はぜんぜん関係ないんだからねっ! ( 例によって間違ったツンデレ用法 ) FAの制御電源はDC24Vがスタンダードになってきて、盤間での信号のやり取りも、DC24Vを 使うことが多いです。 当然のことながら、あまりにも距離が長いと、電圧降下がおこります。元の電圧が小さい分、 電圧降下の影響も大きくなります。んじゃあ、どれくらい落ちるのか。電圧降下式と言えば 内線規定だけど、あれはあくまで交流の強電のための資料だし、直流の場合はリアクタンスの 影響を考えなくてもいいので、ごく単純に、いわゆる簡略計算式で考えてみます。 たとえば、任意の制御盤間の距離が1kmあったとして、一方からDC24Vをのせて、 もう一方のリレーをONさせようとした場合。 線間の電圧降下 = 導体抵抗 × 距離 × 負荷電流 / 1000 × 電線の断面積 として考えて、導体抵抗は、CVVの2スケで約10Ω ( 通信ケーブルの2PNCTも大体同じ )。 距離は1kmとする。DC24Vリレーは MY4Nの定格電流が36.3mAなんで、40mAとして おきます。 電圧降下 = 10 × 1000 × 0.04 / 1000 × 2 となって、0.2V。 ケーブルが0.75スケだと導体抵抗が25Ωくらいになるので、電圧降下は0.5Vを超えます。それでも、リレーの動作電圧は定格の 70%程度をもっているので、充分に許容範囲内であるとは言えます。 しかし・・・これまでの経験からすると、実際にはもっと落ちますね。何でかしら。 09月28日(月) ソフトでも、ハードでも♪ ・・・って言葉で、コンタクトレンズのCM を思い浮かべた人、オッサンですね。 PLC を抱いた制御盤を設計する時、ハード設計とソフト設計を別の人間が担当するか、 それともひとりで全部やるか、というのは盤メーカーによって色々とあると思いますし、当社の 場合もまあ、色々です。 ひとりでハードとソフトの両方をやる、というのは、ある程度以上規模が大きい制御盤の場合は もちろん大変なわけですが、多少はメリットもあります。 I/Oの並びを、ソフトを組むことを前提にして設計することが容易だからです。ハードを設計する 段階で、ラダーをどう作るか、もう頭に思い浮かべて作業できるんですね。インデックスを多用する ようなラダーの場合、特に有効。また、ハード設計用に作成した入出力リストを、そのままソフトの コメントにインポートしたりすることも想定しながら仕事ができます。 もちろん、ハードとソフトを別の人間が手がける場合も、きちんと打ち合わせしたり約束事が 出来上がっていれば可能ですが、どうしたってひとりの頭の中に収まっていた方が効率はいい。 ま、こんなこと言ってると、結局 「 個人の力技 」 から脱却できず、真の意味での効率化からは遠ざかっちゃうんですけどね。 (-_-) 09月27日(日) とある日常 その10 (-ω- ) 今日はお願いがあります。 ( ・∀・) 今日はサバみそです。 (-ω- ) 今日も、だろっ! ・・・パソコン壊れかけてるんで、新しいの買っていいですか? ( ・∀・) 地デジテレビが先だよう。 (-ω- ) 両方買うお金はありません。テレビはまだ困ってないだろ? ( ・∀・) パソコンだって、別になくても困んないじゃん。 (-ω- ) そう言われると、そうなんだけどなあ・・・。 ( ・∀・) テレビ買ってくれたら、パソコンもいいよう。 (-ω- ) すいませんでした・・・。 というわけで、もし予告なく更新が止まったら、「 あ、パソコン死んだな 」 と思ってやってください。 ではまた一週間がんばりましょう。 ( 棒読み ) 09月26日(土) ジョジョの奇妙な徹夜 来月は、また徹夜しそうな予感・・・・・。 そろそろ、「 どんだけキャバクラ好きなんだよっ 」 というツッコミが・・・。 09月25日(金) フライデー・ナイト 今日は作業着着て出社してたんですが、帰りにちょっと用事ができて、作業着のまま表参道へ・・・。 場違い ( ゜∇゜) では、よい週末を。 ( ´д`)ノ 09月24日(木) KV5000のCPU間通信 読売巨人軍、優勝おめでとうございます。 ( 棒読み ) 迂闊にも今まで知らなかったので、覚書として。 キーエンスのCPU ( LANポート付KV5000 ) 同士で通信する時。 KV5000のポートはイーサとFL−NETの両方が使えますが、CPU間通信する時は、 FL−NETが基本です。なんでも、KV本体バージョンが1.1以上 ( KVSTUDIO は5.6 以上 ) であれば、「 簡易PLCリンク機能 」 というのが使えて、イーサでもCPU間通信が できるらしいですが、リンクスキャンが遅いそうです。 それはともかく、従って、CPU間通信でFL−NETを使ってしまうと、当然のことながら イーサは使えなくなります。他にイーサで通信したい機器 ( コンピュータとか計器類とか )が ある場合は、結局イーサユニットを抱かないといけないということですね。 まあそれは仕方ないかなあ、とは思うのですが、タッチパネルVTまでイーサでは使えなくなる ( 結局、イーサユニットかシリアルユニットを抱かなくてはいけなくなる ) とういうのは、 ちょっと 「 なんだかなあ 」 という感じ。 キーエンスに限らずですが、もうタッチパネル用の専用ポート ( イーサでも何でもいいが ) というのをCPUに設けてもらえないものでしょうか。あ、でもバスや2ポートアダプタはダメよ。 だって、ネットワークユニットって高いんだもん! 09月23日(水) ドラクエネタです ま、連休も終わりなんで許してくれ。・・・っても、今日も出社してたけどな! ( まさに疲労 )
そのかたわら、ルイーダとロクサーヌを連れ出して、メタキンフロア ( まさゆきではない、 9Fにあるやつ ) でレベル上げしたり、ゴルスラフロアで金儲けにいそしんだり。 まあ、定番の行動ですね、この辺りは。 サンディに 「 あんた どんだけ ケチくさいのヨ! 」 と突っ込まれながらも、タネは1個も使わないまま現状に至る。そろそろ腐るかも。 ノーマル・クエストの残りは3つ。全クリしちゃうのもったいなくて残してる。 すれ違いは130人ほど。通勤電車では、必ず3人すれ違えます。生まれて初めて、 首都圏のラッシュアワーというものの利点を味わいました。 なお、現在使ってる称号は、 ムチ大王 です。なにとぞよろしくお願いいたします。 09月22日(火) PLC のコーディング・ルール その2 PLC プログラムと言わず、FAと言わず、技術屋さんというのは、自惚れの固まりだ。 でも、自分の技術に自信を持てないようでは一人前とは言えないので、それは必ずしも 悪いことではない。ただ、自分の技術、知識、経験に自信を持つあまり、極めて排他的に なるのがプログラマーの特徴でもある。とりわけ、PLC のように自由度が高く、かつ仕事 内容が先鋭化するようなプログラムではそれが顕著。 で、その結果、応用命令をふんだんに使い、ムダにこりまくったプログラム ( 作った人間 にしか理解できない ) を作り上げて、ひとり悦に入ってるというようなレベルにまで達して しまい、ベタ書きしてるやつはバカ、というスタンスを取り始める。 こんなこと言って悪いんだけど、コンピュータやマイコンからPLC に入ってきた人には、 とりわけこの傾向が強い。 こりまくったプログラムを作る大義名分のひとつに、「 スキャンタイムをできるだけ短くする 」 というのがある。確かに、かつては組み方ひとつで明らかに ( 実用上の違いが出るほどに ) スキャンタイムに差が出た。しかし、CPUの性能が向上し、演算システムも改良された 昨今では、モニタ性を犠牲にしてまでプログラムを縮めるメリットは薄くなっている。 ・・・なんて言ってるが、実は私もどちらかと言えば、少しでもステップを減らせる工夫を しまくる方なのである。ラベル好きだし、STやスクリプトも使いたくて仕方ないし、使えそうな 応用命令はみんな使いたい。 こりにこりまくったプログラムがバッチリ動作した時には、テンションがみるみる高まって、 「 やっぱ俺、天才だわ 」 などとガッツポーズしてしまうクチだ。 でも、だからこそ自重するようにしている。他人に理解を諦めさせるようなプログラムは、 ベタ書きよりもタチが悪いのだと。趣味じゃなくて、仕事なんだからね。仮りに自分が 明日死んだら、自分が手がけたプログラムの面倒は誰が見てくれるの? P ID や FIFO やグレイコード・カウンタをオリジナルなラダーで組める技術自体は大切 だとしても、それをもってして優秀なプログラマーということはできません。 話があっちこっち行ってしまったが、何を言いたかったかというと、PLC のコーディング・ルールって難しいなあ・・・ということでした。 ちょうど今、多くの人間が開発や保守メンテに携わることになるであろうプログラムを作成していて、見やすく分かりやすくモニタしやすく 改造しやすい、そんなプログラムを作ることの難しさを痛感しているのだ。いかにこれまで、ひとりよがりなプログラムを組んでいたかを 実感したよ。 (;一_一) 09月21日(月) 野球ネタです ま、連休なんで許してくれ。・・・っても、今日は出社してたけどな。 小宮山もとうとう引退か・・・。 1995年、地元優勝目前のオリックスに、伊良部、ヒルマンとともに3タテ食らわせたっけ。今でもよく 覚えてる。 今年は何気に結構マリンスタジアムに行ってるんだけど、チームは5位低迷。優勝するなら今年、と 思ってたんで残念。来年以降はちょっと厳しい。渡辺俊、清水、小林宏、小野は下降線で、大嶺、唐川は まだ時間がかかりそう。シーズン通して計算できるのは成瀬だけか。何より、ボビーがいなくなるのは 寂しい。今年の色んなゴタゴタを見るにつけ、何となく、暗黒時代に戻りそうな予兆さえする。 ここで、あの社長の金言大賞を。 組織はサンマと同じ。アタマから腐る 09月20日(日) 忘れてはならぬ 昨日はソフト改造工事があって、帰ったのは午前様でした。ねむねむ・・・ (つ_`) シーケンサのソフト改造をする時は、大別して、 1.現場で変更・修正部分をオンライン書き込み 2.事前に改造ソフトを作成しておいて、現場でダウンロード のどちらかになります。 1のケースというのは、修正箇所が少なかったり、保存しているデータが最新かどうか怪しかったり、現場の要望で シーケンサを止められない場合とかに行います。 シーケンサにはラッチデータというのがあります。例えばタッチパネルから入力される各種 設定値であるとか、各種ログデータであるとかを、シーケンサの電源を落としたりリセットかけたりしても忘れずに 記憶しているデータ領域のことです。 しかし、ラッチデータ領域自体の割り付けをパラメータ変更したりすると、これらのデータも消失してしまいますので、 パラメータまで変更する改造では、充分な注意が必要です ( 何度か痛い目に会いました )。 最近のCPU では、ROM領域やメモリカードにラッチデータを退避させておくこともできますし、タッチパネルがメモリカードや バッテリを持っている場合は、そちらに退避させておくという手段もあります。点数が少なければ、単純に事前にメモって おくだけでもいいですね。 ちょっと厄介かつ面白いのは、各種パスワードの扱いなのですが、シーケンサやタッチパネルにおけるパスワードに関しては、 また別にテーマを設けたいと思います。 09月18日(金) 制御器具番号の話 その4 明日から5連休、ひょっとすると9連休なんて人もいるんでしょうか。例によって、別世界の話だ ・・・。 なお、弊社では来週の土曜日 ( 26日 ) は出勤日で、それ以外はカレンダー通りです。まあ、カレンダー通り休める人間なんて、 技術部にはほとんどいませんけど。 制御盤におけるデバイスシールは、テプラとかではなく、専用の装置で製作して作ります。 盤メーカーによって貼り方は色々あると思いますが、弊社では、 機器自体 ( リレーとかMCCBとか ) + 機器取付板 + ダクト の 3枚貼り にすることも多いです ( 客先の仕様にもよります )。 ダクトだけだと、ダクトを外すとデバイスが分からなくなる、機器だけだと、機器を外すとやはり 分からなくなる、かと言って、取付板のシールは見にくい。・・・というのが、3枚貼る理由。 機器に貼る場合は、機器の仕様銘板 ( 型式とか定格とか ) を隠してしまわないような位置に 貼り付けます。右の写真では、リレーには上部に貼られています。 ちょっとした改造工事で、お客さんが 「 テプラでもいいよ 」 と言ってくれた場合は、テプラで すませることもありますが、テプラってはがれやすいんですよねー。 では、休める皆さん、よい連休を。 (`・ω・)ノ 09月17日(木) キーのカスタマイズ 言ってるそばから、サバみそかよ!! (゚д゚#) キーカスタマイズは、OMRONもキーエンスも、ちゃんとできるようですね。 キーエンスにいたっては、三菱 GX や OMRON CXへのキー互換機能まである。キーエンスらしいと言えばらしいですね。 三菱 GXは、GPPAとGPPW の互換しかできないみたいだ。 アイコン使う派の人や、ニーモニック打ち込み派の人にはあまり関係ない話かな。 09月16日(水) すいすい帰ろう水曜日 なんとなく、デシジョン・テーブル作ってみた。 いかにサバみそが重要な条件かが分かりますね。 ( ・ω・) 09月15日(火) タッチパネル画面のレイアウトについて考える その7
入れるか入れないかは全くもってお客さんの考え方しだいなので、我々の側からとやかく言う筋合いではありません。 しかし、あえてひとつだけ言わせていただくと・・・。ある程度以上にタッチパネル画面もラダーも完成が近づいた状態に なってからの、 「 ウィンドウを出すようにして 」 という注文は結構キッツイです。 (´□`) 確認ウィンドウというのは、もちろん誤操作防止手段。 「 うっかり触っちゃってモータ動いた防止機能 」 と言ってもいいですが。 仕様が明確でない場合、新しく画面作成する前には必ず、「 確認ウィンドウは出した 方がいいですか?」 と訊くようにしています。 画面のこうした細かな操作部分は、タイムチャートやブロック線図には出てこないことが ほとんどなので、事前にきちんと打ち合わせておかないと、後になっていらん手間をくいます。 こうした問題は他にも、画面展開の方法であるとか、設定値変更の際のパスワード機能とか、 メンテナンス用のいわゆる 「 裏画面 」 の必要性であるとか、多岐にわたります。 ・・・ってことで、この項はもう少し続く。もちろん、右の画像は何の関係もありません。 09月14日(月) 定数が定まってない件について 1日のうちに、キーエンスとOMRONのソフトを両方いじってたりするじゃない? 定数指定が微妙に違ったりするんで、結構打ち間違え たりしてイライラする。 キーエンスだと10進定数は 「 # 」 だけど、OMRONだと 「 # 」 は16進 ( とBCD ) なんだよ・・・。 何か わざとか!? きみら、わざと微妙にずらして作ってんのか!? ・・・ せめて、この程度のことは全ベンダーで共通してくれないものかなあ。 ことわりますか、そうですか・・・。 なんか、ラダーの統一規格を目指す団体とかってないのかねえ・・・。PLC Open は、結局 IEC 推進団体でしかないし。 09月13日(日) 週刊ニパ子ちゃん その24 活線作業を指示する側は、人の命を握っているのだという自覚が必要です。 よいこはマネしちゃダメだよ! 09月11日(金) よい週末を
09月10日(木) タッチパネル画面のレイアウトについて考える その6 やっと少し体調戻ってきた。小錦が寺尾くらいになった。 (´□`) タッチパネル画面を作成する時に一番難しいケースは、お客さんがどういう画面を望んでいる のかが全く分からない時だ。全画面とは言わないし、ほんとにマンガか落書きで いいので、 「 こんな感じで 」 って画面案を提示されると嬉しい。知りたいのは、個々の細かい画面内容 ではなく、お客さんがどういう思想というか嗜好というかを持っているかということ。 例えば、 1.画面背景色は黒基調か、それとも白 ( その他明るい色 ) 基調か。 これはとても重要な要素。何故なら、黒バックか白バックかでは、単に背景色の違いだけ ではなく、文字やパーツ他、全ての色使いに関係してくるからだ。タッチパネルの機能には 「 一括色反転 」 なんてないし、あっても恐らく役に立たない。土壇場で背景色変更を要求 されると、立ちくらみするよ、マジで。 2.細かく詰め込む派か、大きく扱いやすく派か。 多少文字やパーツが小さくなっても、できるだけ1画面内に多くの情報を詰め込みたい人と、 できるだけ文字やスイッチは大きくして見やすく扱いやすくしたい人がいる。 前者は、DCSとか、まあパソコン画面をイメージしている人に多く、後者は現場事情に 詳しい人に多い。 3.遊び心がどの程度あるか。 一例だけど、客先の会社のロゴをあしらった起動画面を作ったとする ( 実際、よくやる )。 お客さんのうち6割は、特に関心も興味も示さない。3割は、ウケたり面白がったり喜んだり してくれる。しかし、残りの1割は、 「ムダなデータはバグの元! 」 と怒りをにじませつつ 削除要求をしてくる。 こういう技術とかセンス以前の基本思想さえ分かっていれば、特に詳細な元ネタや仕様がなくても 大ハズレすることはない。 「 メイン画面だけでいいんで! 落書き程度でいいんで! 画面案くださいよう、うへへへへ 」 と頼んでみましょう。 09月09日(水) お土産 会社にと買って帰ったベ トナム土産のお菓子が、もう2ヶ月になるというのに、全く減りません。 確かに、 わざと1番まずそうなの選んで買ったんだけど、みんなもっと食べてくれても いいじゃないか。 ・゜・(つД`)・゜・ 俺は絶対食わんけどな。 ( まさに外道 ) 日本全国出張に行ってますが、地元の美味しいものなんて食べる機会は滅多にありません。 下関行ったってフグ食わないし、北海道行ったってカニもピーナツも食いません。静岡に1ヶ月 行ってても、毎日ラーメンかコンビニです。桜エビは食ったことありません。 そんなマネしてたら大赤字。 来月は新潟に行きますが、何も期待していません。 09月08日(火) HP
関係ないけど、こういう場で 「 HP 」 って言うともちろん 「 ホームページ 」 のことですが、 会社で 「 HP 」 と言った場合は、 「 ホームポジション ( 原点 )」 のことです。 (´-`) < 09月07日(月) バス接続からシリアル接続へ 身体が重い・・・ 両肩に小錦が乗っているようだ (;一_一) 「 どうしたんだ、自分!」 と言いたくなるくらい、くたびれてます。 三菱GOTで、バス接続をシリアル接続に変更する作業。
バスケーブルはメーカー品、シリアルケーブルは自作です ( シミュレーション用なので、端末処理はいいかげん )。 シリアルユニットはリモートI/O局についています。 (-_-) あまりいい設計とは言えないんですが、改造の都合上やむをえず。もちろん、 別に実用上の支障はありませんけど。 09月06日(日) コンバインドサイクル ようやく検査終わって帰ってきたと思ったら、まさに山のような仕事が待ち構えていたりする。何から手をつけていいものやら。 さて、久しぶりにダルい男情報。東田研の第12話がアップされています。 http://www.tepco.co.jp/pavilion/energy/ 今回は、「 電気の工場〜最新鋭火力 」篇 ・・・ ということで・・・。おや? また原発推進から遠ざかってますね。 原発の危険性より、火力のCO2問題の方がうるさくなってきたから! といったあたりでしょうか、この路線変更は。 とはいえ、しょっちゅう火力発電所に行ってお仕事している身としては、火力が話題になるのは嬉しいことです。モデルになってる コンバインドサイクルの発電所はどこかな。富津か、横浜か・・・。なんか、見覚えある気がする。富津の4号系列は、MACCのはずだ。 出張中、真山仁の 『 マグマ 』 という地熱発電をテーマにした小説を読んでました。面白かったです。お奨め。 では、また一週間、イヤイヤでも頑張りましょう。 (;一_一) 09月05日(土) サッカーネタです 今日帰ってくるまで、オランダ戦があるってことすっかり忘れてたよ。
え? 日本代表? 試合後のインタビューに対し、鼻先で笑って自分の無能無策ぶりを糊塗する監督のお粗末さだけがとても印象的でした。 08月31日(月) 制御盤と電源盤 今日は現場改造工事でした。雨の日はどうしてもテンション下がるなあ。俺は雨に 弱いんだよ。 消える魔球 なんだよ。 しかし、明日からまた下関工場に出張です。写真は、先週の工場検査風景。 今回のこの盤は二重化シーケンサを抱いた制御盤ですが、下関工場では現在、 九州新幹線関係のでっかい電源盤、配電盤なども製作していまして、工場内が狭く 感じられます。 電源盤や配電盤、分電盤は、制御盤に比べると手切れが良くていいですね。 回路を組み上げる面白さというものはあまりありませんし、改造が発生した場合は かなり大変ですけど。 まれに、電源盤に制御回路が組み込まれていたりすると、静電誘導で思いもかけない 事態が発生したりしますしね。 さて、8月も終わりです。また週末にお会いしましょう。 (`・ω・)ノ 08月30日(日) 情報洪水 ちゃんと投票してきた ヨ! (`・ω・)
不必要に情報を垂れ流す人も、必要な情報をきちんと伝達しない人も、その根底にあるのは恐らく同じで、 要するに相手のことなんて考えてないわけですね。 自分の都合、自分の責任だけで頭がいっぱい。 必要な情報をムダなく迅速に、しかし適切なタイミングと手段で。 そう心がけないと、本当に情報洪水で人類滅亡しますよ、大袈裟ではなく。 2月22日の項 ・・・以上、自戒の念をこめて。自虐的に言うと、このサイトもムダ情報以外の何物でもないしなあ・・・。 08月29日(土) 黒井村 今日帰ってきたんだけど、東京駅が旅行客でごったがえしてた ヨ。 写真は、下関工場の最寄り駅である、黒井村駅です。1時間に1本くらいしか電車ありま せん。 ( ゚ ∀゚ ) 出張が好きな理由のひとつとして、 「 出張中は、その現場 ( 仕事 ) のことだけ集中して考えていればいい 」 というのがあります。 ・・・・・・ いや、ありました。 しかし、今ではもう、携帯とインターネットが普及しまくって、そんなある意味呑気なことも 言ってられなくなりましたね。実際、工場に行ってたこの1週間も、携帯やメールに ガンガン 連絡がくる始末。そのうちの多くは別に緊急性のないもの。しかし、連絡をもらった以上は 何らかのリアクションをしなくてはいけません。 こういうのも、ある種の 「 パーキンソンの法則 」 ってやつなのかな。 流せる情報は全て垂れ流す。ムダな情報も含めて。 08月23日(日) タッチパネル画面のチェック ミスしてもめげないで頑張ってれば、いつかは会心の一撃が出せるさ。 ( ´∀`)
まあ単なる文字の間違いで、制御そのものには何ら支障がないせいでもあるんだけど、ミスはミス。じゃあ、再発防止の解決策は? チェックリストを作りましょう、というのは簡単だけど、そのリストを作るにも当然設計工数はかかるわけだよね。あらかじめその費用も 見積もりに計上したとして、それを認めてもらえればいいけどさ。 これは一例だけど、制御そのものと違って、タッチパネルの画面のチェックというのは意外と難しい。ECWDや IBDのように 塗りつぶせるようなものでもないし、色だとか文字のフォントだとかまでチェックするとなれば、膨大なチェックリストが必要に なってしまう。 ( 複数の業者が入る大きなプラントとかでは、文字サイズやランプ色なんかを統一するケースも多いんですよ ) んじゃどうしようかってことで、この話は続く。でも明日から出張なので週末まで更新はお休みです。 08月22日(土) タイマ設定値のありがちなミス マジックナンバー 32767 に引っかかるミスとしてよくある例。
この結果どういうことになるかというと、符合反転しちゃって、タイマの設定値がマイナスになってしまいます。 マイナスになった場合、タイマは0と同じで速攻でON、つまりただのリレーと同じになっちゃうんですね。 日常、お客さんが、「 3000秒 」 と入力して装置を使ってくれている分には問題ありません。ところが、何か試験でもしようとして 「 3500秒 」 とでも入力したとします。そのとたん、シーケンサ内部で 「 32767 」 オーバーが発生し、タイマはリレーと化し・・・・・・ あら不思議、昨日まで問題なかったはずの回路が挙動不審な動作をしてしまいます。 こういうのは、もう 「 慣れ 」 なんですね。このオーバーフローを回避する方法は、いっくらでもあります。タイマに限らず、数値を扱うときは 常に 「 32767 」 を意識するようになれば、こういうミスはなくなるということ。経験を積むっていうのは、そういうことなんだと思います。 08月21日(金) インフルエンザ 「 ケチをつける 」 と 「 ケッチをつなぐ 」 って何となく似て ・・・ ないよな、別に。 新型インフルエンザ大流行の兆しとかで、おっかないですね。 弊社入口にも、アルコール消毒液が配備されました。ご来訪各位には、ご協力のほどお願いいたします。 m( __ __ )m 08月20日(木) 出張と宿 来週と再来週は下関の工場に行ってますので、更新は週末だけになります。 出張に伴う旅費の規定だとか手当の内容、あるいはこまごました決まり事というのは、会社に よって色んなバリエーションがあると思います。宿泊先も、事前に決まっていることもあれば、 自分で探す必要がある場合もあります。今は、ネットがあるおかげで、宿探しもずいぶんと楽に なりました。 出張ってのはさ、とりわけ妻帯者にとっては、手当やら何やらで、わずかながらも自分の お小遣いを増やすチャンスなんですよね。 (^_^;) 会社によって違いはあるでしょうが、 給与明細にのらない収入源になったりするんです。 ま、出張先でハメはずして、大赤字になっちゃうケースも少なくないんですけど。 あー、いつまで ドラクエやってんだ、って気もしますが、たぶんあと5年くらいやってます。 08月19日(水) ラダつく その17 ビットデバイスとワードデバイスの2 逃げるな! 頼むから逃げないでくれっ!! ( 仕事でもありえないハイ・テンション ) えっと、ワードデバイスの話だよね。 ワードデバイスは、「 D 」 で表します。そのうち、リンクレジスタの 「 W 」 とかファイルレジスタの 「 R 」 だとかも出てきますが、 ビット構造は同じ。レジスタを使いこなしてこそのシーケンサ。まずは 「 D 」 をしっかり覚えましょう。 実際にラダーでどう使うかは次回以降の話にして、データレジスタの構造を覚えます。基本は、シーケンサだのラダーだの以前のお話 なんですが、三菱シーケンサ独特の約束事とかが絡んできます。 さて、1ワードデータは16ビットなので、16個の0または1の集合体です。 最小値は、 0000 0000 0000 0000 ですから、0です。 最大値は、 1111 1111 1111 1111 で 65535 になります。 なんで最大が65535なのかと言えば、
1+2+4+8+16+32+64+128+256+512+1024+2048+4096+8192+16384+32768 = 65535 ということです。16個のビットがそれぞれに対応する数値を意味していて、この16個のビットの組み合わせで、0〜65535 を もれなく表現することができます。 0000 0000 0000 0111 なら 7、 0000 1000 1000 1111 なら 2191です。関数電卓使って 試してみてね。 まあ、ぶっちゃけ言うと、ただの2進数と10進数の対比の話でしかないのよ、ここまでは。ここがよく理解できないという方は、 「 2進数 10進数 」 とかでWeb検索してみてください。分かりやすい説明をしてくれているサイトがいっぱいあります。 で、これからがシーケンサでのお約束事とか注意点です。 まず、ビットの呼び方は、0から始まります。一番下位のビットを、「 0ビット目 」 と呼びます。 ワードでは、最上位のビットが 「 15ビット目 」 になり、ダブルワードでは 「 31ビット目 」 になります。0から始まります。 1からではありません。これ、大事。 次に、三菱シーケンサでは、単純に数値 ( 10進定数 )をレジスタで表現する場合、最上位のビット ( ワードデータなら15ビット目 ) は、 正負の判定に使われます。15ビット目が0ならプラス、1ならマイナスです。 つまり、1000 0000 0000 0001 は 32769 ではなく、−32767 を意味します。ということは、 1ワードデータが扱える範囲は、0 〜 65535 ではなく、 −32768 〜 32767 なのです。この、「 32767 」 という数値は、三菱シーケンサを扱う上での、マジック・ナンバーです。暗記しましょう。 ワードデータの上限値は 32767 ! この上限値をうっかり失念して痛い目にあった例を、 これまでイヤというほど見てきました。初心者からベテランまで。 もちろん、自分も含めてです。 (;一_一) どうして痛い目にあうハメになるかは、次回以降、実際にラダーでレジスタをどう使うかで、おいおい出てきます。 今すぐ知りたいという方は、とりあえずこの辺を参照してください。 2008年01月31日の項 ではまた。 ヽ(´ー`)ノ 08月18日(火) ラダつく その16 ビットデバイスとワードデバイスの1 いよいよ、通称 「レジスタ 」 と呼ばれるワードデバイスに行ってみたり。 シーケンサのデバイスには、大別してビットデバイスとワードデバイスがあります。おさらいすると、「デバイス 」 というのは、 目的別、用途別に付けられた記号でした。「 M 」 ならコイル、「 T 」 ならタイマ、「 C 」 ならカウンタ。 これらはみな、ONかOFFかの状態しかもたないビットデバイスです。「 1ビットデバイス 」 と言った方が分かりやすいかな。 0か1の状態しかありません。 では、ワードデバイスとは何かというと、結局はビットであることには変わりないのですが、複数のビットから構成されるデバイスです。 このあたりはまあ、結局はコンピュータの世界とイコールです。複数のビットのON−OFFの組み合わせで、数値を表現できるということ。 さて、三菱シーケンサでは、 8ビットを 「 1バイト 」 と言います。1バイトを2つ組み合わせた、すなわち16ビットのデータを 「 1ワード 」 と言います。 コンピュータでは、必ずしも1ワードが16ビットと決まっているわけではありませんが、三菱シーケンサでは、これが決まり事です。さらに、 1ワードを2つ組み合わせた、すなわち32ビットのデータを 「 ダブルワード 」 と言います。 ここんとこ、めっちゃ大切な約束事なので、ピンク文字にしてみました。 ラダーで実際に扱うのは、16ビットデータ ( ワードデータ ) と32ビットデータ ( ダブルワードデータ ) です。 これは、三菱だけでなく、大体どこのメーカーも同じです ( まれに、8ビットの1バイトを使うメーカーもあります )。通信プログラムなんかを 扱うようになると、「 バイト 」 というのも重要な単位になりますが、当面は、この16ビットと32ビットさえ扱えれば大丈夫。 明日は、もうちょっと具体的に。 以下はおまけ。 タイマのところで、こんなデバイス点数を決めるパラメータをちらっとやってみました。 ここで使用するデバイス点数を決めてあげるわけですが、ここで、「 ●K 」 と記入してある場合は、バイト換算する必要があります。 たとえば左図で、内部リレーM は 「 8K 」 とありますが、これは 0〜7999 の8000点使えます ・・・ という意味ではありません。 8000 ( 8K ) × 1.024 = 8192 すなわち、M0 〜 M8191 の計8192点が使えることになります。 ただし、実点数を16の倍数で設定した場合は、その点数になります。ややこしいですね。 プロでも意外に勘違いしている人が結構いるので、覚書として。 それにしても、三菱は総デバイス点数が少ないですね。 これだけプログラム容量が増えて、膨大なラダーを書けるようになっているのに、総点数が少なすぎます。ワードデバイスはまだ ファイルレジスタが使えるのでマシですが、ビットデバイス、特にM はもうちょっとなんとかしてほしいものです ( M を何とかするというよりは、単純にデバイス合計のワード数を増やしてほしいということなんですけど )。 ローカル・デバイスを使うという手もありますけど、結局ローカル設定した範囲はグローバルとして使えなくなっちゃいますからね。 ではまた。 ヽ(´ー`)ノ 08月17日(月) KV STUDIO 相変わらず寝室にエアコンがありませんが、この夏は寝苦しいと感じたことが一度もないです。
ま、キーエンスの方が、元は三菱やOMRONのいいとこどりしつつ工夫を凝らしてきているってことでもあるし。 お互いにいいとこはマネしあって、さらにいいものを作ってほしいと思います。 ダメなとこはマネしないように! KV STUDIO は結構好きですし、慣れという側面を除けば、GX Developer よりも扱いやすいと個人的には思います。 ただ、「 LDA 」 と 「 STA 」 にだけは、いまだに馴染めない・・・。初心者には、「 サフィックス 」 という概念も とっつきにくいかもしれません。慣れちゃえば、間違いしなくていいんですけどね。ワードデータが符号反転しちゃって エラー出すようなこと ( 三菱じゃよくあるでしょ?)がなくなります。 あと、ローカル・デバイスが使いやすくていいですね。 そうそう、旧ねこどんTOPページにアクセスした場合、自動ジャンプするようにしておいたんですが・・・うっかり そのファイル自体を削除しちゃって。404に遭遇してしまわれた方、申し訳ありませんでした。もう復旧しています。 08月16日(日) 新装開店
「 ひみつのお店 」 ではあるけれども、会社のHPというくびきが薄くなったのも事実です。 これまで、結構遠慮して書くのを控えていたようなこともありますし、あえて触れないようにしていた話題というのも いくつかあるんですが、今後はボロッといってしまいそうです。 (^_^;) さて、盆休みも終わり。明日は電話やメールの嵐なんでしょうね。 全然関係ありませんが、『 彷徨える艦隊 』 シリーズが面白すぎます。読んでる人いるかな。こんなにも続刊が待ち遠しいS F小説は、 『 ハイペリオン 』 シリーズ以来かもしれません。 08月11日(火) お休み兼移転のお知らせ 地震は怖いですね。弊社静岡工場でも、軽微ですが損害があった模様です。 さて、明日もしくは明後日から盆休みという会社も多いと思います。盆休み期間中に、この 『 猫に鈍器 』 の移転とこのHPのメンテナンスをすませてしまおうと思うので、少々更新は お休みになるかもしれません。 くどいようですが、移転先はこちらです。 http://nipako.net/ とは言うものの、移転した場合のスタンスというのを決めかねているというのが実情です。 まあ、当分の間は日邦エレックス TOPページからのリンクは残して、内容はこれまで通り ですけど。 では、新しいURLでお会いしましょう。よい盆休みを! (* ´∀`) ノシ 08月10日(月) 出不精
もちろん、身体的事情、家庭的事情等から出不精にならざるをえない人もいるわけですが、ここで言ってるのはそうでなく、 「 ただ何となく外に出るのがイヤ 」 な人たちのことです。必ずしも皆が皆そうではないと前置きした上で、こうした人たちの特徴を挙げると、 ・ きわめて内弁慶。社内では結構おしゃべりで、あれこれ意見も積極的に言うのに、現場でお客さんや他の業者さんを前にすると、 借りてきたネコ以上におとなしくなってしまう。 ・ 技術的には高いか低いかの両極端。技術が高い場合、「 なんでオレが現場で汗かかなくちゃいけないんだ 」 的な妙なプライドあり。 低い場合は、単に一人で現場に出るのが怖いだけ。 ・ ただの甘ったれ。 さて、過去ログは全てリンクを消しました。もう、サーバー上にファイル自体ありません。間もなく、このページも移転する予定です。 08月09日(日) リアルすぎて その2 今日もこりずに ・・・ ギガスラ〜ッシュ!! ( ゚ ∀゚ )
たとえば、バルブのパーツとかだとさ、 こんな感じのリアルなのも、とても良いとは思うのですが、 こんな感じのちょっと古臭い方が、非常に実用的だったりするわけですよ。 ( 上のは各メーカーのパーツリストから抜粋、下は自作して部品登録しているものから抜粋 ) ぜひ、ご一考いただきたい。 m( __ __ )m 08月08日(土) ペンレコ 今日も元気にメタルとメダル探してるか〜い!? ( ゚ ∀゚ ) 今日は、スライムタワーの日らしいです。何のことやらさっぱり分かりませんが。 そんなわけで、頼まれ仕事で現場にペンレコの設定をしに行ってきました。全然関係ない ですか、そうですか。 ペンレコ ( 記録計 ) と言えば、山武、横河、チノーとかですかね。あと、大倉さんとか。 本日扱ったのは山武製。 最近は、ペーパーレスもずいぶんと普及してきたようです。
ペーパーレスの方が便利だとかデータとして残しやすいと言うよりは・・・ほら、資源の無駄を省くとか、消耗品の削減とか、 そっちの方でさ。 さて、明日も別件で現場仕事なので、今日はもう寝ることにします。よい休日を。 (`・ω・)ノ 08月07日(金) FA現場のP ID制御 その4 今日も元気にすれ違ってるか〜い!? ( ゚ ∀゚ ) こないだ改造工事があったんだけど、やっぱりP IDのDの制御がうまくいかなかった。温度制御だけど変化が激しくて、 どうやってもうまく調整できず、結局Dは ガン無視!いや、OFFでも実際の制御上は全然問題はないんだけど、 ちょっと意地になってしまった。(−_−;) 何でなんだろう。結局のところ、コントローラの微分時間が長くて、突変しちゃうってことでしかないのかな。 コントローラは横河のUTで、確かに微分時間の最小設定単位は1秒。1秒って長いよね。数ms の単位で サイクリック・スキャンしているPLCの世界に比べちゃうから、いっそう長く感じる。ただ、1秒以下の設定をしても 無意味 ( 悪影響するだけ ) ってことなのかも。一方で、制御周期も最短で 50ms (デフォルト200ms ) 。 まあ、うまく調整しきれないのは、たぶん自分の知識技術不足であろうことは想像がつくんで、これからも勉強を続けます。 ただ、こうなるとやっぱり試してみたいのが、PLCでP ID演算式を作って制御すること ( 計装PLCやP IDユニットや P ID制御命令は、とりあえずほっておく )。 PLCのアナログユニットの変換速度なら、数ms の世界でアナログ出力値を制御できるはず。演算式は、 とりあえずラプラス変換後の計算式を使って横着する。それなら、そんなに悩まず書けそう。 なんでこんなこと言い出してるかと言うと、計装PLC では、微分 ( D) の設定最小値が0.1msなんだ。ということは、 制御周期を含めてP IDその他のパラメータをきれいに設定してあげれば、1秒以下のI 及びD を使用する意義が あるんじゃないかということを検証したいのだ。 機器の動作自体がついてこれないようなら、それまでの話なんだけど・・・。 ただ、なかなか試す機会がなくてねー。 なんでかと言うと、実機環境作るのが難しくて。実機でやらないと、意味がないし。第一、アナログユニットの シミュレーション機がないもんなあ。他のユニットはほとんど揃ってるのに、何故かアナログだけがない ( しかし、差圧伝送器はあったりする )。 でも、いずれやるよ! (σ・∀・)σ 08月06日(木) サポセン 今日も元気に ・・・ ギガスラ〜ッシュ!! ( ゚ ∀゚ )
なんか最近、画像がドラクエばっかり・・・。 (。。;) さて、各メーカー、来週一週間夏季休暇のところが多いです。FAに限らず、メーカーは大体そうですね。羨ましい限りだ。 サポートセンターに問い合わせたいことがあれば、明日を逃すとちょっと面倒なことになりますよ。 FAメーカーのサポセンは、かつては色々とねえ・・・ 「 名古屋はめったにつながらねえっ! 」 ( ”名古屋”が何を意味するかは・・・ご存知ですよね ) とかさ、ユーザーからの不満の声も多かったけど・・・最近はご時勢とでも言うべきか、どこもすっごく対応がいいですね。こっちが恐縮 しちゃうくらい愛想もいいし、応答も早いし、誠実に答えてくれる。 先日も、OMRONのサポートにレベル機器の件で問い合わせたんだけど、親切丁寧かつ素早く調査して回答をくれました。 もちろん、例外はいつだってありますし、応対してくれる人間によるのかもしれませんけど、メーカーがきちんと教育するようになっている こともあるんではないでしょうか。 我々業者も、お客さんとの関係においては、かくありたいものですね。 08月05日(水) ラダつく その15 パラメータ 今日も元気にタンスあけてるか〜い!? ( ゚ ∀゚ ) 今日はパラメータのお話です。と言っても、個々のパラメータの細かい設定とかはまた後日で、今日はおおまかなお話。 現場の機械装置を動かすのはプログラムですが、パラメータとは、そのプログラムに対する約束事をあれこれ設定してあげる部分です。 前回、積算タイマを使うための設定をしましたが、あれもそうです。 他には例えば、 ・ プログラムを分割して、そのプログラムをどう扱うかといった決め事。 ・ ネットワークの設定。Ethernet ならIPアドレスやポートの設定、MELSEC NET を使うなら、リンク・デバイスの割り付け。 ・ 割り込みとかローカル・デバイスとかファイルレジスタとかを使いたければ、その決め事。 ・ CPUがエラーだしたらどうするかとかスキャンタイムを固定にしたいとか、プログラムを走らせるためのお約束。 なんて書いちゃうと 「 こりゃえらいこっちゃ!」 って感じですが、原則として、こうしたパラメータはほとんどデフォルトのまま、何も設定 しなくても大丈夫なんです ( ただし、ネットワーク・パラメータは除く )。あくまで、オプション的な部分を利用した時に必要に応じて設定 するのだと考えておいてください。 今回はちょっとだけ、プログラムを分割するという 「 パラメータ設定 」 をしてみましょう。 三菱に限らず、昨今のPLC では、従来長々と書いていたラダーを、いくつものプログラムに分割することができます。もちろん、するしない は自由です。例えば、500ステップくらいしかないラダーを分割する意味はほとんどありません。たいていは、長すぎてどこに何が書いて あるか自分でも分からなくなってしまわないように、いくつかに分けてそれぞれ名称をつけてあげると見やすいなあ、ということです。 ベテランのプログラマーでも、 「 モニタしづれえんだよ!」 という理由で、長いラダーでもできるだけ分割しない人だっています。
さて、プログラムを分割したことで、それに対する約束事の設定が必要になります。 「 パラメータ 」 の下にある、「 PC パラメータ 」 をダブルクリックして開いてみてください。
見たかったのは、こちらです。 「 プログラム設定 」 タブを開きます。 ここで、分割して作ったプログラムを登録してあげなくてはいけません。左側でプログラムを選んで、「 挿入 」 で登録。ここで並べた 順番にCPUは実行しますので、並べる順番もとても重要です。 分割して作ったプログラムは、全て登録するのが基本だと思ってください。ここに登録していないプログラムをCPU にダウンロード しちゃうと、思いっきり エラーになります。 こんな作業が、「 パラメータを設定する 」 ということです。ここでは、プログラムを分割して、それをどう並べてどうやって使うか、という 約束事を決めてあげてるわけですね。 次回はまた、プログラム作成のお話に戻ります。ではまた。 ヽ(´ー`)ノ 08月04日(火) 防具 今日も元気にツボ割ってるか〜い!? ( ゚ ∀゚ ) 新しい安全靴ほしいなー。マジでボロボロなんだよ、俺の安全靴。固くて重いし。 ドラクエ風に、現場アイテム一覧
08月03日(月) 夏期休暇のお知らせ
なかなか夏っぽくならないですが、それでもエアコンの季節です。 ダイキンのHPに、「 漏電ブレーカ設置のお願い 」 なんてトピックがあります。これ、何年か前にリコールがあったアレかな? 漏電ブレーカじゃなかったことも一因で、室外機から煙吹いたやつ。設備管理者、電気工事業者はもちろん、我々のような 盤屋も決して無縁の話ではありませんね。実際当社でも空調用の動力・制御盤は数多く手がけていますし。いずれまた、 漏電ブレーカの設置についてはここでもあれこれ書いてみたいと思います。 08月02日(日) PLC のコーディング・ルール その1 なんかさ、もう 「 設計効率アップ!」 とか 「 デバッグ工数削減!」 とか聞き飽きたなあ。命令語の候補一覧が表示されるから何だって 言うんだろう。それで、一体どれくらい設計工数が削減されるっていうの? どうやって検証したわけ? どの程度のレベルのプログラマーを 想定してるの? そういった小手先の 「 ツールの操作性 」 はともかく、プログラムの構造化というのは、上手く使えば明らかに設計工数削減につながる。 これまでも何度か書いたけど、その大きな理由のひとつは 「 プログラムの使い回しが簡単 」 ということだが、もうひとつには、「 複数人数 での設計作業が容易 」 ということである。 納期が厳しいこの世界では、大規模な仕事の場合、当然複数人数でとりかかざるをえない わけだけど、従来の延々とハシゴが並ぶラダーでは、複数の人数で作業することは難しかった。 いくら仲間を呼んだところで、人数が2倍になれば作業時間が半分になるというものではなかった。 たとえば、コンピュータとの通信プログラム部分とか、サーボ制御部分とか、やや独立性の高い パートを分割して受け持つのならまだしも、一連の動作フローを二人三人で手分けしてやるという のは極めてややこしいのだ。 その点、構造化プログラムなら、まずデバイスの割り付けは気にしなくていいし、デバッグも 個々のタスクで完了させればいいし、分担作業がしやすいのは明確である。 しかし、ここで問題になるのはプログラムの 「 ブラックボックス化 」。構造化された個々のタスク が作業者の技量とか考え方を反映してしまうと、それぞれのプログラムが別の作業者に対し、 ある種のFBと化してしまう。現地でのスタートアップだとか改造工事があった場合、作業者全員が ぞろぞろ現場に行くわけでもないので、FB化している部分の修正や改造は、まずプログラムを 読み解くことから始めなくてはいけなくなってしまうのだ。 で、これからは社内におけるプログラム方法の統一ルールの整備というものが、ますます重要になってくると思う。コンピュータ・プログラム の世界では、C でもJAVAでもVBでも、すでにコーディング・ルール ( 規約 ) が (その是々非々はまた別にして ) 当然のように存在して いるが、PLC ではこれまでそうした意識がかなり希薄。せいぜいが、「 極力応用命令は少なく 」 だとか、「 インデックスは使うな 」 とか、 「 タッチパネルに振るデバイスは X1000以降 」 とかいった申し合わせ程度のこと。 ・・・で、あまりにも荷が勝ちすぎる話ではあるけど、ある程度汎用的なPLC のコーディング・ルールというものを考察してみたいな。すでに そうした作業を実践、整備されている会社も少なくないかとは思いますが、よろしければ是非参考までにその一端でもご教示ください。 というわけで、次回以降に続く。 08月01日(土) 週刊ニパ子ちゃん その23 今年もあと5ヶ月か・・・。 まあ、休みがあるだけマシですよね、この業界では。 07月31日(金) ブラックボックス もちろん、画像は関係ないっすよ! PLC プログラムを、「 わざと難しく組む 」 という業界の暗黒面が、今なお存在しているらしい。 その目的は、自分 ( 自社 ) 以外の人間が解読不可能なように、あるいは手を出す気にならない ようにするためである。つまり、「 改造は必ず当社へお申し付けください 」 ということ。 前にも書いたけど、この世に解読不能なラダーなんてものは存在しない。しかし、解読する気を なくさせるラダーというのは確かに存在して、それは往々にして技術的な稚拙さからくるものだが、 逆に高度な技術でわざわざ目くらましするケースもある。 その会社にしか頼めないとなれば、どんなに法外な見積もりを提出されても、客先には選択の 余地がない。ほとんどサギのような手口で、こんなやり方を営業戦略のように考えて得意気に なっている会社、あるいは個人というのも、信じがたいことだが確かに存在する・・・らしい。 時代錯誤も甚だしいと言うか、せっかくの技術をそんな意地汚いやり口に使うなんて、とっても哀しいことだ。 もし、「 ブラックボックス化 」 してしまっているが故に、法外な見積金額に泣かされている設備がありましたら、ぜひ当方にご相談ください。 どんなプログラムだって、ちゃんと解読してみせますヨ! 07月30日(木) 引っ越し開始 今日、カラスの死体見かけたよ、矢追さん! ( ゚ ∀゚ ) 暑いんで、これで涼んでください。配管の結露写真。 さて、ボチボチ本腰入れて引っ越しを始めます。徐々に過去ログを消していきます。また、過去ログにリンク貼ってる カテゴリ分類がある 「 ねこどん艦隊整備場 」 も消しました。 あと、こっそりサーバー上に残していた 「 サカつくDS日記 」 も消しました。 もしこれらを見たいという奇特な方がいらっしゃいましたら、 http://nipako.net/ へお越しください。また、検索エンジン及びそのキャッシュからご訪問頂いた方には、大変ご迷惑をおかけして 申し訳ありません。 m( __ __ )m 今後はあまり 時期をおかず全移転して、ここにはジャンプページを残しておくつもりです。 07月29日(水) 二重化シーケンサ その3 現在は二重化シーケンサのシミュレーション中です。 三菱の二重化も、従来はリモートI/O式だけだったのが、最近ではバス式もラインナップされました。
まあ、あくまでシミュレーション上の話なわけで、だから何だということもないけどね。強制ON− OFF ( デバイステスト ) の仕組みが、 何となく見えるような気がしませんか? さて、明日は1日現場仕事なので、ウナギを食いそびれます。 (つд;) 07月28日(火) お別れらしいです 愛さん、さようなら ・・・ ・゜・(つД`)・゜・ 毎月の楽しみがなくなってしまった ・・・。 07月27日(月) 歩進制御 工程をひとつずつ進めて行く歩進制御は、ラダーの定番のひとつです。 自己保持やSET−RST、あるいはマスコンやシフトレジスタを使ったりと色んな方法がありますが、レジスタに工程番号を格納して、 順次進めていく方法が現在主流ではないかと思います。 驚かれても困りますが、たぶん主流のはずです。 つーか、5以上工程がある場合に自己保持で歩進回路を組むのは自殺行為だと思います。 さて、レジスタ式の場合、自己保持その他に比べてメリットは多いですが、そのままでは現在ステップ ( 工程 ) を接点で表せないのが たまにキズ。 そこで、これも定番の方法ですが、デコード命令を使って、現在ステップを接点に置き換える手法がよくとられます。 上の赤枠部分がデコードで置き換えた例。 D0というレジスタにステップNo.が格納されている時、 [ = D0 K1 ] ・・・ ステップNo.1の時 ( D0が1の時 )、M1がON [ = D0 K2 ] ・・・ ステップNo.2の時 ( D0が2の時 )、M2がON [ = D0 K3 ] ・・・ ステップNo.3の時 ( D0が3の時 )、M3がON ・・・・・・ [ = D0 K16 ] ・・・ ステップNo.16の時 (D0が16の時 )、M16がON D0が0の時は、M0がONしています。M0がONということは、工程がスタートしておらず、初期状態にあるということです。 [ DECO D0 M0 K4 ] の 「 K4 」 は、2の4乗を表し、上記の置き換え ( D0が1ならM1をONしろ ) を 16点分やりなさい、という意味です。ここをK5とすれば、2の5乗ですから、32点分やりなさい、という意味になります。 デコード命令を使うと、この置き換えが1行ですんでしまいますが、2の乗数でしか点数が指定できないために、 足りなくなったり余ったりすることがよくあります。また、連続したビットアドレスにしかデコードできないのも辛いところ。 そんな時は、デコードで横着せず、下の青枠のように FOR−NEXTで作ってあげます。これなら、1点単位で置き換えができますし、 ステップNo.を10飛ばしにしたりすることもできます。 赤枠のデコード命令と、青枠のFOR−NEXTが等価回路ということになります。どっちを使うかは好き好き。 ステップ ( 工程 ) No.3から13の間、Y100という出力をONしたいという時は、上図のようになります。 赤枠は接点を使った場合、青枠はレジスタをそのまま使った場合です。 黄色枠は、レジスタ式を使った歩進の便利な機能のひとつで、任意の条件 ( 上図では、X20という押しボタンの入力 ) によって、 工程を強制的にひとつ進めることができるというものです。自己保持式やSET−RST式で強制歩進を作るのはちょっと面倒ですが、 レジスタ式なら簡潔な1行ですみます。 こうしたデコード命令にしても FOR−NEXTにしても。リファレンスに引っかからないデバイスが大量生産されるところが要注意点。 せめて、コメントだけは忘れずにきっちり付けといてあげましょう。 07月26日(日) 徹夜んぼ もう今年は徹夜しなくてすみますように。 (-人-) また一週間がんばりましょう ( 棒読み )。 07月25日(土) ドラクエ を買う すいません、買ってしまいました! ( ゚ ∀゚ ) ほら、俺、徹夜とか強いし大丈夫だよ! ( 何に対して言い訳してるんだか・・・・・・ ) あ、シャアとイーソーは気にしないでください。特に意味はありません。 実はドラクエはX ( ビアンカとフローラ選ぶやつ ) 以来です。 あ、GBの 「 モンスターズ 」 は結構ハマったか。社内で通信対戦とか してたし。 (-_-;) まあ、のんびりやるです。 来週はもう夏季休暇という会社も多いようですね。 よい休日を。 (* ´∀`) ノシ 07月24日(金) ラダつく その14 タイマ 久しぶりだな、ラダつく。ラダつくやると画像をいっぱい使うので、容量問題ゆえに中断してたの。でも、もう容量を気にする必要は なくなったので、ペース上げて行きたいと思います。 さて、タイマはとっても大切な命令語なので、ちょっと後戻りする感じですがあらためて解説します。 三菱の場合、基本的にタイマはオンディレータイマのみです。オフディレータイマやワンショットタイマがほしい場合は、オンディレーを 利用して回路を組む必要があります。 オフディレータイマの作り方はこちら 2008年12月8日の項 タイマには、低速タイマと高速タイマがあります。 「 PCパラメータ 」 をダブルクリックで開きます。「 PCシステム設定 」 の左上に、低速タイマ、高速タイマをどれくらいの時限にするか 設定できるところがあります。デフォルトはご覧のとおり、低速は0.1秒タイマ、高速は0.01秒タイマです。特殊な事情がない限り、 ここはデフォルトのままにしておくことをお奨めします。ここで設定変更できることだけ覚えておいてください。 さて、低速タイマ、高速タイマの他に、「 積算タイマ 」 というのもあります。 タイマは計測条件が落ちると、そこまで計測した値も0に戻ってしまいますが、積算タイマは計測値が一時停止状態になり、また条件が ONすると、前回の続きから再度計測を開始します。 タイマ( 低速、高速は同一デバイス 「 T 」 )と積算タイマ ( デバイスST ) の点数はここで設定します。 タイマはデフォルトのままでもいいですが、積算タイマはデフォルトだと点数が0なので使用することができません。なので、点数を設定して あげます。 こんな感じですね。点数は、16点単位で設定します。ここでは128点にして みました。 積算タイマSTが、ST0 〜 ST127 まで、128個使えるようになります。 ではまた論より証拠。LLTを使って動作を見てみましょう。 低速タイマ、高速タイマ、積算タイマを、同じ入力条件で動かしてみます。 まず最初に、低速タイマ。入力は、 F7キーでコイル ──( )── を打ってから、「 T0 k100 」 と打ち込みます。 Tは大文字でも小文字でもOK。 T0とk100の間は1文字分スペースです。これは低速タイマなので、k100は10秒という意味です ( 100×0.1秒 )。 んじゃあ、高速タイマはどう打つの? こう打ちます。コイルを打ったあとに、「 H T1 k100 」 です。「 H 」 が高速タイマであるという指定です。 高速タイマなので、100×0.01秒ですから、これは1秒タイマということになります。 勢いに乗って、積算タイマを打ち込みます。 積算タイマは、コイルを打ってから、「 ST0 k100 」 です。終わったら、F4キーで確定します。 ここで注意点。 低速タイマと高速タイマは、デバイスは同じ 「 T 」 です。ですから、デバイスは重複しないようにしましょう。同じアドレスにしてはいけない ということですね。同じにすると、二重コイルとなって、計測値があやふやになります。 ( タイマ計測値はEND処理ではなく、都度加算なのです。この辺の詳しい話はまた後日 ) 積算タイマは、「 ST 」 という別のデバイスなので問題ありません。このあたりはもう、「 そういうもんなんだ 」 と諦めてください。 理屈じゃなくて仕様です。 はい、3つ並びました。ではLLTを起動。タイマカウント開始条件であるX0を強制ONさせます。X0の上にカーソルを持ってきて、 Shift + ダブルクリック。 高速タイマは1秒タイマなので、あっという間にカウントアップしてしまいました。低速タイマと積算タイマはまだカウント中です。 3.6秒が経過したところです。 ここで、入力条件X0を一度OFFしてみます。 低速タイマはカウントをやめて0に現在値は戻ります。高速タイマも、OFFになりました。積算タイマもOFFになりますが、 現在値はホールドされて、残っています。 この状態から、再びX0をONさせます。 再度X0をONさせてから5.7秒後。 積算タイマは、前回の値 ( 7.2秒 ) からスタートしたので、10秒経過でタイムアップ。高速タイマはやっぱりタイムアップ。 低速タイマだけが、まだ計測中です。 タイマは単純な命令語ですが、非常に奥が深いのです。しっかり使いこなせるようにしておきましょう。 さて、ここで問題。 「 積算タイマの高速タイマ 」 を打ち込むことができるか? 試してみてね。 ではまた。 ヽ(´ー`)ノ 07月23日(木) お知らせ そんなわけで、仕事も少々落ち着きました。この2ヶ月ほど、結構しんどかったな。 で、次なる当面の問題は、このHPのサーバー容量問題なわけですが、結局のところ当初の予定通り、 強制終了! ※ 画像は気にしないでください ・・・ というのはウソで、レンタルサーバーを借りて、過去ログをそこへ引っ越すことにしました。 もうすでにサイトは開設して、過去ログはほぼ移し終わっています。現在、こことミラーリング状態にあります。 URLは、 http://nipako.net/ です。当面の間はミラーリング状態にして、随時こちらは過去ログを消していきます。『 猫に鈍器 』 のTOPページ ( このページ ) だけは しばらくそのまま残すつもりですが、いずれ全移転してしまうつもりです。もし万一、リンクとかブックマークとかして頂いている奇特な方が いらっしゃいましたら、その旨あらかじめご了承ください。 m( __ __ )m このTOPページまで移転してしまうのは、「 日邦エレックス TOPページの LAST UPDATE を更新するため 」 という、 ねこどん本来の存在目的を台無しにする本末転倒ではあるのですが ・・・ 正直言って、どうでもよくなりました。 (;一_一) どうでもよくなった理由。 1.そもそも、日邦エレックス TOPページの更新日付なんかを気にする人間など、恐らく皆無 ( もう、消しちゃおうかな )。 2.いい加減、本家はマジで誰か代われ! 誰も代わらないんなら、プロに頼んでもっと有意義でカッコいいサイト作ってもらえ! 3.単なる愚痴になりそうなんで省略。 以上です。 完全移転する際は、もちろんまたお知らせいたします。 07月22日(水) シーケンサ同士の通信 三菱シーケンサCPU同士で通信する主な方法は、 1.MELSEC NET ・・・ NET/H とかNET/10 ( Aシリーズが混ざる場合 ) と呼ばれるもの。どこかひとつが親 ( 管理局 ) となり、他は子供 ( 通常局 ) になるが、もし親がダウンした場合、任意の子供が 親代わりになれる。 台数が多いとパラメータの割り付けがやや面倒だが、通信プログラムは一切不要。 リンクケーブルは、光ケーブルもしくは同軸ケーブル。光なら、2km 程度とばせる。 2.CC−Link ・・・ 親 ( マスタ局 ) と子供たち ( ローカル局 ) で構成される。やはり、通信プログラムは不要。 パラメータの割り付けもMELSEC NET よりは多少簡単か。ややネックなのは、リンクに高額な 専用ケーブルを使う必要があること。 実際は普通のツイストペアでも通信は可能なのだが、その場合はメーカーが性能保証してくれない。 3.Ethernet ・・・ ネットワーク・パラメータ設定の他に、通信プログラムが必要。基本的にワードデバイスでしかやり取りが できないため、必要に応じて、ビット ←→ ワード のプログラムを書く手間もかかる。 ただし、イーサという汎用フィールド・ネットワークを使用するため、拡張性は高い。 他に、シリアル通信を使ったり ( もちろん、煩雑な通信プログラムが必須 )、タッチパネルその他のゲートウエイ機器を使う方法もあるが、 通常は上記3通りの中から選ぶ。どれを選ぶかはケースバイケースだが、総合面ではMELSEC NET が一番扱いやすい。 07月21日(火) 徹夜の住人 徹夜はその時よりも、あとが辛いんだよね。 重要だ。 07月20日(月) 同じ月を見ている
さて、慌しいのもこれでようやく一段落しました。また心機一転、頑張ります。 (`・ω・) 07月16日(木) 色々と追い詰められた ねみ・・・ (つд-) 今日はちょっとだけショッキングなことがあった ( と言うか、今現在継続中 ) 。私事なので書かないけど。 でも、仕事は待ってくれない。明日から数日間、現場にこもります。おまけに、このHPの容量もそろそろカウント・ダウン状態。色んな面で、 呑気にここで駄文を書き連ねている場合ではないらしい。 反面、こういう八方塞がりな状況というのは、何がなし、ウキウキしてテンション高くなる。いかに日頃ボーッと過ごしているかということか。 そんなわけで、明日から数日間は更新もお休みいたします。少々早いですが、よい連休を。 (* ´∀`) ノシ 07月14日(火) 君のひとみは その昔、『 君のひとみは10000ボルト 』 という歌がたいそう流行ったのである。カラオケの 持ち歌にしているオッサンも少なくないかもしれない。 で、色々とバリエーションを考えてみる。 ・ 君のひとみは5ボルト ・・・ TTL女である。非常にロジカルだが、ノイズに弱い。 ・ 君のひとみは24ボルト ・・・ なんか、今時の娘である。 ・ 君のひとみは100ボルト ・・・ 言っちゃ悪いが、良くも悪くも平均的な女性である。 ・ 君のひとみは220ボルト ・・・ 外人さんである。 ・ 君のひとみは440ボルト ・・・ パワフルな女性である。うかつに触るとえらいことに。 ・ 君のひとみは6600ボルト ・・・ いわゆる 「 お高い女 」 である。 ・ 君のひとみは22000ボルト ・・・ セレブである。付き合うにはお金がかかる。 ・・・・・・ こんなくだらんこと書いてる場合じゃないんだけどな・・・ (T-T) 07月12日(日) ケーブルの山 今日はソフト改造工事でした。うまくいけば午前中くらいで終わるかなーと。 が、駄目 ・・・ ! カイジか、俺は。結局遅くなった。 今日現場に持って行ったケーブル類。 1. デジタル AGP3000 シリーズ用USBケーブル 2. デジタル GP577R 用シリアルケーブル 3. USBケーブル ( MELSEC QnH用 ) 4. LANケーブル 5. MELSEC Aシリーズ用シリアルケーブル ( USB変換コネクタ付 ) 6. USBケーブル ( ミニピン MELSEC QnU用 ) 7. USB延長ケーブル 下の新聞紙は気にしないように。 新旧機種が入り乱れる上に、様々なネットワークが混在していたりスタンドアローンな機器もある現場なので、持参するケーブルも こんなありさまになります。 さあ、また一週間がんばりましょう ・・・ って言ってて空しいな。 (-_-) 07月11日(土) 1日にどの程度のラダーが組めるか
私の場合は、 ( 特に徹夜とかしなくても ) 1日10K ( ステップ ) 程度ならとりあえず組める。しかし、打ちミスや組み間違いが ほとんどない、シミュレーションなしでもほぼ完成と言えるレベルとなると、やはり 3〜4K 程度が限界かなあ。 もっとも、ステップ数なんて、組み方しだいで大きくなったり小さくなったりするので、単純にステップ数だけであれこれ言っても あまり意味はないけどね。 さあ、今週も休みなしで GO! 07月10日(金) SCF ねみ・・・ (つд-) そうそう、今年はSCFの年ですね。 http://scf.jp/index.html テーマは今回も、「 環境・安全・ものづくり 」。しかし、ネットの隆盛に反比例して、回を追うごとに存在意義が薄れていくような。 まあ、2年に一度の秋祭りだと思えばやはり楽しみではある。今年もセイラさんいるかなあ・・・。 ( 参照 ・ 2007年11月15日の項 ) うーん、眠い上に、もうすぐ店仕舞いかと思うと、どうにもテンションあがらんな。 では、よい週末を。 07月08日(水) もうすぐ終わるかも ベトナムと言えば、 ・・・ ほとんど嫌がらせの三度押し! 唐突ですが、ねこどん存亡の危機がやってまいりました。 サーバー容量が限界です。 ・゜・(つД`)・゜・ 元々サーバー容量限界は、この 『 猫に鈍器 』 強制終了条件の ( かなり強力な ) 要因として想定はしていました。うーん、調子こいて、 画像を使いすぎたな。つーか、こんな長く続けるなんて想像もしていなかったからなあ。どうしようかと考え中です。 1. 「 過去ログを捨てる 」 ・・・ まがりなりにもシリーズ化してるネタもあるので、これは辛いなあ。 2. 「 どっかレンタルサーバー借りて、ねこどんだけそこに引っ越す 」 ・・・ ある意味理想的。しかし、無料サーバーはちょっと怖いし 容量が小さい。かと言って、自腹切ってまで有料サーバー借りるのもなんだかなあ・・・。ドメインも変わっちゃうし。 3. 「 画像を減らしたりGIF化してスリムになる 」 ・・・ 所詮、焼け石に水。どうせまた数ヵ月後には限界になる。 4. 「 当初の予定通り、すっぱりやめる 」 ・・・ 結局、これが現実的かもなどと。 Web知識なんて全然ないんで、何をどうしたものやら。 (-_-) 07月07日(火) GX Works2 その2 ベトナムと言えば、 ・・・ まさかの二度押し! すまん、ちょっと精神的に余裕がないんだ。 で、『 GX Works2 』 情報。 早速こんなものが出ています。 「 GX Works2 使用上の注意点及び GX Developer との相違点 」 細かいことはさておき、結論を言うと、 GX Works2 は、GX Developer の上位互換ではない! ということです。むしろ、ソフトとして別物と考えた方がいい。つまり、GX Works2 をインストール しても、GX Developer はアンインストールするわけにはいかないということですね。 致命的なのは、GX Works2 では、Aシリーズが扱えません ( QnA や、QのAモードを含む )。 いまだ莫大な数が現役で現場を支えているAシリーズ。それが、改造もできなけりゃ、モニタもでき ない。当然、A → Q の変換もできません ( 別ソフトが必要 )。 前に、「 三菱は、ハードにしろソフトにしろ、新旧の互換にはちゃんと気配りしてくれる 」 と書いた のは私の誤りでした。 かと言って、それを補って余りあるだけの画期的な機能が満載かと言えば、別にそんなこともないようです。 あと、二重化シーケンサにも対応していません。Aシリーズにしろ二重化その他にしろ、もしかしたら いずれバージョンアップで対応するのかもしれません。それならなおさらのこと、現時点では GX Works2 を導入するメリットはきわめて薄い! と断言せざるをえません。 OMRON の 『 CX−ONE Lite 』 にも言えることですが、妙に中途半端なアプリは出さないでほしいと思います。混乱するだけです。 余分なコストがかかるだけです。作業効率が悪くなるだけです。 実際使ってみれば、ひょっとしたら評価が変わる可能性がないとも言えませんが ・・・ もし、もう使っておられる方がいらっしゃいましたら、 ぜひ導入の価値があるかどうかを教えて頂きたいと思います。 07月06日(月) FOR−NEXT ベトナムと言えば、 惜しい。
フォーですね。美味しかったです。パクチーも結構好きです。 いや、すみません。 フォーNEXT 構文の話を書こうと思ってたら、うっかり定番のギャグをかましてしまいました。 ラダー技術における FOR−NEXT構文というのは、ある種のリトマス試験紙です。 ( FOR−NEXTに限らず、インデックスを使用したループ処理ということですが ) 「 できる限り使わない 」 人と、「 できる限り使う 」 人に分かれます。この分かれ方はそのまま、「 検索しやすさ、モニタしやすさ重視 」 であるか、「 簡潔な記述と効率重視 」 であるかという、そのラダー技術者の根本的な思想に直結しています。 以前は、FOR−NEXTを使わなければラダーがひたすら長くなって容量を圧迫するようなことも多かったですが、メモリ容量が増え、 演算速度が格段に向上し、プログラムが分割でき、構造化ができ、FBもSTも使える昨今では、必ずしもFOR−NEXTに頼らずとも、 ラダーを簡潔で効率よく組んで なおかつモニタしやすくすることが可能になっています ( もちろん、ループ処理をSTやFBと併用する ことで、より見やすく効率よく作ることができます)。しかし、FOR−NEXTのようなループ処理を嫌う人は、恐らくSTやFBも 嫌いでしょう。 この 「 FOR−NEXT構文の多用問題 」 は、現在では 「 FBやSTの多用問題 」 にシフトチェンジして、使う人と使わない人の差が 拡大しているような気がしてなりません。 つくづく、PLC プログラムというのは、作成者の技術はもちろん、思想や性格までもを如実に表現しているのではないかと思います。 07月05日(日) 徹夜月間スタート 6月までを、また過去ログに移しました。今年もあと半年ですね。 とりあえず、出張からも無事帰りました。今回はどこ行っていたかと言うと、 ベトナム です。 ホーチミン空港 → ホテルはとても奇麗で、しかも3人部屋をひとりで占拠。
少々急な出張でしたので、ただでさえ厳しい仕事のやり 繰りが、もはやシッチャカメッチャカに。 更新がない日は 「 ああ、徹夜してるんだな 」 と思ってやってください。 |