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03月30日(火)  ASC IIコード表の見方

  今日はまた現場。シリアルで行っていた機械装置 ( 付属のコンピュータ ) との通信を、Ethernet に変更。

  コンピュータ等とのデータのやり取りは、バイナリもしくはASC II ですが、ASC II を使うことの方が多いでしょうか。

ASCIIコード  
  だいたいどのメーカーも、PLC のマニュアルにASC II コード表が載っています。何故か、付録として掲載されていることが
 多いですね。

  見方ですが、上段の数字が上位4ビット、左側の数字が下位4ビットです。
  たとえば、「 2 」 をASC IIとして送りたい場合は、
    
「 3  (上位4ビット・上段 )  +  2  (下位4ビット・左側 ) 」
  つまり、「 32 」 を16進で送ります ( 16進ASC IIの場合 )。
  「 02」 と送った場合は 「 STX 」 を意味します。「 STX 」 は、テキスト開始、つまり、ここからテキストを送りますよー、
 という意味になります。

  というわけですから、ASC II コードをひとつ送るためには、上位4ビット + 下位4ビットで8ビット、
 すなわち、1バイトを使うことになります。
  PLC での基準単位の1ワードでは、2つのASC II コードを送れるということになります。

  たとえば、「 42 」 というデータをASC II で送りたい場合は、

    
三菱なら 「 H3432 」、キーエンスなら 「$3432 」

  というように、ワードアドレスに格納します。

  もっとも、バイナリ − ASC II の変換命令語がちゃんとありますので、数値データをASC II 化するために、いちいち
 コード表とにらめっこする必要はありません。 ( まあ、0〜Fと主要コードは覚えちゃっておいた方がいいですが )

  さて、明日より出張ですので、週末まで更新はお休みいたします。バイバイ ( ´д`)ノ




 
03月29日(月)  苦闘

  淡々と現場をこなしているようでも、それなりにヒヤヒヤしているというお話。

  たとえば、先日はGOT900シリーズの画面変更を伴う改造工事があったわけですよ。が、Vistaパソコンでちゃんと
  通信できるか妙に不安を覚えて、事前に一考。まず、900シリーズはシリアルしかなく、かつパソコンにはシリアルポートが
 ないので、USB−シリアル変換器が必要なわけです。しかし、手持ちの変換器はVista対応のものではないので、
 新しくVista対応の変換器を購入
  シリアルケーブルは、純正のものをちゃんと用意。

  しかし、事前にシミュレーションできる900シリーズが会社になかったので、一抹の不安は消えないまま。

変換器とケーブル   さて、いざ現場で900シリーズにデータをダウンロードしようとします。
  案の定と言うか、通信できません。いや、一度は通信が始まって、GOT本体も
 ダウンロード中画面になるのですが、2〜3秒で通信エラーが発生。伝送速度を
 最低にしたり、COMポートを替えたり、FIFOバッファを外しても同じ。

  10回くらい繰り返して、焦り出します。なにしろ、GOT本体はダウンロード中のまま、
 ある種のフリーズ状態です。このままでは、改造どころか事前の状態に復帰さえできません。

  一度GOTの電源を落として再投入したいところですが、電源の遮断、投入は客先に
 操作してもらう必要があります。勝手に操作はできません。ここで、はたと、
 GOTの裏面には本体リセットスイッチがあったことを思い出します。祈る気持ちでリセット。
  おお、復帰してくれました。最悪の事態だけは免れたようです。

  しかし、このままでは改造ができません。
  ここで、またはたと、メモリカードからもデータはダウンロード可能なことを思い出します。しかし・・・メモリカードから
 ダウンロードする場合は、一度通信ユニットを外さなくてはいけません。つまり、電源を落とす必要があるのです。ああ・・・。

  泣きたくなってきました。
  ここで、ダメ元で、以前使っていた ( Vista対応ではない ) USB−シリアル変換器と、市販の232Cケーブルを取り出します。
 前のパソコンではこの組み合わせでちゃんと通信できていたので、一応持ってきていたのです。
  あきらめ半分でやってみます。やっぱり、転送直後に一度通信が止まりました。「 やっぱダメかあ・・・」 と涙目になりつつ
 またリセットしようとした時・・・・・・あれれ? 通信が再開しました!
  祈るような想いで見守ります。その後は途切れることなく通信は続行し、無事ダウンロード完了!!

  というわけで、無事改造工事は完了したわけですが、寿命が縮む思いでした。なにしろ、1年中稼働している設備でして、
 改造可能なのは1年間でその日だけ。改造できなかったり、ましてやGOTがフリーズしたままでは、どえらいことになります。

  それにしても・・・。
       
Vista対応変換器 + 三菱純正ケーブル 
  でダメなものが、どうして 
       
Vista未対応変換器 + 市販のただのクロスケーブル
  で通信できてしまうんでしょうか。さっぱりナゾです。

  せいぜい想像がつくのは、純正ケーブルが3mなのに対し、市販ケーブルが1mであることくらいです。短い方がいいのは分かりますけど。
  ( ちなみに、事後に、未対応変換器 + 純正ケーブルでも試してみました。やっぱりダメでした )

  まあ、そんな具合にですね、結構人知れず苦闘を繰り返しているわけです。 ( ´ー`)




 
03月28日(日)  ネットワーク・スキャン

  今日はまた改造工事で現場。

  PLC ではスキャンタイムが重要ですが、ネットワークの通信スキャンタイムも重要です。リンクスキャンとかとも言いますが、
 まあ、呼び方はどうでもいいです。要点はいくつかありますが、そのうちのひとつに、PLC のスキャンタイムとの関係性が
 あります。どこが重要かと言うと、
     
PLC のスキャンタイム と リンクスキャンタイム  では、どちらが長いか
  という点です。

  どう関連してくるかはまた次回以降ということにして、ネットワーク ( NET/HだとかCC−Link だとか ) がある場合は、
 リンクスキャンタイムとPLC のスキャンタイム双方を確認しておきましょう。リンクスキャンは、特殊レジスタに格納されますし、
 ツールでモニタすることもできます。

リンクスキャン

  通信に要する時間というのは、Ethernet にしてもシリアル通信にしても、気にする必要がほとんどないシステムもあれば、
 ものすごく重要な要素になってくるシステムもあります。
  システムを構築する時は、リンクスキャンがどの程度重要な要素を占めてくるかにも充分な注意を払う必要があるのですが、
 では厳密にPLC のスキャンタイムとリンクスキャンタイムがどれくらいになるかは、全部つないで実際に走らせてみないと分からない
 部分もあるので、難しいですね。

  では、また一週間がんばりましょう。ああ、今週はまた忙しくなるなあ・・・。




 
03月27日(土)  サッカーネタです

  21日の続き。この辺から、ちょっとマニアックになります。

  
6.日本 1−2 韓国  1997年9月埼玉スタジアム
   フランスW杯予選。ジョホールバルにつながる、この予選ほど盛り上がったW杯予選はない。
   日本代表史に残るであろう、山口素弘の芸術的なループシュートで先制も、聖地国立で
   宿敵にまさかの逆転負け。ドラマが煮詰まった一戦だった。

  
7.日本 0−2 中国  1987年10月
   引き分けでも20年ぶりの五輪出場が決まる、ソウル・オリンピック予選最終戦。しかし、
   結果は完敗。試合終了時は大雨。茫然自失状態となって、当時付き合っていて一緒に連れて
   行った女の子を、競技場に置き去りにして帰ってきてしまったという、ウソのようなホントの
   話のオマケつき。

  
8.日本 1−3 ニューヨーク・コスモス  1977年9月
   国立で行われた、王様ペレの引退記念試合。同時に、釜本の日本代表引退記念試合。
   私が初めてナマ観戦したサッカーの試合でもある。子供心に、強烈な印象を植え付けて
   くれました。ベッケンバウアーも出てたんだよ、この試合、すごいね。

  
9.日本 4−1 サウジアラビア  2000年10月
   「 日本つええっ!」 と素直に感動したのは、2000年アジアカップの代表のみかもしれない。
   特に、中東の王者サウジを圧倒したこの試合と、ウズベキスタンから8点取った試合は、
   まさに圧巻だった。

 
10.日本 3−1 中国  2004年8月
   土壇場で追い付き4−3で勝ったバーレーン戦、PK戦を川口の神がかりで制したヨルダン戦を
   経てのハイライト。卑劣なブーイングの嵐を乗り越えての頂点だった。玉田が3点目を決めた時の、
   解説セルジオ氏の 「 やったー! 勝った、勝ったー!」 という絶叫が印象的。




 
03月26日(金)  朝礼

  久しぶりに、スポーツジムに行ったです。なまってるなー。さて、毎朝、出社して最初にやることは何ですか?

  1.PC 立ち上げてメールチェック。ついでに、いくつかのお気に入り登録サイトを巡回。
  2.お茶をすすりながら新聞を読む。真っ先に目を通すのはスポーツ欄。
  3.コンビニで買ってきたおにぎりを黙々と食う。嫁が朝飯作ってくれないので。
  4.何はともあれ、うんこ。

  当社は、朝礼とかありません ( 昔はありましたが、いつの間にかなくなりました )。
  朝礼で順番にスピーチやらされる会社って、結構あるんでしょうかね。私も、最初に勤めた会社では 「 3分間スピーチ 」 がありました。

  では、よい週末を。 (`・ω・)ノ




 
03月25日(木)  Windows7で iQ Works その1

  自宅のWindows7機に、iQ Works をフルインストールしてみました。ただし、Home Premium の32ビット版です。
  一応、インストールは特に問題なく終了。GX Works2は、ごく普通に開けますし、操作できます。

  試しに、GX Developer で作成したソフトを、他形式読み込みで読み込んでみる。

変数宣言が厄介

  コンパイルすると、何やらエラーがてんこもりです。でも、これはツール自体の特性によるものなので、OSには関係ありません。
 エラーなくコンパイル完了するプログラムもあります。シミュレータも正常に使えます。LLTに比べて、GX Works2のシミュレータは
 ずいぶんと使いやすくなりました。
  試しに、二重化CPU のプログラムを読み込もうとしたら、あっさり拒否されました。 (つД`)

  さて、前にも書きましたが、本当の問題はここから先、実機CPUとのダウンロード、アップロード。これはまた、機会があったら
 試してみます。

  ではまた。




 
03月23日(火)  バッテリ交換

  今日もタイ焼きを買う。ウマ。

  ほぼフリーメンテナンスと言っちゃってもいいシーケンサだけど、バッテリだけは忘れずに交換作業が必要です。もっとも、かつては
 プログラム自体がバッテリ依存だったけど、最近ではデータメモリや時計のみが対象だったり、ROMではなくメモリカードから
 ブートできたり、さらには、バッテリレスのCPUも珍しくなくなってきました。いずれ、バッテリなどというものはなくなるでしょう。

  しかし、まだまだバッテリ抱いたCPUも数多く活躍しています。

左はAシリーズ用右はQシリーズ用    バッテリの交換作業は、大体どこのメーカーも、

   1.一定時間以上、CPUに通電しておく
   2.電源を落とす
   3.一定時間以内 ( 5〜10分 )にバッテリを交換する
   4.電源を投入して異常がないことを確認

   となっています。
   電源を落とす前に一定時間通電しておくのは、バッテリを外している間は、
  CPU内蔵のコンデンサがバッテリ代わりにメモリ保護をするからです。
  コンデンサにちゃんと充電しておいてね、ということですね。

  さて、バッテリ交換の際は、実は別に電源を落とす必要はありません。

  通電状態、CPU稼働状態でも、交換は可能です。「 電源を落としてから 」 というのは、もし万一バッテリをプラマイ逆につないで
 ショートさせたり、CPUの基板に触れてしまったりで、稼働中の設備にトラブルを引き起こす可能性があること、
 また、交換作業時にどうしてもバッテリ低下アラームをCPUが出すので、設備によっては警報が発生すること、などというトラブルを
 避けるためです。

  通常はマニュアルに従って、電源を落とし、所定の手順で交換しましょう。しかし、覚悟さえあれば、電源を落とさずに交換することも
 可能だとだけ。




 
03月22日(月)  線番の付け方

  今日も現場。帰りに、タイ焼きを買い食いする。ウマー。線番

  盤内配線の線番号の付け方には色々な方法があるのですが、代表的なものをいくつか紹介
 します ( 主回路、動力回路、制御母線は除く )。

  1.追い番号式
    単純に、1から順番に振っていく方法。01、02.03・・・といった感じ。
    接続図のページが少ない場合は、追い番のみのケースも。ページ数がある程度以上の
   場合は、「 ページNo.+ 追い番号 」 にする。0101、0102・・・0201、0202・・・
   とか。

  2.ロケーション式
    ページのタテ軸とヨコ軸に記号を振って、ページNo.に付加する。
    行番号と列番号ってことね。たとえば、031ページのB列5行目に描かれている線番は、
   「 031B5 」 となる。図面上で探しやすい。線番

  3.用途・目的別
    接続先の機器を意味する線番を付ける。
    たとえば、電極につながっている線番を、「 61F−E1 」 「 61F−E2 」 「 61F−E3 」
    などとする。何の線かとても分かりやすいが、ページ数が多い図面では、図面上で捜すのが
    大変。

  4.アドレス式
    PLC の入出力に、「 X040 」 とか 「 002−15 」 などと振る。最近、多く見かけるように
   なった付け方。特に、三菱のような X,Yデバイスの場合、分かりやすい。

  特に準拠すべき規格とか決まりごとはないので、客先の仕様が第一優先です。




 
03月21日(日)  サッカーネタです

  『 Number 』 に触発されて、日本代表マイ・メモリアル・ゲーム。2002年ベルギー戦

  
1.日本 3−2 イラン  1997年11月
    言わずと知れた、「 ジョホールバルの歓喜 」。日本がW杯初出場を決めた日。会社からの
    帰路、街の中が静まり返っていたのが印象的。まさに祈りながら観た試合。
    「 この試合に勝ってくれたら、寿命が80年縮んでもいい!」 と思いつつ。

  
2.日本 1−0 ロシア  2002年6月
    日本がW杯で初勝利し、決勝トーナメント進出に大きく前進した日。
    試合後、テレビの前で号泣した。自分と、日本のサッカーにまつわる全てのことが
    走馬灯のように頭を駆け巡って、「 俺、死ぬんかな 」 とか思った。

  
3.日本 2−2 イラク  1993年10月
    いわゆる、「 ドーハの悲劇 」。出張先で観た。
    ちょうどこの頃、仕事でもプライベートでも様々な問題を抱えていて、精神的に参っていた。2002年チュニジア戦
    とどめにこの試合で、しばらくの間、廃人状態に。

  
4.日本 2−2 ベルギー  2002年6月
    地元W杯の初戦。埼玉スタジアムでナマ観戦した。試合開始時の異様な雰囲気は、今でも
    忘れられない。師匠の同点ゴールが決まった時は、周囲の見ず知らずの人たちと抱き合い
    ながらの絶叫。

  
5.日本 1−0 ブラジル  1996年7月
    いわゆる、「 マイアミの奇跡 」。会社休んで観た。
    今思うと、この時のブラジルにはロナウドはいるは、リバウドはいるは、ベベット、ロベカル、
    ジュニーニョ、アウダイール、ジーダ・・・と、すんごい面子。
    日本だからというより、サッカーにおけるアップセットの醍醐味を堪能した。




 
03月20日(土)  タッチパネル画面のレイアウトについて考える その8

  現場に行くこと自体、あるいはあちこちの現場を転々とすること自体は、全然イヤじゃないんですね。
  
むしろ、会社にいるより、すっといい。
  それより、図面描いたりとか仕様書や取説を作ったりとか、見積もりのネタ作ったりとか、要するにデスクワークですけど、
 それらが未処理のまま、日に日に溜まっていくことが恐ろしいです。 (;><)

  ま、それはともかく。

ランプ

  やたらリアルな昨今のタッチパネル部品ですが、OFF色は、何もリアルさを追求する必要はありません。灰色系を使いましょう。
  上図の上段と下段、パッと見で、弁の開閉状態がより明確に判るのは、明らかに上段です。グラフィック上は下段の方がキレイかも
 しれませんが、それは設計者の自己満足でしかないです。
  特に、電磁弁、電動弁では、アンサーをNOTで使うケースが多いですね。「 開 」 とは開LSのONではなく、閉LSのNOTを使います。
 従って、中間位置にある場合は、開、閉両方のランプが点灯している状態になります。

  以前はあまり悩むような余地もなかったですが、最近は凝ろうと思えばいっくらでも凝れますからね。凝りすぎて実用上の不都合が出ては、
 本末転倒。
  たとえば、上図の上段と下段、10人の設計者に 「 どっちがいい?」 と訊けば、もしかしたら5対5くらいになるかもしれません。
 しかし、現場で実際に使う人の意見を聞けば、10人が10人とも、上段を選ぶと思います。
    類似ネタ  2008年10月22日の項

  最後にひと言。

  ドットずれを気にしないタッチパネル設計者は、ポクテにでも食われたらええねん。




 
03月19日(金)  年度末
KV5000
  
外れ馬券を握り締め裏路地の居酒屋の暖簾をくぐる呑んで呑まれて呑まれて呑んで
 俺は冬の荒海の波間に揺れる旅烏着てはもらえぬセーター持って北へ帰ろう故郷へ


  わかる人だけわかってくれたらええねん。

  というわけで、今日も現場。メカトロリンク使ったサーボが主役。

  あちこち道路をほじくりかえしている様子は、まさに年度末ですね。
  業務によっては、それこそ徹夜して仕事をこなしている方もいらっしゃると思います。
 ご苦労様です。
  私も、今月いっぱいがんばれば、隙間のないスケジュールからはようやく解放されそうです。

  では、とりあえずよい連休を! (`・ω・)ノ




 
03月18日(木)  動作確認

  今日は盤の定検兼ソフト改造ということで、また現場。

SRAMカードは、FAT16でフォーマットする必要あり    で、これは900シリーズGOT用のメモリカードです。
   左は、もはや懐かしさすら覚える、PCMCIAカード。こいつがまあ、素敵なお値段なわけで、
  右のような市販のメモリカードが動作保証されるまでは、泣く泣く純正品を使っていたわけです。
   ちなみに、この純正品はもう生産中止。

   PLC やタッチパネルには、メモリカードだけでなく、接続ケーブルだとかプリンタだとか
  Hubだとかもろもろに、メーカーの動作確認情報があります。が、どこまで 「 動作確認 」 品に
  こだわるかは、ユーザー側で判断するべき問題です。
   たとえば、パソコンとの接続用USBケーブルなんて、量販店で売ってる数百円のもので問題
  なく、1万円以上するような純正品や 「 動作確認 」品なんて使う必要は全くありません。ダウン
  ロード、アップロードさえちゃんとできれば、それでいいんですから。

  でも、メモリカードやHub、CRTモニタ、バーコードといった、制御に直接かかわり、かつ恒常的に使用されるものについては、
 考えどころですね。万一のリスクと、在庫状況 ( 交換が必要になった時の入手のしやすさ )、そして価格。ちゃんとつながることは
 分かっていても、動作保証のない接続機器を使うことがためらわれる場合もありますし、無駄にお高い純正品を使うのは
 ( 価格や納期の点で ) 、かえって客先に負担をかけるような場合もあります。まあ、その辺の判断をするのも、設計のお仕事ですね。

  さあ、Jリーグも開幕したし、もうすぐプロ野球。今年はどれくらいスタジアムに行けるかな。 (^-^)




 
03月17日(水)  ADDと+

  やっと少し先が見えてきたかなあ・・・。気を抜かずにがんばろう。

  訊かれてあらためて気づいたんだけど、キーエンスの KV STUDIO では、たとえば足し算をする時に、2通りの書き方ができる。

ADD

  四則演算だけでなく転送命令とかでもそうなんだけどね。三菱やOMRONでも、CPU機種によっては違う書き方をするけど、同じ機種に
 対して複数の記述方法ができるのって、珍しいね ( ST言語は、また別問題 )
  早い話が、アセンブリ − ニーモニックの表記方法を、さてラダーではどうしようかって問題ですよね。
  恐らく元々は、「 ADD 」 表記が原型。しかし、ラダーというものが、見る者が直感的に理解しやすい視覚性重視の言語であることから、
 「 ADD 」 よりもさらに見た目分かりやすい 「 + 」 表記が使われるようになったものと思われます ( 自信はありませんが )。

  なので、KV STUDIO に関して言えば、あくまで基本は 「 ADD 」 (マニュアル見てもそうだし ) なんだけど、三菱からの乗り換えを
 推進するために ( 三菱を使い慣れた人がとまどって 「 キーエンス使いづらいわ!」 とか言い出さないように )、わざわざ三菱式の
 記述方法も可能なようにしている ・・・・・・・ っていうのは、うがった見方すぎですか?




 
03月16日(火)  アキバで買い物

  今日は、改造工事に必要なケーブルを買いに、アキバまでダッシュ勝平。ガード下
  
「 ルイーダの酒場 」 って、もうなくなってたのね。

  部品部材関連で、アキバで手に入るもの。

   1.リレー、タイマ類 ・・・ MYやH3CRみたいな汎用品は、置いてある店も多い。
   2.ブレーカ、マグネット類 ・・・ こちらも、特殊なものでなければ入手は充分に可能。
   3.トランス、パワーサプライ類 ・・・ あまり容量の大きなものでなければすぐに見つかるが、
                         盤用として使えるものとなると、ちょっと探すかも。
   4.ランプ、スイッチ類 ・・・ サトーパーツ系の小さなものはいっくらでもあるが、30Φとかの
                    大き目のものは、意外に探す。
   5.電線、ケーブル類 ・・・ かなり特殊なものでも見つかる。
                    ただし、基本はm単位でのバラ売りなので、割高。愛三が有名ね。
   6.抵抗器、ダイオード、コンデンサとか ・・・ ガード下でほぼ何でもそろう。
   7.圧着端子類 ・・・ バラでも箱でも容易に入手可能。
   8.コネクタとかハーネスとか ・・・ 特殊なものでなければOK。モレックスは置いてる店も多い。端末処理をしてくれる店もある。
   9.工具類 ・・・ ほぼ何でもそろう。衝動買いとの戦い。

  ・・・ とまあ、それなりにそろいます。ただ、基本はやはり電子工作用部品であり、さらに言えば最近はもう
        
パソコンとオタクゲームとインド料理店とメイド喫茶とオデン缶の街
  なので、FA用の機器部品は、探す場所もかなり限定されてきました。そのうち、よく行くお店を紹介します。




 
03月15日(月)  うちまつがい

配管    現場から帰って、サバ味噌食って寝るだけの毎日・・・。 
   もはや、今日が何曜日なのかさえ・・・。 (つД`)
   とりあえず、マシューズくんが元気になったのでひと安心です。よかったあ。

   MELSEC とキーエンスを交互に扱っているような毎日なので、相変わらず
  キーの打ち間違いにイライラ ( 意地でも、キーカスタマイズはしない )。
       
特に、F8! お前だ、お前!!
   MELSEC だと応用命令だけど、キーエンスだと縦棒。

   んじゃ、今日はもう寝る。




 
03月14日(日)  徹夜88

  眠いです。

徹夜はやだ・・・(T-T)

  ではまた一週間・・・・・・ぐう。




 
03月10日(水)  心配

  マシューズくん ( 猫の名前 ) の具合が悪そう。ツレが明日病院に連れて行くと言ってくれている。俺はとても休める状況ではないから。
  仕事が忙しいのが恨めしいのはこんな時。思えば、ばあちゃんの葬式にも、どうしても抜けられない出張で行けなかった。

  そろそろ、少しあれこれと考えてみよう。




 
03月09日(火)  JoyWatcher

  まあ、非常に今さらながら、ハレグゥにハマっていたりするわけだ、これが。
マキシ
  で、JoyWatcher ( 正確には、JoyWatcher  Suite か?) が
 バージョンアップして、三菱、OMRON の計装PLC と連携できる
 ようになったらしいです。連携というのがどういうことかはよく分からないけど、
 タグを共用できたり、タッチパネルで作画した画面を、そのままSCADA画面として
 流用できるということでしょうかね。in Toutch は前から三菱の計装シーケンサと
 連携していたはずだけど、実際に使われている現場は見たことないなあ・・・。

  よく見かけるSCADA と言えば、最近ではASTMAC とか CENTUM とか HARMONAS
 とかかな。

  この分野は、まだまだ成長するでしょうね。競争も激しそうだけど。 
ActivX様様だね!

  ※ 写真は何の関係もありません。 ( ついでに言うと、私でもありません )




 03月08日(月)  パワーサプライ その2

  またサバ味噌・・・。

  FA制御盤において、価格のわりにとてつもなく重要な役割を担っているのが、パワーサプライです。
  DC 24V が制御電源の主役となっている昨今では、こいつを抱いていない制御盤は皆無と言ってもいいでしょう。

パワーサプライ

  パワーサプライは、その名の通り電源供給装置ですが、制御盤においては一般に、AC100/200VやDC100Vを、
 DC 24V ( まれに15V、12Vや5V )に変換して、シーケンサのI/O電源や小型タッチパネルの電源、表示灯や
 リレーその他の機器電源に使われます。従って、「 直流電源装置 」 と呼ばれることもあります。
 また、「 スイッチング・パワーサプライ 」 とも言われます。
  これは、従来のリニア方式ではなく、スイッチング方式を使っているという意味合いです。今ではもうリニア式が
 使われることはまずないので、パワーサプライと言えばスイッチング・パワーサプライだと認識しておけばいいです。

  以前にも触れましたが、とても重要な部品であるにもかかわらず、壊れやすく寿命も長くありません。
 昨今では、異常自己診断機能や、稼働時間表示機能を持っている高機能なものもあります。高機能と言っても、
 シーケンサやタッチパネルに比べれば、価格の差などは微々たるもの。コスト削減の対象にはしたくない部品ですし、
 年次の交換計画には必ず盛り込んでほしい部品です。

  数千円のパワーサプライが壊れたら、数十万円するシーケンサだって、サバ味噌ほどの役にもたちません。

  スイッチングなのでノイズが気になるところですが、最近の機種はそれなりに対策もちゃんとされていますので、
 特にフィルタとかを設ける必要はありません。電線をツイストしておけば一般的には充分です。どうしても気になる場合は、
 出力側にフェライトやクランプを巻きましょう。




 
03月07日(日)  所詮、天気予報みたいなものだから ( ねこどん蹴球団より再掲 )

(;一_一)   ちょっと見辛くて申し訳ないが、左の表を見てみよう。
  これは、2005年10月に発行された、セルジオ越後と金子達仁の共著
 『 警鐘 』 という本に掲載された、2006年W杯を前提にした各国番付である。

  2006年W杯の結果は周知のごとく以下の通り。
    
・優勝  ・・・イタリア
    ・準優勝 ・・・フランス
    ・3位   ・・・ドイツ
    ・4位   ・・・ポルトガル


  横綱、大関をベスト4ととらえるなら、セルジオ氏は辛うじてドイツ1国、金子氏に
 至っては的中ゼロ。優勝したイタリアがやっと関脇で登場、準優勝のフランスに
 いたっては、番付外で名前さえ出てこない。

  以前に書いた 「まあ、天気予報みたいなものだから」 は、単純にネタとして、
 どちらかと言えば好意的に取り上げたものだが、こちらは正直に言って少々の
 悪意をこめて、「 晒し上げ 」 として掲載した。
  仮りにもこの道でメシを食い、「自分こそ本当にサッカーを知っている」 人間を
 気取り、監督や一部選手を批判しながら、なんだよ、これ。

  あ、でもセルジオ氏のことは、別に嫌いじゃないんだ。
  解説者としては結構評価しているし、こういうスタンスの評論家がいてもいいと
 思う。少なくとも、当たりさわりのない、選手を褒めることしかできないような無能
 解説者 ( 誰と誰とは言わないが ) よりははるかにマシ。
  でも、金子氏については、だんだん許せなくなりつつある。

  一応断っておくが、何もこの表だけを根拠に批判しているのではない。まあ、この番付は番付で、決して納得できない
 ものでもないからね。
  でも、くどいようだが、この道でメシ食ってるプロが、言いっ放しで終わりというのが情けない。もし当たってたら
 自慢するだろうに、外れたら無かったことのように知らんぷり?
  それじゃ、居酒屋で好き勝手わめいてるそこらのサッカー好きと同じだよ。

  ついでに、もう少し晒しておく。以下、本文中より抜粋。

  金子 「 おお、ドイツの番付が高いですねー! これは勝負だなあ 」
  越後 「 開催国らしい組み分けを利用して、けっこういいところまで勝ち上がる (後略)」
  金子 「 グループリーグ敗退もあるんじゃないですか? (後略)」
  越後 「 いや、グループリーグ敗退はないね。開催国はいいところまで行くでしょう (後略)」

  越後 「 フランスはこないと思う? 」
  金子 「 相当にヤバいでしょう。(中略) 予選 
(注・W杯予選。この時点ではまだ予選が続いており、フランスは勝ち抜けるかどうかあやし
       かった)
 でイスラエルとふたつ引き分けてるんですよ。予選を突破したとしても、本大会での上位進出はないと僕は思います
      (後略)」
  越後 「 そういうチームが予選をギリギリで勝ち抜いて、本大会で優勝する。(後略)」

  (章のサブタイトル)
  「 南米対南米の決勝戦が実現するかも  」 (金子)
  「 アルゼンチンは監督に疑問符がつく 」 (越後)


  まあ、少々恣意的な抜き取りをしていることは認めるが、それにしてもセルジオ氏がかなりにいいとこついているのに対して、金子氏の
 言ってることがいかに的外れだったかが分かると思う。検証したい人は、同書 ( ぴあ刊。1400円 ) を入手して読んでみよう。
  仮りにもマスメディアで言いたいこと言って金を稼ぎ、万一当たったらここぞとばかりにふんぞり返るのだ。外れた時のリスクも背負って
 もらわないとね。

  さて、セルジオさん・・・もういいかげん、金子氏とつるむのはやめませんか?





 
03月06日(土)  プログラムの元ネタ その3

  今回は、タイムチャート ( タイミングチャート ) です。こういうものです。

タイムチャート

  オヤジギャグはクロックとして出力され、下ネタはブレークポイントがありません。ゲロはワンショット出力。

  ではまた。




 
03月05日(金)  タップ下穴

  またしばらく、現場生活だあ。盤

  タップ用下穴の覚書。

    
M2 → 1.6Φ
    
M3 → 2.5Φ
    
M4 → 3.4Φ
    
M5 → 4.2Φ
    
M6 → 5.1Φ
    
M8 → 6.8Φ

  規格とか公差とかあるにせよ、まあ実際は、前後0.1mm程度違っても実用上支障はありません。
  と言うのも、市販のドリルビットセットなんかでは、上記のサイズに該当するビットがない場合も多いんで
 ( 大体、0.5mm単位のセットだから )、セットもので済ませられる頻度でしか使用しないなら、無理に
 1本単位で買う必要もないでしょう。私は3.4なんかは20本くらいバラで持ってますが。 (^_^;)
  
  下穴径が小さめなら、タップを切るのは厳しいですが、ビスはきつく締め付けられます。下穴径が大きめ
 ならば、もちろんその逆。0.1mmにこだわるのもいいですが、きちんと水平に穴をあける手際の方が、
 より重要です。




 
03月04日(木)  二重化のネットワーク その後

  御立会検査も無事に終了。ばんにゃーい ∩(−ω−)∩  ( グゥ調で )

検査後    写真は、検査終了後。
   シミュレーション用の模擬線を全てバラし、片付けと清掃。この後、盤類を
  梱包して出荷します。これらは、工場のスタッフがみんなやってくれます。

   御立会検査前の社内検査では、徹夜までは行かずとも、ふと気付くと
  深夜3時だったりするわけでして、結構疲れております。途中、別件の改造工事で
  一度戻ってきたリ。帰ってくればまた別の仕事がいっぱい待ち構えていたりもして、
  身体はともかく、頭の切り替えが追いつかんわ。

  で、今回の、MELSEC のCC−Linkを使った二重化ネットワーク。
  基本のシステム設計したのが私じゃないんで小さな声で言いますけど ・・・ 
       
いやあ、お薦めしませんわ、これは。
  切り替え時のトラッキングにプログラム書かなくちゃいけないなんて、納得できんわ。

  なんでそんな事態になるかと言えば。
  そもそも、二重化CPUのCPU自体の切り替えと、CC−Link のマスタ局 → 待機マスタ局への切り替え、という二つの切り替えが、
 別個のアクションとして存在しているからなのよう。CPUの切り替えとネットワークの切り替えが、上手にプログラム作らないと、
 きちんと連動してくれないのよう。リモート I/O局はともかく、ローカル局やGOTの扱いがまた厄介だしい。
  そのうち、パラメータ設定だけできちんと連動してくれるように改善してくれるのかしら。




 
03月03日(水)  サクラサク 再び

  甥っ子が無事志望校に合格しました。 ヽ(´ー`)ノ




 
02月23日(火)  ランキング その2

  夕方になると会社の前を、豆腐屋さんが 「 パー、プー 」 とラッパ音を響かせてチャリで走ってるんだけど、とにかくすごいスピード。
 「 パー、プー 」 に ドップラー効果がかかっている。あれじゃあ、買いたくても買えんと思うがなあ・・・。

  そんなわけで、とあるサイト ( つーか、B to B ) のFA部門2009年サイトランキング。
おそれいりました
    1. OMRON
    2. キーエンス
    3. 三菱電機 ( MELFANS )
    4. 富士電機機器制御
    5. パナソニック電工 ( 制御機器本部 )
    6. オリエンタルモーター
    7.  IDEC
    8. SUNX
    9. 山武
   10. 横河電機

  下位に多少の順位変動はあるものの、ベスト10の顔触れは2008年と全く同じ。
 まあなんと言うか、とにかくひたすら OMRON強し! って感じだ。

  さて、明日より静岡工場にこもりますので、一週間ほど更新はお休みいたします。ではでは! (* ´∀`) ノシ




 
02月22日(月)  徹夜をしてはならぬ

  これまでの人生の徹夜ライフを%で表すと、図のようになるかと思われます。

ゆうべはおたのしみでしたね

  その他というのはまあ、試験勉強とかレポートとかゼミとかホニャララとか、家追い出されたりとか、誰もが経験するような話です。

  仕事で一番辛かった徹夜は、屋外氷点下15度、吹雪の中で、鉄塔の上にあるリミットスイッチをひたすら交換する作業。
  思い出すのもイヤです。

  こっそり、徹夜シリーズをまとめたページを作りました。TOPページにリンクを置いています。
  では、おやすみなさい。




 
02月21日(日)  試験日程

  今季も黒星スタートか・・・ ・゜・(つД`)・゜・

  さて、今年の主任技術者及び工事士試験の日程は下記のようになっていますので、受験される方のための備忘録として。

  第一種・第二種電気主任技術者
    申込期間 5月24日 〜 6月11日 ( インターネット申込は6月18日まで )
    一次試験 9月4日答え
    二次試験 11月28日

  第三種電気主任技術者
    申込期間 第一種・第二種と同じ
    試験日  9月5日

  第一種電気工事士
    申込期間 7月6日 〜 7月23日 ( インターネット申込は7月30日まで )
    筆記試験 10月3日
    技能試験 12月5日
    筆記試験免除者の技能試験 10月2日

  第二種電気工事士
    申込期間 3月11日 〜 4月2日 ( インターネット申込は4月5日まで )
    筆記試験 6月6日
    技能試験 第1回 7月24日  第2回 7月25日
    筆記試験免除者の技能試験 6月5日

  特に、二種工事士受験予定の方は、もうすぐ受け付けが始まりますので準備を怠りなく。

  主催者情報を確認してくださいね。   (財)電気技術者試験センター   http://www.shiken.or.jp/




 
02月20日(土)  プログラムの元ネタ その2

  スザンヌ・ヴェガのファンだって言うと、たいてい
「 えー、意外っ!」 と返されるのは、何でだろうな ・・・?

  今回は、フローチャート。フローチャートは JIS でも描き方とか決められてるし、詳しい説明がされているサイトとかも沢山あると思うので、
 フローチャート自体の描き方とか記号の意味を知りたい方は、そちらを探してください。

フローチャート    ラダーを組む上でのフローチャートについて。
   フローチャートは元々プログラミングとは切っても切れない関係にあるので、
  PLC においても、インターロックブロック線図ほどではないにせよ、
  コーディングしやすい元ネタです。
   なもんで、いっそこのスタイルをそのままプログラムとして使っちゃったらどうよ!
  てな感じで SFC ( シーケンシャル・ファンクション・チャート ) というものが
  古くからあります。しかし、PLC においてSFC は、SFC それ自体の
  利便性と言うよりは、扱いにくさ、モニタのしにくさ、マニュアルの不親切さ
  ( ラダーと比べて )といったツールにおける使い勝手の都合上から敬遠され続け、
  その記憶がトラウマと化している今では、もはや
化石言語
  言ってもいいかもしれません。
   特に、状態遷移 ( ステップシーケンス ) よりも情報処理に多大な労力を要する
  昨今のPLC プログラムでは、ますます出番が失われつつあるのが現状です。

   話が SFC に逸れてしまいました。
   上記の話と矛盾するようですが、PLC における状態遷移処理 ( ステップシー
  ケンス ) というものは定番中の定番です。従って、元ネタとなるフローチャートの
  良し悪しは、プログラム自体の出来にも大きく影響します。ぶっちゃけ言うと、
  フローチャートの完成度は、そのままプログラムの完成度に反映されます。

  たとえば、左図は ( 色んな意味で ) 間違った描き方の例ですね。

  ここで言う 「 フローチャートの完成度 」 とは、記号を正しく使うとか、ループ処理を奇麗に描くとか、そういった表現上の
 問題ではありません。まず第一に、昨今の複雑化する現場制御においては、そもそもフローチャートだけで全てを表現することは
 不可能なのです。出力のインターロック条件などは、その最たる例でしょう。

   
フローチャートは、「 あらすじ 」 にすぎません。

  無駄にフローチャートを作りこむより、フローチャートで表現できない部分は、別途タイムチャートやブロック図、
 ディシジョン・テーブルなどを併用してくれればいいんです。

  それが難しいなら、箇条書きの文章だっていいんですよ! 無理してフローチャートに盛り込む必要はなく、
 かえって 「 あらすじ 」 が読みにくくなります。
  なんか抽象的な言い方になってしまいますが、フローチャートの完成度とは、あらすじとしての完成度のことなのです。

  PLC プログラムを作成する側から言えば、あらすじと、登場人物設定、舞台背景、年表 ・・・ といった諸資料から、
 ひとつの壮大で感動的な物語を構築するのが何よりの楽しみなのです。 ( ゚ ∀゚ )




 
02月19日(金)  テスト

  ちょっと動画を貼るテストさせてください。

  サッカーを愛する皆さん、ご機嫌いかがでしょうか。   ( 音が出ます )

  とりあえず、いつぞやスパサカでやってた、ダイヤモンドサッカー復刻版などで。

  では、よい週末を!  ( 私はまた改造工事ですが )




 
02月18日(木)  プログラムの元ネタ その1

  目覚まし時計がなくても朝は来るんだよ、ほんとに。

  シーケンサでプログラムを組む際には、もちろん元ネタがありますが、仕事内容によってそれも千差万別です。主なものを挙げると、

  
1.インターロックブロック線図
    後記。

  
2.フローチャート
    フローチャートと言っても、色んなスタイルのものがありますし、出来不出来もピンキリです。インターロックブロック線図に比べると、
   やはりインターロック条件の記載に無理のあるものが多いですね。つまり、一連の正常な流れは記載してあっても、チャートに記載の
   ない条件が入力された場合、操作が行われた場合の処理が不明。「正しく始まって正しく終わる 」 場合の記載しかできないケースが
   多いのです。ただ、延々と続く一連の制御工程をつづるには、インターロック線図よりもずっと理解はしやすいです。

  
3.タイムチャート
    タイミングが重要になる制御が必要とされる場合は不可欠です。パルス、エンコーダ等を擁する制御やサイクル制御、あるいはメカトロ
   には欠かせませんし、コンピュータとかとの通信制御で必要になる場合もあります。
    共通理解が得られやすい反面、やはりインターロック条件を盛り込むのは難しい。

  
4.フロー図
    インターロックブロック線図とフローチャートを足して2で割ったような描き方をされたものも、よく見かけます。
    描き手のセンスがかなり問われます。あれもこれもと書き加えていった挙句、ゴチャゴチャして何だかよく分からないものも。 (^_^;)

  
5.計装ループ図
    アナログ処理用のブロック図です。独特の記号とかも多いので、見慣れない人には敷居が高い部分もあります。

  
6.口頭
    ああしてくれ、こうしてくれ、これはこう動くんだよ! こんな時は止まるんだよ! という熱弁を頂きます。
    いざ試運転の段階になって、熱弁した本人が忘れているなんてのはデフォルト。

  今回は、インターロックブロック線図について

  「 IBD 」 と呼ばれます ( D はダイヤグラムの意 )。動作条件、インターロック条件が明確に描かれていますので、とにかく線図通りに
 ラダーを組んでいけばよろしい。ですから、こんなものもあります。

       http://wwwf1.mitsubishielectric.co.jp/e-factory/products/partner71.html

  楽と言えば楽ですが、ある意味でコーディングにすぎないので、回路を組み上げる面白さというものはあまりありません。簡潔なバッチ
 制御とかには向いていますが、計装ループや数値制御があるシステムでは表現しきれない部分がありますし、一連の工程が長かったり、
 分岐条件が多い制御では、全体の流れをつかむことが難しくなります。

インターロックブロック線図

  元々は、リレーシーケンス用ですからね。IBD が元ネタの場合は、レジスタの出番がほとんどありません。コイルと接点だけ。
  記号自体も、標準的なの論理回路記号以外はほとんど出てきませんので、誰でも容易に理解できます。ラダーを組む上で多少なりとも
 頭を使うのは、ワイプアウト回路くらいでしょうか。

  一見ガチガチなインターロックブロック線図も、描く人によって結構クセとか個性があるもので、慣れてくるとその辺りに楽しみを
 見つけることもできます。 (^-^)




 
02月17日(水)  30周年

  だんだん、帰宅が遅くなってきた。何やら、当社は設立30周年記念だそうです。式典


     
おめでとう!
                              
ありがとう!

                 ちなみにこれは、20周年記念式典の時の写真です 



  むう。では、また明日。




 
02月16日(火)  二重化のネットワーク

  頼むから、辞任してくれよ・・・。 (;一_一)

シミュレーション中   まあ、こうして店広げたまま、他の仕事に追われてなかなかシミュレーションにかかれない
 なんてのは、よくある話。やっと本格的にとっかかれた。
  んが、しかし。
  二重化シーケンサもCC−Linkも、もちろんGOTも何度もやっているけど、
     
二重化シーケンサ + CC−Link + GOT
 の組み合わせは初めてってことで、なかなか手こずりますね。
 GOTをCC−Link にのせると通信が遅いということは知っていたので、CC−Linkは
 Ver.2にして伝送速度最大。まあ、何とか許せる程度の体感速度。
  しかし、二重化シーケンサのネットワークをCC−Link で組むと、煩雑なことも多いですね。
 まず第一に、マスタ局のリフレッシュ・デバイス設定を、パラメータではなく、ラダーで書かなくては
 いけないのが、なんだかなあ。

  おまけに、ローカル局の CPU がベーシックシリーズなんで、リフレッシュ・デバイスに得意の 「 X1000・Y1000 」 が
 使えない。 ( ベーシック・シリーズは I/O点数が2048点− 7FF までしか使えないから )
  タッチパネルのデバイスはもちろん他局設定 ( 他局にしなくてもすむ方法もあるのだけど、それを使うと他の面倒事が・・・ )。

  別件で、同じく二重化シーケンサで ネットワークはEthernet という案件もあるのですが、イーサはイーサで色々と面倒なことも。
 やっぱり、NET/HでリモートI/Oネットが一番手っ取り早いかなあ。バスはまだやったことないけど、どうなんだろ。
  結局のところ、CPU ( や電源 ) を二重化したとして、さあ、I/O はどうしましょ、って話なんですよね。タッチパネルがあるのなら、
 どこにぶら下げましょう、上位コンピュータや計器類と通信するなら、どうやって冗長性を確保しましょう ・・・ って部分が、
 まだ明確には確立されていない気がする。
  本来なら、この辺りのネットワーク構成を簡易に行えるツールとして 「 iQ Works 」 があるべきはずなのに、
 二重化に対応してないんじゃどうしようもないじゃん・・・。




 
02月15日(月)  Windows7 と GT Designer 補足

  1月10日の項 で、Windows7 で GT Designer を使おうとした時、ファイルを直接ダブルクリックすると開けないことがある、
 と書いた件についての補足です。
  実は、インストールした GT Designer は、Vista 対応以前のバージョンなのですが、例の
    
「 Windows Vista 非対応CD用セットアップユーティリティ 」
  というやつを使うの忘れてました。で、一度アンインストールしてから、上記ソフトを使って再度インストールしてみました。

melpreutilsを起動

  結果は、ファイルを直接ダブルクリックでも問題なく開けるようになりました。
  7 がVistaのマイナーアップデートだと考えれば、充分にあり得る事態でした。ちゃは。しっぱいしっぱい ( グゥ調で )。

  KV STUDIO なんかは7でもほぼ問題ない旨公表されてましたし、Vista 対応のアプリケーションなら、7 でも
 そこそこ使えるんではないでしょうか。もっとも、メーカーが完全に 「 対応 」 をうたっていない限り何も補償はありませんから、
 自己責任になってしまいますけど。




 
02月14日(日)  寿

おめでとう!
   本日は同僚の結婚式がありまして、披露宴に出席させていただきました。

     ( 写真は、あえてちっこく載せます )


   
おめでとう! 末長くお幸せに!






 
02月13日(土)  新機種情報

  また増えた・・・。MELSEC
  Q50UDEHCPU、Q100UDEHCPU ・・・ ということで、近所の中華屋のメニュー並みに
 増殖が著しいMELSEC CPUですが、1000k ステップってすっげーな。ほぼフルに使ったら、
 スキャンタイムどれくらいになるんだろう。基本演算速度が向上しているわけでもないようだし。

  つか、1000k ステップものラダー ( ラダーのみとは限らないが ) を一人で組んで一人で
 シミュレーション、デバッグしてたら、一体どれ位の時間を必要とするだろう。じっくりひとつの
 ジョブに専念して取り組めるならいいけど、うちのように誰もが常に複数の現場を抱えて
 あっち行ったりこっち行ったりしなくてはいけない環境においては、設計に数カ月も要するような
 仕事というのは、単にステップ数以上の苦労を伴います。
  個人の持論ですが、ラダーを組むという作業は、短期間で集中してやるべき。
  それこそ、構造化して複数人数で手分けしないとどうしようもありませんね。まあ、マルチに
 しなくていいですよ、ってことだけなのかもしれませんが。

  ちなみに、近所の中華屋はメニュー数こそ多いですが、はっきり言って何食ってもマズいです。




 
02月12日(金)  Vista

  さんざん文句をつけてほったらかしにしていた Vista 機ですが、いよいよこいつに頼らざるを戦力にならんと困る
 えなくなって、必死こいてカスタマイズした結果、だいぶ使い勝手がよくなりました。以前 (購入時 )
 と違ってSP入れてるせいだと思いますし、起動終了のトロ臭さはたいして変わりませんけど。

  我々にとって、現場に持っていくノートパソコンの使い勝手というのはまさに死活問題。
  現場ではとにかく1秒でも早く立ちあがってほしいし、作業中にフリーズなんぞされた日にゃあ、
 「 すいません、今から暴れます 」 と周囲に注意を促したくなったりします。
  特に、不具合修正をオンライン書き込みしている最中にトラブったりすると、どえらいことに
 なります。
  教訓としては、アプリの開きすぎは厳禁。昨今のツールは、PLC にしろタッチパネルにしろ
 アプリを同時に複数起動できるので、ついつい見境なく開いてしまいますが、メモリの食い方も
 半端ではありません。特にタッチパネルソフトは注意した方がいいですね。

  では、よい週末を。 (* ´∀`) ノシ




 
02月11日(木)  週刊ニパ子ちゃん その29

  東アジア選手権については、あえて語るまい。

週刊ニパ子ちゃん

  チョコ停 : チョコっと停止、ちょこちょこ停止の意。大きなトラブルというわけではないが、設備が短時間ながら比較的頻繁に
         停止することで、生産効率が下がり、また、対応要員を配置する必要上、全自動化の障害となる。
         メカトラブルが原因であることが多いが、制御上の問題を抱えているケースも少なくなく、いとをかし。




 
02月10日(水)  GPからGOTに変換してみる

  不愉快なことがあった日は
ハレグゥ だなあ、やっぱ。元気出る。

  さて、PLC プログラムの異メーカー間での変換というのは、ニーモニックレベルでは結構前から行われているし、将来的にはXMLとか
 使って当たり前にできる日がくる。しかし、タッチパネルはどうだろう、ということで、三菱GOTが持っている、デジタルGPシリーズから
 GOTへの変換機能というのを試してみました。ちょうど今日メルマガがきてたんで思い出した。

  元となる、デジタル GP577R の画面。

GP577Rの画面。もうずいぶん昔に描いたもの

  GT Converter で、上記プロジェクトを読み込みます。変換可能だそうです。よしよし。

GT Converterを起動

  オプション設定。GOT1000シリーズに変換してみることにします。

GT1000シリーズを選択

  変換自体は、あっという間に終わります。

成功!

  「 成功しました !」 と景気よくのたまったくせに、その後で失敗報告がされたりします。なんだよぅ。
  失敗を含む変換ログは、テキストファイルでも一覧出力されます。

と思ったら、ミスも結構あります

  GOTを起動して、作成された 「 g1 」 という拡張子のファイルを開きます。

ファイル名称通りバイナリ変換してるんですね

  こんな感じで開かれました。ありゃりゃ。
  どうも、塗り潰し部分が上手くいかなかったようです。

真っ白に・・・

  仕方ないので、塗り潰し部分を修正してあげます。こんな感じになりました。

一応完成

  元のGP577R の画面と比べてどうですか?
  なんか、数値の桁設定が違っちゃってたり、色合いも微妙に異なってますが、なかなかよく復元されてますね。
  あとは、変換ログを見ながら、変換失敗した部分をチマチマと修正し、気に食わない部分をこれまたチマチマ手を入れれば完成です。

  なんか面倒くさい修正も多々あるとは言え、一から作り直すことを思えば、一杯おごってやりたくなるくらい出色な機能じゃないですか!

  うーん、でも俺は一から作り直すわ、悪いけど。




 
02月09日(火)  リレーの配置

  
   ♪ 目覚まし時計がなくても朝は来る〜
リレー盤
  制御盤内のリレー類は、通常、展開接続図に記載される順番で並べられますが、例外もあります。

  1.リレー種類別。通常のリレー、ラッチリレー、タイマ、集合リレーといったように、種類ごとに
    まとめて配置。特にタイマやカウンタは、お客さんが触るケースが多いので、操作しやすい
    位置、高さにまとめて配置したりすることも多いです。

  2.電圧ごとに分ける。ダクト内の異電圧混在をできるだけ避けるため、コモン線を配線しやすく
    するため、リレー交換の際に電圧を間違う危険性を減らすため、などの理由から。

  3.分岐回路ごとにまとめる。ポンプ駆動回路、シリンダー制御回路、警報回路、バッファリレー
    ・・・といった感じでまとめます。展開接続図順に等しい場合は、それでOK。

  4.配線工数削減目的。たとえば、シーケンサからの出力を受けるリレーは、当然ながら
    シーケンサに近く配置した方がいいわけです。バッファリレーなら外部端子近くに、
    インバータ I/O用ならインバータ近くに。

  あくまで展開接続図順が基本ですが、客先の仕様や製作工数なども考慮しながら、よりベストな並べ方を考えるのが設計者のお仕事です。

  ところが、昨今ではコスト削減、ダウンサイジングが初めにありきで、制御盤内のスペースに余裕がないことが多く、「 いかにして全部詰め
 込むか 」 が大前提になってしまうケースが少なくありません。現場の盤設置スペースがどうしても厳しい、というのならともかく、「 小さくすれ
 ばその分価格も下がるだろ!」 的な発想でのダウンサイジング要求はご遠慮頂きたいものです。実際、ワイドを100小さくしたところで、
 板金や塗装にかかる費用はそれほど違わないんです。むしろ、後々の改造で余計なコストがかかったり、放熱やノイズの問題でトラブルの
 元になるケースがあります。




 
02月08日(月)  徹夜13

  今日も現場だったです。

徹夜はやだよう(;><)

  俺の後ろで寝るな。




 
02月07日(日)  直流の並び

  改造工事も無事終わりました。ちょっとだけ一段落。
直流ブレーカ
  制御盤、配電盤の機器配線には並べ方が決まっています。交流の場合は、
 左から第1相 (R )、第2相 (S)、第3相 (T ) です。単相なら、第1相、中性相、
 第2相となります。
  しかし、直流の場合は、左が負極 ( N・マイナス )、右が正極 ( P・プラス )
 になります。写真は直流ブレーカですが、左がマイナス ( 青 )、右がプラス
 ( 赤 ) という並びです。( JEM1134 による 。国交省の 「 公共建築工事
 標準仕様書でも同じ )

  ところが上下に並ぶ場合、交流は上から第1相、第2相、第3相で左右と
 順序が同じなのですが、直流の場合は上から正極 ( プラス )、負極
 ( マイナス ) となります。変ですね。

  なんで直流は左右の並びがマイナス−プラスという順序になるのかは、
 なんかもっともらしい理由を聞いたことがあるのですが、やっぱり感覚的には
 違和感がありますね。

  ではまた一週間、がんばりましょう。ふう。




 
02月06日(土)  回路追加

  豆知識。2スケの裸圧着端子は、1.25スケの電線に使っても、いいっちゃいいんですよ。

PAGE2010展示会    昨日は、この土日の改造工事準備のスキをついて、「 PAGE2010 」 の
  展示会にダッシュで行ってきました。予想以上の盛況で驚きました。

   というわけで、この土日もまた改造工事中です。改造でも、お仕事が頂けるだけ
  ありがたいことですね。
   今回の設備では、シーケンサは三菱のQシリーズですが、納入当初は02Hでした。
  大規模な改造が続いて容量が足りなくなり、途中で06Hに置き換え。その後も追加
  回路がどんどん増え、これ以上増えるようなら、次は12Hクラスにしないと足りなく
  なりそうです。

  こうした大規模な回路追加の際の難しさは、デバイスの割り当てですね。用途ごとにデバイスの割り付けエリアを分かりやすく
 区分していたのに、想定以上の回路追加で、しまいにゃあ、空いているところをトビトビで探して使うようになってしまいます。

  しかし、もしデバイスを一から割り付け直したら、既存の回路の動作試験が必要になります。そんな余裕は、改造現場にはありません。
  そういう意味でも、ラベルだとかローカルデバイスだとかという手法は、とても有効だと思います。納入後に何度も改造が
 見込まれるような現場のプログラムは、当初から構造化しておい方が、後々になって楽かもしれません。




 
02月04日(木)  グッドデザイン賞

  たまに目や耳にするけど、いったい何なのかよく分からない 「 グッドデザイン賞 」 。
  2009年の同賞では、我々に馴染み深いFA関連機器では、次のようなものが受賞しています。
グッドデザイン賞受賞らしい
  ・ OMRON  タイマ・カウンタ H5CX H7CX
  ・ 横河電機  デジタル指示調節計 UT55A UT52A
  ・ 三菱電機  主軸モータ SJ−Dシリーズ
  ・ 山武  計装ネットワークモジュール NXシリーズ

  どういう審査基準でどういう人たちが選んでいるのかなんて全く興味はありませんけど。
  しかし、盤屋も人の子、機能も似たり寄ったり、価格も似たり寄ったりの機器があるとすれば、
 見た目カッチョいい方を選ぶのが人情です。学歴も年収も同じなら、イケメンを選ぶだろ!
 ・・・ってことですよう。




 
02月03日(水)  お別れの時

  数日前書いた、CPUのみでのデバッグ方法ですが、キーエンス KV STUDIO にはちゃんとそういう機能がある旨、ご指摘いただきました。
 ありがとうございました。 m( __ __ )m  考えてみれば、そもそもKV STUDIOの場合ユニット構成切替ができる ( ユニット構成を
 ライブラリ登録しておける ) わけだから、デバッグ用に都合のいいユニット構成作っておけばいいんだね。三菱やOMRONでも、うまい
 方法はきっとあるんだろう。まだまだ使いこなせてないなあ。精進いたします。

つうこんのいちげき!
  それはさておき、仕事用のパソコンが死にかけております。 (T-T)
  落下ドライバーの直撃を受け、鉄板の直撃を受け、踏まれて蹴られて、よくもまあがんばって
 くれましたが、すでにいつオシャカになってもおかしくない状態。慌てて、データを全てバックアップ
 しました。
  小型ノートですが、軽くて頑丈、扱いやすいし、さんざんカスタマイズしたおかげもあってクロック
 周波数以上の体感速度。これまで私が使ったパソコンの中では、文句なく最高の一品でした。
 もうすぐお別れかと思うと、感謝の念と寂しい気持ちでいっぱいです。
  後継には、ほったらかしにしていた Vistaマシンがやっと日の目を見ることになります。こちらも
 慌てて主要アプリケーションのインストール及びアップデートをしました。

  それにしても、現場で作業中に突然のブルースクリーン、再起動不能というのは、寿命が縮む
 思いがしますね。 (;><)




 
02月02日(火)  明日より

  明日から始まる 「 PAGE2010 」 の展示会場に行ってきました。各社機械のセッティングや最終試運転に余念なしという感じでした。

PAGE2010

  こんな看板もいたるところで見かけました。隣りの看板に思わず目が行った大きいお友達は深く反省するように。


  全然関係ありませんが、とうとうこういうものも出始めました。使ってみたいですね。    http://iphone.itosoft.com/welcome




 
02月01日(月)  ばっよえーん

  今年もあと11カ月か・・・。

  6万色で動画表示が当たり前になってきたFA用タッチパネルの次なる目標は、ずばり音声とみた。
  現行でも、Wavファイルを登録するというような方法があるので、これを拡張して、
    ・ 高性能スピーカを内蔵。やっぱ80dBくらいはほしい。
    ・ オーディオ形式の自由化。もちろん、MP3も可。専用メモリ内蔵。
  そして、ツールから自由に合成音声を作成し、ダウンロードできること。

  たとえば、パトライトのボイス工房みたいな機能ね。 ( ボイス工房で遊んでると、時間の経過を忘れますよね )

ボイス工房

  たとえば、コンベアを起動させようと 「 運転 」 押しボタンをタッチした時に、ウィンドウがポップアップして
      
[ 棚が満杯です ]
  と表示されるのと同時に、
      
「 先に棚の荷を何とかしろや、ゴラア!」
  としゃべってくれたりするわけです。あと、タッチパネル起動時には、笑点のテーマが流れるとか。

  なんか最近、安価小型のタッチパネルばかり競ってラインナップ化されているので、この辺りでちょっと逆行して、
 付加価値満載、イケてる現場向け無駄にハイスペックなタッチパネルというのも出してほしいものですねえ。

  ・・・ まず、売れないでしょうけど。




 
01月31日(日)  ユニット登録とデバッグ

  この土日はハード改造工事でした。2月はもう、土日含めて予定びっしりです。急な出張とかが入らないことを祈るのみ。 (-人-)

  だいたいどのメーカーのPLCツールにも、ユニット構成を登録する機能があります。
  ユニットの配列と各ユニットのパラメータを設定することで、いちいちプログラムでパラメータを書きこんだりしなくていいし、
 アドレスを自由に割りつけられたりと利点はもちろん多いのですが、ちょっと困るのはシミュレーションをしたい時です。

ユニットエディタ

  CPUのみで実機シミュレーションをしたい場合ですね。
  こういうケースは結構あります。制御盤がもう製作中で、I/Oその他は工場に送っておく必要がある場合。既設設備の改造があり、
 改造部分のデバッグを事前に行っておきたい場合。つまり、I/Oその他のユニットが手元になく、CPU ( と電源ユニット ) だけで
 シミュレーションしようとした時、当然のことながらユニット構成パラメータと現物が異なるので、エラーが発生してPLCがRUNして
 くれません。
  ユニット構成エラーは百も承知、二百も合点なんだから無視してくれよ! と喚いたところで、CPUは律儀なまでにエラー報告をする
 だけです。

  というわけで、「 デバッグモード 」 みたいな機能がほしいなあ。実機のユニット構成エラーを無視してくれるとか、CPU以外のユニットを
 仮想配列してくれるとか。寄せ集めのユニットで実機環境を構築したり、いちいちデバッグ用にユニット構成パラメータを変更しなくても
 すむと、とっても楽なんですけど。
  いかにシミュレータ機能が使いやすくなったと言っても、やっぱり実際にCPUを走らせてデバッグした方が早いし確実。

  ではまた一週間頑張りましょう。




 
01月29日(金)  ワーク・ライフ・バランス 続き

      
男はFIT’Sダンス踊るんじゃねえっ! (#゚д゚)

  先日お知らせした展示会用のカタログ。私が作画したタッチパネル画面も載せてもらってます。嬉しいな。 ( ´∀`)



  さて、「 ワーク・ライフ・バランス 」 とは、「 仕事と生活の調和 」 ということだそうです。それなりに市民権を得ている
 言葉らしいのですが、実は全く知りませんでした。よくわからんが、「 ものづくり 」 と同じで、スローガン先行って感じなんですか?
  あまり大所高所からのスローガン作ったって、なんたら評論家たちが仰々しく自説を開陳したり、はしっこい人たちが金儲けのネタに
 したり、効率悪いバラまきの元になるだけではないのかなあ。
  エコと同じで、元来余裕のある場所 ( 大企業 )でしか導入されないようなら、格差を広げるだけの結果になるんじゃないか?
  育児介護に悩む人への支援なら、それだけに限定して制度を突き詰めるべき。

  まあとにかく。
  仕事時間減らして趣味を楽しもうとか、家族と過ごす時間を増やそうなんておためごかしは、はっきり言って 
大きなお世話
 です。




 
01月28日(木)  ワーク・ライフ・バランス

  何やら、県からタイトルのような調査票が来た。18〜60歳の県民から、無作為に3000人を選んで送ってよこしたそうだ。
  ったく、宝くじも
totoも競馬も競輪もまるっきり当たらないのに、こんなもんばっかり ・・・ (つД`)

  たとえば、こんな質問事項がある。

  
問13 「 ワーク・ライフ・バランスが実現された社会 」 に近づくために企業の取組みとして必要だと思うものは何ですか?
  ( ○は3つまで )


    1.社長や取締役がリーダーシップを発揮してワーク・ライフ・バランスに取り組む。
    2.企業の中でワーク・ライフ・バランスを推進する責任者を決める
    3.管理職の意識改革を行う
    4.管理職以外の社員の意識改革を行う
    5.仕事の量を減らす
    6.無駄な業務・作業をなくす
    7.利益にならない仕事をやめる
    8.年休の取得計画を作る
    9.取引先や下請企業に無理な要求をしない
   10.社員を増やす
   11.給料を上げる
   12.ノー残業デーを設ける
   13.育児休暇などをとりやすくする
   14.時間短縮勤務ができるようにする
   15.在宅勤務ができるようにする
   16.その他 (                     )

       11に赤ペンで○3つつけていいっすか?




 
01月27日(水)  野宿

  写真は、東京駅午前6時。先日大阪出張した時。東京駅

  さて、出張先でどうしても宿が見つからず、野宿したことありますか? 私は一度だけあります。
  ( 以前いた会社での話ですが )
  しかも、2月の福井県でした。野宿と言っても、とても屋外で寝られはしません。氷点下です。
 寝たら死にます ・・・ と言いたいところですが、どんなに眠くても、寒くて寝られないものですね。
  学生のころ、チャリンコで東京から北海道まで旅行して、土管の中で寝たこともありますが
 ( 3月のことでした )、その時は寝袋その他それなりの準備をしていました。若かったしねえ。

  今思うと、解決策はいくつもあったのでしょうが、ちょっとそういう状況を楽しんでしまうクセが
 あるんですね。で、結局一晩中、ウロウロと歩き回ってすごしました。寒くてじっとしていられない
 んです。夜が明け始めた時は、妙な達成感で思わず合掌。
  あ、でも出張精算の宿泊費は丸儲けになりました。 ( ・ω・)   
  お小遣いに困っているお父さん方にお勧めです。領収書もらって実費清算の場合は不可ですが。




 
01月26日(火)  お知らせ

  ちょっと宣伝させてください。
  弊社で制御と電装を請け負わせてもらったとある機械装置が、とある業界のとある展示会で、新製品として展示、デモされます。 ヽ(´ー`)ノ

         http://www.jagat.jp/content/section/14/366/

  2月3日〜5日。池袋サンシャインにて。
  これだけじゃ何のことやらよく分からないでしょうが、それはそれでいいです。




 
01月25日(月)  二重化シーケンサ その4

  なんか、身体中いてえよ。

二重化シーケンサ    新しくシミュレーションを組み始めました。よし、いっちょこいつは
  GX Works2 でやってやるかと意気込んでみたが・・・

      
・・・・・・ 二重化   il||li _| ̄|○ il||li

   GX Works2 は二重化シーケンサには対応していません。

  タッチパネルを含むCC−Linkの二重化ネットワーク。パラメータ割り付けが結構煩雑。GOTの局番を
 どこに持っていくか、悩みどころ。

  タッチパネル等から、任意に二重化の系を切り替えるラダー例です。 ( ただし、一部ネットワークを除く )

二重化系切換





 
01月24日(日)  電設工業展

  日帰りでスキーしてきた。すべってる時間より、レストハウスでビール飲んでる時間の方が長かった。 (-_-;)

  今年の電設工業展は、5月26日〜28日です。  http://www.ecemf.jp/
  今年は大阪ですね。自費で行ってみようかなあ。

  ではまた一週間、がんばりましょう。




 
01月23日(土)  1行目に何を書くか その1

ばんやさんは しんでしまった

  今年も徹夜あるのかなー。現場で徹夜作業というのは実は結構好きなんであるが、会社でひとり徹夜でソフト組むというのはイヤです。

  さて、ラダーを組む時、1行目に何を記述するかという話。( 行コメントとかじゃなくて、あくまで回路の1行目ね )
  これはね、そのプログラマーの好みとか考え方とかクセとかを大きく反映していると思う。中には、決め事を作っている会社もあるかな。
  たとえば、

   ・ プログラム上の共通フラグを作る。「 PLC RUN 」 というフラグ。制御実行開始するため、警報検出を開始するためのリレー。
   ・ 初期化回路を書く。演算バッファとかステージレジスタとかを、0にクリアするための回路。
   ・ 入力処理。デバイス置換や入力時定数設定のための回路。
   ・ サブルーチンやマクロのCALLプログラム。
   ・ 時刻データの読み出しや書き込み。
   ・ 特殊ユニットへのTO命令。通信やネットワーク、位置決めやアナログ関係の初期パラメータ設定ね。

  ・・・ などなどと、本チャンのシーケンスを記述する前に、まず処理しておくべきモロモロを頭に持ってくる。ただし、最近ではTO命令を
 書かなくてもパラメータが設定できたり、初期化プログラムを独立して作れたりするので、以前ほどには冒頭にごちゃごちゃと書かなくても
 よくなってきた。

  うーん、これは多くの同業者さんに、いつもやってるやり方を教えていただきたい話ですね。次回はもう少し具体的に。




 
01月22日(金)  シブすぎ技術に男泣き! を買う

シブすぎ技術に男泣き!    ここだけの話だが、本当言うと俺は、電気屋よりも機械屋になりたかった。
   いや、今からでも遅くないか?

   ・・・というヨタ話は置いといて、本屋で見かけて衝動買いしたマンガですが、面白かったです。

   あれこれ自分なりに考えた結論として、 「 ものづくり 」 に必要なものは何かと言われれば、

        
「 情熱!」

   それだけ。
   効率化だの何だの有象無象は、経営者と管理職に任せておけばよろしい。

   中経出版 刊




 
01月21日(木)  テンキー

  『 彷徨える艦隊 』 の新刊が出てたよ、嬉しい。 (*⌒▽⌒*)

  タッチパネルのテンキーは、だいたいどこも標準テンキーが用意されています。英数字や日本語入力キーボードもあります。

         

  左のようなデフォルトテンキーもありますし、ちょっと工夫して右2つのようなオリジナルなテンキーを作ることもできます。
  入力範囲が設定できる機能もありますし ( この機能を使えば、0が入力できないようにもできます )、現在入力中の数値を
 表示したりもできます。キーウィンドウを出す位置 (ウィンドウで ポップアップさせる場合 ) や、テンキー自体の大きさも重要な要素です。
 小さすぎるキーは誤入力の元で、稼働中の設備の誤入力は思わぬ事故やトラブルの原因になりかねません。インバータの
 周波数設定を想像してもらえると分かりやすいでしょうか。

  そのタッチパネル画面の製作者が 「 凝り性 」 かどうかは、テンキーを見るとある程度分かります。 (^_^;)




 
01月20日(水)  GX Works2 その3

  いくつもの案件が同時進行していると、日々の段取りが 
if 〜 then 〜 else 化してきますね。
  もし明日中に現場終わったら一度会社に戻って次の準備して、もし終わらなかったら先方に電話入れて、何日か伸ばせるようならその間に
 あの図面描いて、もしそれがダメなら ・・・・・・・ みたいな。 (-_-;)

  iQ Works です。 CD6枚組です。全部入れると、ハードディスク3GBくいます。

6枚組ってあんた・・・   GX Works2 の扱いについては、悩んでいる人も多いんじゃないでしょうか。
  ソフトとしてどうこうと言う以前の話で、うっかり GX Works2 で
 プログラム組んじゃうと、持ってないお客さんや保全の人には全く手が出せなく
 なってしまいます。自分 ( 自社 )以外の人間が絶対に触る可能性がないような
 現場なら別ですが。
  GX Works2 で作成したプログラムをGX Developer 形式で
 保存することもできますが、ラベル使用に制限ができてしまいますし、
 ST命令語の違いとかにも注意しないといけません。
  つーか、せっかく作った GX Works2 のプログラムを、何が哀しくて
 Developer 形式で保存せにゃならんのか。だったら最初から
 Developer で組むわ! って話ですよね。

  アプリケーション自体がもうちょっと普及してくれないと、なかなか使いにくいですね。しかし、構造化を便利に
 使ってこその Works ですから、我々設計側はともかく、モニタやちょっとした改造程度にしかアプリケーションを
 使用しないお客さんや保全の人に、導入するメリットを説くのは難しい。逆に、構造化されたプログラムは読めないし
 モニタしづらいからと、敬遠されるのが現状ではないでしょうか。

  ただ、いずれは当たり前のように使われる日がきます。思えば、DOSからWindows になった時も、
 似たような拒否反応が一部にありました。今は過渡期ゆえに扱いづらいのだと割り切って、使えるケースでは
 どんどん使っていったらいいと思います。




 
01月19日(火)  冷たい方程式 その2

  ちょっと大阪に出張してたです。

  一昨日の続き。
  0 で割ってエラーが発生するのを防ぐには、ごく単純に、分母が0の時は割り算自体を行わなければよいです。

OK

  前回エラーになったラダーと並びは同じですが、こうしておけばエラーは発生しません。あらゆるケースに適応できる、
 最も単純で効果的な逃げ方。
  [ <> D1 K0  ] は、「 もし D1 ( 分母 ) が0でなければ 」 という条件です。

  タッチパネルで分母の値を設定するような場合は、0は受け付けないようにするとか、警告ウィンドウを出すようにしてあげると
 親切ですね。

  さて、このネタのラダーは、Windows7でやってます。インストール自体は特に問題ありませんでしたし、プログラム作成も
 普通にできます。ただ、Vista の時も、問題があったのは機器との通信でしたからね。これにて
 GX Developer は Windows7でも大丈夫とは言えません。




 
01月17日(日)  冷たい方程式

  
上野クリニックに行くには、上野駅より鴬谷駅からの方が近いんですよ! ( 知ってちゃヤバい豆知識 )

  ラダーにとって、並びがとても重要だという例をまたひとつ。
  任意の数値を0で割ると、STOPエラーになります。

NG

  しかし、プログラム内容自体は同じでも、以下のように並びなおせばエラーにはなりません。

OK

  上の場合は、起動して割り算をした時点で分母が0なので、その時点でエラー診断されてしまいます。あとから分母に1を代入しても遅い。
  しかし、下の場合は、割り算しようとしたとき時には、分母に1が代入されているので大丈夫なんですね。
  計算式の諸元をタッチパネルで設定するような場合は、立ち上げ時や、操作者が誤って0を設定しても大丈夫なように、工夫をしてあげる
 必要があります。
  工夫の方法については、また明日。




 
01月16日(土)  週刊ニパ子ちゃん その28

  初詣行きましたか?

週刊ニパ子ちゃん

  いいことあるといいですね。 (^-^)




 
01月14日(木)  配線用遮断器

  メヒカリのから揚げ食ったよ! (⌒◇⌒)   もう思い残すことは何もない。

  ブレーカの話。
  ブレーカとは配線用遮断器のことで、記号では 「 MCCB 」 と表記します。「 NFB 」 は三菱電機が用いている略称なので、
 機器のデバイス記号として使うなら、NFBより MCCBとしておいた方がよいでしょう。
  このあたり、「 PLC 」 と 「 シーケンサ 」 の関係に似ていますね。

  ブレーカの選定は、とても重要な要素です。ブレーカ
  選定要素はたくさんありますが、基本的な考え方として、「 何に対して保護するか 」 ということ
 であり、「 その保護を行うためにどういった能力が必要か 」 ということです。

    ・ 回路電流 ( 過負荷 )に対する保護。
    ・ 漏電に対する保護。
    ・ 過電圧に対する保護。
    ・ 短絡電流に対する保護。

  こういった能力の他に、ブレーカの選定には保護協調という問題もあります。保護協調とは、
 単純に言うと、子ブレーカより先に親ブレーカが落ちてはいけない、ということです。
  実際には短絡電流計算というちょっと面倒な作業がとても重要なのですが、そこまでいくと
 専門的すぎるので、また機会がありましたら。

  写真は、三菱と富士のブレーカが、お隣同士仲良く同居している珍しい例です。

  ところで、「 遮断器 」 とパソコンで入力しようとすると 、毎度毎度 「 遮断機 」 と変換されてムッとすることありませんか? (;><)




 
01月13日(水)  メアドです

  年明けから、現場を転々としています。もうしばらく、転々としそうです。

  サーバー移転してから、一応メールアドレス作っておいたの忘れてました  ( 5か月くらい忘れてたことになりますね・・・ )。
  こちらです。

メアド

  あ、ついでですが、当サイトはリンクフリーというやつです。ご連絡もご報告も不要です。リンクして頂けると、単純に嬉しいです。 ヽ(´ー`)ノ

  さて、明日もまた早起きで現場です。ではでは。




 
01月12日(火)  接続ケーブル

  なんか無性に、
メヒカリのから揚げ 食いたくなる時ってありますよね!     ・・・ないですか、そうですか。 

GT1030

  知らなかったんですけど、三菱の小型タッチパネルGT1000シリーズのパソコンとの通信ケーブルって
 ・・・シーケンサCPUのQシリアル用ケーブルと兼用できるんですね。ちゃんとトランスペアで、
 タッチパネル経由でFXシーケンサとも通信できました。
  丸っこいミニD IN6ピンのやつね。
  いやほら、Qのシリアル用アタッチメントに、「 MELSEC−Q専用 」 なんて書いてあるからさ、
 ダメかと思ったらちゃんとつながった。
  ダイヤトレンドのHP見たら、どっちも同じDQ−U2だった。そりゃ、つながる。

  インターフェースがシリアルケーブルの場合はさ、ドライバが必要なケースが多いので、慣れてない人は要注意。
 ケーブルだけ誰かに借りていっても、ドライバが入ってないと現場で泣くことになります。

  あー、メヒカリのから揚げ食いたいよう。メヒカリは確か今が旬のはずだあ。




 
01月11日(月)  サッカーネタです

  ベスト4を狙う我が代表の唯一にして最大の武器は、結局 「 90分走りまくる 」 ことのようだ。ふた昔前の高校生かっつーの。

  名波引退記念試合に鑑みて思うのは、2000年アジアカップの時の名波はすごかったなあ・・・ということである。あの時の代表は、
 ヒデが不在だったにもかかわらず、「 日本代表史上最強チーム 」 といまだに一部では評価されている。

  あの時の名波は、味方どころか敵までも含めてゲームをコントロールし、自由自在に試合の流れを作っていた。
 2000年アジアカップの名波は、日本サッカー史上最初で最後の 「 ゲームメーカー 」 だったと思う。


溺死・・・   全員が90分間走り続けるのは無理なのだ。
  ( 走り続けるのはプレスをかけ続けるためであり、全員が走らないと意味がないのである )
 しかし、「 走らなくていい時間 」 を上手に作れば、相手にプレスをかけ続けることは決して
 不可能ではない。そして、世界という舞台でそれを行うつもりなら、あの時の名波をも凌ぐ
 ゲームメーカーが必要になる。
   今の代表で、わずかな可能性ながらその役を担えるとすれば、俊輔と遠藤しかいない。
  そして思うに、この役は2人は必要なく、むしろ2人いるとダメなのである。

  現在の代表において、「 俊輔か本田か?」 という議論がよくなされているが、私的には 「 俊輔か遠藤か?」 を
 考えるべきだと思っている。走り続けることで勝つつもりならば。
  ついでに言うと、今の代表の中心選手は明らかに長谷部。しかし、惜しむらくは 「 ゲームメーカー 」 というタイプではない。

  ※ 画像は関係ありませんよう。




 
01月10日(日)  Windows7 と GT Designer

  今日は妹夫婦が新年の挨拶に来てくれて、また暴飲。メラ1発で即死しそうです。


















  ・・・・・・ おっと、書きながら眠ってしまった。

GT

  えーと、何だっけ。

  ブロック崩し用の画面は、GT Designer で作成したのですが、自宅のWindows7 ( 32ビット、Home Premium ) で
 作業しました。
  しかし、ファイルを直接ダブルクリックして開こうとすると、挙動不審な動作をして開けないことがあります ( 開ける時もあります )。
  ツールを起動してからファイルを読み込めば問題ないようですが。開けてしまえば、一応作画はちゃんとできます。

  ちょっと仕事ではおっかなくて使えないですね。
  元々、Vista対応だってどことなく怪しいままですもんね。


  ・・・・・・ もう今日はこれ以上書けません。おやすみなさい。




 
01月09日(土)  シーケンサで検索

  昨日は久しぶりに前後不覚になるまで飲んでしまいました。抜けきらないまま今日はこれまた久しぶりにフットサルに参加して、現在の
 HPは12くらいです。ヒャダルコ1発で全滅しそうです。

  最近ちょっとウケたこと。
  キーエンスのサイトで、
「 シーケンサ 」 でサイト内検索すると、「 PLC 」 「 プログラマブルコントローラ 」 がちゃんと引っかかる。

検索

  そういうふうに、検索プログラムを組んでいるんでしょうね。
  「 シーケンサ 」 が三菱の商標だと知らずに検索かけてきた人も、これなら逃げ出さずにすみますもんね。立派なアイデアだと思うし、
 企業努力だと思います。「 こういう節操がないところが・・・・・・ 」 と受け取る人もいるかもしれませんが。




 
01月07日(木)  EMC と不況

  また風呂釜の調子が悪い。つーか、コントローラがきかない。で、一度コントローラの電源を落としてから、再投入。なおった。

  その昔、よくこの方法でエアコンの不具合をなおした。特にマルチエアコンの場合、室外機にプリント基板を持っているので、トラック無線
 などを至近距離で使われると制御がきかなくなり、室外機電源を一度断、5分くらいしてから再投入するとなおるというケースが多かった。
 今ならEMC とか電磁雑音とかマイクロギャップとかいう言葉が即座に出てくるが、当時は 「 なおったからいいやあ 」 で終わっていた。

  プラントの中央監視室でも、いまだに無線や携帯電話禁止、というところも少なくない。盤
  電源リセットして、 「 なおったからいいやあ 」 ではすまないからである。

  これからは、制御盤のEMC 対策も、より重要な課題になってくると思う。しかし、EMC 対策の
 難しいところは、コストに見合う設備が必ずしも実現できない点であり、対策にお金をかけても、
 その効果がはっきりしなという点である。
  不況不況で誰もが頭を抱え、激しい価格競争で足を引っ張りあい、お客さんは見積書の
 トータル金額だけでしか業者を選定しないような状況の中でも、ノイズ伝送路をきちんと考慮
 すればその分の設計費がかかり、クロストークを避けるように配線をすればその分の製作工数が
 かかり、フェライトやガスケット、導電テープを使えばもちろん部品代がかさむ。

  EMC に限らずだが、「 安かろう悪かろう 」 な業者が結果的に勝ち残ってしまうような世の中に
 なった時、「 ものづくり 」 ( あまり好きな言葉じゃないが ) の精神性は死に絶えるだろう。生半可な
 「 企業努力 」 だけではどうしようもない現実もあるのだ、中小零細の場合は。




 
01月06日(水)  良い1年でありますように

  年初に当たって、色々と誓いを立てられた方も多かろうと思います。
  「 今年こそジョギングを続けよう!」 と決意して元日だけで挫折した皆様、ご苦労様でした。また来年がんばってください。

やっとリッカが仲間に

  私の正月休みはというと、何日か出社して、ちょっと遠出して、リッカを仲間にして、ジョギングして挫折したりしてました。

    
SUNX が新社名 「 パナソニック電工SUNX 」 に!

  会社名長くしてどうする。

  ・・・ とかまあ、この業界も今年はまた大変そうです。
  厳しい年になることは間違いありませんが、めげずに頑張っていきましょう。

  このホームページに関しては、特に抱負も目標もないので、今年も意味ない話を
 ダラダラと。




 
01月05日(火)  謹賀新年

    あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。