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猫に鈍器 | |
日々の雑感など | |
過去ログ 2007年7-9月 |
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09月30日(日) 冷たい雨だし ![]() どうやら、9月も無事に乗り切れたようです。 ・・・ってか、今月は本当にキツかった・・・。 今日も現場の予定だったんですが、先方の都合で作業が明日になりまして、久々に休日を とれることになりました。 今日はまる1日、こんな感じでした。 → 今回に限ったことではないですが、やはり徹夜してこなさなくてはならない仕事というのは、 どうしてもミスが出ます。具体的には、「 シュレ猫 」 ( 2月2日の項参照 ) が沢山生まれて しまいますね。シミュレーションって大事だなあ、とつくづく感じました。 さて、明日からまた心機一転、がんばります。(`・ω・) 09月29日(土) 月月火水木金金 ひと晩徹夜をすると、10万個の脳細胞が死滅するという話を聞いたことがあります。 この1週間で、私の脳細胞は30万個以上死滅したかと思われます。 (つ_`) 忙しいのは慢性的とはいえ、さすがに何晩も連続で徹夜かそれに近い状態で現場に張り付くのは久しぶりでした。 それにしても、LANでネットワーク組んでると現地作業は楽ですね。今回の現場のように、あちこちに制御が散らばっていても、親になる シーケンサの近くのHubにLANさえ突っ込んでおけば、どことでも通信ができます。いちいちパソコン抱えて現場をウロチョロしたり、 面倒なルーチングをしなくても、子局やタッチパネルにデータを落とせます。 ・・・しかし、まだ眠い。 09月28日(金) さすがはセンセー 原発のピンチに颯爽と登場するサラリーマン・・・ しまこうキタ━━━(゚∀゚)━━━ !! ( 8月21日の項、及び 5月24日の項 をご参照ください) ![]() くるかもしれないと予想はしていたが、こんなに早くくるとは思わんかった。 今回もまた、前号までとは話が完全にぶった切られて、島耕作があまりにも唐突に黒部ダムを訪れる。そして、水力発電が如何に 非効率的であり、それに比べて原発がどれほど優れているかを語ってくれるのである。 もっとも、実際に語りまくるのは、脇役の人物であり、主人公のしまこう59歳は、決して自らの意思表明はせず、ひたすら感心している のみ。とてつもない女好きのくせに、女性からモーションをかけてくるまではジッと待っているしまこうらしいリアクションではあるが、 大事な主人公には、さすがに決定的なセリフは言わせられないというところか。 前回の時は、ひょっとして東電か政府機関からの依頼でやっているのではないかと疑っていたが、今回でよくわかりました。完全に、 弘兼センセーの独走です。まあ、氏自身、何やらの政府機関の一員でもあるし、あながち政府の方針と無関係とは言えないのかもしれない が。そのあたりの情報に詳しい方がいらっしゃいましたら、是非教えてください。 ・・・次は石油火力発電所を訪れて石油の備蓄量をネタに原発を褒めるのか、はたまた次世代エネルギー (太陽光や風力、バイオマス など) の発電量がいかに少ないかをとうとうと述べたててくれるのか・・・興味が尽きません。 09月27日(木) おやすみなさい ・・・鼻から牛〜乳〜 ってもう、自分でも何言ってんだかわからないくらい 眠い ので、本日はもう寝ます。 09月22日(土) 3連休 ・・・なんてものが、世間にはあるんですね。私はこのところ、休みどころか睡眠時間を削る毎日であります。 何度もヤリ玉にあげちゃって申し訳ないけどさ・・・ ![]() GP−ProEX が重くてさ・・・ (−_−;) 同時にふたつ開けるのはありがたいんだけど、激重になる上に、勝手にバックアップ・ファイル作る んだよね。バックアップ作ってるあいだ、PCのパフォーマンスが激悪になるんだよ。・・・おまけに、 突然アプリケーション・エラーで 前触れもなく落ちるんだよ! 三菱の GT Designer も、Ver.1の頃は、しょっちゅうアプリケーションエラー起こして 落ちてたっけ。Ver.2になってからは落ちなくなったけどね。 GP−ProEX も、1.0から2.0になってだいぶ軽くなって、これならいいかなと思っていたけど、 やっぱり重いことには変わりない。1.0がひどすぎただけだったね。そういや、2.1はどうなって るんだ? あくまで個人的な独断と偏見という前置きをするけど、最近扱ったタッチパネル・ソフトを軽さ (操作感の良さ) で並べると、 キーエンス・OMRON > 三菱・富士 > (超えられない壁) > デジタル ・・・って感じです。くどいようですが、あくまで個人的な、「ソフトの軽さ」 の話であって、総合的な格付けではありません。念のため。 さて、明日より、現場でちょっとした地獄を見る予定です。更新がない日は、現場で徹夜していると思ってください。ではでは! 09月21日(金) 嫁と畳は・・・ 世の中には、「 新しもの好き 」 という人種が存在する。 ずいぶんと前だが、親しく付き合っていた制御屋さんに、極めつけの新しもの好きがいた。特に最新の電化製品が大好物で、携帯電話に しろカーナビにしろデジカメにしろ、あるいはWindowsマシンにしろ、一般発売になるやいなや購入し、他人にとくとくとその機能を 語ることを何よりの楽しみにしていた。 ![]() 新しいもの、特にこうした電化製品は、出始めのものを買うのは明らかに損だ。半年待てば、機能が格段に 向上した上に価格も大幅に下がってしまう。もっとも、彼にしてみれば、そんなことは充分に承知であり、 「誰よりも早く使ってみる」 ことこそが重要だったのだと思う。その 「新しもの」 が見劣りする頃には、 既に他の新しいものを買って他人に見せて回っていたのだから。 技術屋たるもの、常に新しいものに興味を示す好奇心は何より重要だから、「新しもの好き」 こそ技術屋の カガミ! ・・・などと、奇麗に終わらせるつもりは毛頭ない。正直言って、いわゆる 「新しもの好き」 と技術屋としての レベルは、あまり関連がないように思う。むしろ、「新しもの好き」 というのは、一面飽きっぽいことでもあって、 技術屋には、新しいものへの好奇心と同じくらい、ひとつのものに対する執拗なまでの探究心というものも 重要な要素のような気がする。 もう久しく会ってないが、彼は今、何に夢中になっているのだろう。 ただひとつ言えることは・・・・・・彼の家の物置には、間違いなく セグウェイが眠っている だろう ことだ。 09月20日(木) 平均睡眠時間3時間 ・・・の荒行を終えて帰ってまいりました。 ![]() → シミュレーション風景です。撮影時間は、午前4時です (つд`) 制御盤4面、タッチパネル6台。EthernetやらNET/Hやら CC−Linkやらでつながってます。 ![]() I/Oのシミュレーションには、こんなスイッチ、ランプボードを使用し ます。これらは、工場の検査担当者が組み上げてくれます。 ![]() アナログの入出力もあります。アナログ用に簡易的な抵抗器や4−20mA発生器もあり ますが、精度を確認したい時には、左のようなキャリブレータ (もちろん、校正付き) を 使用してデータをとります。 今回は上位コンピュータとの通信はありませんが、上位との通信がある場合は、システム とは別にパソコンやPLCを用意して、仮想DCSを作ったりもします。 アナ : ・・・で、ちゃんと終わったんでしょうか。 ( ゚ д ゚ ) 選手 : いやあ〜。 (* ´-`*)ゞ ・・・あとは現場でがんばります・・・ (,,-_-) 09月14日(金) お休みします 松木さんにうつしたせいか、それとも熱さまシートが豪快にきいたのか、風邪が治りました。実は昨日帰った時は 38度4分あったの ですが、今朝起きたら平熱に戻ってました。 これで、納期も大丈夫だ! ( ゜∇゜) ( ← 空元気 ) で、明日から静岡の工場にヒキコモリますので、1週間程度更新はお休みいたします。 | ´д`)ノ バイバイ 09月13日(木) またまたインタビューしてみる ![]() アナ : 聞くのも恐ろしいですが、納期まで1週間きってます。 (゚ д ゚ ) 選手 : きってますねー。 ( - ω-) アナ : 聞くのも恐ろしいですが、進捗状況は? (゚ Д゚ ;) 選手 : なんで2回言うたん? ( - ω-) アナ : できれば聞きたくもないんですよ! (゚ д ゚ #) 選手 : 実はですね・・・ ( - ω-) アナ : はい? (゚ д ゚ ) 選手 : この大事な時に、思いっきり風邪ひいてしまいました。 (lll- ω-) アナ : プロの自覚ないですね! (゚ д ゚ #) 選手 : 大丈夫。風邪は、他人にうつすと治るといいます。 (lll- ω-) アナ : うつされた方が困るのでは? (゚ д ゚ ;) 選手 : また誰かにうつせばいいんです。 (lll- ω-) アナ : ・・・・・・スタジオの松木さん、どうぞ。 (TдT lll) ( >д<)、;'.・ィクシッ ← 松木さん (うつされたらしい) 09月12日(水) シスコンへ行こう FA中心の制御屋さんなら知らない人はいないだろうけど、今年は 『 システム・コントロールフェア 』の年です。11月13〜16日の4日間。 http://scf.jp/ 当社の人間も、他の催し物にはほとんど行きませんが、これだけは都合がつく人間はみんな行くようにしています。 ただ、以前は 「最新のカタログ集め」、という意義が大きかったのですが、カタログ、マニュアル類がネットから落とせる昨今では、 闇雲に集める必要もなくなりました。おかげでゆっくりと うちは会社がビッグサイトに結構近いので、楽させてもらってますね。 ( ´∀`) 09月11日(火) バージョンアップ情報 GP−ProEXが、バージョンアップするみたいです。 またかよ! ( ̄_ ̄*) しかし、2.0 → 2.1 へのバージョンアップ方法は不明のまま。 まさか、有料か!? (ー_ーメ) デジタル、大丈夫? 憶測でものを言うのは気が引けるけど、GP3000シリーズ&ProEXのせいで、かなりシェア落としてないっすか? 基本的に、リリースから1年以内の有料バージョンアップは、できの悪さを証明しているようなもんだよ。かと言って、改良されなくても困る んだけどさ。しかも、2.1になっても、相変わらず Vista対応してないし。 ・・・・・・最近の私の ProEX の起動画面は、こんな感じにしています。 ![]() 09月10日(月) この1本を忘れたばっかりに・・・
迷った時は、チャチャチャ! Are you OK? もっとも、422、485通信機器には、たいていちゃんと付属していますので、きちんと付属品を使った方がいいでしょう。 意外と厄介なのは、こいつをつけなくても通信できてしまうケースがあるということです。 その場合、一見きちんと通信できているようですが、実は非常に不安定だったりして、原因のつかみづらいトラブルの元になったりします。 たった2箇所 ( マスタと終端 ) 確認すればいいだけですから、忘れないようにしましょう。 ・・・なんて言って、リピータで分岐した先につけるの忘れたという自己反省文だったりするわけです。 (-_-;) 09月09日(日) すんごい久しぶりに、『 風林火山 』 を見た 別に私が作ったわけじゃなくて、れっきとしたOMRONの、とある Word 版のマニュアルに使われて いたりします。ハートマークてんこ盛りって・・・ (;´Д`) OMRON の開発さんって、結構お茶目な女性が多いような気がするんだよなあ・・・。 09月08日(土) 予想通りではあるのだが・・・ 出張からの帰り、台風の直撃を浴びたであります。安全靴なんて、いまだに乾かない・・・ ( ゜∇゜) ![]() おかげで、ちょっとだけ風邪気味です。 09月05日(水) 出張に台風は辛い・・・ 最近、私のPC の GX Developer の起動画面は、こんな感じにしています。 ![]() 起動画面の変更方法については、1月15日の項 をご参照ください。 明日から出張ですので、2〜3日更新はお休みいたします。 m( __ __ )m 09月04日(火) カキすぎてはいけない 明後日からの出張に、台風がクリーンヒットしそうな気配が漂ってきました。 (  ̄ー ̄ ) ![]() 最近は、シーケンサでもタッチパネルでも、メモリとしてカードを挿入して使うケースも増えてきた。 用途は色々、便利な代物ではあるが、意外にうっかりしてしまうのが、カードの書き込み回数制限、早い話 が、カードの寿命だ。一般的なCFカードだと、大体数10万回 (30万回くらいが多い) といったところ。 元々、CFカードの主用途はパソコンあるいはデジカメなんかだから、そんな頻度の高い書き込み回数は 想定されていないのだろうと思う。 しかし、シーケンサ、あるいはタッチパネルでデータ格納デバイスとして使用すると、あっという間に 制限回数を超えてしまう。例えば、1分ごとにデータをカードに保存する設定にすると、書き込み制限回数が 30万回だとすれば、200日ちょっとで寿命、1年間もたないのである! もっとも、最近のCFカードは高性能になっていて、書き込みブロックを任意に振り分けられるそうだ。従って、容量に充分な余裕があれば、 「 書き込み回数 = 書き込み限度回数 」 ではないらしい。保存データがカードの容量の10分の1だった場合、よほど運良くカードがブロック を振り分けてくれれば、10倍の寿命を持つことができるというわけだ。 とはいえ、安全率を見込むなら、やはり 「 書き込み回数 = 書き込み限度回数 」 だと考えて設計した方がいいだろう。いずれにしても消耗 品なのだから、5年程度の寿命を見込んで、バッテリと同時期に交換するのがベストではないかな。ひと昔前だとやたらと高額な 「専用カー ド」を買わざるを得なかったが、最近ではどこのメーカーも市販のCFカードを使えるようになっている (動作保障は確認した方がよいが)。 ちなみに、FTP通信用の三菱のATAカードの書き込み限度回数は、100万回だそうです。 09月03日(月) EPC O?
東京電力 [ tepco ] 関西電力 [ kepco ] 東北電力 [ tohoku−epco ] 北海道電力 [ hepco ] 中部電力 [ chuden ] 四国電力 [ yonden ] 九州電力 [ kyuden ] 北陸電力 [ rikuden ] 沖縄電力 [ o kiden ] 中国電力 [ energia ] といった感じで、●epco派と、●den派に別れていることが分かります。東電の「 テプコ 」 はまだいいにしても、 関電の 「 ケプコ 」 や北電の 「 ヘプコ 」 はどうなんだろうなあ・・・。 「 epco 」 ってなんだろ。E lectrical Power Corporation の略かな? で、なんか中国電力が仲間はずれっぽいのがかわいそうなんだけど、どうでもいい話であることには違いない。 09月02日(日) 電気の街を返してくれよう・・・ ![]() 本 日 休 業 ・・・のつもりだったんですが、結局呼ばれて現場に行ってました。 で、帰りがけ、ジェンダー・チェンジャーがほしくてアキバに寄ってみたんですが、 ・・・メイドさんだらけ! (T▽T さすがに、写真を撮るのは400Vに感電するより勇気が必要でしたので諦めました。 なんか、病んでるなあ・・・。 09月01日(土) 今年2度目の200V
・・・というわけで、感電しました。200Vはやっぱりきついっすね。 指先に青白いアークが走るのが見えました。 (T□T) 08月31日(金) 再びインタビューしてみる ![]() アナ : シミュレーション、組み始めたようですね。 (゚ д ゚ ) 選手 : いやあ〜。 (* ´-`*)ゞ アナ : なんか、足りなくないですか? (゚ Д゚ ;) 選手 : 並べきれなかったっす。 ( - ω-) アナ : (おいおい) 納期まで2週間ちょっとですけど、勝算のほどは? (゚ д ゚ ) 選手 : 実はですね・・・ ( - ω-) アナ : はい? (゚ д ゚ ) 選手 : 来週は出張やら打合やら現場工事で、ほとんど会社にいません。 ( - ω-) アナ : やってる時間はないと・・・? (゚ д ゚ ) 選手 : ・・・・・・。 ( - ω-) アナ : ・・・・・・。 (゚ д ゚ ;) 選手 : ・・・・・・。 (; - ω-) アナ : ・・・・・・スタジオの松木さん、どうぞ。 (TдT #) ( ^〜^ ) ← 松木さん (何か食べてるらしい) 08月30日(木) 8月も終わりか・・・ ![]() あれほどやかましかったセミの鳴き声もどこへやら。 どうやら、8月も無事に乗り切れるようです。俗に「 ニッパチ」 なんて言いますが、当社の場合は 2月や8月は他の月よりもむしろ忙しいような気がします。 2月はやはり、年度末に盤類の納入が集中するため、ハード、ソフトとも設計が大詰めのせいか と思われます。8月は・・・何でだろ。お盆休み前後に、現地の改造だとか定期検査だとかが集中 するからかもしれません。 実はスキューバ・ダイビングのライセンスを持っているのですが、ここ数年、ダイビングどころか 海と言えば発電所から眺めるくらいであります。ちょっと悲しい。 (´□`) 08月29日(水) マゼご飯は好きですか? 昨日、ラダーの勉強の話をしたが、初心者にとって厄介なのは、ラダーというのはメーカーによって、かなり違いがあるということ。命令語は もちろん、数値の扱い方、インデックスのつけ方まで、メーカーによって時には微妙に、時には全く考え方が異なるのだ。もちろん、根本的な 思想は同じだし、慣れてしまえば気にならなくもなるが、例えばOMRONで慣れきった人が初めて三菱を扱う時はかなりとまどうと思う。 そのうち、各メーカーごとの特徴をまとめてみたいと考えています。 (たぶん、忘れます (;´Д`) ) 何かPLCのための統一規格はないのか! と言いたくなるところだが、あることはあるんです。【 PLC Open 】 という団体が推進中。 ただ、この規格はIEC 準拠であるため、ラダー・ニーモニックよりもST言語 (ストラクチャード・テキスト ) だとかファンクション・ブロック だとか、いわゆる構造化だのラベル・プログラミング (変数処理)だのに大きな比重を置いていて、従来のラダープログラム・オンリーの技術 者がこれを学ぼうと思えば、ほとんど初心者同様の苦労をしなくてならない。実際、ST言語なんて使ってプログラム組んでる人って、どの くらいいる? さらに、国内最大手の三菱が、あからさまに力をいれていない。とりあえず、ST (あと、SFC) も使えますよー程度のノリで、 ガンガン普及させようという熱意はこれっぽっちも感じられないというのが正直なところ。
※ 画像は本文に全く関係ありません。字ばっかだと味気ないので・・・ (-ω-) 08月28日(火) 習うより慣れろであります シーケンサを扱えるようになりたい、ラダーを覚えたい、でも、実機はもちろんツールも手元にないし、そんな高いもの買えないし買って もらえないし、教えてくれるような人も周囲にいないよう・・・。(つд`) ・・・という方のために、誰にも頼らず、ただでラダーを組む練習をする方法。 一番てっとり早いのは、メーカーの体験版ツールを WEB上から入手すること。会員登録させられたり (無料だが)、制限期間があったり する (まあ、アンインストール−インストールを繰り返せばいいこと) が、本気でやるなら、そのくらいの手間を惜しんではダメ。入手したら、 とにかくいじくりたおす! コツは、シミュレーション機能を使って、動作が目で見えるようにすること。 ● 三菱 GX Developer 体験版を、ホームページからダウンロードできる。お試し期間は7日間だが、 製品版と同じ機能が使えるし、シミュレータ・ツールである GX Simulator も同様にして ダウンロードすれば、シミュレーションもできる。ダウンロードには、無料の会員登録が必要。 マニュアルもダウンロードしよう。 http://wwwf2.mitsubishielectric.co.jp/ ● キーエンス KV STUDIO 体験版を、ホームページからダウンロードできる。お試しは、起動50回。機能は製品版と同じ。 キーエンスの場合、シミュレータ機能が KV STUDIO に組み込まれているので、別途シミュレーション・ ツールは不要で回路動作試験までできる。ダウンロードは、無料会員登録するか、アンケート記入が必要。 http://www.keyence.co.jp/ メーカーの体験版の他に、シミュレーション機能まで持ったフリーウエアもある。 ● 連枝(れんり) 元々は、マイコン用のプログラムをラダーで書くことができるというシェアソフト。Cやアセンブラの知識がなくても、 ラダーでPIC用のプログラムが書けるという便利ソフトだ。ただ、単純にラダーの勉強をするなら、 フリーウェア版で充分。 シミュレータ機能もついているので、自分で回路を作ってみて、動作を確認することができる。 ● LD Cv! これも連枝と同様、本来はラダーを使ってマイコンのプログラムを作成することを目的としたソフト。 しかし、やはり同じく、シミュレーション機能を使ってラダー回路の勉強をすることができる。 連枝ほどには機能はないが、その分お手軽で扱いやすい。 上記名称でググれば見つかると思います。これらは使用制限がないので面倒はないし、メーカーの体験版よりインストールも簡単で、 シンプルな分、初めての人にも悩むことなく扱える。 08月27日(月) ぼちぼちだと思うのだが いまだに、Vista パソコンが使えねーっ! ![]() FAメーカーの新OS対応が遅いのはXPで経験してはいたが、いまだに主要メーカーの主要アプリが Vista対応されない。 いや、対応されないどころか、今後の方針すら明らかにしてくれない。11月にシスコン (システムコント ロールフェア) があるので、その時にあわせてくるんじゃないかと予想していたのだが、こうまで放置プレイ だと、それも怪しくなってきた。 それにしても、Vistaでアプリケーションが使えないことへの不満って、意外に少ないのかねえ・・・。 Vistaユーザー、まだまだ少ないんだろうなあ・・・。 私の新しいVistaパソも、現場にはとても持っていけない、ヒキコモリ状態。いっそ、OSを2000に 入れ替えちゃおうかと考えつつも、「やっぱ、Vista使いたいじゃん!」 という思いもあって踏み切れず。 気長に待つしかないか。 08月26日(日) ギガデイン 今日が何の日かご存知ですか? カリメロの誕生日です。 ・・・いや、んなこたーどうでもいいか。 3日前の項で、「PLCが何の前触れもなくダウンすることはほとんどない」 と書きました ![]() が、それでもあるとすれば、最も多い原因はやはりサージなのではないかと思います。 特に、雷サージは厄介です。予測不能の天災ですし、その威力たるや半端じゃない。 この夏も、当社にも雷によるPLCダウンの情報がちらほらと入ってきていますし、 個人的には前職の頃、本当に泣かされました。 対策としては、ひとつにはアレスタを入れるという方法があります。この方法の場合 厄介なのは、 1.サージの流入経路が複数あること。電源ライン、接地ライン、負荷のライン、 ネットワークのライン。特定が難しい。 2.アレスタは結構高価な上、取付面積もくうので、コストや盤の大きさに露骨に 反映する。 3.そしてこれが最大の問題なのだが、起きるか起きないか分からない (確率と しては低い) リスクゆえ、大幅なコストアップをしてまで積極的に設備しようと いう意識が薄い。 まあ、結局は二重化シーケンサと同様、費用対効果のお話なので、設備担当者の考え方しだいということでしょうか。 世の中には、 「雷を落ちなくする装置」 なんてものもあります。別に軍事用とかではなく、それなりに実績もあるはず。ただ、とんでもなく 高価な代物ですが・・・。 08月25日(土) インタビューしてみる ![]() アナ : タッチパネル、きてますが。 (゚ д ゚ ) 選手 : タッチパネル、きてますねー。 ( - ω-) アナ : 6台ありますね。 (゚ Д゚ ;) 選手 : んー、6台っすね。 ( - ω-) アナ : 納期はいつでしょうか。 (゚ д ゚ ) 選手 : 9月中旬らしいっすね。 ( - ω-) アナ : (ひとごとかよっ!) 3週間しかありませんが、勝算のほどは? (゚Д゚ #) 選手 : いやあ〜。 (* ´-`*)ゞ アナ : (何テレてんだ?) まだ梱包すら解いてないようですが。 (゚Д゚ #) 選手 : いやあ〜。 (* ´-`*)ゞ アナ : (大丈夫か、こいつ) 意気込みを聞かせてください。 (`д´ #) 選手 : とにかく、一戦一戦、勝ちにこだわりたいと思います。 ( - ω-) アナ : ・・・・・・スタジオの松木さん、どうぞ。 (`д´ #) ( ゜∇゜) ← 松木さん (特に何も考えていない) 08月24日(金) むう・・・
08月23日(木) ダブルでお願いします 3日前の項でちょっと触れた二重化シーケンサ、このところ急に扱う機会が増えてきた。 理由はいくつも重なっているんだろうけど、例えば ![]() 1.性能が向上するとともに、実績ができて信頼性が高まったため。 2.これまで頑なにハード回路にこだわっていた業界も、コスト面やネットワークの 利便性から、PLCの導入を無視できなくなってきたため。二重化しておけば、 ハードと同等以上の信頼性があるという気分的安心感を得られる。 3.時代の趨勢として、とにかくラインを止めるという事態がどんな業界でも許され なくなってきた。ちょっとシステムがダウンしただけで莫大な損失 (と責任問題) が生じるのであるから、イニシャルコストが多少増えてもやむをえない。 ちょっとだけ皮肉っぽい言い方も混じっちゃったけど、理由としてはこんな感じでしょう か。PLCの小型化という点も見逃せない。これまでの三菱のQ4Rだとか、OMRONの デュプレックスC 2000だとかは、二重化組むととにかく取り付け面積を食う。それらに 比べると、現行の二重化システムはとてもコンパクトだ。 実際のところ、二重化によるシステムの信頼性というものは、どのくらい高まるんだろ う。ひと昔前、あるいは特殊な環境に設置されてでもいない限り、PLC (CPU) が 何の前触れもなくダウンして大騒ぎになったという話を聞いたことは、ほとんどない。 もっとも、盤屋としての素直な感想を言うなら、二重化システムというのは設計製作にかかわる工数はシングルとほとんど変わらないにも かかわらず、金額的には格段にアップするので、歓迎すべきシステムである。 信頼性だとか技術的な側面からの感想は、またの機会に書きたいと思います。(・・・って言っておいて、絶対忘れるけどね (;´∀`) ) 08月22日(水) せめて作業着くらいは持って行こう ![]() 時たま現場で見かけるのが、何の準備もせずに現場に乗り込んでくる人たち。 いつだったか発電所で、来たままのスーツ姿で現場に入ろうとしている人がいた。発電所と言えば、ヘルメット、安全帯、安全靴、 脚絆の4点セットに、そこが初めてなら安全教育を受けるための健康診断書や印鑑も必要。ところが、何も持ってきていない。 持ってきているのは、計器調整用のマニュアルだけ。 メーカーの技術者さんのようだったが、誰も教えてくれなかったんだろうか。教えない方も不親切だが、何の疑問も持たずに 来ちゃう方もちょっと鈍感すぎだなあ・・・。 結局その時は現場には入れてもらえなかったようだ。メットや安全帯くらいなら余分を貸すこともできるんだろうけど、 あまりにもナメた態度と受け取られてしまったみたい。本人としては、別にナメてたわけではなく、計器の調整程度だからと 深く考えもしなかったというだけのことなんだろうけどね。 メーカーさんが直接現場に乗り込むことは少ないんだろうけど、それならなおさら、事前に何が必要かと確認しておかなくちゃ、 追い返されても文句は言えなくなっちゃいますもんね。 08月21日(火) 電気を大切にね! (このタイトル何度目だ?) 今日が盆休み明け二日目の会社も多いんでしょうねえ・・・ って くどすぎるわっ! ヽ(#゚Д゚)ノ┌┛Σ(ノ´Д`)ノ 東電が節電をうったえ始めました。電力不足はかなり、深刻のようです。 ・・・が、電力危機は柏崎原発が止まっているからだ、と抜かりなく原発の重要性をアピール するのも忘れない。原発ピンチだからね。 弘兼センセー、出番ですよ! ( 5月24日の項 をご参照ください ) これだけ電力不足を訴えながら、電力会社は何故オール電化を推進しようとするのか。 ぶっちゃけ言うと、「 電気を溜めるのはとても難しい 」 からですね。オール電化だとかエコ キュートだとかっていうのは、「深夜電力を使いましょう」 ということ。深夜電力は、電気温水器 を使うことによって、熱という形で電気をためるシステムだと言うこともできます。深夜電力を 使うことで、消費電力をできるだけ1日を通じて平均化したいということかな。だから、オール 電化というのは決して 「 電気をもっと使ってね!」 ということではないのです。 ・・・もっとも。この問題の根底には、やはり原発が絡んでくるんですね。というのは、原発と いうのは出力調整ができません (火力も決して簡単ではありませんが、できないことはない)。 従って、原発を使うのなら、できる限り、消費電力というものが、1年を通じて、そして1日を 通じて平均化されることが望ましいのです。 安全でクリーンな発電方法の研究もさることながら、電気を効率よく溜めておけるシステムの開発が待たれるところです。そういう研究、 開発が既に色々と手がけられているのも知っていますが、実用化はまだだいぶ先になりそうですね。 08月20日(月) PLC 計装は、DCSに取って代われるか 今日が盆休み明けの会社も多いんでしょうねえ・・・ (小さい頃から、くどい子でした ・母親談) ・・・などとタイトルをふってみたが、DCSっていうのは制御システム、つまりシステムの組み方自体を意味する言葉だから、 厳密に言えば PLCのような物理デバイスと1対1で対比させるのは間違いかもしれない。ただ、分散−統合されたシステムを 1台の機器に置き換えるという意味においては、まあ、ありかな、と。 これまで、PLCの弱点のひとつに、「 アナログの処理に弱い 」 というのがあった。単純にアナログ値 (4−20mAとか 温度=抵抗値とか)をデジタル値に変換する (あるいはその逆) のが関の山で、たとえばワンループ・コントローラばりの 制御をPLCでやろうとすれば、無駄に膨大な演算プログラムを作らねばならない。P ID制御命令なんてものも持ってはいても、 あれは本当に簡易なP ID程度しか制御できず、とてもじゃないが精密なループ制御をまかせられるものではない。 で、PLC 計装が登場して進化しつつある現在と今後はどうなるだろう。 えーと、ご存知ない方のために簡単に説明すると、「 PLC 計装 」とは、計装コントローラ並みあるいはそれ以上の機能を持った シーケンサ、ってことです (本当に簡単だな・・・すまん)。 もっとアバウトに言うと、これまで例えばOMRONとか横河とかエム・システムとか山武の指示調節計を使って、温度とか流量とか 圧力なんかを制御し、シーケンサは通信や接点信号でそれらコントローラから情報をもらったり、ON−OFF信号を与えていただけだった。 それを、制御そのものまで全部シーケンサでやっちゃえ! ってわけ。 国内メーカでは、三菱、OMRON、横河なんかでシェア競ってるのが現状かな。 さて、これまで、複数台のパソコンとコントローラ、あるいはSCADAとか各種変換器なんかを使って分散制御していたものを、 シーケンサとタッチパネルでまかなっちゃいましょう!! ・・・という流れに向かいつつある、かどうかは正直言うと微妙なところだ。 まず、シーケンサ、タッチパネルの能力とは別の次元の問題として、そもそもDCSにおける分散制御とは、リスクを分散させることでも ある。それを1台 (まあ、1台とは限らないが) のPLCに任せちゃって、じゃあ、そのPLCがコケたらどうするの? プラント全体がダウン しちゃうわけ? そんなのありえな〜い! (T△T) ・・・という話になってくるわけだ。そうすると、安全PLCだの二重化PLCだのを 使って冗長性を確保しなくてはならない。タッチパネルも2台並べましょう、ネットワークも二重化しましょう、電源は当然UPSでバックアップ しましょう・・・となってくると、結局のところDCSの場合と比べてコスト的にどれほどの優位性を保てるか、ということである。 ただ言えることは、DCS というシステムがもはやあまり発展の余地がないのに比べ、PLC 計装はまだこれからどんどん進化するはず。 今後の動向は定かではないが、徐々にではあっても需要は増えてくるように思う。売れる見込みがなければ、各メーカとも、PLC 計装に 力入れたりしないだろうし (計装用シーケンサは本当に高いのだ!)。 PLC を中心としたFA屋にとっては、当然ながら仕事が増える。システム構築は半端なく大変だが、その分受注金額は大きいものになる かと思われるので、積極的に取り組んで損はない代物だというのが結論。 ![]() ![]() これは、PLC計装を使っているタッチパネルの画面。左は、PV・SV・MVのモニタ及び簡易設定用の画面。右は、もっと細かな (管理者用の)設定画面で、P IDやバイアス、リミッタ、あるいは警報値やタイマ値を設定できる画面。 プログラムは、ラダーではなく (もちろん、ラダーとは連動するのだが)、専用のソフトを使う。どっちかというと、ラベル・プログラミングに 近いかな。プログラムについては、また機会をみて紹介いたします (・・・って言っておいて、絶対忘れるだろうな (つд`) ) 08月19日(日) セミはから揚げると美味いそうだが・・・ 今日まで盆休みの会社も多いんでしょうねえ・・・ (くどい)。明日から、電話やメールがいっぱい入ってくるんだろうなあ・・・(´-`) えー、ご質問を頂きましたので。 Q. 「 猫に鈍器 」ってどういう意味ですか? A. 意味はありません。なんかテキトーな名称をつけようと思いつつ周囲を見回したら、我が家の猫と鈍器 (バール) が目に入ったから。 それだけです。すみませんでした。 今日もセミがうるせー! もう0時すぎだぞ! 早く寝てくれよっ!! (#゚Д゚) 08月18日(土) ホームの利? まだ盆休み中の会社も多いんでしょうねえ・・・なんか、別次元のお話のようだ。 現場から帰ってきてテレビつけたら、女子バレーをやっていた。脊髄反射的に、3つの疑問が浮かぶ。
例えば、かなり厳しい日程でソフトを組んでいるとする。しかし、所詮会社で仕事していれば、必要なものはすぐ手に入るし、 先輩や同僚のアドヴァイスが聞けるし手を貸してももらえる。どうしても疲れたら、その日は帰っちゃったって誰も文句は言わない。 でも、これが現場だったり、客先へ出向して作業してたらそうはいかない。「 まだ終わらないのかよ 」 という矢のような視線。 遅刻は絶対にできないし、自分の気分しだいで 「 じゃ、お先に 」なんてとても言えない。完全なアウェー状態。 経験ある人多いだろうし実感で分かるだろうけど、そういう厳しい状況に放り込まれた時の方が、後から思えば格段に技術者としての レベルはアップする (得られる経験値がでかい)。決して 「現場主義 」 ってわけじゃないんだけど、なんか本来の実力ほどに力を発揮 できていない女子バレーを見てたら、ふとそんなことを思ったわけです。 ・・・で、他に監督はいないんですか? 08月17日(金) 誰が儲けてるんだろう・・・ 昨日JSIA が名称変更する旨の記事をちょびっと書きましたが、名称変更に際したJSIA会長のお言葉に、 「 ここに来て全体として景況が良くなり、当工業会の調査結果によると全体の売り上げ水準が 6年前に戻った 」 というのがありました。 ええっ、そうなの!? Σ (゚Д゚; いち労働者としての立場からは、仕事の忙しさと、給料から類推するしかないわけですが・・・この6年間、どっちもたいして変わらな・・・ ゲフン、ゲフン。 ・・・仕事が増えても、受注金額が安いままだから売り上げはほとんど変わらな・・・ゲフン、ゲフン。 ・・・そんなわけで、この土日もお仕事です。 08月16日(木) 9月1日付で JSIA の団体名称が変わるそうです。 (社)日本配電盤工業会 → (社) 日本配電制御システム工業会 それはいいとして・・・・・・ セミの鳴き声がうるさくて寝られねえ! (T▽T 08月15日(水) 盆休み終了 ようやく、何とか休みがとれるレベルまで落ち着いてきました。 ・・・というわけで、本日は しながわ水族館というところに行ってきたのですが。 そこで目にしたものは・・・・・・。 ![]() 「 これは中東戦法ですね !! 」 (by 松木安太郎) 08月14日(火) とある家電量販店にて いやあ、今日は腹立つことがあってねえ・・・。 思わず、南倍南風に ![]() ・・・って呟いちゃったよ。 商品説明するのに、勢いでウソついちゃダメだよね。 08月13日(月) 盆休み
あ、小池栄子さんは毎度かわいいっす (´∀` ) 08月12日(日) 実は、エアコン取り付け工事が得意です 気象庁が冷夏予想に切り替えた瞬間からの猛暑、本当にありがとうございました。 北海道から帰ってきたばかりなので、いっそう暑く感じますが、個人的には寒いよりよっぽどいいです。寝室にエアコンないので、冷房なしで 寝ています。別に平気です。(´-`) ![]() ご周知の通りです。じゃあ今はフロンは使っていないかというと、そんなことはありません。やはり、 フロンです。フロンには沢山の種類があるので、オゾン層破壊要因となるフロン (R22)に生産規制 (あくまで生産の規制。使用を禁止しているわけではない) がかかり、現在は新冷媒 (R410A) と 呼ばれるものが使われています。しかしこれも、温暖化進行の要因となるため、やたらに大気放出する ことができません。 エアコンを設置する時、配管 (室内機と室外機をつなぐ銅管) 内部の空気を抜かなくてはいけませんが、 業務用エアコンはともかく、ごく小型の家庭用ルームエアコンでは、かつてエアパージという方法で配管の 空気を抜いていました。エアコン内部のフロンを使って、配管の空気を追い出すという方法です。しかし、 この方法では少量とはいえフロンを大気放出してしまいますし、フロンの量が設備総体として不足してしまう ことがあります (パージ分、及び配管分のフロンがマイナスされてしまうため)。正しい方法としては、 真空ポンプを使って配管内の空気をきっちり抜いてからフロンを循環させます。そして、配管が長い場合は ガスチャージといって、不足分のフロンを補充します。 しかし、真空引きは割と時間がかかりますし、フロンは結構高いので、業者によってはエアパージで済ませてしまったり、 真空引きに充分な時間をかけなかったり、明らかに不足なフロンをチャージしなかったりするケースもたまにあるのです。 この夏、ご家庭にエアコンを取り付けされる方は、業者が横着をしないかどうか見張っているのも一興です。 また、どうにもエアコンの効きが悪い、あるいは悪くなったという場合は、ガス不足を疑ってみましょう。 08月07日(火) 暑いのは好きなので夏バテには無縁です 本日は、定期健康診断に行ってきました。 バリウム ( ゚Д゚ ) ウマー まあ、半分肉体労働みたいな仕事ですから、身体は大切にしないと。健康診断書がないと、発電所や大手プラントには入れないし。 風邪をひいたら寝込んでいられるならまだいいですが、どうせ休めないなら、健康体でいるにこしたことはありません。 さて、明日からまた出張なので、 3,4日更新はお休みいたします。m( __ __ )m 08月06日(月) PLATINI を買う
08月05日(日) 制御盤の製作工程 あれほど・・・あれほど8月は水着だと・・・ 。。・゚・(つД`)・゚・。 ![]() 気をとりなおして。 さて、御立会検査にたどりつくまでの制御盤製作工程というのは、概略以下のようになります。 1.仕様決定。仕様書、ブロック線図、フローチャート、タイムチャート及び打合により、機器部品の選定。 2.図面作成。CADで外形図、配置図、展開接続図その他を作成。客先に承認を得ます。 3.機器部品の手配、及び製作図を工場に流して製作開始。 4.ソフト設計。シーケンサ、タッチパネル類のソフトを作りこみます。 5.シミュレーション。ソフトを作り終えたら、社内のシミュレーション用装置を使ってデバッグします。 6.社内検査。工場で、実機にソフトを入れ込んで、ハードの検査とともに実機でシミュレーションします。 7.試験成績書をまとめ、御立会検査を受けます。必要なら、取扱説明書を作成します。 8.完了!! ( ´∀`) 物量が多い時は、二人がかり、三人がかりで取り組むジョブもあります。また、ハード、ソフトを別の人間が担当したり、ソフトでもシーケンサ とタッチパネルを別の人間が受け持つこともあります。CADは、CADオペさんに頼めばサクサクやってもらえます。 08月04日(土) 立会検査 どうやら、7月は無事に乗り切れたようです。 ![]() 先週、今週で 2件の 「実機シミュレーション → 立会検査」 が終了。先週は別件も 重なって、工場では4件の立会検査が行われていました。 お客様の御立会検査は、盤製作のラストを飾る一大イベント (まあ、実際には現地 でのスタートアップが一大イベントだったりすることも多いんですが)。 やはり、無事検査を終えると、ホッとひと息といった感じです。 とはいうものの、この間やむなく後送りにしていた仕事をこれからガンガン片付けて いかなくてはなりません。 本当の戦いはこれからだ! (`・ω・´) 07月26日(木) フェイント更新
07月22日(日) 少々お休みします m( __ __ )m ※ 現在の心象風 ・・・・・・ 俺ピーンチっ!! アワワ ヽ(´Д`;≡;´Д`)丿 アワワ ![]() まあ、そんなわけでして、出張とか重なってたりもするので、明日から約2週間ほど、ここの更新をお休みさせていただきます。 それから、ついでですが、「 ねこどんぶんこ 」 及び 「 ねこどん蹴球団 」 は完全に閉鎖 (削除) 致しました。しばらくは 検索エンジンのキャッシュには残ってるでしょうが、いずれそれも消えると思います。 ( 「 ねこどん蹴球団 」 の、日付が重ならないいくつかのネタのみ、ここの過去ログに戻しました ) それでは! (゚∀゚)ノシ 07月21日(土) 神は舞い降りた ![]() まあ、当然のごとく土日も出社しているわけです。 しかし、さすがに今日は、6時で仕事を 実を言うと、2006W杯での惨敗のショックが大きく、代表に対してはテンションが上がらない ままでした。しかし、今日は間違いなく、オシム・ジャパンのベスト・バウト。課題は山積みとは いえ、久しぶりに見てて熱くなれる試合でした。 明日への活力が湧いたぞー! (`・ω・) 2時間限定で、PK戦ダイジェストの動画をアップしたんだけど、見てくれた人いたかな? 07月20日(金) 退路なし ※ 現在の心象風景 ↓ ![]() まわりこまれたっ!! (((( ;゚Д゚) 07月19日(木) 窓の作り方 電車の社内吊り広告のイケメン俳優 (名前は知らん) を、携帯のカメラで必死に撮影しまくっている30代半ばくらいの女性を見かけました (周囲の人間ドン引き)。 ・・・・・・ご苦労様です。 さて、ベタで組むか、それとも工夫を凝らしまくるか、という話は、ラダーだけではなく、タッチパネルにも言えること。
一方、ウィンドウを1枚ですませようとすると、ちょっとした工夫が必要になる。 方法はいくつかあるのだが、例えば文字部分は、文字列によるベタ書きではなくコメント表示部品を使って、あらかじめ登録しておいた 任意のコメントを読み込んでくるようにする。ベース上の該当の 「運転」 PBを押すと、ウィンドウをたてると同時に、どのラインが現在 選択中かを認識してフラグをたてる。そのフラグに従って必要なコメントを読み込んでくるようにする。そして、「実行」 PBが押された 時にたっていたフラグのラインを起動させるようにする。 1.5枚作る場合のメリット・デメリット ・・・ ラダーで余計な回路を組まなくてすむ。ラダーは、ひたすらに該当ラインの 「実行」 デバイスがONするのを待っているだけ。 それに、何といっても分かり易い。誰が見ても理解できる。しかし・・・5枚程度ならどうってことないが、もし100ラインも あったら? ウィンドウを100枚作る? そして、100枚作ったはいいが、「実行」 PBの色が変更になったら? 100枚全部 修正するのかと。 2.1枚ですませるメリット・デメリット ・・・ ラダーで回路を組む必要がある。もっとも、デバイスを上手に並べて FOR−NEXTで回せばほんの数行ですむ話。もし色の 変更とかが出ても、1枚こっきりのウィンドウを修正すればすんでしまう。デメリットとしては、例外が作りにくいこと。 No.1〜No.100のラインのうち、No.14とNo.52だけは、ウィンドウの背景色を青にしてくれと言われたら? 例外扱いが増えるごとにラダーはややこしくなり、しまいにはスパゲッティ化してしまう。 まあ、これも結局のところ好き好きなんで、自分がやりいいようにやればいいと思う。ただ、状況に応じて使い分けられるだけのスキルは 身につけておくべきですよね。 07月18日(水) ラダーの組み方に優劣なんてあるの? ラダーを組む面白さは、同じシステム、同じ I/O、同じフローチャートでも、組む人の思想とか技量とか制約 (会社内とか客先による)に よって、全く違うラダーが生まれてくることだ。ハード回路 (リレーシーケンス) では、そういった意味での自由度はあまりない。 しかし、大別すると、2種類の組み方 (2通りのプログラマー) に分けられるようだ。 1.とにかく分かりやすく派 自分のみならず、誰が見ても (さほど技量がない人が見ても) 理解できるように組むことをひたすら心がける人。特徴として、 ・ マクロ、ファンクション・ブロック、スクリプトは絶対に使わない。 ・ 使用する命令語の種類は、できるだけ少なく。 ・ コンピュータ・プログラムのように、できるだけ動作順に回路を並べる。多少の無駄はやむなし。 ・ サブルーチンは極力避ける。特に、CALL命令は使わない。多少スキャン・タイムが伸びても、実用上支障がなければOK。 ・ 応用命令あれこれ使いまくるのが技術じゃねえんだよっ! (心の叫び) 2.とにかくラダーを短くする派 ラダーというのは短ければ短いほどいい、という信念のもとに、ありとあらゆるワザを使いこなす人。特徴として、 ・ マクロだろうとサブルーチンだろうと FOR−NEXT だろうと、ラダーを短くできる工夫なら使いまくる。 ・ 演算 (数値計算) はスクリプトでまかなう。 ・ 並べ方は合理性重視。余計なリレー受けなどしない。そのためデバイスに適切なコメントがつけづらくてもやむなし。 ・ せっかくある機能を使いこなせないバカはラダーなんて組むな! (心の叫び) どっちにも言い分はあるだろうし、会社内の決り事や、客先の要望によって信念を曲げなければいけないケースも少なくはないと思うので、 結局のところどっちが正しいという結論は出ないよな。 しかし、ラダー屋さんというのは (コンピュータのプログラマーも同じなんだろうけど)、中庸ってマネができないんだよねえ・・・(-∀-) 双方のいいとこどりとか、状況に応じて変えるっていうマネができない。頭が固いと言うよりは、自信家が多いせいだと思うんだが。 07月17日(火) 高速ドリブル やってもやっても、仕事が終わらない・・・。 こんな時は・・・ ヤケだ! 現実逃避だ! 埼玉スタジアムへ GO!! ヾ(゚ω゚)ノ゛ というわけで行ってまいりました。 マンチェスター・ユナイテッド vs 浦和レッズ ![]() ![]() あいにくの天気にもかかわらず、びっしり満員6万人。
レッズが先制するも、クリロナが豪快なゴールで逆転、更には小野が技ありのゴールで再び追いつき、結果は2対2でした。 MOMはC.ロナウド。 ・・・・・・さて、また仕事すっか・・・(;´Д`) 07月16日(月) 原発止まってるし・・・ 地震は怖いですね。 もう随分と以前ですが、加速度アンプを利用した、制御盤用の地震検出装置というものの開発を手掛けたことがあります。諸事情あって、 完成までこぎつけることはできませんでしたが・・・。如何にいち早く検出し、しかしながら誤動作をしないということに工夫を凝らしました。 それにしても、うちの会社はなんでこんなに揺れるんだ・・・ ( ゚Д゚) 07月15日(日) 電車止まってるし・・・ いよいよ後がなくなってまいりました (゜∇ ゜) ※ 現在の心象風景 ↓ ![]() ラダー組んで、CADやって、タッチパネル画面描いて、部品拾い出して、検査要領書作って、シミュレーションして、 あっち行ってこっち行って・・・。 しかし、ここの更新が止まらないうちは、まだ生きてるであります! (`д´)> 07月14日(土) 台風接近中
07月13日(金) ハレとケ いやもう、本当に忙しいんですよ。仕事山積み。納期間近いっぱい。俺だけじゃなくて、全員。 ・・・というわけで本日は、 日邦名物 大納涼大会 in 屋形船ーっ!! ヽ(`Д´)ノ ヾ( ゚д゚)ノ゛
・・・おかげさまで明日からの3連休、鼻血噴く勢いで働かなくてはなりません。本当にありがとうございました。 あー、でも屋形船はいいねえ・・・(-ω-) 久しぶりに気持ちのいい宵闇を満喫できました。 ![]() ![]() ![]() 07月12日(木) マジやばい かなり追い詰められてまいりました ( ゜∇゜) ※ 現在の心象風景 → 帰る時間が、日一日と遅くなる・・・。 それにしても、CADやってると、あっという間に時間が過ぎてしまう・・・。 当社の標準は、「ECAD」 という電気用のCADです。電気回路用のシンボル作成や リファレンスに優れているので、回路設計用としてはかなり使い勝手がいいです。 電気用では、他にJW CADという無料の有名ソフトもありますね。 ECADは、DXFを介してAUTO Cadとも互換できますので、外形図作成とかでも それなりに便利です。 07月11日(水) なんでもかんでも 「王子」 ってつけりゃいいってもんじゃないよ
07月10日(火) タッチパネル画面のレイアウトについて考える その3 レイアウトというか、背景の色について。 自分、及び当社の例のみならず、一般的に背景色の割合を大雑把に推測すると、こんな感じ? ・ 黒 ・・・ 50% ・ 白 ・・・ 30% ・ 濃い目の灰色、または濃い目の青(紺) ・・・ 10% ・ その他 ・・・10% もちろん、画面の内容によって変えるケース (警報画面や手動操作画面は赤とか、ラインの系統ごとに違う色を使ったりとか) はあるに しても、やはり基本は 「黒地に白文字」 か 「白地に黒文字」 なのだと思う。タッチパネルは、画面サイズの制約上、どうしても小さな文字を 使うことが多くて、色のメリハリがないと、ものすごく字が読みづらくなってしまうのだ。 まあ、特に客先の指定がなくて、任意の色を使う明確な目的もない場合は、黒地に白文字にしておけば無難。以前の項にも書いたけど、 目立たせるべきは、その画面の主役になるスイッチやランプ、あるいはラインやフローの絵だから、余計な部分で凝りすぎると、主役が目立 たなくなってしまう。私にも経験があるのだけど、特に画面作成の初心者を脱した頃合というのは、無闇に凝りたくなってしまうもの。カラフル にすれば上手というわけでもないので注意しましょう。基本はあくまで、使う人が少しでも見やすく使いやすいということですもんね。
ただ、背景色黒のちょっとした弱点として、立体スイッチやランプの影部分が背景に溶け込んでしまうというケースがある。 こんな感じのランプ。 右と下の影部分が背景に溶け込んでしまって、部品がひとまわり小さく見えてしまうのです。で、黒以外の図形で囲ってあげます。 ![]() こんな感じです。 細かいことですが、タッチパネルというのは機能はもちろん、見栄えも重要。凝りすぎは厳禁ですが、ちょっとした気遣いは怠りなく。 07月09日(月) PLC、タッチパネルのメーカー別シェアは? 各メーカーが、実際にどのくらいのシェアを持っているか。 これについては、以前からネットで調べたり、各メーカーの営業さんとかに聞いてみたりしているのだけど、はっきりした解答は不明なまま。 ま、しかるべきところから情報を手に入れたところで、その数字がどこまで実態を反映しているかは疑問だしね。 あちこちの情報やウワサに憶測を交えて推定すると、以下のような感じかな。 ・PLC ・・・ 三菱が60%近く。20〜30%がOMRON。キーエンス+横河で10%程度。残りを、その他メーカーで分け合う。 ・タッチパネル ・・・ かつて寡占に近かったデジタルは辛うじて50%キープ。三菱が20%程度。キーエンス10%。発紘 (及びそのOEM メーカー) で10%。残りを他メーカーで分け合う。 そう言えば、当社の社内シェアも丁度こんな感じかもしれません。当社の場合、PLC、タッチパネルともSHARPの占める割合がやや 大きい程度で、ほぼ市場に等しい%です。もちろん、メーカーの選定は客先の意向によることがほとんどなので、当然と言えば当然の 結果ですね。 07月08日(日) 完全復旧まで11時間余 朝っぱらから、都営浅草線が全線運休。
・・・でも、そういうもんじゃないですよね。 失敗しないように、事前準備を含め最善を尽くすのは当然ですが、それでもミスも起こすし事故も起きる。問題は、その後。いかに迅速 的確に事後の対応するかということですね。 07月07日(土) シリアル通信の伝文構造 愛知県の豊橋という所に出張していました。ここに来るのは6年ぶりでしょうか。 こんな感じの大都会です。 ↓
それにしても、シリアル通信の伝文フォーマットは、どうしてこうも相手機器によってバラバラなのか・・・。ヘッダ、デリミタに何を使うか、 サムチェック、パリティチェックの有無、コマンドはアスキーなのかバイナリなのか、通信速度はいくつに設定すればいいのか、 応答伝文の処理はどうしたらいいのか・・・。 マニュアルをひとつひとつ、相手機器ごとにひも解かなければ分からない。極端に言うと、10台の相手機器があれば、10種類の伝文 フォーマットがある。これはPLC側でどうこうできる問題ではないので、これからも苦労していかなくてはいけないんでしょうねえ・・・。 07月03日(火) 妙なものを発揮 とあるメーカーサイトのタッチパネル紹介で、何気なく誤字を見つけてしまいました。 ![]() ![]() いやまあ、そのくらいほっとけよ、って感じですね。ここだってきっと誤字脱字いっぱいあるんだろうし。そう、「ざわざわ」 を使いたかった だけなんです、すみません。これだけでどこのメーカーかすぐ分かる人は、かなりのタッチパネル・マニアです。 明日から出張なので、数日間更新はお休みします。 m( __ __ )m 07月02日(月) 電気を大切にね!
『 事業者は、空気調和設備を設けている場合は、室の気温が17度以上28度以下及び 相対湿度が40パーセント以上70パーセント以下になるように努めなければならない 』 ── 労働安全衛生法事務所衛生基準規則第5条3項 ── 従って、28℃というのは、会社が社員に対して強制しうる最高設定温度ということになるんですね。 だから何だというわけでもありませんが。 07月01日(日) ねこどん法度 その1 一、 本屋の通路で携帯メールうってるヤツは切腹! 一、 ラッシュの電車で口開けてガム噛んでるヤツは切腹! 一、 デバイス停止せずにUSBメモリ引っこ抜くヤツは切腹! 一、 デスクトップに20以上のショートカットアイコン置いてるヤツは切腹! 一、 コメントなしのラダーは斬首!! 一、 パップラドンカルメで切腹! 最後のは、分かる人だけ分かってください |