猫に鈍器 | |
日々の雑感など | |
過去ログ 2007年4-6月 |
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06月30日(土) バックアップはまめにとろう 「 ねこどん 」 開始から半年 ヽ(´ー`)ノ とか思ってたら、過去のデータがちょん切れていることに気づきました。3月3日以前のデータが消えてる!? なんで? いつから?
※ 画像はデータ消失時の心象風景 (逆切れ) 06月28日(木) 盆休みはなしの方向で まず最初にお詫びと訂正を。6月5日の項 で、GOTの時計表示機能について触れましたが、少々誤りがありました。 「 起動後は1時間に1回のペースで、シーケンサから時計データを取得して更新 」 というのは、GOT900シリーズと、 GOT1000シリーズのデフォルト設定の場合です。1000シリーズでは、もっと多彩な設定ができます。更新時間も 1分単位で設定できますし、任意のビットで更新をかけることもできます。また、GOTの時計をシーケンサに合わせるのではなく、 逆にGOTの時計からシーケンサの時計を合わせるような設定もできるようになっています。 何のためについているのか (オプションなのではあるが) 分からなかった1000シリーズのバッテリの存在意義が ようやく分かりました。900シリーズでは完全にシーケンサ依存だった時計を、シーケンサから独立して存在できるように するためだったんですね。 うーん、マニュアルはちゃんと読まないといけないなー。日々これ勉強です。 (`・ω・) さて、どうやら7月以降は全社的にかなり忙しくなりそうです (決して今がヒマというわけでは 全くないんですが)。技術部全員、誰か手助けしてくれる余裕のある人間はいないかと、 互いに互いの顔色を伺うような緊迫感が漂っています。 (−_−;) この際、魚介類の手も借りたいような状況になりつつありますが、うちの魚介類は相変わらず吸い付くのに 忙しくて、手を貸してくれそうにありません。 06月27日(水) カタログにないリレー
電力でよく使用されています。MYに比べると、値段もややお高め、納期もちょっとかかります。受注生産品かもしれません。 ところで、リレーの交換時期というのは難しいですね。リレーの寿命は、機械的または電気的な開閉回数でメーカーが 保障するので、使用年数では規定できません。それも当然で、同じ時期に設置したリレーでも、そのリレーの用途によって 通電時間も開閉回数も全く異なりますから、判断がつきません。現実的には、「壊れるまで使い続ける」 なんて現場も 少なくないのではないでしょうか。 ただ、やはり経年劣化というものはあって、使い続けるとだんだんコイルの抵抗値が低くなってきます。 正規のコイル抵抗値はカタログにも記載されていますから、テスターでコイル抵抗値を測定すれば、交換の目安にはなるかと 思います。 06月26日(火) FTP通信 最近使ってみて、便利だなー、と思ったのはPLCが持っているFTPサーバ機能。FTPとはファイル転送プロトコルのことで、 その名の通り、ファイルをそっくりそのままPLCからコンピュータへ、あるいはコンピュータからPLCへ転送することができるのである。 コンピュータ側で伝文フォーマットを作成して、PLCの任意のデバイスのデータをハンドシェイクしながら読み書きするというのではなく、 PLC側でデータファイルを作成し、コンピュータは簡単なFTPコマンド (get とか) でファイルごとごっそり持っていくわけだ。 PLC側でログデータをCSVファイル形式で作成できるので、コンピュータはファイルをただ get コマンドで取りにさえ行けば、 そのまま Excel で開けるデータが取り込めてしまう。極端な話、コンピュータ側のプログラム知識なんて一切なくても、 パソコンのコマンド・プロンプトを起動させ、ごくごく簡単なコマンドでPLCにログインし、そこにあるCSVファイルを 読み込んでこれるのである。もちろん、三菱のMXコンポーネントみたいな特殊なツールも必要ない。また、PLC側で ファイルを作成するのも、ごく単純な応用命令でOK (データベース作りは大変かもしれないが)。 発停制御や、リアルタイムでのデータ取得という点では不向きかもしれないが、例えば1日の生産データを特定の時間にPLCからコンピュー タに送る、という使い方なら、とっても便利。 具体的なやり方は、また後日紹介致します。 06月25日(月) どちらで組むか その3 昨日はちょっと取り乱しました、すみません。 。。・゚・(つД`)・゚・。 制御をどっちで組むかは好き好きだと書いたが、ほぼ間違いなくタッチパネル側の機能を利用するのが標準であるだろうことが、ひとつだけ あった。それは、警報履歴機能。ほとんど例外なく、どのメーカーのタッチパネルにも警報履歴機能はついている。 シーケンサの任意のフラグを ON−OFF させるだけで、対応するコメント (警報内容) 及び、発生時刻あるいは復旧時刻の表示などを タッチパネル側で全て処理してくれるという便利機能だ。しかも、数年前ならともかく今の高機能タッチパネルなら、重故障と軽故障でコメントの 色分けをしてくれたりだとか、そのコメントにタッチすると該当の警報の対処画面にとんでくれたりだとか、かなり使い勝手が良くなっている。 履歴の記憶件数も、かつての数100〜1000件程度から、数万件まで残しておけるようになっている。 ここまでの機能が標準であるのに、わざわざシフトレジスタや FIFOを使ってシーケンサ側で組むのは効率が悪すぎる。よほど特殊な (タッチパネル側では表示しきれないような) 要求をされていない限り、警報履歴はタッチパネル側で組む方が楽だ。まあ、マクロでも作って おけば別だけど。
この機能は、何も警報履歴だけとは限らず、操作ログ表示としても使える (例えば、任意のコンベアを何時に動かし始めて何時に終了した かという履歴をとりたいような場合)。また、プリンタつないで画面をハードコピーできるようにしておけば、そのまま簡易的な帳票としても 利用できる。 こいつだけは、シーケンサ側で制御して膨大なレジスタを占領するよりは、タッチパネル側の機能を使った方がいいと個人的には思います。 ※ おまけ ・・・ 三菱GOTを使う場合の留意点。 GOTの履歴はRAMに蓄積されるので、タッチパネルの電源を落とすと履歴は全て消失してしまう (GOTの バッテリは、履歴保存には役立たない)。電源を落としても履歴を残しておきたいなら、オプションのCFカードを タッチパネルにつけて、カードに履歴を保存するように設定しなくてはいけない。シーケンサで処理するなら、 ファイルレジスタを使って履歴をとるようにしておけば、その点は気にしなくていいのだけどね。 06月24日(日) 働けど働けど 負けがこむ → 起死回生の一発を狙う → 脳内の神が怪しいお告げをする 神がローエングリンから流せって言ったんだよ。有り金突っ込みなさいって言ったんだよ。 ・・・ローエングリンはどこじゃ〜っ!! (#゚Д゚) ブッチギリの最下位でした。春のGT全敗・・・ 06月23日(土) また発電所に行ってきました 発電所での出張仕事もわりと多いんですが、スタートアップ関係を別として、ごく単純な改造仕事とかだと、 いい点 ・ 作業内容が明確で、基本的に現場での変更とかはなく、従って予定外作業もない。 日程、時間が読める。 ・ フローチャート、ブロック線図等が明確なので、現場に入ってから頭を悩ます必要が ない。(現場でのトライ&エラーがない) いくない点 ・ 荷物が重い。メット、安全帯に加え、圧着工具とか一式、更にソフトがあれば +パソコン。 ・ 遠い。発電所はたいてい海っぺりにある。交通の便が悪いし、宿泊場所の周囲に 何もないことが多い。 ※ 写真は本題と関係なく、当社に住んでいる魚介類です。吸いつくのが仕事のようです。 06月19日(火) どちらで組むか その2 タッチパネルはもはや単なる表示器ではなく、色んな機能を持っている。しかし、それを使うかどうかは別問題だ。 たとえば、シーケンサ、タッチパネルいずれでも作成できる制御を、ではどちらに持たせるかということになると、これは機能云々よりも、 設計者の思想ということになるのだと思う。 ・・・ってこのネタ、1月7日に前フリしてたんだよね。 半年近くの放置プレイ・・・ってか、完全に忘れてました。 (-∀-) では、シーケンサの制御を肩代わりできるどんな機能がタッチパネルにあるかというと、 1.多機能スイッチ ・・・ 本来、タッチパネルのスイッチはビットスイッチ (モメンタリ) が基本で、そのスイッチをタッチすることで 複数の制御を実行したい場合は、シーケンサプログラムで処理する。しかし、タッチパネルのスイッチには 複数の機能 (任意のビットON + 任意のレジスタに定数書き込み + 画面切替 とか) を持たせることが できるので、必ずしも全ての処理をシーケンサで行わなければ制御できないわけではない。 ※ デジタルの 「マルチファンクション・スイッチ」の設定画面 2.スクリプト ・・・ ごく簡単なプログラムをタッチパネル自体で組んでしまって、特定の制御をファンクション化してしまう機能。 単純な計算処理や条件による画面切替、あるいは通信制御までやろうと思えば可能。 3.ゲートウェイ機能 ・・・ 単純な話、通信プロトコルが異なる機器どうしの中継役にもなれるのだ。いちいちゲートウェイ用の機器を 用意しなくても、例えば三菱とOMRONのPLCが、デジタルのタッチパネルを介して通信が可能になると いうこと。通信プログラムをシーケンサで記述する必要がないのだ。 などなど、元来シーケンサで組んでいた制御の一部を、タッチパネルに持たせることができるのだ。 メリット ・ シーケンサの負担を軽くできる。画面制御やデータの蓄積など、機器の動作ロジック以外のルーチン・ワークをタッチパネルに 負担させることで、ラダーの容量が激減するプログラムというのは確かに存在する。 ・ 上記のことから、CPUのランクやユニット選定上で、コストダウンを図れることもある。 ・ シーケンサで制御するより、動作が速い。単純な例では画面切替。シーケンサから画面切替制御するより、タッチパネル上だけで 処理した方が、画面の切替やウィンドウのポップアップは明らかに速い。操作感が全く違うことさえある。 デメリット ・ どっちで組んでいるか分かりにくい。特に改造、それも当初の設計者と違う人間が手を加えようとした時に、理解するのが 至難のワザ。スクリプトでも使っていようものなら、もはや他人が手出しできる代物ではないと思った方がいい。シーケンサの ツールを扱える保全や客先は多くても、タッチパネルのツールを扱える人は少ない。トラブルがあれば、設計者が駆けつけるしか 解決策がなくなる。 ・ タッチパネルこけると皆こける。まあ、タッチパネルが死んだ状態で制御続行するなんてことは本来ないだろうが、スクリプトや ゲートウェイの機能を持たせているタッチパネルがダウンすると、制御が暴走する恐れがある。このため、タッチパネルダウン時の フェールセーフ・プログラムを作っておく必要がある。 さて、ここで 「どちらで組むか」 という本題に戻るわけだが、まあ、結論から言えば好き好きだ。ケース・バイ・ケース。やりたいように やりましょう。ただ、統一はしておいた方がいい。 1.個人での統一 例えば画面切替だけはタッチパネルでやるとか、スクリプトは演算オフセットだけとか、設計者個々で決め事を作る。ジョブごとに色んな やり方はしない。 2.社内での統一 同様の決め事を、部署単位、会社単位で意思統一する。設計者不在でも、他の誰かが問題なく対応できるように。 3.現場での統一 同様の決め事を、現場単位で意思統一する。少なくとも、同じ設計者、同じ会社で受け持つ現場は、同じ思想で設計するべき。 実を言うと、先だって大騒ぎしたデジタルのバグ問題は、デジタル側のバグが直接の原因とはいえ、上記の2、3がきちんと為されていな かったことも遠因としてあるのです。深く反省しまして、あえて思い出したようにこのネタを取り上げたというわけですね。 要するに、今日のネタは反省文なのでした。大変失礼しました。 m( __ __ )m 明日から出張なので、2,3日更新はお休みします。 06月18日(月) クールビズって言葉は嫌い 今日は、客先で打ち合わせがあったので、久しぶりにスーツを着ました。 スーツを着るのは、何を隠そう、今年2度目です (つ・ω・)つ 当社は、通勤・社内ともに、基本的に服装は自由です。考え方は色々とあるんでしょうけど、個人的にはありがたく思っています。 06月17日(日) 梅雨入りを 宣言したら ドッピーカン 毎年のように、気象庁が入梅を宣言するや快晴になりますね。もはや、わざとやってるとしか思えん。気象予報も立派な技術職だと思うの だが、これほどにミスが咎められず、ミスしても平然としていられる技術職というのもなかなかないですね。言いすぎですか? ・・・というわけで、マリンスタジアムに行って参りました。 本日は、「そうだ、京都に行こうデー」 でした (なんじゃ、そりゃ (;´Д`) 舞妓はんに挟まれてご満悦なボビー。 天気もよく阪神戦ということもあって、超満員、当日券は売り切れてました。チケット取っておいてよかった。 今年は優勝じゃあ〜っ! いえあ〜っ!!(ノ゚Д゚)八(゚Д゚ )ノ 06月16日(土) トランスペアレントができん 三菱のシーケンサとタッチパネルを組み合わせて使うと、トランスペアレント通信という便利な機能がある。 シーケンサとタッチパネルをCPU直結もしくはバス接続すると、タッチパネル経由で、パソコンからシーケンサに通信できるのだ。 三菱のタッチパネルGT1000シリーズは、前面にUSBポートがあるので、そこにUSBケーブル(市販のデジカメ用ケーブルでよい)を 差し込めば、いちいち制御盤をあけてシーケンサにケーブルを接続する必要がないという優れもの。LAN経由と違ってIPの設定を する必要もない。これはとても楽で便利だ。タッチパネルにさえデジカメケーブルをつないでおけば、タッチパネルともシーケンサとも 通信できるのだ。 もっとも、GOTはキーエンスのVT3やデジタルの3000シリーズのように接続ポートがオールインワンではなく、 通信ユニットがオプション扱いだからね。Q02以下のクラスで直結接続しちゃうと、シーケンサとパソコンの通信に 困るから、こういう機能があってくれないと困るわけだが。(2ポートアダプタは大っ嫌いだー!) で、今日の改造で困ったのがこれ。 FX1NとF900のFコンビの組み合わせで、直結接続なのだ。トランスペアレントができずに苦労した。 今日のF900にはシリアルポートしかないので、232Cでやってみるがダメ。念のため、USBに設定してみてもダメ。 なんでだ? 以前はできた記憶があるのだが・・・。どゆこと? (´・ω・`)? 改造自体はたいした手間ではないので、直結ケーブルを外して、シーケンサにケーブルを直でつないでプログラム書き込んで、 上手く行っちゃったんでいいんだけど。 ひょっとして、USB−シリアル変換コネクタ使ってるからかなあ? そういや、以前上手くいった時は、シリアルポートを持った パソコンだった気もする。 というわけで、せっかく上手いこと改造作業が終わったのに、何かモヤモヤが残る1日でした。 ヒマを見て、ちょっと調べてみることにします。 06月15日(金) 魅惑の仏像1 阿修羅 を買う
06月14日(木) そんなに急いでどこへ行く 「経県マップ」 というサイトがありまして、自分が日本全国をどのくらい訪れたことがあるか、マップ及び得点で教えてくれます。 興味のある方はこちら http://keiken.uub.jp/ 私は 162点でした。 北半分が真っ赤なのは、前職でスキー場関係の仕事をしていたことが大きい理由ですね。 あとちょっと・・・って感じですが、別に制覇したいとかは思っていません。 (-ω-) 06月13日(水) 今、何が一番ほしい? ・・・と訊かれたら、 「ハツリハンマーっ!!」 と即答しますね。いや、それだけです。 ※ 画像と本文はこれ以上関係ないくらいに関係ありません。 06月12日(火) その瞬間、マジで血の気が引いた 一昨日の日曜は、現場でソフト改造の仕事だったんですけどね。 床に置いて作業中だったパソコンの上に、クソ重い鉄板 が落っこってきてね・・・。 いや、笑うとこじゃないから! (; ̄Д ̄) 直撃くらったんですが、ほとんど奇跡的に機能上の支障はなくてすみました。でも、あっちこっち傷だらけ・・・。 声出してパソコンに 「ごめん!」 と謝ったのは、生まれて初めてです。 06月11日(月) タッチパネル画面のレイアウトについて考える その2 メニュースイッチ (画面切替スイッチ) について考えてみる。 メニュースイッチは大切だ。タッチパネル初心者の人は、まずメニュースイッチをあれこれ作ってみるとタッチパネル画面製作の雰囲気が つかめてきますよ。 ごく標準的なメニュースイッチの例。以前に比べると、立体感のあるパーツが増えました。 やや、クラシックか? しかし、画面全体の雰囲気にもよるが、メニュースイッチはシンプルな方がいいケースが多い。目立つのは、その 画面内で主役になるランプや数値表示、フローやラインなどの絵、操作スイッチなど。メニューが目立ってしまっては、相対的に本当に表示 したいものが目立たなくなってしまう。 スイッチにランプ属性を持たせて工夫した例。現在表示している画面のスイッチは青、警報が発生している場合は、警報のスイッチを赤で 点滅させる。メニュースイッチの配置は、全画面共通にすること。画面によって配置が違うと指がさまよってしまって操作しづらい。 色んなスイッチがあるので、画面全体の雰囲気に合わせて選択しよう。メニュースイッチに限らず、スイッチはスイッチらしい図柄を 選ぶべし。ランプと違う系列のパーツを使おう。そうじゃないと、ランプをタッチしてしまう操作員が続出するぞ。 時には思いっきりカラフルにしてみると、全体が映えて奇麗に見える。あくまで、画面全体の雰囲気から色やパーツを選択しよう。 論外。・・・ってか、ここまでくると、ただの嫌がらせ。 全画面メニュースイッチを同じにするなら、1ページずつ全画面にコピーしてまわるより、「メニュースイッチ」用の画面を1枚作って 「画面呼び出し」 機能を使って配置したり、GP−ProEXにあるようなフッター機能を使ってみよう。もし変更が出た場合、修正が 1回ですむのだ。全画面にコピペしてまわると、変更が出るや全画面またコピペし直しになってしまう。 画面は、 全スペース − ( 画面タイトルスペース + メニュースイッチスペース ) が、その画面で使える本当の有効スペースになる。かといって、最もよく使うスイッチはこのメニュースイッチだから、小さく作りすぎると 操作感が格段に悪くなってしまうのだ。 ということで、まとめ。 1.シンプル・イズ・ベストが基本。あまり凝りすぎたパーツや色を選択しないこと。 2.小さすぎて誤操作が多発すると使う人のイライラ感がつのる。最低限の大きさは確保すべし。 3.配置は全画面共通にする。特に、「前画面に戻る」 系のスイッチ位置は変えないこと。 06月10日(日) やっちゃったか・・・ 『 炎を上げて燃える九州電力相浦発電所の脱硫装置(9日午後6時)』 解体作業中に、ガスバーナーの火花で延焼したらしいですね。 これでまた、九電管内は締め付けが厳しくなりますね。 KYボードには、何て書いてあったんだろうな・・・。 06月09日(土) 電力事情 先日、原発PRに邁進するサラリーマンの話をしたが、実際のところ日本の電力量の推移はどうなっているのだろう。 色んな発電方法をバランスよく、とかエネルギー自給率とか環境問題とか、うたい文句は数々あれど、結局のところ、 石油無くなりそうだから原子力じゃーっ! 文句あんなら、エアコン使うのやめろ (#゚Д゚)ゴルァ!! でしかないことが分かる。ご大層な理屈と盛大なキャンペーンと膨大な研究開発費を投入した国策の結果が、 「 石油の代わりに原子力。以上! 終了!」 なのである。石油依存のデメリットが、原子力依存の不安に置き換わっただけである。・・・という結論を導き出すこともできるという話。 06月08日(金) 色替えしてみよう! GX Developer の画面は、背景色や文字色などを好きな色にカスタマイズすることができます。 たまには、気分転換を兼ねて色替えしてみましょう。 デフォルトはこうですね。 「ツール」 から 「 表示色変更 」 をクリックします。 ここで、好きな色を選んでいきます。 私の場合、背景色を目にやさしいというウワサの緑色にしています。 こんなのはどうですか? なんだか脳内でミーミーとエラー音が鳴っていそうな配色です。 他のメーカーでも、だいたいこの色替え機能は持っています。キーエンスの KV STUDIO はこんな感じ。 OMRONの CX−Programer ではこんな感じです。 色だけではなく、他にもあれこれカスタマイズすることができます。長時間ニラメッコするんですから、少しでも環境よく、自分好みで 使いたいですもんね。万一ひどい配色にしちゃっても、標準にリセットする機能もありますから安心です。 06月07日(木) お知らせ 突然ですが、「ねこどんぶんこ」 及び 「ねこどん蹴球団」 を閉鎖いたします m( __ __ )m と言っても、とりあえずはリンクを消すだけです。いずれ再開するか、このまま削除するかは考慮中なり。 ではでは。 06月06日(水) アップデートはまめにしよう デジタルHPの一時閉鎖は、ハッカーが原因のようでしたね。それにしても、FAメーカーのファイアウォール破って何が楽しいんだろう・・・。 さて、一昨日のバグの話ですが、結論から言うと、やっぱり GP−ProEX のバグだったようです。 ただし、最新のバージョンにアップデートしていれば (アップデートしたツールでデータをダウンロードしていれば)、解決されていた問題。 とは言うものの、今回バグを出したタッチパネルは、このアップデートファイルが公開される前に納入したものなので、トラブルは発生するまで 防ぎようがなかったとも言えます。ツールがアップデートされるたびに、更新履歴を確認して、あっちこっちのシーケンサやタッチパネルに 無償でデータをダウンロードし直しに出かける制御屋さんなんて、いませんからね。 しかし、やはりアップデートはマメに行っておきたいものですね。もっとも、例えば GX Developer みたいに、汎用機能における重度の バグはもう出尽くして、絶対使わないようなメーカーの通信ドライバが増えた程度のアップデートなら、むしろ無闇にしない方がいいケースも あります。 GP−ProEX の場合は正直に言ってまだまだ完成品のレベルにあるとは、とても思えません。アップデートが公開されたら、速攻で更新 しておいた方がよさそうですよ。 06月05日(火) GOTの時計機能 意外に知られていない小ネタです。GOTの時計表示機能について。 GOTがパーツとして持っている 「 時計表示 」 機能を使うと、タッチパネル上に時計 (年月日含む) を表示させることができます。 しかし、この時計は、タッチパネル固有の時計ではなく、シーケンサからシーケンサの内臓時計を読み出して表示させているのです。 ( 読み出した後は、GOTのRAMで時計を演算して表示している ) そして、常時 (シーケンサ−GOTの通信スキャンごとに) 読み込んでいるわけではなく、まずGOTの起動時、そして起動後は1時間に 1回のペースで、シーケンサから時計データを取得して更新しています。 従って、タッチパネルのシステム画面からではなく、テンキーと数値入力を使ってシーケンサの時計を修正させた場合、タッチパネル上の 時計は、すぐには修正が反映されません。1時間のインターバルの、次の更新タイミングまでは変更が読み込まれないのです。 GOTに限らず、こうした隠れた制約があるケースも多いので、私はタッチパネルの時計表示は、「時計パーツ」 を使わず、数値表示パーツ を使って、シーケンサの内臓時計をそのまま垂れ流しで表示させるようにしています。 06月04日(月) 7月は浴衣、8月は水着でお願いします m( __ __ )m で、よりにもよって、こんなタイミングで、デジタルのホームページがダウンしています。システムの緊急 メンテナンスとかで、HPに接続できない状態になっていますね。 ・・・偶然?
06月03日(日) あれ、何て呼んでる? その2 たぶん、3通りの呼び方に分かれるかと思います。会社ローカルな呼び方をしているところも あるでしょうが。 1.サンダー 2.グラインダー 3.高速カッター 私は 「サンダー」 派ですが、「グラインダー」 と呼ぶ人の方がどちらかと言えば多いですかね。 なお、「サンダー (Sander)」 は「磨る」の意味の方なので、火花が飛び散る様子から 「Thunder (雷)」 と名づけられたわけではありません。 06月01日(金) ケーブル事情 その2
確かにここまでバラエティーに富んだ機器を対象とする改造工事は珍しいですが、それでもあまりに非合理的だと 思わざるをえません。しかも、私のパソコンにはシリアルポートがないので、 USB−シリアル変換ケーブルも必要。ケーブルを5本持っていくはめになります。 「 専用ケーブル 」 全廃に努力して頂きたいなあと思います。 05月31日(木) あたった! デジタルのなんたらキャンペーン ( アンケートに答えてニンテンドーDSを当てよう! とかなんとか )で、2等の USBメモリが当たりました! やったーっ!! ヽ(´ー`)ノ 「ほんとはニンテンドーDSが欲しかったなあ」 とか 「どうせ当たるんならニンテンドーDSが欲しかったなあ!」 とか 「メモリよりニンテンドーDSが欲しかったなあ!!」 ・・・なんて贅沢なことは夢にも思っていません。思っていませんとも! 【Pro−face】 のロゴ入りってところがレア感満載で嬉しいです。 キテルくんストラップと一緒に、携帯にぶら下げておこうかな。 05月30日(水) いつの間にやら 「 ねこどん 」 開始から5ケ月か・・・。 (-ω-) TOPページに、ちょっとだけSEO対策というのを施してみました。 そんなことより、きちんとあちこちの検索エンジンに登録した方がいいんでしょうけどね・・・。最新情報や資料、マニュアルを提供する必要が あるメーカーならともかく、当社のような製造業は何を目的としてサイトを作ればいいのか、根本的なことがいまだに分かっていません。 05月26日(土) ケーブル事情 シーケンサ、タッチパネルとパソコンをつなぐ接続ケーブルのお話。 初めてシーケンサやタッチパネルを扱うとき、あるいは、これまでに使ったことがないメーカのそれを扱うとき、ちょっと悩むのが接続ケーブ ル。ソフトをシーケンサやタッチパネルにダウンロードしたり、逆に既設からアップロードしたりするためのあれだ。これがまた、メーカによって 色々と違いがあるのだ。ちょっと代表例を。
・・・などと色々あるわけだが、ありがたいことに、もはやこうしたメーカによる違いに悩まなくてもよくなりつつある。 シリアル ( 及びそれに準ずるもの ) → USB → LAN と、接続ケーブルも時代の趨勢には勝てず、どのメーカも、専用ケーブルでちょっとでも儲けようというご時勢ではなくなってきているのだ。 と言うより、ここで言いたかったことは、いつまでも専用ケーブルなんてもので稼ごうとしたり特殊性を演出したり、メーカの独自性を アピールするのはやめて、こんなもの、もう 市販のUSBか、LANで問題なく接続できるようにしてくれよ! ということですね。 だいたいね、PLCにしてもタッチパネルにしても、本体容量はガンガン増えて、またそれを 「ウリ」 にしているわけでしょ? なのに、シリアルなんかでチンタラ転送させるなんて、不親切きわまりない。いち早く汎用性を持たせているメーカもあれば、 いつまでも 「専用ケーブル」を引きずっているメーカもある。こういうところって、単にケーブルだけの問題ではなくて、そのメーカの ユーザーに対する姿勢を如実に表していると思う。 まあ、ごく一部を除き、USBやLANで通信できるようになってきているのは、ありがたいこと。 あとは、LANの場合のポート設定まで自動的にやってくれるようになるといいなあ、と思います。 (つ・ω・)つ えっと、明日より出張なので、更新は2〜3日お休みいたします 05月25日(金) マウスポインタをのせてみてね ごく一部で大好評だったアレを、原寸大で掲載。 05月24日(木) 島耕作は、現在59歳 今日は、ちょっとキワドイ話をさせてもらいます。 『 ○○ 島耕作 』 ( 現在、○○ には ”専務” が入ります ) という超人気マンガがあります。 現在も連載中なんですが、今週号を読んでちょっと立ちくらみがしました ( ただの風邪かもしれませんが )。 まるまる 原発バンザイ! なお話なんですよ。 島耕作が勤める初芝電産が発電事業に参入! というのが話の筋ですが、はっきり言って原発推進をPRするマンガ以外の何物でも ありません。 なにしろ、先週までの話の流れとは完全にブッタ切られ、あまりにも唐突に島耕作が「もんじゅ」 を訪れ、原子力研究機構の所喜太郎 なる人物とともに、飲み屋のおかみ相手に原発の素晴らしさを語りまくるという内容。 ・・・なに、これ? まあ、著者の弘兼氏が原発推進派なのは、かまわない。何しろ、東京電力にキャラクターをプレゼントしているくらいだしね。 しかし、このやり方は、あまりにあざといんじゃないか。現在、あっちこっちで原発の安全性が問題になっている。当社も盤を納入している 志賀原発は今なお操業停止したままだ。ニュースで見た人も多いだろうけど、「停止中の原発の危険性は、稼働中のそれと変わらない」 なんて研究も流れていたよね。 東電から話を持ちかけたのか、それとも弘兼氏が原発の窮地を見かねて自発的にやったことなのかは分からないが、ちょっと勘違いして いないか? この超人気マンガを使って世論誘導するだけの覚悟が、著者にはあるのか? この 「ねこどん」 でも再三ネタにしてきたように、私は弘兼氏のキャラクター東田研をはじめとする東電の遊び心が大好きである。 それだけに、こうしたあざといマネはしてほしくなかったなあ・・・。なんだか、哀しいよ・・・。 週間モーニング 25号より この他にも、こんなことが作中で語られている。 「 もちろん日本だけじゃなく、フランス、インド、ロシアはすでに運転しているし、中国も実験炉を建設中や 」 「 近い将来、高速増殖炉を世界中が使うことになるのは間違いない 」 「 はっきりゆうて原発反対なんて言ってる場合じゃないんや。そのことをもっと日本人は知らなあかんと思うけどな・・・ 」 正直に言います。私自身は、決して闇雲に原発に反対する立場ではありません。 ですから、こうした露骨、かつ姑息な世論誘導をやられると、何か背後に利権や保身絡みの薄汚い何かが潜んでいるのではないかと、 いらぬ勘繰りを受けますよ、とだけ。 05月23日(水) 回せばいいってものじゃない また常磐共同火力に出張していました。 アブラモビッチ、チェルシーオーナーが ・・・ (以下略。詳細は 3月19日の項 参照) 勿来の関、といえば、源義家公ですね。駅前に銅像が建っていました。 一昨日のスキャンタイムの話に関連して、失敗談をひとつ。 FOR−NEXT構文は、回した分だけスキャンタイムを食うので気をつけましょう。 え? そんなこと常識ですか、そうですか・・・。でも、シーケンサの容量とかスキャン タイムって、つい目に見えるステップ数を目安にしてしまいませんか? でね、こないだ作ったソフトで、スキャンタイムが60ms近く食ってるんですよ。ステップ 数でいえば、約40K。確かに多いといえば多いが、いくらなんでも60msはねえだろっ! と思ってあれこれ調べてみたら・・・FOR−NEXTで 5万ステップ分回している箇所が あったんだよ・・・ (つд`) 5万ステップ・・・その回路だけで約50Kだよ。その他のFOR−NEXTやマクロを 合算すると、見かけ上は40Kでも、実質130Kステップ近い状態。そりゃ、スキャンタイム も伸びるわな・・・。慌てて、できるところは全てサブルーチン化したり実行条件を作って どうにか 20ms以内におさめましたが・・・。当初の構想がズサンだったばかりに、 いらん苦労をしました。不要な毎スキャンループ処理には気をつけましょうね。 そして、FOR−NEXTのご利用は計画的に! 05月21日(月) 早けりゃいいってもの キーエンスが、新しいシリーズを発売するそうです。 KV−3000 と KV−5000。多分今日からですが、HPでも公開されています。 ついこの間、700から1000になったばかりのような気がするなあ・・・ (-∀-) ソフト (KV STUDIO) も3から4にバージョンアップするそうです。 ついこの間、2から3になったばかりのような気がするなあ・・・ (-∀-) 演算速度がまた速くなるようですね。三菱の新シリーズ、QnUを意識しているんだろうなあ・・・。 でも実際、データ処理などでインデックス修飾を使ったFOR−NEXT構文を多用すると、見かけのステップ以上にスキャンタイムが伸びる ので、速度は速ければ速いにこしたことはないです。 KV−5000 は、CPUに標準でLANポートがついてるらしいです。現在 KV−1000とEthernetユニットを購入予定のある人は、 一考する価値があるかもしれませんね。初期品はバグが怖いですが。 05月20日(日) 42時間ほど眠っていないので・・・ 05月18日(金) 妙なパーツを探せ! 苫東厚真火力発電所というところに行ってきました。仕事で北海道に行ったのは久しぶりだなー。 タッチパネルのスイッチ、ランプ、その他パーツにどれを選ぶかは、設計者の腕の見せ所。ひと昔前に比べる と、各社パーツの種類、デザインも飛躍的に増えてきた。中には、ちょっと変わったものもある。 まずは、これ。デジタルの禁煙マーク。 普通のオフィスでさえ、禁煙が当たり前の世の中になってきている昨今、タッチパネルが置いてあるような 製造ライン、生産ラインの現場で煙草吸うヤツはおらんだろー、と思うのだが、使ったことある人います? 次はこれ。キーエンスの 「おじぎするOL 」!! ( しかも、超ミニスカ )
あらかじめアニメーションとしてこんなものがパーツの中に用意されているのだ! う〜ん、受付用にでも置くならならありかもしれないが、 そういう場所にはタッチパネルじゃなくてパネコン置くよなー。 まだあるぞ。 「感電する作業員」 !!!
こういうセンス、大好きだっ!! (T▽T それからこれ。有名な 虎パーツ !!! スイッチ、ランプはもちろん、時刻表示やらメータにまではびこる虎パーツ!! これは発紘電機だが、発紘の OEM である富士電機とかにも、しっかり入っているぞ。 誰が使うんだよ、こんなデザイン! (T▽T と、ツッコミたいのは山々なんだが、なんか 関西じゃ当たり前のように使われている ようなイヤな予感がして仕方ないので、あえてツッコまないでおく。 最後にこれ。 富士電機のパーツフォルダに入っていた、謎のパンダ。 いつ! どこで! なんのために! このパーツを使うというのか・・・。 ・・・・・・探せばまだ色々妙なものがありそうですね。 05月15日(火) タッチパネル画面のレイアウトについて考える その1 タッチパネル画面を作成する基本って何だろう。マニュアルには載ってない。スイッチやランプの作成の仕方、ウィンドウのたて方はこと 細かに説明してあっても、ではそのスイッチやランプをどう並べればいいか、ウィンドウはどこに出せばいいのかまでは、教えてくれないのだ。 タッチパネルが苦手とか、手を出す気にならないという人は、技術知識以前に、この根本的な問題にイヤな思いを抱いているのではないか なあ。 もちろん、作り方に正解なんてないのだ。極端な話、どんなにカッコよく作った自信作だって、客先に 「NO!」 と言われたらそれまで。 たとえ客先のセンスが人間離れした悪趣味であったとしても、泣く泣くその悪趣味に応えなければならないのだから。 ただ、それでも基本と言うか、セオリーはいくつか存在する。代表的な例として、 1.画面のタイトルを描く場合は、1番上に描く。 2.メニュー関係のスイッチ (画面切替スイッチ) は、右、もしくは下に並べる。 何故かと言えば、人間の目線は、上から下、左から右へ動くのがデフォルトだからだ。従って、画面内の配置は タイトル → 表示関係 (共通のランプや文字表示、数値表示) → 表示関係 (その画面固有の表示) → 操作関係 (スイッチ) という並べ方を基本とする。ついでに言えば、どうしたって右利きの人間が多いから、メニュースイッチのように頻繁にタッチするスイッチは 一番右側 (もしくは一番下側)に並べる。そうでないと、操作する手が画面を隠してしまうのだ。これは露骨に扱いづらい。 (これを応用して、誤操作してほしくないスイッチ −非常停止など− は画面の左上に配置したりする) 悩んだ時は、使う人の身になって考える。これが基本ですよね。
このネタはまたいずれ続きをやりたいと思います。 えっと、明日から出張なんで、ちょこっと更新はお休みいたします。 m( __ __ )m 05月14日(月) 100% すっかり忘れていましたが、今月の御室愛さんをアップ。 ひょっとして8月あたりは水着で登場してくれるのではないかと、もう今からワクワクしているわけ。 もし浴衣とかでお茶をにごしたら、もうPLCもタッチパネルも、OMRONは使ってやらん!! ・・・すいません。調子こきました。 なんかしらんが、ある時突然、パソコンのCPUの負荷率が100%になって、 にっちもさっちもどうにもこうにもブルド〜ッグ! ワオ! な状態になってしまうという現象が、少なからぬ範囲で発生したようだ。 Windowsの自動アップデートが引き起こす問題で、どうやらようやく事態は終結した・・・のかな? 当社にも被害者が出ていたのでちょっと調べてみたのだが・・・ どう見ても Microsoftのスーパーチョンボ。 ひとことぐらい、詫びろっつーの! (゚Д゚#) 05月13日(日) できるかな クアトロ を買う
05月12日(土) マクロを作ってみよう! 昨日、一昨日のラベル・プログラミングを使用したファンクション・ブロック作成を、今度はキーエンスのマクロでやってみましょう。
どうですか? 三菱のFBと似ていますね。って言うか、考え方はほとんど一緒です。 新規作成したマクロに、オルタネイト回路を記述し、引き続いて引数を設定します。そう、引数というのはラベルのことですね。三菱との ちょっとした違いは、引数はあらかじめ用意されたマクロ用デバイスを使うということです。実際には、引数+タイトル (入力1) がラベルに なります。また、ここでは 「自己保持型マクロ」 を使ったので、マクロの実行終了用ラダーが必要になります。 1番下の、 ─||─────【 MEND 】 が終了指令です。 さらに、ここではローカルデバイス (上図では @MR000) を使うことで、マクロ内の内部リレーにはラベルを使わないという方法をとって います。 マクロが完成したら、三菱の時と同じように、プログラム本体に、ワークシートからドラッグ&ドロップでマクロを配置することができます。 配置すると、上図のように自動的に 【 MSTRT 】 というオペランドが作成され、必要な引数分だけ、「???」 と設定を求めてきます。 ラベルである 「P0+入力1」 「P1+出力1」 「P2+入力2」 に実デバイスを設定してください、という意味です。 設定すると、こんな感じになります。これで、 ・ マクロ実行指令 MR100がONしたら、マクロ実行。 ・ マクロ実行中は、MR000がON−OFFするたびに MR001が反転するオルタネイト回路として動作。 ・ MR102 がONすると、マクロ停止。 という回路が完成しました。 これを行ごとコピーして貼り付け、実デバイス (MR000とMR001) を書き換えれば、好きなだけオルタネイト回路を並べることが できます。 三菱との大きな違いとして、実デバイスが 四角の中に入ってしまっているという点がありますが、基本的な考え方が全く同じであることは お分かりいただけると思います。 KV STUDIO には、あらかじめいくつかのシステムマクロ (スケーリングや計器との通信など) が用意されていて、必要に応じて 使うこともできます。 05月11日(金) ファンクション・ブロックを作ってみよう! その2 昨日書いた内容を見返して、あまりの不親切っぷりに頭痛がしてきました。 。。・゚・(つД`)・゚・。 これだけ見て、いきなりFB作れたら神です。事前の手順に何も触れていなかったので、補足させていただきます。 FBを含む回路を作成したい場合は、まずプログラム新規作成時に、ラベルを使えるような設定にしておかないといけません。 プロジェクト新規作成時に、上図のように 「 ラベルを使用する 」 にチェックを入れます。 デフォルトは 「 使用しない 」 になっています。 チェックを入れると、プロジェクト作成時に 「FB」 というタブが出るように なります。 「FB」 タブをクリックすると、FBを作るための画面が表示されますので、左のプロジェクトタイトル、もしくは 「ファンクションブロック」 のところで右クリックし、「新規作成」 を選びます。これで、FBの中味 (ラベルプログラムを書くところと、 変数設定するところ) が出てきます。 こんな感じでできあがります。 FBが完成したら、左下のタブで 「プログラム」 を選び、メインプログラムを表示させます。タブでメインプログラムとFBを切り替えながら、 本体のメインプログラム上に、FB (上図の 「プログラム本体 オルタネイト回路」 ) をドラッグ&ドロップで好きな位置に配置することが できます。 05月10日(木) ファンクション・ブロックを作ってみよう! ラベル・プログラミングってどんなの? という方のために、簡単に説明します。 三菱の例で説明すると、上が 「ファンクション・ブロック」 というものです。縮小しているので見づらくて申し訳ない。 上の四角で囲まれた部分、これが FB ( ファンクション・ブロック )で、簡単な例としてオルタネイト回路をFB化してみました。 四角の中味はこうなっています。ここで、「IN1」 「RA1」 「OUT1」 というのが、「ラベル」 に該当する部分です。 ラベルは、固有のデバイスを持ちません。「これはビット入力だよ〜ん」 というラベルにすぎないのです。 実際の手順としては、先ずこの四角の中味を作成します。オルタネイト回路を作成し、実デバイス (X0とかM1とか) の代わりに、INとか OUTとか分かりやすいラベルをつけてあげます。 次に、このラベルに変数を割り当てます。などというと小難しいですが、要するに 「IN」 というラベルは入力として扱ってね〜 と教えてあげるわけですね。 FB回路と、それに対応した変数を決めてあげたら、もうできあがり。あとは、プログラムの中にできあがったFBを貼ってあげれば、 1番上の図のように四角く描かれます。 あとは、実際に使うデバイスでつなげてあげれば終了。本例では、X0が ON−OFFするたびにY0の出力状態が反転する オルタネイト (フリップフロップ) が完成です。X1がON−OFFするたびにY1が反転する回路がほしければ、これをコピーして、 X0をX1に、Y0をY1に書き直すだけ。簡単でしょ? ラベル・プログラミングは、この四角の中が長ければ長いほど、複雑であれば複雑であるほど重宝する代物だということが、 お分かりいただけるかと思います。 そして、決まりきった回路 (アナンシエータ回路や先入先出回路、アナログスケーリング回路、原点復帰回路、サムチェック回路などなど) をFB化しておけば、誰もが共有できて作業効率が上がりますし、人によって作り方が違うなどという不都合も発生しなくなります。 といっても、ちまちまラベル・プログラミング化するより、FOR−NEXTで回しちゃった方が楽だったりすることが多いんですけどね。 使い方によっては、色々便利で面白いことができるんじゃないかと思います。 05月09日(水) ユニットの並べ方 現在主流の小型PLCは、三菱や横河のようにベースユニットに個々のユニットをはめていくものと、 OMRONやキーエンスのようにベースがなく、個々のユニット自体を組み合わせていくものがある。 が、どちらにしても、一番左端が電源ユニットで、次にCPUが並ぶことに違いはない。では、それ 以降のユニットの並べ方はどうしたらいいのだろう。 結論から言うと、特に正解はない。ユニットに対するアドレスは、かつてのように並べ方で 決まってしまうものではなく、パラメータで任意に変更できるのであるから、好き勝手に 並べても特に問題はない。ただ、一般的には、特殊ユニット → I/Oユニットという並べ方が 定番であるようだ。 こんな感じ。 電源ユニット → CPU (リモートI/O) → ネットワークユニット(上位PCや他局) → 計算機リンク(計器類) → 位置決め → アナログ (AIO) → 入出力(DIO) 私もだいたいこの並び順に沿って配置している。右2図はいずれも最近やった三菱のケースだが、 上は 電源 ・ CPU ・ Ethernet ・ CC−Link ・ アナログ入力 ・ 高速カウンタ ・ 入出力 下は 電源 ・ CPU ・ MODBUS ・ CC−Link・ 直流の入出力 ・ 交流の入出力 という並びにしている。 配線の都合で並びを変えた方が都合が良ければ、特にこうした並びにこだわることはないと思う。 まあ、よっぽど気にするなら、より重要度の高いユニット (となると、やはり I/Oより ネットワークユニットなのだが) をCPUの近くに持ってきておけばいい。ユニットのコモンが途中で 死んだ場合、それ以降のユニットが全滅する可能性があるからね。可能性としては低いけれども。 05月08日(火) でんこちゃんを探せ! 東武ワールドスクエアで、妙なイベント開催中。 http://www.tobuws.co.jp/jp/event/index.html#060401 探しに行きてえ〜っっ!! (゚Д゚;≡;゚д゚) (゚Д゚;≡;゚д゚) 一緒に行ってくれる 05月07日(月) あれ、何て呼んでる? その1 「シーケンサ」 が三菱の商標ながら、すでに一般名称になってしまっているように、正しい呼び名より俗称の方が幅をきかせているものは いくつもある。別に悪いことじゃない。公式及びそれに準ずるような図書に記載するような場合は別として、日常はもっとも慣れ親しんで、 周囲にも意思疎通されている呼び方で呼ぶのが一番いい。 ・・・ってことで、次の部材は、みなさん、何と呼んでおられることでしょう。 これは、「結束バンド」 が一般名称のような気がするのだが、「インシュロック」 という呼び名が 一般名称以上に定着している。 「インシュロック」 は、タイトンというメーカーの商品名。ちなみに、「タイラップ」 はパンドウィットと いう会社の商品名だよ。 まあ、「エノキダケ」 だの 「カイワレ」 だの 「シメジ」 なんていう会社ローカルな呼び方している ところも少なくないようだ。 野菜系ですな。 「おい、もっとシメジよこせ!」 って・・・スキヤキか? 次はこれ。 どうも、「閉端接続子」 というのが一般名称らしい。断言はできないのだが、ニチフとミライがこの共通の 呼び方だからそうじゃないかと。違ったらご指摘ください。 俺はつい 「 閉塞端子(へいそくたんし) 」 って言っちゃうんだけど、まあ、似たようなもんか。 「ギボシ」 と呼ぶ人もいるが、これはちょっと違うような気が。「ギボシ端子」 って別物があるからね。 他に、「落下傘」 はまだ分かるが「スルメ」 って呼んでた人がいたぞ。 ・・・なぜ、スルメ? 次はこれ。 これは ゲジゲジ だろ! ヽ(`Д´)ノ ・・・正解は 「 自在ブッシュ 」 05月06日(日) 連休も終わりらしいですね ゴールデンウィークに仕事してようが、俺の勝手だろがっ!! (逆ギレ) リニューアル終わりました ( あっさり )。製品紹介のページは、1ページにまとめてみました。 色々な技術紹介のページ、あるいはデータベースのページを作ってお役立ちしたいと以前から考えてはいるのですが、日々の仕事に追わ れるばかりでなかなか着手できないでいます 。 少しだけ言い訳兼愚痴を言わせてもらうと、この当社のホームページ作成は、日常の業務に全く関係なく、余暇を使ってやっています。 家に帰ってから、あるいは乏しい休日を使ってということですね。そろそろ、誰か代わってくれないかなあ・・・というのが本音です。 面倒くさいとか余暇を使ってやるのがイヤだ、ということではなくて、どうもこういうものを作ることに才能がないようなので、せっかくの 会社のアピールの場を無駄にしてしまっているのではないかという、不安と自責を抱えているのが辛いです。 05月04日(金) 久しぶりに 当ホームページのリニューアルを少ししました。 と言っても、少々レイアウトとかデザインをいじっただけで、中味はほとんど変わっていません。会社案内、設計部門、製造部門のページを いじりました。あとは、製品紹介ページをもう少し上手くまとめていきたいと思っております (いつになるかは分かりませんが)。 ホームページビルダー + タグ打ちでやっているのですが・・・・・・タッチパネルの方がよっぽどデザインしやすいっす。 (´・ω・`) 05月03日(木) 赤おじさんと黒おじさん はい、タイトルにピンときた人はメガテニストですね。 ヒーホー! えーと、ダイオードテストのお話です。 ダイオードの良否判定をテスタで行う場合。 ちょっと見づらい写真で申し訳ありませんが、線が入っている方 (写真では右) がカソード (PN 接合のN側) といい、反対側をアノード (PN接合のP側) といいます。 テスタの赤棒と黒棒を、それぞれ交互にアノード、カソードにあてることで、ダイオードは良否判定が できます。 1.デジタルマルチテスタ ( ダイオードテストモードがあるもの ) モードをダイオードテストにあわせます。 ・アノード側に黒、カソード側に赤のテスタ棒をあてて測定。0が表示されればOK。 ・アノード側に赤、カソード側に黒のテスタ棒をあてて測定。電圧降下が測定表示 されます。シリコンダイオードの場合、0.5V前後ならOK。 ・どちらも0表示、あるいはどちらも電圧表示がされるような場合は、ダイオードは 不良です。 2.アナログテスタの場合。 アナログテスタで電圧降下を測定するのは難しいですが、良否判定の目安は可能 です。抵抗レンジを使います。 ・アノード側に黒、カソード側に赤のテスタ棒をあてて測定。針が振れればOK。 ・アノード側に赤、カソード側に黒のテスタ棒をあてて測定。針が振れなければ OK。 ※ アナログテスタは黒棒が正電位になるので、デジタルテスタとは逆の動きを します。 3.ダイオードテストモードのないデジタルテスタ (カードテスタ) では、測定ができま せん。測定に必要な電流を流せないんですね。 左はダイオードテストモードありのカードテスタ。右はなし。 最近は安くて使い勝手のいいカードテスタも沢山ありますが、現場によってはカード テスタは使用禁止のところもあります。保護機能が弱いので、万一短絡その他の不都合 を発生させると、テスタが壊れるどころか、負荷まで吹っ飛んでえらいことになる危険性 があるからです。恥ずかしながら私も、うっかり電圧と抵抗のモードを間違えて、稼働中 のシステムの整流器をぶっ壊した経験があります。 理想を言えば、カードテスタ1台、デジタルマルチテスタ (直流電流が測定できるもの) が1台、アナログテスタ (可能なら校正付) が1台あれば万全です。 ヒューズ付きジャンパクリップも忘れずに! 05月02日(水) 丸ビルはまるくなかったです ( お約束 ) なんの因果か、話題の新丸ビルになんぞ行ってきた。 そこで見たものは、他人の後頭部と後頭部と後頭部・・・きっと、私の後頭部も他人に見られていた と思います。恐らく、こないだの土日はもっと沢山の後頭部がいて、今度の土日ももっと沢山の後頭部が 拝めると思います。 印象はというと、後頭部・・・いや、後頭部はもういいか。うーん、ここは何をウリにしているんだろう。 メディアでは 「大人が遊ぶ場所」 なんてお洒落感満載な煽り方をしているけど、いったい何して遊ぶんだ? 他人の後頭部を見ることか? ちょうど昼時に行ったのも悪かったのだが、自慢の飲食店街はどこも びっしり満員。いずれにしても、オープンの熱が冷めるまでは、単なる 「観光地」 でしかないわな。まあ、 街が活性化するならケチつける筋合いでもないので、せいぜい六本木と張り合って頂きたい。 で、なんの因果か、その足でイクスピアリに行ってきた。 ここは以前から気に入っているショッピング・モール。さすがに 人は多いが、新丸ビルを見たあとのせいか、さほどにも感じない。 それに、ここのいい点は飲食店があちこちに散らばっていること、 屋外にちょっと休憩できるスペースが沢山あること。迷路みたいな 作りもお気に入り。丸ビルや東京ミッドタウンみたいな、「どう? お洒落でしょ?」 といった取り澄ました感じのない、ゴッタ混ぜ感もいい。 気に入らないのは、舞浜帝国の前衛基地であることぐらいかな。 で、その後はマリンスタジアムに行って、渡辺俊介の完封ショーを観たのでした。 終わりよければ全てよし! (-人-) 05月01日(火) しびれた・・・ ちょっと頼まれごとで、配線工事やってたんだけどね。 久しぶりに感電したよ。しかも 200Vだよ、200V。 いや、雨の中で活線作業するなんて、自殺行為に等しいよね。反省しました。充分注意していた つもりなんだけど、やっぱりナメてたかもしんない。以後気をつけます。 余談だけど、交流と直流で、感電した時の感じ方が微妙に違うって知ってました? 交流の場合、 ブルブルブル・・・って身体が振動するような感じ。直流だと、ガーン! っていう衝撃で身体が 硬直するような感じ。ただ、同じ電圧なら、直流の方が交流よりしびれ方は小さいらしいです。 で、経験ある人なら分かると思うけど、感電したあとって、すっごいビビリ性になっちゃうよね。 もう電気がきてないって分かってても、おっかなくって作業が遅くなっちゃうんだよ。で、しばらく のたくたと作業するのためらってたらさ、 「あれ〜、まだ終わんないんですか〜?」 とか言われて、ちょっとウツになった。 04月30日(月) バイポーラ一家 知り合いにね、男の子が生まれたんだけどさ、名前が コレクタ なんだよ。 いや、どういう漢字をあてるのかまでは知らないんだけどさ。恐る恐る、「もう一人生まれたらどうすんの?」 って聞いたらさ、こともなげに 「 エミッタ に決まってるだろ」 とか言うわけよ。 ・・・決まってんのかよ! (−_−;) さすがに、「女の子だったらどうすんだよ」 とは聞けなかったよ。当たり前のように、「 米子 (ベース)に決まってんだろ!」 とか言われ たら、脳ミソにバイアスかかっちゃうよ。 よく奥さんが許したなあ・・・ 04月29日(日) か、かすりもしなかった・・・ ラジコンヘリどころか、明日の昼飯代さえ困る事態に・・・ (T△T) 04月28日(土) タッチパネル比較表 主要各メーカーのタッチパネルの簡易比較表を作ってみました。 三菱、デジタル、OMRON、キーエンス、発紘電機の、12インチタイプで比較しています。 タッチパネル比較表 (5.76KB) ( ※ 機種が最新とは言えなくなったので、配布中止しました m( __ __ )m ) EXCELで作成してZIPファイルにしてます。興味のある方は上記からダウンロードしてください。たいしたもんじゃないですけど。 作っておいてなんですが、ハード仕様に各メーカーでこれといって大きな差異はありませんね。三菱の人感センサと発紘のファンクション スイッチが特徴的です。私はこれ以外にも、古いシリーズも含めると、富士電機、山武、SHARP、和泉なども扱った経験がありますが、 総じて際立ってどこがいいとか悪いとか (ソフトも含めて) 感じたことはあまりないです。結局は慣れの問題かな。 04月27日(金) これで、天皇賞は穴狙いに決定 全然知らなかったのだが、キーエンスってラジコンとかも作ってたんだね。 で、室内用ラジコンヘリっていうのがあって・・・ ほ、ほしい ・・・ ( ゚д゚) 発泡スチロール製なんで、室内でも安全ということ。で、ちょっと調べたところ操縦は激ムズ だそうな。ホバリングまでできるようになるには、かなりの鍛錬が必要らしい。 しかし、こういうのは激ムズだからこそ燃えるのだ! で、あまりにムズいんで、これ専用の フライング・シミュレーションソフトまであるらしい。練習してからじゃないと、落っことしては パーツを交換するはめになるのだ。 しかし・・・一式でなんと6万円。 たけ〜よ! ヽ(`Д´)ノ なんで発泡スチロールがそんなたけ〜んだよっ! でもほしーよ、ほしーよ〜! 天皇賞で一発当てたら買うぞ〜っ! 詳細はこちら http://hobby.keyence.co.jp/heli/index.html 04月26日(木) 雨の降る日は天気が悪い その2 晴れた! いい天気! ・・・と思ってお外で仕事してたら、 突然の土砂降りキタ━━━(,,-_-)━━━ !! ところで、何となくこの 「ねこどんTOP」 のページが重くなってきた。多分、テーブルレイアウトを使いまくっているせいだと思います。 テーブルを使うと、テーブル内のデータを全部読み込むまでは表示をしないらしいです。なので、環境によっては表示まで多少の時間が かかっているかもしれません。こんなこと言うのもなんですが、いつなくなるかも分からないページなので、あまり技術的な面で勉強したり 工夫したりする気がないんです。それから、デフォルトだと恐らく字がちっこすぎて読みづらいかとも思いますが、字を大きく表示させると レイアウトが崩れまくるかと思います。ごめんなさい。 えっと、あと、ありがたいことにご質問を頂きましたのでお答えしますが、当HP管理人の、ここ以外の個人のホームページというものは ありません。ブログもやっていません。ついでに、SNSとかもやっていません。 土砂降りにあったので、今日は言い訳の日にしました。 04月25日(水) 雨の降る日は天気が悪い 菜種梅雨といいますか、最近雨が多いですね。 家の近くに高圧送電の鉄塔があるのだけれど、雨の日は 「ジーッ、ジーッ」 とかなり派手な音が鳴っている。あの 「ジーッ、ジーッ」という 音が不思議で、幼い頃、今は亡きばあちゃんに、「あれ、何の音?」 と聞いたことがある。返ってきた答えは、 「ありゃあ、ミミズの鳴き声だっぺ」 だ、だまされた・・・ (T^T) あれは、コロナ放電の音。電線や碍子についた水滴のせいで、絶縁破壊を起こしているんだね。要するにあれだ。耐電圧試験をしている 時に、どこかで絶縁が悪くてジリジリいっている、あの心臓に悪い音と同じなわけだ。 明日は晴れますように。 ( 現場仕事なので ) 04月24日(火) 偽書「東日流外三郡誌」事件 を買う
04月23日(月) 回路の基本 釣りの格言に、 「フナで始まり、フナで終わる」 というのがある。フナ釣りという最も簡単な釣りから始めた人間が、その後様々な釣りに チャレンジし、ひと通りの経験をこなした後に、また原点のフナ釣りに戻って釣りの奥深さを味わう・・・といった意味だ。ついでに言えば、 最初の 「フナ」 をマブナ (釣るのが簡単) 、後の 「フナ」 をヘラブナ (釣るのが超難しい) と解釈する人もいるようだが、これは間違い。 両方ともマブナのことである。 麻雀には、「ピンフで始まり、ピンフで終わる」 という格言がある。ピンフという最も簡単であがりやすい役を覚えてから様々に経験を積み、 色々な高い役を狙っては失敗したりして、結局基本はピンフなのだと頓悟することを言う。もっとも、雀鬼桜井章一は、「麻雀はチートイツに 始まり、スーアンコで終わる」 と言っているが。 では、シーケンス回路は何だろうなどとつらつら考えるに、 「自己保持に始まり、自己保持に終わる」 なのではないかと 漠然と思う。リレーシーケンスは、自己保持回路の概念を 理解することから始まる。リレーシーケンスを理解してラダー を組み始めると、歩進制御やアラームのラッチなどで自己 保持を使いこなす必要が出る。そのうち、単純な自己保持 回路ではなく、SET−RST回路を使ったり、レジスタを うまく使って簡略化したり、更にそれをラベルプログラミング化 したりして合理化を図ったりする。ひとしきり工夫を重ね、 プロを自認し始めたある時、突然気づくのである。 「あ〜、モニタしづれええっ!」 と。 または、客先に注文をつけられるのである。 「これじゃ保全が理解できないから、平たく書いてよ!」 と。 そして再び、単純な自己保持回路へと回帰してゆくのだ。 ・・・んなわけないか。 画像と本文は関係ありません 04月22日(日) 嗚呼、地獄の友よ! その5 「 地獄の特訓 」 を受ければ、人間は変わるのか。 結論から言うと、変わる気で受講した人間は変わることができる。しかし、そうでない人間は変わらない。長い人でも1か月、短い人は 3日で元の木阿弥だ。ここに入ってくる人間は、9割以上が 「会社に行かせられた」 人間なのだ。卒業してシャバに戻った当時こそ、何となく 自分が変わった気がしてそれなりに特訓の成果も出ているのだが・・・遅かれ早かれ特訓の成果は失せてゆく。 当たり前のことだ。たった2週間程度、それもいくら厳しいと言ったって命がけで行われるものでもなし、そんな程度で人間が変われるなら 苦労はない。 しかし、だからと言って全くもって無駄になるというものでもない。少なくとも、きちんと卒業すれば自信にはなるし、否定するなら否定する で自分の考え方、仕事への取り組み方と正面から向かい合うことができる。こうした学校を否定する人は、実際に行った人間より行かない 人間の方が圧倒的に多い。伝聞で内容を想像し、いわく 「時代錯誤」 である、いわく 「社畜製造所」 であるなどと言い放つことで、もし 自分が行ったと想像した時に、それに耐え抜き、きちんと卒業できるかどうかの不安を糊塗しているにすぎない。 考えてもみよう! 数十万円という大金を会社が出してくれて、滅多にすることができない貴重な経験が得られるのである。たった2週間の ことだ。そこでする体験の100のうちたとえ99が無駄になるとしても、たったひとつでも何かを得られれば素晴らしいことではないか。 (でも、もう一度行けと言われたら、断固拒否するけどね (`・ω・) ) 正直に言って、私も出所後3日で元に戻ってしまった人間だ。また、あの学校及び類似した人格教育をするような学校というものの存在に 無条件で賛同する気は全くない。しかし、幾つかの経験は自分なりの解釈をまじえて、今でも実生活の役にたっている。 具体的にどんなことかというのは、また次回の項で記します。 04月21日(土) PLCはどこまで小さくなるか 今日は現場でソフト改造の工事でした。三菱のA(大型)とA(小型)の改造。 で、PLCもちょっと前に比べると、随分小さくなったなあと実感。三菱のAシリーズや、OMRONのSYSMAC Cシリーズを見かけると、 「うわっ、でけえ!」 とか思っちゃうようになってしまった。今は丁度過渡期も半ば過ぎて、例の三菱Aシリーズ生産中止に伴う批難ごうごう 問題とか色々あるけど、いずれ過去の話になってしまうんだろう。 では、PLCはどこまで小さくなるのか。数年後にはマッチ箱やミニチュアリレー程度の大きさにまで小さくなるのだろうか。これまでのダウン サイジング化の勢いだけに目を奪われればそうとも思えるが、現場レベルでは疑問だ。確かに半導体技術はもっともっと進むだろうし、恐らく、 現在でも無理にもっと小さくしようとすれば、各社ともそれは可能なはずだ。だって、PLCのユニットをのぞいてみると、結構中味はスカスカだ もん。 でも、メーカーにも販売戦略があるだろうし、あんまり小さすぎると逆に不便だったり不具合だったりすることもある。例えば、これ以上小さく なると、I/Oユニットは全てコネクタ式になる。が、いまだにコネクタは不可という現場も少なくないのだ。第一ね、あんまり小さくなると、 絶対にしょっちゅうなくして大騒ぎする うっかり八衛兵が大量発生するに決まっているのだ! (多分、俺も・・・) ・・・というのはあながち冗談でもないのだが、例えば携帯電話。どんどんどんどん小さくなってきたけど、もう大きさは変わらなくなってる よね。まだ薄くはなってるけど。これはもちろん、小型化する技術に行き詰ったわけではなくて、これ以上小さいと使いづらいから。今のサイ ズが一番手頃なのだ。これ以上小さくなると、ボタンも押しづらいし、電話だけならまだしもメールやら何やらのモバイル機能が死んじゃう もんね。だから、何か携帯電話の概念自体にコペルニクス的発想の転換でも生まれない限り、これ以上は小さくはならない。 ということで、まああと最低10年は現行のサイズが維持されるのではないかと予想します。 04月20日(金) ラダーの並べ方 ラダーにとって、並べ方はとても重要である。人によって色々な工夫や意見もあるだろうし、時には割り込み処理やダイレクト出力の必要性も あるだろうが、ごく一般的な並べ方は以下のような感じになる。 1.イニシャル処理 ・ 立ち上がり時にのみ書き込むパラメータ、0リセット、共通のフラグ作成 (PLC RUN確認とか) など 2.入力処理 ・ 入力アドレスの変換、通信系のバッファやアドレスの変換、アナログ入力等のスケーリング、入力遅延 など 3.条件作成 ・ インターロックや運転条件の作成、モードの作成 など 4.手動回路 5.自動回路 6.警報回路 7.出力回路 8.データ処理 ・ サンプリングや上位に送るためのデータ収集、ログ用データの格納 など 9.タッチパネル処理 ・ タッチパネルの表示用及び、上位や他盤に渡すためのフラグ作成及びデバイス変換 このうち、警報回路は動作回路の先に持ってくるか後に持ってくるか、意見の分かれるところかもしれない。 最近の高スペックPLC (三菱ならQ02以上) は、プログラムを分割してイニシャル用や待機用(サブルーチン的なもの) といった具合に 目的に応じて設定することもできるので、ずいぶんと書きやすくまた見やすくなった。 かといって、あんまりにもプログラムを分割しすぎるとモニタがしづらいし、例えば三菱の場合は1プログラムごとにRUN中書き込み用の ステップがデフォルトで500ステップ分余計に容量を食うことになる (10個にプログラムを分割すると、それだけで5K分のステップ容量を 食うのだ!) ので、あんまり細かく分けすぎるのも考えものだ。 04月19日(木) 仕事用パソコンを買い替えようと考えている制御屋のみなさまへ あと、半年待て! 04月18日(水) KV STUDIO に文句をつける
04月17日(火) GX Developer に文句をつける
04月16日(月) ラダーは難しいか よく、「シーケンサをおぼえるのは難しいか」 という質問を受けることがある。こういう質問をしてくるのは、保全を担当している機械屋さん とか、ハード (リレーシーケンスや分電盤設計)の仕事をしている人たち。何か突発的なトラブルがあった際、ソフト屋がくるまで手をこまねい ているのではなく、自分たちでラダーをモニタして原因をいち早く究明したいとか、ごく簡単な制御ならソフト屋に頼まず自分たちでやってしま った方がコスト的にも見合うとか、考えは色々だ。単純に、興味があるから、という人もいる。 そんな時、私の答えはいつも、「リレーシーケンスを理解していれば簡単ですよ」 である。実際、ラダーはリレーシーケンスの延長に過ぎな い ( 当たり前のことだが )。あとは、慣れだけだ。電気の特別な知識が必要なわけでもないし、確かにやや特殊な言語は使うが、C言語 なんかに比べれば、ラダー言語ははるかに覚えやすい。ただし、逆に言えば、リレーシーケンスを知らない人が一足飛びにラダーをマスター するのはちょっと無理がある。 ゴンズイも釣ったことがない人が、いきなりクロダイ釣りに挑戦するようなものだ (←ものすごく分かりづらい例え)。 メーカのスクールに行くのもひとつの手だが、やはり実際に現場で場数をこなすのが1番早い。もっとも、これはラダーに限った話じゃない けどね。 04月15日(日) ポジティブ・シンキング ああ、今日は仕事でよかった。 ・・・あんな馬券買えるかっ! ヽ(`Д´)ノ 04月14日(土) 明日は皐月賞なのに・・・ もう、どうでもいい・・・ 04月13日(金) シーケンサとタッチパネルでゲームは作れるか YOU TUBEで、シーケンサとタッチパネルを使ったオセロゲーム動画がUPされているのをたまたま見た。
▲ これ覚えてる人いるかなあ。アーケードの「タイムギャル」。この手のゲームならステップシーケンスで組めそうだよね。 04月12日(木) 電線とケーブル この季節は、たまに早めに帰ると駅に新入社員の姿が目立つ。と言うか、新入社員は何故4〜5人でかたまっているんだろうな。退社時間 が一緒だからか? まだ着こなしできてないスーツ姿が初々しいが、別に羨ましくはない。 突然ですが、新入社員(電気関連に限る)のための 「電線」 と 「ケーブル」 の違い講座。 「電線」と「ケーブル」は全く違うものなので覚えておこう。 ごくごく単純に言うと、「電線」は被覆が1重、「ケーブル」は被覆が2重だと思っておけばいい。
↑これは電線 ケーブルとは、その電線をさらにもう1重被覆でくるんだもの。この上側の被覆は「シース」という。従って、ケーブルは1芯だけではなく、 2芯以上が存在する。また、「絶縁体」と「シース」を違う材質にすることで、様々な特徴(曲げに強いとか許容電流値が高くなるとか)を与え ることができるのだ たとえば工事屋さんがよく使うCVケーブルは、 『 架橋ポリエチレン絶縁ビニルシース 』 という名称で、ポリエチレンの絶縁体にくるまれた2本あるいは3本以上の 電線が、ビニルのシースでくるまれている。 右の図のものは、「ビニル絶縁ビニルシース」、いわゆるVVケーブルと 呼ばれる種類のもの(4月3日の項で書いたやつ)。 つまり、電線の場合 ・・・ ・○○○絶縁電線 ケーブルの場合は ・・・ ・○○○絶縁×××シースケーブル という呼び方になるのだ。 04月11日(水) ○○○の街
今でも年に数度は (主に仕事がらみで) アキバに行くこともあるのだが・・・なんかもう、別の世界。 よく言われていることだが、アキバはもう、「 電気の街 」から 「 オタクの街 」 に 変貌してしまっている。それでもパソコンが 売れ始めた頃は、自作パソコン用のパーツ屋なんかも多かったのだが、今では量販店に押されまくってそれも姿を消しつつある。 ガード下の横丁とラジオセンターだけは、いつまでも変わらないでいてほしいと思う今日この頃であります。 ( なんかノスタルジックになってしまったのは、体調激悪だからだと思います ) 04月10日(火) モータとモーター 出張先の現場で突然の土砂降りに遭遇し、全身びしょ濡れのまま数時間放置プレイ。 おかげで風邪が ・・・すっかり治りました (゚∀゚) ( ・・・とでも思わないとくたばりそうです ) さて、この業界、色々とカタカナ言葉を扱うことが多いわけだが、末尾の長音記号は付けるべきなのかそうでないのか。 例えば、モータ、コンピュータ、タイマ、レジスタ、メーカ、プリンタ、シミュレータ、アナンシエータ、リレー、ブザー、シーケンサ・・・。 いっぱいありますね。一応JISには決め事があるようだ。それによると、3音節以上は長音記号はつけない(伸ばさない)という約束事がある ようだが、どうにもあやふやな感は否めない。アスキーを 「アスキ」 という人はいないよね。それに、単語の組み合わせのケースもある。 アナンシエータリレーを、3音節以上になったからって 「アナンシエータリレ」 と詰めていう人もいない。 この他に、言語の末尾で判断するケース(−er、−orは伸ばさない)という根拠ありげなものから、技術系や特定業界で多用される単語は 伸ばさないといった気分的なもの、語り言葉では伸ばすが表記では伸ばさないなどという個人的な決め事に頼っているものなど色々。 ガイドラインをまとめている協会もあるらしいが、特に拘束力があるわけではない。せいぜい、「指針」程度だ。 恐らく、ここを興味持って読んでくれている人は技術系の人が多いだろうから、伸ばさない派が優勢だと思う。しかし、それとて絶対基準 ではない。例えば、シーケンサで数値格納するのは「レジスタ」でも、抵抗は「レジスター」だよね。この私にしたところで、この「ねこどん」の 中でさえ、その日の気分によって「メーカ」と書いたり「メーカー」と書いたりして定見がない。 ということで、この話には特に結論はありません。ただひとつ言えることは、ラダー上にコメント記入する時は、伸ばさない。 だって、少しでも字数を節約したいもんね! 04月07日(土) むう・・・ 風邪なおらん ・・・ ⊂(゚Д゚⊂⌒`つ しかし明日から出張・・・ 04月06日(金) ああ・・・ か、風邪ひいた ・・・ ⊂⌒~⊃。Д。)⊃ 寝る 04月05日(木) 嗚呼、地獄の友よ! その4 勢いにのって続き。 項のタイトルにしている、「 嗚呼、地獄の友よ!」 について。 管理者養成学校では、昨日書いた 『 セールスガラス 』 の他にも、いくつかの歌を覚えこまされる。そのうち、一番最後に歌うことになる のが、『 地獄の友よ 』 という歌である。内容はともかく、メロディーはなかなか良いのだ。ちょっと長いが、注釈つきで全部紹介する。 地獄の友よ 1.やって来いよと 送られて 十三日間 地獄行き 五時半起床は よしとして 三十点には 泣かされた ※ 30点・・・審査の不合格点。 鬼軍曹の 愛のムチ ※ 鬼軍曹・・・各班ごとに講師 (担任みたいなもの) が二人ずつ付きます 震える声で セールスガラス ※ セールスガラス・・・例の歌です。声が震えているうちはマシ。そのうち血管切れます 冨士宮駅頭 魔の三分間 ※ 魔の三分間・・・駅頭歌唱。駅に向かうバスの中では、流石にドキドキしました さようなら さようなら ああ 地獄の友よ 2.パンに泣いてた 奴がいた ※ パン・・・「40の質問」審査の中の、「パンと牛乳」 という課題。最初の難関 電話に震えた 事もある ※ 電話・・・「電話報告」 審査。これをイヤがってたヤツは確かに多かった おのれの無能を 知らされて ままよこのまま 帰ろうか ※ ほんとに途中で帰っちゃうヤツもいるんだよね 眠れぬ夜の 風の音 戦友たちに 励まされ ※ 実際、同じ班の仲間とはものすごい 「戦友」 意識が生まれます 地獄の底を 這い回る さようなら さようなら ああ 地獄の友よ 3.ダメな男の 土壇場勝負 とうとう別れの 時が来た 地獄じこみの この腕を 娑婆で試して みようかい 男の友情 一つ釜 やってやるぞと 一声叫べば ※ やってやるぞと・・・「行動力基本動作10か条」 にこの文言が出てきます 富士の高嶺に 雲がわき立つ ※ 富士の高嶺に・・・ここを歌うと、イヤでも40キロ夜間行進を思い出す さようなら さようなら ああ 地獄の友よ いまだに、フルコーラス歌えるよ ・・・ (つд`) 04月04日(水) 嗚呼、地獄の友よ! その3 『 管理者養成学校 』 卒業のために必要な試験(審査)のうち、主だったものをいくつか列挙してみる。 ・行動力基本動作10か条 行動の指針を10か条にまとめた短文を、2分以内、間違い10文字以内で唱える。 発音は明瞭に大きな声で。基本的に暗記物なので、得意な人にはさして難しくない一方、なかなか合格できない者もかなりいる。 (難易度・中) ・40の質問 8分間のスピーチ。元ネタとなる原稿があり、まる暗記はしなくてもいいが、基本はやはり暗記。しかしそれ以上に、いかに相手(審査の 際は審査員)を納得させるように語ることができるかが重大なポイントで、単に暗記してしゃべり終わればいいというものではない。 お題は3題あり、全てに合格しなくてはならない。最も長くお付き合いすることになる課題。 (難易度・高) ・セールスガラス この学校の象徴でもあり名物ソングでもある 『セールスガラス』 という歌を、審査員を前にして歌う。 歌の上手い下手などは関係ない。いかに感情をこめるかがポイントで、涙を浮かべ頭の血管を何本か切りながら歌わないと 合格できないとも言われているが、最後には取らせてもらえるようだ。 (難易度・中) ・清書 いろはにほへと・・・というお手本を真似して清書するという単純な試験。 しかし、お手本と全く同じに書かなくてはいけないというのがポイント。例えば、1文字目が紙の右上から何ミリの位置にあるかまでが審査 対象。字の上手い下手は関係ないとはいえ、やはり悪筆な人は苦しむかもしれない。 (難易度・低) ・1分間スピーチ とにかく大声で、自分の心境、将来の構想など何でもいいから語る。途中でつかえたり言いよどむとアウト。「〜と思います」 は厳禁。 合格には3本必要。屋外でやらされることが多かった。 (難易度・中) ・体操 ラジオ体操をわざと妙な方向に進化させたとしか思えない爆裂体操を型どおり演じる。筋肉の悲鳴が聞こえる。 朝礼の時に真面目に覚えるようにすれば、特に練習は必要ない。 (難易度・低) ・電話報告 電話の向こうにいる審査員に対して、約3分間、何事かをしゃべる。話題はそれらしいネタなら何でもいい。 審査員は基本的に相槌程度で返事はしない。つかえたり、小声になったら即アウト。ぼそぼそとしゃべるのは、論外。 3分間、テーマを一貫してしゃべり続けることがいかに難しいか実感できる。最難関の試験のひとつ。 (難易度・高) ・駅頭歌唱 厳密に言うと「審査」項目には含まれないが合格しなくてはいけないことに変わりはない。富士宮駅前で、前述の 『セールスガラス』 を ひとりずつ大声で歌い上げる。しかし、これをやる頃にはかなり場慣れしてきているので、さほど恥ずかしくも感じない。 地元の人ももう十分に知っているので、じろじろ見られるようなことはほとんどない。中には励ましてくれる通行人も。 (難易度・低) ・夜間行進 合宿中日あたりに行われる、約40キロひたすら山道を歩くという、これもこの学校の名物イベント。 厳密には、これも審査対象ではない。班単位で出発し、だいたい10時間〜12時間かかる。やたらウソ臭い地図しか与えられない ので、道に迷うことも珍しくない。帰ると必ず足の裏に血豆、水ぶくれができている。 体力に自信がある若い衆なら、ちょっとしたピクニック気分も味わえるが、年配の人、虚弱な人にとっては翌日以降にも肉体的支障が出る 厳しい訓練でもある。 (難易度・季節や個人差によって違うので) ・卒業試験 全ての試験に合格するや、間髪いれずにこの試験に入る。内容は5分間のスピーチで、この学校で学んだことや、それを今後どのように 実社会に生かしていくかの抱負を語る。 とにかく、何かというと速攻で不合格をくらう。これまた、涙ながらに絶叫しつつ語らなくては合格できないという説がある。 (難易度・高) とはいえ、審査とその練習だけしているわけではない。むしろ、それ以外の訓練(班内での討論やレポート作成、挨拶の訓練、自己紹介 スピーチ等々)が盛り沢山で、審査用の訓練時間をいかにひねり出すかに苦労する。就寝時間後、トイレで練習している (部屋の電気は つけられないので) 光景は決して珍しくない・・・ってか、普通。 風呂に入ると、みんなで 『セールスガラス』 を歌う。これは強制でも訓練でもなんでもないのだが、もう合宿3日目には、そういう雰囲気に なってしまっている。誰からともなく歌い始め、気づくと全員が唱和している。逆に言うと、この段階でまだ歌うことをためらっているような人 は、ドロップアウトするか、16日間の期間内に卒業することは諦めた方がいい。 04月03日(火) VAのAはアーマーのA はい、月初恒例の御室愛さんです。
しかし、周波数問題からこうしたケーブルの呼び方ひとつまで、どうしてこうも関東圏と関西圏では統一性がないのだろう。 もっとも、電気関連に限った話じゃないけどね。 04月02日(月) ごめんなさい え〜、1月30日の項 であんなこと言ってしまいましたが・・・ 前言撤回いたします。 早く、Vista 対応のバージョンアップしてください (・∀・) (←恥も外聞もなし) ほとんどのメーカーのほとんどのアプリケーションがVistaに対応してないんだよ・・・(つД`) インストールできなかったり、インストールできても通信できなかったり、シリアルは通信できてもUSBはできなかったり (ドライバーの問題 かな)。これじゃあ、怖くて現場に持って行けないよぅ。 パッチ(マイナーアップデート)ですませてほしいんだけど、ここぞとばかりに有料でバージョンアップしてくるんだろうな・・・。Vistaが 発売になって結構たつのに、どのメーカーもWEB上に情報らしい情報を載せてないのは、有料バージョンアップの準備をしているとしか 思えん。 それでもいいから、早くバージョンアップしてください (・∀・) (←自分の都合のみ) 04月01日(日) ランプテスト押しボタン もう4月か。早いものだ。・・・って毎月同じようなこと言ってるな。 盤面に取り付ける表示灯類も、今やほとんどがLEDになった。普通の「運転」「停止」表示灯から 集合表示灯に至るまで、新規製作の盤でわざわざ電球を使用しようなんて、特殊な例外を除き、 もうないだろう。 で、考えるのだが、LED表示灯に 「ランプテスト」 押しボタンは必要なのだろうか? 客先の仕様書を見ると、たとえLED表示灯でも盤面にランプがあれば、「ランプテスト」PBをつけ る仕様になっているケースがまだまだ多い。 もちろん、LEDにも寿命はある。電球に比べてはるかに長いとはいえ、いずれ劣化して光らなくな る。しかし、それは電球のフィラメントが切れるように、ある日突然つかなくなるようなものではなく (何らかのトラブルで大電流が流れれば別だが)、徐々に光度が下がっていくものなのだ。LEDの 「寿命」とは明るさの度合い(50%以下とか70%以下とか)であらわされるものであって、プツっと 切れるだろう日までのことをいうのではない。つまり、だんだんと暗くなっていくのであるから、 毎日見てれば分かるだろう。もちろん、毎日見ない盤だって多いだろうし、警報表示灯のように 消えてるのがデフォルトの表示灯もある。しかし、それならLEDは消耗品扱いとして、一定期間で 交換(10年に1度程度でいいのだ)した方が効率がよく現実的なのではないだろうか。 たとえば、シーケンサやアナンシエータから表示灯出力を出しているのならまだ分かるのだが、 単純にハードで構成されたランプテスト回路 ( 多くはDC24V回路 ) には、回りこみ防止のために、 ダイオードをつけることになる。 ところで、LEDもまたダイオード ( 発光ダイオード ) である。 ・・・ん? ダイオードが切れているかどうか調べるための回路にダイオードを使う? そりゃ、ごく普通のダイオードの方が、LEDに使われる 脆弱な発光ダイオードより丈夫なので理屈上はおかしくないのだが、なんか、腑に落ちないんだよなあ・・・。 |