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12月31日(水)  今年最後の更新です

  穏やかな年の瀬です。ほとんど家にはいませんが。

  この 『 猫に鈍器 』 も丸8年になりました。8年と言えば、W杯2回分、100歳の人が108歳になるくらいの歳月です。
  来年もまた、ニッチにやっていきたいと思います。

  
では皆様、よいお年を! ( ´ ▽ ` )ノ




 
12月28日(日)  お疲れ様でした

  当社は昨日で仕事納め。最終日は例年、全員で大掃除とその後は納会です。もっとも今年は現場に出ている人間も多く、
 私も昨日は現場で深夜まで作業、結局帰れず1泊し、今朝は帰りがけに重い荷物と作業着 ( 防塵メガネつき ) のまま中山へ。

有馬2014

  
結果は惨敗 ( 2年ぶり16度目 )。

  ジェンティルから流したのに、抜け目でした。 (つД`)

  ということで、休み中に呼び出し食らわなければ、年内の業務はこれで終了です。
  お世話になった皆様、1年間ありがとうございました。




 
12月23日(火)  三菱シーケンサとデジタルGPをシリアルで通信する

  電車の中で本読んでる人って、少なくなったな。

  久しぶりすぎて忘れてたので、設定とかの覚書。
  シーケンサはMELSECのQシリーズでC24シリアルユニット使用。タッチパネルはGP2000シリーズ。通信はRS422で1対1。



  タッチパネル ( ツールは ProPBV )側の設定。接続相手は、QnA ( LINK )。



  1対1なので、号機設定は 「 0 」。
  なお、もし本体側の設定が 「 0 」 以外になっている場合、「 システム設定 」 を転送しないと反映されないので注意。



  タッチパネル側のシリアル通信設定。タッチパネル本体のシステム画面で設定してもよし。
  シーケンサの通信設定もこれに合わせる。設定はインテリジェントスイッチ設定で。C24の2チャンネル側を使っているので
 こんな感じ。プロトコル形式4使用。



  以上で設定は終わり。もちろん、通信プログラムは不要。

  接続図。ケーブルを自作する場合。なお、シーケンサ側には、330Ωの終端抵抗必要 ( 距離短ければ、なくても通信はできる )。
  シールドは、タッチパネル側はFGに落とさないこと。



  以上で終了。
  久しぶりでつながんねーぞ、ちくしょう! 専用接続ケーブルもねーぞ、べらんめい! な人は、これでやってみてください。

  ひと昔前は、シーケンサ、タッチパネル間の接続って、この方式 ( シリアルユニット使って1対1 ) が一番多かった気がする。
  今は、Ethernet その他のネットワークに乗っけるか、1対1ならバスや直結が多いかなあ。接続専用のユニット不要になるし。

  そういや、新聞や雑誌広げてる人も見かけなくなったな。みんなスマホ。
  スマホのいいところは、いい年した大人が必死こいてゲームやってても、傍からは何やってるか分からないところだよね。
  これがもし携帯ゲーム機を必死に操作してる姿だったら、やっぱ 「 うわあ・・・ 」 て感じで、理屈抜きでちょっと引いちゃうじゃん。




 
12月21日(日)  MELSEC のシリーズ

  というわけで、初めて扱う人にはピンとないMELSECシーケンサの概要をざっくりと。

  
Rシリーズ
     最新シリーズ。普及するのはこれからで、発展途上という感じ。
     マルチCPUでサーボなんかやる時はいいかもしんない。Qシリーズよりかなり高速。
     機種自体は、まださほど多くない。
        対応ツール : GX Works3

  
QシリーズA小型
     現行の主力機種で、国内で使われているシーケンサの半数以上はこれじゃないかと
     思われる。ベーシック、ハイパフォーマンス、ユニバーサル、計装、高速 ・・・ と
     機種豊富な上に、プログラム容量 ( と価格 ) による細分化もすごい。
     その中でも現在の主要機種は、ユニバーサルタイプと思われる。
        対応ツール : GX Works2 ・ GX Developer

  
Lシリーズ
     キーエンスKV の対抗機種としてリリースされた ( というウワサ )、ベースなしの
     勘合タイプ。CPUにシリアルだとかCC−Linkとか I/Oとか内蔵してて、
     システムによっては、Qシリーズで構成するより安いですよってお話。
     現場でこれを見かけたら、その日はラッキー。
        対応ツール : GX Works2 ・ GX Developer

  
Aシリーズ
     一世を風靡した大ベテラン。大型と小型がある。
     現在は生産中止が進んでいて、Qシリーズへの置き換え化が激しくなっているところ
     だが、いまだ現役バリバリ壊れたらどうしような現場も数多い。
        対応ツール : GX Developer

  
FXシリーズ
     マネーゲームでも戦闘機でもない。CPUと I/O一体型。さほどプログラム容量を
     要せず、I/O点数も少ない場合にお安くすませるためのタイプ。しかし、上位機種は
     拡張性もありQシリーズより優秀な面もあって侮れない。FX好きは結構多い。
        対応ツール : GX Works2 ( 機種によって制限あり ) ・ GX Developer

  
Kシリーズ
     化石。


  年内予定の現場がいくつか、来年に延びたりしてまして、まあ、年末の風物詩ですね。
  ではいよいよラスト一週間、平和なお正月を迎えるためにがんばりましょう。




 
12月18日(木)  2014年を振り返らない
サエコさん
  『 雀荘のサエコさん 』 など買ってみたり。

  ここ数年振り返ってませんが、今年も振り返らないです。
  まだまだ年内あちこち転々としなくちゃいけないし、全然年末気分じゃ
 ありません。

  そういや、FXシリーズ、また新しいの出るみたいですね。

   http://www.mitsubishielectric.co.jp/news/2014/1218.html?cid=rss

  iQ−Rシリーズの仲間らしい。
  もう、MELSEC は機種が増えすぎて、何がなんだか ・・・。
  来年は、どんなものが出るんだろう。

  では、残り10日ほど、飲み過ぎないでがんばりましょう。





 
12月13日(土)  無手順というフリーダムにも最低限のルールはある

  明日は丸一日現場なので、今日の仕事帰りに期日前投票に行ってきました。FX3Sと無線センサ
  思えば、こんなこともあったなあ。もう7年以上前か ・・・。  2007年07月26日の項

  FXはこんなので使ってました。パナの無線センサの親機から、シリアル通信で
 データを読み出しています。
  で、読み出しコマンド作成とかアナログデータ処理があるんで、STでラベル使って
 書いてて、完成したところで書きこもうとしたら、「 プロジェクトの復元をできません 」。

    
ひょえええええ〜っ  ( ̄□ ̄;)

  って感じで、全部ベタで書きなおし。もちろん、ラベルで書き込んでもちゃんと
 動くんですけど、ソース復元できないなんて、イヤじゃないですか。

  んじゃ、できるだけちゃんと投票には行きましょうね。




 
12月11日(木)  BLUE

  
インフルエンザ こえええええええっ  (;゜〇゜)

  そうでなくても、寒いの超苦手で冬はブルーだ。ブルーと言えば、そろそろ 
BLUE が出るのかな。
   http://www.proface.co.jp/files/pdf/product/solution/BLUE_pre_09.pdf ( PDF )

  年末に向けて、あれこれこまごまと忙しいです。インフルエンザにでもかかったら、ほんとに真っ青になるなあ。
  来年はもう、かなりの大物のお仕事が入る予定になっていて、今抱えているあれこれはできるだけ早めにケリつけておきたいで ブルー。
 ( 萌え語尾 )

  ではあと半月ちょっと、体調に気を付けてがんばりましょう。




 
12月08日(月)  大切に保管してね

  
デスパイネ残留 キタ━━━(゚∀゚)━━━ !!

  などと浮かれていたら、うっかり食らってしまいました。

FX3S


  久しぶりにFXやってて、 
「 プロジェクトを復元できません 」 の白旗。
  3U、3Gならいいんだけど、3Sはダメだったんだ、まだ。   (2011年11月22日の項
  使えない命令語もいっぱいあるし、3Sと3U、3Gではだいぶ格差があるんですね。ハード的には、ミニUSBが使えるようになってて
 ナイスですけど。

  それは仕方ないとしても ( 価格とのトレードオフだから )、ラベルありで作ったプログラムをラベルなしに変換できないのが辛すぎる
 ( 実際にラベル使ってなくてもダメなんだよな )。それとも、もしかして方法があるのかなあ。

  ま、何にしてもFX使う時は、機種によって、できることできないことの差が結構あるので注意しましょう。

  ではまた。




 
12月03日(水)  年末年始のお知らせ
火星の人
  弊社の年末年始休暇は  
12月28日 〜 1月4日 になります。


  最近読んだ本など。
     卵をめぐる祖父の戦争 ・・・ ◎
     蜩ノ記 ・・・ ○
     パインズ ・・・ △
     水族館ガール ・・・ △
     それをお金で買いますか ・・・ ○
     火星の人 ・・・ ◎◎    超おすすめ!
     盤上の夜 ・・・ ◎
     生存者ゼロ ・・・ △


  早速、選挙カーがやかましいですね。
  もし本当に景気回復してるなら、いったい誰が儲けてるの?





 
11月30日(日)  システム画面の呼び出し方

  ロールキャベツを作ったはずが、ただのひき肉とキャベツの鍋料理になっていたでござる、の巻。

  覚書として、タッチパネルのシステム画面 ( メーカーによって呼び方は違います ) の呼び出し方。

三菱 GT2000シリーズ、GT16シリーズ の場合


左上隅をタッチします。
三菱 GT15シリーズ、GOT900シリーズ の場合


左上隅と右上隅を同時にタッチします。



OMRON NSシリーズの場合


4隅の任意2点を同時にタッチます。
キーエンス VTシリーズ の場合


任意の1点 ( スイッチがない場所 )を

  ・ 3秒以上押しながら右上隅をタッチ。
  ・ 3秒以上押してから指を離し、1秒以内に右上隅を
    タッチ。

機種によって2パターンあります。
デジタル GP2000シリーズ、GP77シリーズ の場合


まず右下隅をタッチしつつ、右上隅、左下隅の計3点を同時に
タッチします。

マニュアルだと上記3点だけど、4隅の任意3点なら
どの組み合わせでもいいっぽい気もする。
デジタル GP3000シリーズ、4000シリーズ の場合


左上隅 → 右下隅、または右上隅 → 左下隅
と、対角に 0.5秒以内にタッチします。


  昔は2点押し、3点押しが多かったですけど、アナログ抵抗膜式の機種が主流になるにつれて、基本は1点押しに ( アナログ式は
 2点押しできないから )。
  あと、電源投入時に隅を1点タッチしてるとシステム画面で立ち上がる、というパターンも多いですね。

  なお、設定によってタッチする隅を変更できたり、タイマやパスワード持たせたりできる機種もあるので、注意しましょう。
  こういうデフォルト設定は変更するべきではないというのが個人的な意見ですが ( お客さんの要望がある場合は仕方ない )、
 変えちゃう人、いるんですよね。

  あと、押し方のコツは 
ほんとにぎりぎり隅をタッチ すること。
  外角低めいっぱいボールになっても仕方ない、くらいの感じで。

  さあ、残り1カ月、最後の気力を振りしぼってがんばりましょうか。




 
11月29日(土)  PLCの本
PLC本
  こんな本もあるみたいですよ。FAL2で知りました。
      http://www.it-book.co.jp/books/037.html
  MELSEC 専用機って感じみたいだけど、この手の本はあんまり一般的すぎても実用的でないので、
 いいんじゃないでしょうか。

  会社としてきちんと教育体制が整っていたり、きちんと実務を通して先輩が教えてくれるような
 会社では、こんな本なんか読んでるより実物いじり倒した方が圧倒的に習得は早いのですが、
 そうでない環境の人には有用ですよね。
  たとえば機械屋さんやコンピュータ屋さん、保全担当者など、本業ではないけど必要に迫られて、
 あるいは自身のスキルアップのため、あるいは単なる好奇心や向上心でシーケンサ覚えようと
 しても、周囲に詳しい人もいなけりゃ、もちろん実機なんかない。そんな場合の窓口は多ければ
 多いほどよいですよね。
  もっとも、今はネットがあるので、根気さえあれば無料でそれなりに学習素材はそろえられます。
  3200円が高いかどうかは、役にたて方しだいですね。

  では、よい週末を。 ( ´ ▽ ` )ノ





 
11月25日(火)  自撮りメカ

  見ル野さんのWebマンガ。    http://deviceplus.jp/category/comic/
  そうでなくても 『 ハルロック 』 のせいで ○十年ぶりに電子工作熱が再燃しそうなのに、とにかく無性に何か作りたくなってしまう。

  とりあえず、
ロールキャベツ でも作るか ・・・。


知らん

  すまん、今ちょっと腹減っててな。ロールキャベツの、肉とキャベツの黄金比測定器なんてどうかな。




 
11月24日(月)  認識できない

  ようやくちょっと落ち着いてきましたが、寒いのでテンション低い。
 どれくらい低いかと言うと、男だけでやってるツイスターゲームくらい低い。

  で、GT16使ってて、GT16には前面にUSBポートがあって ( PC
 つなぐハーフピッチじゃなくてメモリ差すとこ )、そこにUSBメモリ突っ込んで
 データの読み書きができます。
  USBからプロジェクトデータをダウンロードしたりはもちろん、CFカード
 に保存したロギングデータや画像ファイルをコピーしたりもできます。
 従って、たとえばロギングファイルなどはCFカード抜かなくてもUSB
 メモリでデータを引っ張りだせるので、とても便利です。

  それはとてもありがたいんだけども、USBメモリによっては、認識できたり
 できなかったり、全く認識してくれないものもあるみたい。
  どうやら、セキュリティ機能を持ったUSBだと、認識がうまくできないことが
 多いようです。USB差し込んでもなかなか認識がうまくいかない場合は、
 GOTの設定なんかよりも、USBを変えた方が早いでしょう。
  セキュリティ付きを使わざるをえないなら、相性のいいものを探すしか
 ないようですね、今のところ。
  あと、GTのバージョンによっては、USBの容量制限もあるみたいですね。


  今年もあと一カ月ちょっと。男だけでやってる王様ゲームくらいテンション低いですが、最後まで気を抜かずにがんばりましょうか。




 
11月18日(火)  使い回して最終回

  電源ランプがさあ、高さセンター位置にあるタッチパネルっていいよねえ。ほら、盤の
 寸法検査の時とかさあ。

  さて、OMRONさんの 「 PLCモーション制御プログラミング入門 」 もいつの間にやら
 もう最終回。最終回は、「 PLCベンダー間でのプログラム再利用性 」 という、一連の連載に
 おける、ある意味で非常に本質的なテーマです。
  ただ、内容はあんまり深く踏み込んでなくて、 PLCopen の宣伝みたいなお話。でも、紹介
 されてる動画はちょっと面白いです。
  ST言語で作ったプログラムをを5社で使い回してみましょう、ほらできました、という。
 何を持って 「 面白い 」という感想に至ったかは、ご想像にお任せします。
  ただ、メーカーさんが今後の動向に指針を示してくれるのはありがたいですね。
  今後もこうした記事は是非掲載してほしいです。


  http://www.fa.omron.co.jp/guide/solution/sysmac/technology/programming/motioncontrol_fb/program_reuse.html




 
11月16日(日)  コンフィギュレーション機能を使おう

  寒いよー。

  Developer ではなくWorks2 を使うメリットのひとつに、コンフィギュレーション機能内蔵というのがあるのですけど、
 気づいてないと思われる人もいるようなので、ちょっと紹介。
  コンフィギュレーション機能と言うのは、インテリジェント機能ユニットの設定やプログラムを、パラメータ設定ですませてしまうことが
 できるというものです。Developer では、必要な機能 ( 特殊ユニット ) ごとに別ソフトをインストールする必要がありましたが、
 Worksではこれが内蔵されています。

  インテリジェント機能ユニットの、「 新規ユニット追加 」 をします。



  使えるコンフィギュレーションが出てきます。簡単なところで、アナログユニットを選んでみましょう。



  うーん、デバイスネットやPROFI がないのは、大人の事情かしら。 (´Д` )



  ユニットを選択すると、こんなふうに設定項目が出てきます。



  変換許可や平均処理の仕方だとか ・・・・・・



  読み出し値などのアドレス指定ができます。
  ここで設定したパラメータは、自動的にパラメータの I/O割り付けやスイッチ設定に反映されます。
  スイッチ設定なんかは、これまでマニュアル見ながら16進換算したりしてましたよね。もう、そんな手間は不要。



  もちろん、ここで設定したものは、ラダーで書く必要がなくなります。変換許可やサンプリング処理、高分解能モードとかの
 イニシャル設定など、FROM−TO やバッファアドレス読み書きしていたラダーが大幅に不要になります。わーい。

  さらに嬉しい要素として、該当ユニットのシステムデバイスコメントやバッファアドレスコメントも、自動的に読み出すことができます。
  コメントで右クリック  → 「 サンプルコメントの流用 」 → 「 インテリジェント機能ユニット 」



  今までマニュアル見ながら手打ちしてたコメントがごっそりと一発入力。もう一回、わーい。





  まあ、デメリットがあるとすれば、プログラムではなくパラメータ扱いになるので、オンラインモードで何か変更したい場合
 ( イニシャル設定の変更とか ) は工夫が必要になるかも、まあ、あんまそんなケースはないけど。
  あとは、たとえばこのADユニットの場合で言えば、読み出しタイミングだとか読み出し条件、ユニットエラー発生時のクリア処理なんかは
 結局プログラムで書く必要があるので、ユニットの基本的な処理に対して、パラメータとプログラムの双方が必要になるということかな。
 コンフィギュレータ ( ユーティリティパッケージ ) が嫌いな人は、この 「 分散して設定処理する 」 というのがイヤなんでしょうね。

  ということで、ようやく寝違えも治ってきました。ほんと痛かった。あばら抜きやられた時くらい、痛かったです。



  ではまた。




 
11月11日(火)  配線器具の日

  痛いよー痛いよーたすけてー。 (T△T)

  ということで、毎年くどいですが今日は 
配線器具の日 です。 http://www.jewa.or.jp/topics/11_11.html
  「 折り紙の日 」 とか 「 ポッキーの日 」 でもあるらしいですが、どうでもいいです。コンセント
  もっとも、「 11 」 型のコンセント ( タイプA )は海外では少数派のようですけどね。

  コンセントの 「 11 」 は、長い方 ( 向かって左 ) が接地側 ( N ) で短い方が電圧側 ( L ) です。
  接地側に接続する電線は白、電圧側が黒です。この辺りは、内線規程で決まっている義務事項
 ですので、いいかげんにやっちゃダメよ。
  なんか、オーディオ機器とかでは、コンセントの差し込み方 ( 接地側を考慮 ) によって音質に
 差が出るだのなんだのという話もあるらしいですが、そっち方面は全く疎いので詳しいことは
 知りません。 (´・ω・`)

  なんかもう、首筋が痛いだけじゃなくて、右半身全体が麻痺してる感じになってきた。
  とりあえず ・・・ メシは左手で食う。両利きはこういう時便利だよね。





 
11月09日(日)  景気は回復しているのか

  久しぶりに寝違えて、首がチョー痛い。 ( ;∀;)

    
咳をしてもずきり

  ところで、あれって山頭火じゃなかったのね。つい最近まで勘違いしてたわ。
  そんなことはどうでもよくて、いや、痛くて痛くてどうでもよくはないんだけれども、この業界の景気は回復しているのか。

   http://www.neca.or.jp/wp-content/uploads/NewsRelease_statistics_2014_2Q.pdf  ( PDF )

  NECAのこれなんか見ると、前年比としては上昇しているっぽい。
  もっとも、盤屋さんに限って言えば、盤屋さんというのはある程度特定の客先 ( 業界 )をメインにしている会社が多いと思うので、
 その業界 ( エンドユーザー ) の景気によって大きく左右されてしまう。従って、十把一絡げで景気がいいとか悪いとかいうのは、
 あんまり意味ないです。
  でもって、たとえその業界の景気がよくなっていたとしても、不景気時代のまんま値段は叩かれるので、忙しいだけで全然儲からない。

  ということで、ますます首が回らなくなりそうですが、とりあえず目の前の一週間をまた頑張りましょう。




 
11月05日(水)  新機種情報

  盤屋さんに必要なドラクエ呪文。

  
ピオリム     納期前々日に。
  
ベホマズン   納期前日に。
  
ザメハ       納期前夜に。
  
ザオリク     納期当日に。


  そんなことはどうでもよくて、OMRONさんから新しいタッチパネル
 出てましたね。
    http://www.fa.omron.co.jp/products/family/3405/
  デザインもなかなかお洒落ですね。あんまりFA現場っぽくない
 とこが個人的には好みです。でも、マルチベンダーには背を
 向けてるのかしら。
  タッチパネルの世界にまでオブジェクト指向かよ、という気も
 しますが、

    ・ マクロ化
    ・ 動画やドキュメントをスムーズに表示
    ・ 無線でスマホ、タブレット連携
    ・ スクリプト利用で機能拡張
    ・ ゲートウェイ機能の強化

  このあたりの潮流は止まらなくなりそうですね。
  キーエンスさん、ちょっと出遅れてる? それとも、他社動向を見ながら虎視眈々と新機種開発中かな。




 
10月29日(水)  ライブラリを使ってみる その2

  防寒着出すか ・・・・・・。

  ライブラリを使ってみよう、ということで、以前OMRONをやったので ( 2009年12月23日の項 )、一応MELSECでも。

  まず、三菱のサイト ( MELFANS ) から、「 ダウンロード 」 → 「 サンプルライブラリ他を探す 」 → 「 MELSEC−Q 」

MELFANSより

  今回は、GX Works2で。こんな感じで、サンプルを探せます。

MELFANSより

  いっぱいありますね。FBタイプと、ラダータイプがあります。両方持ってるサンプルもあります。
  試しに、「 データ操作用FB 」 をダウンロードしましょう。

マニュアルは必ずダウンロードしようね

  FBの詰め合わせです。どんなFBが入っているかは、上図のように一覧できます。
  ここで、ZIPファイルをダウンロードしましょう。その時、忘れずにマニュアルもダウンロードしておきましょう。
  ダウンロードしたら、解凍してインストールします。インストール完了したら、GX Works2を開きます。

いらなくなったらアンインストールできます。

  「 プロジェクト 」 → 「 ライブラリ操作 」 から、「 ライブラリをプロジェクトに取得 」 をクリックします。

ADはあんまり使い道ない

  これまでにダウンロードしてインストールしたライブラリが一覧できます。
  今回ダウンロードした 「 CPU−Data 」 を選択し、「FB一覧更新 」 をクリック。

入れといて損はない

  FBがずらっと出てきました。必要なFBだけチェックしてプロジェクトに取り込むことができます。




中止だってば




  すみません、関係ない画像が紛れ込みました。




ちょっと邪魔くさいかも

  このように、チェックを入れたFBがずらっと取り込まれます。あとは、通常のFBと同じように、プログラムにドラッグすればOK。

インスタンス名はちゃんとつけよう!

  試しに、CRC16算出FBをプログラムシートにドラッグしてみます。

ぺたり

  ぺたり。簡単ですね。 \(⌒○⌒)/
  あとは、一緒にダウンロードしたマニュアル見ながら、必要な入出力をつなぎましょう。

マニュアル

  マニュアルのサンプルラダーを見ながらチマチマ打ち込むよりも手っ取り早いケースも多いですし、他社製品 ( コントローラとか
 バーコードとか ) との接続用ライブラリもありますから、有効活用したら確実に工数が減ります。たとえば、以前も書いた横河の
 UT Advanced との接続ライブラリとかね。位置決め、モーション系も便利だと思います。 (⌒-⌒)

  ということで、今年のクリスマスは中止です。




 
10月26日(日)  年末は何故忙しいのか

  何気なく 「 SM400 」 と打ち込んだらいきなりラベル扱いになってて、「 何でやねん!」 とオシロつないだり
 毒づいたら、今自分が使ってるのはKV STUDIO だったりするわけですよ。

  で、クリスマスとか忘年会とかおせち予約とか目にするようになって、今年の年末も
 色々と追い込まれるんだろうなあ、と。 (;・ω・)
  毎年のように年末は忙しい気がしますが、きっと気のせいで、他の行事があれこれあったり
 正月休みというデッドエンドがあるせいで、妙に追い詰められるような気がするんでしょうね。

  最近、忘年会と同じくらい目につくワードに 「 ビッグデータ 」 というのがあります。
  この業界でも無関係ではいられないようで、
    http://www.fa.omron.co.jp/guide/solution/sysmac/innovation/bigdata.html
  OMRONさんのこの記事なんか読んでも、現場制御システムにも今後影響が拡大しそうです。

  ・・・っつっても、そのビッグデータとやらをどのように収集しどのように活用するかは
 上位レベルの話なんで、現場ローカルとしては、「 どうやって上にデータを送るのか 」 という
 問題でしかないとも言えます。その 「 どうやって上に送るのか 」 という部分も、むしろ、FTPやソケット使って転送したり、
 領域の割り付けを気にしたりすることなく、指定されたデータを指定されたデバイスなりラベルに突っ込めばいいので、
 簡単になるかもしれません。
  
「 ほしいもんあったら、勝手にサイクリックで持ってけや〜!」 ってことですね。

  クリスマスだの忘年会だの正月だのと、いちいちイベントを意識しないで日常業務をこなせるのに似ています。

  ああそう、年末が忙しいのだとしたら、そういうイベント優先で、仕事ほっぽり出す連中がいるせいかもしれません。
 でも、それが悪いことなのかと言えば ・・・ 難しいところですね。




 
10月25日(土)  MS−Nシリーズ生産中止

  ドラフトの後に日本シリーズって、いまだに違和感があるな・・・。

  ということで、三菱のマグネット MS−Nシリーズがあと1年で生産中止だそうですね。もう新型のMS−Tシリーズに移り変わって
 ますが、開閉器は25、接触器は28より大きなタイプはまだTシリーズがないのでSシリーズのまま。スターデルタなんかだと、
 SシリーズとTシリーズが混在する、なんてケースも出てきそうです。

マグネット

  あと、三菱もマニュアルモータスターター出したんですね。知らんかった。まあ、MMSはあんまり使うことないけどね。
  それより、トップランナーモータ化で、始動電流や消費電力が増えることがある、という話の方がアッチョンプリケですね。 )^o^(

  では、よい休日を。




 
10月23日(木)  展示会情報

  寒くてもう、活動停止したい ・・・。
  ところが、現場を転々としているうちに新しいお仕事がドカドカ入ってきていて、年末に向けて大変そうです。
  それもソフトばっかやあ ・・・。 (;><)

  JIMTOF2014  http://www.jimtof.org/jap/index.aspx
  「 国際工作機械見本市 」って言った方が通りがいいですね。来週です。週末もやってますから、お散歩気分で行ってもいいですね。




 
10月20日(月)  グッドデザイン賞

  結局終わってみれば、巨人 vs ホークスか ・・・。    
え、巨人じゃないの!? ( ̄□ ̄;)

  すみません、CSにも出れない分際で皮肉言いました。マリーンズは何やってるかと言うと、今年のプロデュース選手権は
 お好み焼きです。   http://www.tobu-dept.jp/funabashi/ichioshi/m_menu.html

東武7F

  それはそれとして、今年のグッドデザイン賞、FA関連ではMELSEC いっぱいですね。iQ−R、GOT2000、インバータ800、と。
   http://www.g-mark.org/award/describe/41262?token=HpTibTIFgS
  なんか、色々と書いてあること読んでも 「 ふ〜ん 」 としか言いようがないのですが、まあ、PLC を見た目のカッコ良さで選ぶ
 ユーザーなんぞいないよね。 (;・ω・)




 
10月19日(日)  古いケーブルも大切にしよう

  まだまだ転々としています。
コタツ出したよ! \(⌒○⌒)/

  そうそう、先日、ProPBVを64bitでも使えたと書きましたけど、実際のところは、USBケーブル ( GPW−CB03 ) はドライバが
 インストールできなかったんだ。

通信ケーブル

  写真の左のやつね。もしかしたら、ドライバ古いのかもしれないけど、デジタルのHPによれば、そもそもProPBVは64bit機には
 対応してないっぽい ( 何故か英語版は対応してる。ただし、64bit英語版でも、XPモードじゃないとGPW−CB03は未対応)。
  なもんで、もっと古いシリアル転送ケーブル引っ張りだしたの。それに、市販のUSB−シリアル変換器くっつけて ( 写真右ね )
 試してみたら、あっさり通信できましたとさ、というお話。
  64bit機でProPBVが使えないと困ってる人は、こっちで試してみてください。

  ではまた一週間、しぶしぶ頑張りましょう。




 
10月13日(日)  何故ダクトはパンパンなのか

  現場を転々としているのでちょっとご無沙汰してしまいました。まだしばらくの間転々としています。あ、君津とかにも行ってました。
 そういえば、君津 ( と木更津 ) に 「てんてん 」 という人気のたこ焼き屋さんがあります。だから何なんだよって。

  制御盤内の配線には束配線式とダクト式がありますが、まあ通常は合成樹脂製のダクト
 配線ダクト使います。ダクトにも結構種類がありますが、形状などは特にJIS、JEMの規格では
 定められていないものの、まあ似たようなシロモノです ( UL規格はありますよ )。
  そして、制御盤のダクト内はたいていパンパンです。
  台風来たら武蔵野線と東西線が止まるくらい当たり前にパンパンです。ちなみに、久留里線は
 台風来なくても止まってます。

  何故パンパンなのか。通常、目安は40〜50%以内なんですけどね。
  うーん、好きでパンパンなわけではありません。理由はひとつ。盤自体が狭いから。
 コストダウンやら省スペースやらで盤サイズをギリギリ ( 以下 ) にまで小さくした挙句、
 そのしわ寄せがダクト内に押し寄せると思っていただければ結構です。
  あえて言いますが、盤をできるだけ小さくしよう! なんて考えて幅の狭いダクトをあえて
 選定する盤屋さんなんて、 ( ごく一部の例外を除き )いません。
  「 もっと小さくしてよ!」 というご要望や、仕様見た瞬間に立ちくらみするような盤寸法を
 提示された結果です。

  工事屋さんには、本当に申し訳なく思ってるんですよ。それでも少しでも配線しやすいように工夫しているのです。
  だから許してね。 (´・ω・`)




 
10月06日(月)  ProPBVをインストール

  武蔵野線が当たり前のように遅延していた台風一過、ご無事でしたでしょうか。

  さて、実はこれまでProPBV はPCにインストールしていなかったのですが、必要に迫られてインストール。Windows7 64bit
 でも大丈夫かいな、などと不安に思いましたけど、インストールも機器との通信も問題ありませんでした。久しぶりに、あの丸コネクタ
 引っ張り出した。 (´Д` )

PBV

  ProPBVはずいぶん使いました。
  10年くらい前までは、
「 FAタッチパネルと言えばデジタル!」 という感じでしたもんね。当初は、あの 「 タグ 」 という
 手法に手こずった覚えもあります。

  結局のところ、古いアプリケーションとはなかなかお別れできないですね。Windows OSの問題さえなければ、それもまあ仕方ない
 ものとは諦めつつあるけど ・・・ うーん、完全互換のソフト作るのってコストに見合わないんですかね。
  機器自体は更新するとしても、既設からデータだけはアップロードしたい、ってケースはとても多いですから。




 
10月05日(日)  ログ

   
台風キタ━━━━━━( ゚д゚ )━━━━━━ !!

GG  GGも戦力外かあ ・・・。
  ありし日のサイン会の時の写真など。ちなみに左は細谷選手。

  忘れてたけど、また先月までを過去ログに移しました。この作業が
 結構手間かかるのよ。

  ログと言えば、最近シーケンサでもログとるような仕事増えてますね。
  理由は色々、ログの取り方も色々、人生色々咲き乱れますが、
 基本的にシーケンサ・タッチパネルは大容量のログの蓄積と、それを
 手軽に閲覧、加工するようなシステムには向いていません。いくらPLCの
 メモリが増え様々なストレージが使えてタッチパネルが高機能になっても、
 パソコンのそれにはとてもかなわない。
  と言うより、VBでも使えばそれなりに簡単に高機能なログアプリが
 作れるようなものでも、それをシーケンサ+タッチパネルでやろうと
 思えば、えらい手間食うわけです。素直にデータロガー使ってください。

  これからしばらく、現場を転々とする日々になります。
  のっけから台風とはテンション下がるなー。ではまた。





 
10月01日(水)  SSRの導通チェック

  野球も終わりやなあ。SSRでも仕事は終わらんなあ。ちまちまラダー打ち続けて
 出てきた言葉が、

    
一緒や! 打っても!

  まあ、いつも同じシーンを見ている気もするが。

  ということで、SSRの動作チェックは、有接点リレーと違って、テスターで
 抵抗あたったり導通チェックモードでは調べられません。
  実際に負荷つないで出力端子間の電圧あたります。負荷のない状態で
 I/Oチェックしたりする時は、ちょっと手間ですね。
  負荷つないで電圧かけると、ON時はほぼ0V、OFF時はほぼ電源電圧に
 なります。
  あと、SSRは交流負荷用で直流負荷開閉しようとすると、とんでもないことに
 なるので注意しませう。

  それはそれとして、デスパイネが残ってくれますように。 (-人-)