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03月31日(火)  はるかな尾瀬

      あけたら、しめる!! (#゚Д゚)

  ダルい男情報。東田研の第11話がUPされています。つか、もう10日以上前に公開されてた。気づかんかった。

    http://www.tepco.co.jp/pavilion/energy/

  今回のテーマは、「 自然の楽園を守るために 〜 尾瀬の保護活動篇 〜 」。

驚き方もダルい・・・

  国立公園尾瀬の土地の4割が、実は電力会社の所有だということが明かされる今回は・・・どうしたんだ、どんどん原発推進から離れていくぞ。
  あと、オープニングの 
「 ドン、ドン、ドン  ・・・ ひがしだ、けん 」 という名調子がなくなって寂しいっす。
  今回は、それだけ。




 03月30日(月)  IEC プログラミングの本

  午前様になってしまった。少なくとも、今の俺には 「 不景気 」 なんて異世界の言葉。

IECを用いたPLCプログラミング    こんな本もあるんだね。書店で見かけたことはない。もちろん読んだこともないので、どんなことが書いて
  あるかは知りません。著者がドイツ人 ( = シーメンスか? ) で、訳はPLC Open JAPAN ってあたりで、
  何となく想像はつくけど。
   めっちゃ高い。4410円。サバ味噌何食分だよ・・・ (つд`)

   結局さ、ラダーやFBDみたいなグラフィック言語を、いかにしてテキスト化しましょうか、って話なんだよね。
   PLCベンダーが、てんでバラバラに開発してきたツケが回ってきているわけよ。もっとも、それが悪いことだとは
  これまで全然思われていなかったわけで ( 開発側もユーザー側も )、「 効率化 」 っていうお題目を唱えざるを
  えない状況になった時にようやく慌てふためいているわけ。誰が慌てふためいているかといえば、「 業界 」 という
  得体の知れない存在なんだけどね。

   そんなに急いでどこへ行く。




 03月29日(日)  FA現場のP ID制御 その1

   またサバ味噌か・・・ (T▽T

コントローラ    FAでコントローラというと、大きな ( 縦長の ) いわゆるワンループ・コントローラより、
  こんな指示調節計器を使うことが多いです。最近ではかなり高機能になっているので、従来のワン
  ループの代用にも充分になりえるようになってきました。メーカーとしては、横河、山武、チノー
  とかが強いんでしょうか。中には、プログラムを持てるプログラム調節計というものもあります。
   温度制御の場合は、流量だとか圧力だとかよりは求められる機能が少ないため、機能をしぼって
  その分価格が安い 「 温調計 」 と一般的に呼ばれるものもあります。温調計は、OMRONとかも
  強いですね。ちなみに写真は、左がOMRONの温調計、右が横河の指示調節計で流量制御に
  使っています。
   今はもう、ワンループ、指示調節計、温調計だのと垣根もなくなりつつあるような気がします。

  計装PLC 、横河のFA−M3にあるようなPID ユニットで、PLCでもループ制御はできるようになっていますが、その場合はどうしても
 タッチパネル、もしくはSCADAが必要なんですね。設計工数まで考えると、まだまだこうしたコントローラが活躍することは多そうです。

  ということも含めて、FA現場のP ID 制御について紹介したり、あれこれ考えてみようと思います。

  ではまた一週間がんばりましょう。
  4月は綱渡りのようにしてアレコレの仕事をこなしていかなくてはなりません。もう、土日含めて予定びっしり。 (;一_一)




 03月28日(土)  週刊ニパ子ちゃん その19

  まあ、いいんじゃないか。そのうちまとめて語らせてくれ。


週刊ニパ子ちゃん

  さて、今週は休みなしだ。




 03月27日(金)  タッチパネルの選定 最終回

  桜はこんな感じです。もちょい

  最終回は、「 メーカーで選ぶ 」 というお話。
  結論から言っちゃうと、好き好き。特にお奨めもしませんし、批判もしません。ただ、ほとんど馴染み
 ない方のために、一般の評価兼個人的な感想を述べてみると、

  ・ デジタル : 業界最大シェア。専門メーカーだけあって、機能的には文句なし。各社PLCとの
           通信ドライバもほとんど網羅。逆に、詰め込みすぎで使わない機能もとても多い。
           3000シリーズは出だし酷評を受けたが、ハード、ソフトともようやく落ち着いた。
           ブランド力があるので、選定して文句を言われることはまずないと言っていい。
           メモリ増設できないのが、ちょっと痛い。

  ・ 三菱電機 : シーケンサ ( 業界で圧倒的シェア ) との同一メーカーということで選定される
           ケースが多く、確かに組み合わせによるメリットも多い。ソフトは軽いとは言えないが、
           イラつくほどでもなく、慣れると扱いやすい。最近凝りすぎな他メーカーに比べると、
           むしろシンプルなイメージさえある。12型以下はマトリクス式のせいか、デジタル
           3000シリーズに比べると多少だがくっきり見える。他メーカーに比べると、パーツ類がやや貧弱。

  ・ キーエンス : ソフトが扱いやすく、画面もきれい。パーツも種類が多くてとてもきれいだが、背景のグラデーションやら
            パーツデザイナーやらロゴ作成機能やら、ビジュアル面でちょっと凝りすぎな面も。最近かなりシェアを
            伸ばしているらしく、デジタル、三菱からは剣呑な目で見られている。元々PLCより先にタッチパネルを出した
            会社なので、他メーカーとの親和性もOK。
            唐突なモデルチェンジが、ちょっと怖い。

  ・ OMRON : 力を入れてるんだか入れてないんだかよく分からない妙なメーカー。マクロ系に凝っているので、
            慣れると使いやすい反面、初心者にはちょっと敷居が高いかも。以前の唯我独尊状態から、最近は
            他メーカーPLC との接続にもやっと本腰を入れ出した感じ。モデルチェンジすると新旧互換の
            難しいケースがあるので要注意だったが、それも最近はあらためつつあるよう。
            PLC がOMRONなら、メリット多し。

  ・ 発紘電機 : マニア向け的なポジション。ファンクションキーがあったり、アナログ式とマトリクス式を選べたりとか、
           他社にないウリをちょこちょこと持っている。シェアはさほどでもないが、「 発紘好き 」 は結構多く、デジタルとは
           違った意味でのブランド力がある。現在は富士電機の連結子会社という位置付けで、富士電機制御に
           OEM提供をしながら、各々別ブランドで市場展開しているというあたり、なんか微妙。

  あくまで、ちょっとした参考程度にしてください。
  では、シーユーレイター、アリゲーター ヽ(^。^)丿   明日はバーレーン戦!!




 03月26日(木)  シミュレーション その3

  高速値下げ、1000円乗り放題で利用客急増、ETC 割引で店頭品切れ ・・・・・・結局、C O2を撒き散らすことが
 「 景気がいい 」 ってことなのですか? あれほど大騒ぎしていた 「 エコ 」 はどこ行ったんですか? 別に皮肉じゃないです。
 答えを知りたいだけなんだ。

シミュレーション    現在、シミュレーション室はご覧のありさまで、大変賑わっております。
   コンピュータにしろPLC にしろ、プログラミングとは要するにデバッグ作業のことです。
  だって、仕様書やフロー見た瞬間に、頭ん中ではもうプログラム完成してますもん!

   PLC とタッチパネルの通信みたいな単純で基本的なことだって、なかなか上手くいかない
  ことってあるわけですよ。一度ハマッちゃうと、それだけで何時間もかかったりする。特に、
  シリアル通信の場合は、Dsubのピンアサインひとつ間違えて半田しただけで、もう泥沼
  だったりとか。
   イーサだって、たとえば三菱シーケンサとデジタルのGPで組もうとするでしょ? 
  シーケンサ側のポートNo.設定は16進、デジタル側のそれは10進がデフォルトなんで
  すよ。だから、シーケンサで 「 2000 」 とポートNo.をふったら、タッチパネル側では
  「 8192 」 とふらなくちゃいけない。一度知ってしまえばそれだけの話だけど、ここで
  引っかかった人だって、決して少なくないと思いますよ。

  たかが基本的なパラメータ設定でこれだから、あとは推して知るべし。・・・でもね、シミュレーションは好きなんす。 (*'-'*)




 03月25日(水)  業務連絡

  今日はデジタルさんが来てくれて ・・・・・・ えーと。世間話しました。
  GP−ProEX Ver.2.5 は大丈夫ですか? と尋ねたら、「
たぶん大丈夫です! 」 と答えてくれました。

  えー、業務連絡。でんわこない
  本日、社員全員に業務用の携帯電話が配られました。当社はこれまで、会社の携帯を持っているのは営業他
 一部の人間だけで、我々は個人の携帯を使ってましたが、技術部員も全員持つことになります。関係者各位には、
 ちょっとだけ面倒な思いをさせてしまうかもしれませんが、あらかじめご了承ください。

  ・・・つか、俺は3台目だ ・・・。3台も持って歩けねーよ、どうしよ。 
(,,-_-)





 03月24日(火)  FG と LG

  今日は日中、仕事が手につかない人多かったろうなあ。こんな雰囲気は、久しぶりですね。ともあれ、ナイスゲームでした。

  こないだ ( FGとSG ) の話のちょっと補足。電源ユニット
  PLC の電源ユニットにはたいてい2つの接地端子があります。「 FG 」 端子と 「 LG 」 端子です。
 FGは先回同様フレームグラウンドですが、「 LG 」 というのは電源ユニットが内部に持っている
 ラインフィルタ ( ノイズフィルタ )用の接地端子です。電源ノイズによる誤動作抑制に効果がある
 場合があります。ただ、SGと同じで、状況によってはむしろ接地に落とさず浮かせておいた方が
 良いケースもありますが、LGをFGとつなぐことで問題が発生するような現場は、はっきり言って
 ちょっとヤバいです。通常は、FGとLGはジャンパして、筐体接地に落とすのが一般的です。

  最近のPLCは、あえて筐体から浮かせて取り付けられる構造になっているので、FGは必ず
 接地端子に落とします。

  あ、今日はOMRONさんが最新のパワーサプライとかの商品説明に来てくれました。
  ・・・ 最近、メーカーさんや代理店さんの窓口になっちゃってるような気がする。なんでだろ。




 03月23日(月)  PLCプログラムの管理 その3

  いやあ、今朝は強風で電車止まっちゃってえらい目にあった。

桜   東京の桜はまだこんな感じです。

  プログラムのバックアップの方法をどうするか、という話ですが、これはもう、サラッと。
  結局のところ、自分のパソコン以外の何かにデータを保存しておくということにすぎません。もう
 さすがにフロッピー使うところは少ないでしょうから、DVDかCD−ROM、MO、あとはUSB
 メモリやCFカードなんかも、容量が大きくなって信頼性も増しましたね。それから、会社のサーバー
 とか、外付けのハードディスク。パソコン2台持ってる人もいるでしょうし。

  何に、どの程度の頻度で、どんなドキュメントをつけて・・・などということは、各個人及び会社に
 おいてやり方も決まっているでしょうから、特にここで推奨するような方法もありません。
  そうした目的に開発された管理ソフトなんてのも、昨今はあるようです。

  他に、PLC は複数のメモリを持っているものも多いので、それを利用する手もあります。例えば、RAMだけでなく、ROMにも
 入れておく。あるいは、現在はほぼどのメーカーのPLC もC Fカードその他のメモリカードを差し込めますので、カードにプログラム
 ( というか、パラメータ等を含むプロジェクトファイル ) を入れちゃう。カードに入れておけば、CPU本体が壊れてもデータはカードに
 残ってますし、CPU交換の際はカードをそのまま利用して、プログラムをカードから読み出すという手段も使えます。
  タッチパネルがあれば、タッチパネルのカードに保存しておくというワザもあります。例えば三菱の場合は、GOTにカードを入れておくと、
 GOTのシステム画面から、シーケンサのプログラムをバックアップ、リストアできる機能があります。

  こうした方法は、正直、個人的には 「 そこまでするか! 」 という気もしますし、ISO 的には恐らく邪道です。だって、タッチパネルがない
 システムだって多いでしょうし、PLC のメモリカードを利用するなら、どんな仕事でも必ず入れるようにしておかないといけない。PLC の
 複数メモリも、メーカーによってメモリ構造が違うので、違うやり方になってしまいます。
  現場ごとにバックアップ方法がてんでバラバラになっちゃうのはまずいです。やっぱりこういうのは、決め事を作って、どんな場合でも
 共通したやり方をとれないといけませんものね。PLC やタッチパネルのカードをバックアップに使うのは、あくまでオマケにしておきましょう。




 03月22日(日)  ラダつく その2 アプリケーションのインストール

  べ、別にこのネタのことを忘れていたわけじゃないんだからねっ! カン違いしないでよねっ!

  というわけで、今回はツールのインストール編です。ただ、Webページ ( MELFANS ) にインストール手順やインストール・
 マニュアルはちゃんと用意されていますので、必ずそちらも併せてご参照ください。特に、Vistaパソコンを使われる方は、
 注意事項をよく読んでくださいね。
  マニュアルは、

  MELFANS ( http://wwwf2.mitsubishielectric.co.jp/melfansweb/index_j.htm ) → 「 FA統合ソフト MELSOFT 」
 → 「 マニュアル 」 で探します。「 大分類 」の項目から、「 GXシリーズ 」 をプルダウンして 「 検索開始 」。

マニュアルをダウンロード

  一番上に出てくるこいつをダウンロードしましょう。
  このマニュアル・ダウンロードは、今後もしょちゅうお世話になることになります。
  さて、では 3月8日の項 でダウンロードしておいたお試し版をインストールしてみます。製品版でも手順は全く同じです。

ダウンロードして解凍したフォルダ   ツール本体 ( GX Developer ) と、シミュレーション用アドイン・ソフト
 ( LLT と呼びます ) がダウンロードされていますか? まず、ツール本体の方を
 インストールします。

sw8d5c-gppw-jフォルダ内    フォルダを開くと、こんな感じです。
   いきなり 「 SETUP.EXE 」 をクリックしてインストール開始する前に、
  まずは 「 EnvMEL 」 というフォルダを開いてください。
   この 「 EnvMEL 」 は、GX Developer だけでなく、タッチパネル
  だとかその他三菱ソフト共通のシステム・アプリケーションです。

   こいつをインストールするのは、本体の後でも先でもいいのですが、
  最初に入れてしまっておきましょうか。
   このフォルダの中にも 「 SETUP.EXE 」 があるので、ダブルクリックで
  インストール開始。
   インストールはすぐに終わります。

ウィザードが立ち上がります    では、本体のインストールをしましょう。
   「 SETUP.EXE 」 をダブルクリック。体験版の場合は、
  わざわざ「 体験版 」 なんて書いてあります。

   なお、常駐ソフト云々の件に関しては、各人の判断にお任せ
  します。
   アンチ・ウィルスソフトとかは、ウィルス・スキャンの真っ最中
  でもない限り、特にコロしておかなくても大丈夫なようですが、
  心配な方は機能を停止させておいてください。

  最初に、名前と会社名を登録するウィンドウが出ます。何でも結構。テキトーに入れちゃってください。

製品版の場合、アップデートするごとにまた記入することになります

  次に、IDを入力するよう求められます。お試し版の場合は、決まったIDです ( 下図のID )。製品版の場合は個別に IDがありますので、
 製品に記載されているIDを入れましょう。 

半角英数ですよ!

  さて次に、下図のようなウィンドウが出てきます。ST言語を使うかどうかの選択です。
デフォルトではチェックが入っていないので、
 チェックを入れて使えるようにしておきましょう。たとえ自分自身はST言語を使わなくても、これを入れておかないと、他人が作った
 ST言語入りプログラムが読み出せません。入れておいて全く損はありません。

ここがデフォルトチェックなしっていうあたりに、三菱のIECへの姿勢が露骨に出てる気がする

  次。次もチェックが入っていませんが、これはチェックしないまま。チェックしちゃうと、読み出し専用になっちゃいます。

モニタだけの現場専用にしたい場合ってことなんでしょうかね

  次。次もチェックしないまま進めます。なんか、DOS時代の名残。もう、これを使うケースなんてほぼありえません。

もうこんな機能いらないだろ・・・

  「 次へ 」 でインストールが開始されますので、あとはナマ暖かく見守っていればOK。

おしまーい

LLTフォルダの中    めでたくインストール完了しました。このまま、シミュレーション・ツールである
  LLTもインストールしちゃいましょう。
   フォルダを開いて、「 SETUP.EXE 」 をダブルクリック。
   今度は、「 EnvMEL 」 のインストールは不要です。

  これで、準備は全て完了。
  じゃあ、起動してみましょう。スタート → すべてのプログラム → MELSOFTアプリケーション → GX Developer

このフォルダ名称は変えない方がいいですよ

  なお、LLTはこのスタートアップメニューにでてくるものではないので、インストールできていないわけではありません。安心してください。
  ちょっと起動してみましょうか。

アイコン類はカスタマイズできます

  ちゃんと起動できましたか? 
  では、今回はここまで。次回は、プログラムの作成の基本に入ります。でも、どうせまた1週間以上あくような気がするので、お試し版の
 使用期限がキレちゃいますね・・・。  ァハハハハハハ( ゚∀゚)八八ノヽノヽノヽノ \ / \/ \





 03月21日(土)  今年度もあと10日

  やっと、『 Op.ローズダスト 』 を読み終わった。面白かったけど、なんかやけに長く感じた。

ちびタッチパネル   近況ですが、じわじわと追い詰められつつあります。 ( ´・ω・)
  不況の影響か確かに、決まっていた仕事が延期になったり 規模が縮小したり、果ては無くなったりもして
 いますが、一方で新しいお客様からのお引き合いとかもちょこちょこと頂いております。

  来月はお立会検査2件あって、そのためのソフト作成とシミュレーションだけでも怪しいのに、CADで図面
 描いたり取説作ったりもあるし、週末ごとに現場改造工事があるので、よほど段取り良くやっていかないと
 ヤバそうです。でも、こういうシビれる状況って、ちょっとワクワクします。(´-`)

  ちっこいタッチパネルの作画って結構好きです。いくらでも凝りようがある大型より、限られたパーツと色とスペースでいかに工夫を
 凝らすかってところに、設計者ダマシイが燃え盛りますねー。




 03月20日(金)  理系と文系

  野球ほどに、結果論でもっともらしく評論できるスポーツってのもあまりないよなあ。

  なんか、理系、文系という色分けがまたちょっとウケているようです。日本人はこういうカテゴリ分け好きですね。特に、「 理系 」 を自認して
 いる人間が、この色分けを好むようです。そうした場合の 「 理系 」 とは、「 ちょっと変わってるけどすごい能力を持っている自分 」 を認めて
 ほしいという色合いが強いように思います。芸術系の人間が、「 ちょっとヘンなわたし 」 を必死にアピールするような感じ。

  こんなもの血液型性格診断と同じで、何の意味もないですね。もちろん、血液型が現実問題としてAだの艦長
 Bだのとあるように、理系の人間は数学や物理化学、文系の人間は経済や語学などの専門分野をこなして
 いるわけですから、仕事上での実能力の違いはあるにしても、性格だとかモノの考え方にまで関係するもの
 とはとても思えません。飲み屋でねーちゃん相手にネタとして楽しむならともかく、こんな色分けを本当に
 信じ込んで、あまつさえ( 血液型と同じように ) 他人の人格まで決めつけようとする人間を見ると、
 正直なところ理性を疑います。
  理系、文系の違いについては色んな視点からあれこれ面白く語られているけれど、こんなのはどうですか?

  ・ 理系 ・・・ 
自分を理系と決めつけてちょっとヒネた優越感に浸る人たち
  ・ 文系 ・・・ 
他人を文系だの理系だのと決めつけて分かった気になっている人たち

  プログラマには理系よりも文系の方がむいている、という説もあります。もっとも、こうした説自体が
 「 プログラマは理系の仕事 」 という漠然としたイメージに対するアンチテーゼでしかないので、たいした
 意味はないにしても、見方をひとつ変えれば逆の捉え方もできるといういい例だと思います。

  ・・・うかつにこういうこと書いちゃうと、「 信者 」 から猛反発受けそうでちょっと怖いですが。 (^_^;)




 03月19日(木)  PLCプログラムの管理 その2

  今日で3日連続サバ味噌・・・ (,,-_-)

  プログラムの管理の仕方を、

    
1.誰が管理するか       2.バックアップ方法をどうするか

  に分けて考えてみます。ちなみに、JEMには、

   
「 プログラムのバックアップ  誤操作などによってプログラムを消失しないよう、作成したプログラムを保存しておく。バックアップした
     プログラムは、バージョンの混在がないよう管理する 」


  なんていう、当たり前のことしか記載されていません。

  で、また 『 やさしい国際標準PLC 』
を引き合いに出しておおまかにまとめると、でんでろりん

    1.製作メーカーのみがプログラム変更に携わる場合を除き、プログラムの
      管理はステージによって責任者を決め、ドキュメントを残して引き継ぐ。
    2.バックアップは、複数のメディア ( 光ディスクや磁気テープ ) に保存し、
      メディアの寿命や遺失等にも注意する。

  ってな感じです。まあ、これも特に目新しい話ではありません。「 PLC プログラム
 の管理もISO9000に沿って行うべき 」 と高らかに謳っていますが、きちんと
 やっているところは、ISO以前からそれに類した管理を実施しています。

  細目。まず 「 誰が管理するのか 」ということから。
  これはね、結構難しい。本来は、「 プログラム設計者が、いついかなる時も
 最終版を保持して管理するべき!」 と言いたいところなのだけど・・・。
  例えばね、会社の人員が手一杯で、ソフトを外注さんに頼んだりすることも
 あるわけですよ。「 設計者が最終管理者 」 であるとすると、その外注さんが
 管理責任者になっちゃいます。これは、違うよね。あくまで、そのソフトを含む
 システムを受注した会社が管理するべきだもん。

  一方で、上記したような 「 ステージ製 」によって管理責任者を会社から会社へ引き継いで行く、というのも、見方を変えれば、従来当然の
 ようにやってきたこと。つまり、納入がすんだら、完成プログラムをデータやハードコピーで元請に提出し、元請はまたそれをエンドユーザに
  提出するといったことです。実際、『 やさしい国際標準PLC 』においても、たとえステージを設けて引き継いでも、改造依頼が想定される
 場合は前ステージの担当者にデータを渡しておく、なんてエクスキューズがついている。
  何のこっちゃ。結局、プログラム設計者は最終版を持っていなくてはいけないということじゃないですか。

  長くなったので、次回に続く。
  実は自宅PC の調子悪くて、これ書いている間に2度ハングアップして書きかけのデータが消えました・・・ (T▽T

  3連休の方も多いんでしょうね。よい連休を。 (* ´∀`) ノシ




 03月18日(水)  秋葉原電気街まつり開催中です

  だから何だと言われたら、すごく困るんだってば!

電気祭り

  
で、シミュレーション用のコンセントが不足していたので、買ってきて作りました。差し込み4個じゃ、スクラッチカードは
 もらえません。 (つд`)


         シミュレーション用コンセント        計装シーケンサです

 Y端子にした方が楽なのに丸端子を使ってしまうのは、盤屋の性分なのです。
  そんなわけで、シミュレーション中。入出力はほとんどアナログです。三菱も最新のアナログカードはさ、スケーリング機能持ってるんだよね。
 でも、計装シーケンサの場合は、FBでスケーリングできちゃうのでそっちを使います。




 03月17日(火)  FG と SG

  FA機器には、「 FG 」 と 「 SG 」 というふたつのグラウンド端子を持っているものがあります。
  FG はフレームグラウンドで、筐体接地などともいい、いわゆる 「 アース 」、つまり漏電対策が主です。一方、SG は
 シグナルグラウンドの意で、電子回路 ( 基板 )の基準電圧 ( 0V )になります。

  このFGとSGをジャンパするかどうかというのは実は結構難しい問題で、人によって言うことがびみょー
 マチマチで結構面白いのですが、身も蓋もなく言ってしまうと、ケース・バイ・ケースなんですね。
 SGをFGに上手につなげばノイズ対策にもなりますが、FG側の電位が高かったりノイズが入り
 込んだり、ましてや漏電でもしようものなら逆効果になり、機器の動作が不安定になったり、時には
 壊れることもあります。そんな時は、SGはFGにつながず浮かせておいた方がマシということです。
  「 一般論 」 やマニュアルをうのみにせず、その設備に見合った接続方法をとることが大切。
  時には、FGとSGの間にコンデンサやダイオードを挟むケースもあります。

  ところで、一部のタッチパネルなんかは、機器の金属枠がSGに接続されているのをご存知ですか? 
  このため、制御盤の筐体にはめ込むとイヤでもFGと接続されることになります。しかし、ここがまた
 微妙で、タッチパネル及び制御盤自体の塗装があるために、びみょ〜な接続状態になるわけです。
 SGは何より安定した電位が必要なので、この 「 びみょ〜な 」 接続状態と言うのは非常に いやら
 しい。うっかり FGをつなぎ忘れると、びみょ〜状態になってしまうので、必ずFGを接地端子に
 ( 最短距離で、もちろん、接地線の送り配線は厳禁 )落としてあげましょう。




 03月16日(月)  PLCプログラムの管理 その1

  今パソコンに残っているプログラムが本当に最新なのかどうか・・・。

  PLCプログラマーなら、誰でも一度ならず悩んだ覚えがあるはず。特に、保全や客先がプログラムをさわるような現場では、変更された
 プログラムが自分にフィードバックされているという保証はない。

  ちょっと前ここで紹介した、『 やさしい国際標準PLC 』 ( 3月1日の項 )には、「 ソースプログラム管理について 」 という章がある。
  PLC Open が「 提案 」 している、プログラム管理の指針である。
  まず大前提として、「 実機からの読み出しが難しくなってきた 」 という現状を語っている。前にも書いたが、PLCの大きな利点のひとつは、
 データのアップロードがとても容易なことである。自分のパソコンにあるデータが最新かどうか自信が持てない場合は、実機にパソコンを
 つないでデータ照合すれば簡単に可否がわかるし、もし照合エラーが出たら実機から読み出せばよい。つまり、
  
  「 最悪でも実機から読み出しゃ何とかなる!」
  という最後の手段が必ず残されていたのである。

  んが、しかし。
  最近は、この 「 最後の手段 」 が使えなくなってきたのだ。それは何故かというと、構造化プログラム、あるいはSTやFBを使った
 IEC おすすめの記述をすると、コンパイルされてしまったソースが、読み出しても復元されないというケースが多々あるのだ!
  たとえば、2007年10月20日の項 に書いた、ラベルプログラミングした場合の読み出し不可問題。この問題は実はメーカーの
 改善によって解決されているのだが、これに類した事象がまだまだあるということである。

  実は、この 『 やさしい国際標準PLC 』
にあるPLC Openのこの姿勢が、私はめっちゃくちゃ気に食わないのだ。
  何で、「 正しく読み出せない 」 ことを前提にしちゃうの? IEC 準拠? いいでしょう。プログラミングの効率化も大切でしょう。
 ラベルプログラム、便利だよね。構造化プログラム、使い回ししやすくていいね。
  でもさ・・・ 
実機から正しいデータを吸い出せてこそのPLCじゃないの!?

  そこまで IEC 準拠に力を入れて 「 効率化効率化 」 とお題目を唱えるなら、まずは各PLC ベンダーに、ソースの復元が完全にできる
 ように指導するべきなんじゃないの? 読み出しで復元ができないようなプログラム構造は、安直に機能として持たないようにさせるべき
 なんじゃないの? 先にあげたラベル・プログラムの読み出し不可問題みたいに、やればできるんじゃん。技術的にできないなんて言わさ
 ないよ。問題があると分かっていて、何で見切り発車するの? 見切り発車しなくちゃいけない流れになってるの?

  もう一度言うぞ。 実機から正しいデータを吸い出せてこそのPLC!


  だってさ、「 正しく読み出せない 」 ってことは、モニタリングだって怪しいってことだぜ? RUN中書き込みなんて、怖くてできなくなるぜ?


  ・・・ プログラム管理の話をするつもりが、書いてるうちに怒りが先にたって、その前段階で挫折してしまった ・・・。
  次回は、「 正しく読み出せない 」 ことの是非はとりあえず置いておいて、プログラム管理の話をしてみます。


  全然関係ないけど、久しぶりに壁紙を作ってみた ヨ! ( ´∀`)    ・・・ と、空気をなごませるフォロー。

一応、800×600で作ってます


  もらってくれる人もいないだろうから、配布はしません。 (´・ω・`)




 03月15日(日)  GT16

    木場公園が世界遺産に!   ( 挨拶がわりの大ウソ )

  遅ればせながら、三菱タッチパネルの 「 GT16 」 シリーズを使う機会がやってきました。
  これまで2枚しか出せなかったウィンドウが5枚まで出せたりとか、機能も色々アップしているようですが、取りあえず見た目的に、

  GT16前面部   GT16前面部カバーを開けたところ 

  前面のUSB接続部ですが、ビス止めではなく、ワンタッチ式になっています。
  それと、ノーマルとミニ、両方のUSBポートがありますね。どうやら、ノーマル ( TYPE−A )の方は、USBメモリを接続して
 データ転送やアップロードしてデータ保存をするためのもののようです。
  面白い追加機能とかを見つけたら、またご紹介します。

  ではまた一週間がんばりましょう。





 03月14日(土)  週刊ニパ子ちゃん その18

  ご飯に プリンかけて食ってる人見たことあります。

週刊ニパ子ちゃん

  日本酒かけてご飯食う人も知ってます。




 03月13日(金)  南北朝史100話 を買う

南北朝史100話   こないだチョロっと書いたけど、南北朝史。いわゆる 「 太平記 」 の時代。
  何故かとても興味があって、いまだに古本屋で関連本を見かけると無条件で購入してしまう。
 もう、30冊以上( 小説は除く ) ある。

  ちょっと気恥ずかしい過去だが、想いが高じて南北朝時代を舞台にした小説を書いてしまったこともある 。
 ( 原稿用紙350枚も書いて、とある懸賞小説に応募して一次選考通過  ─ 6百数十作中の100作─ 
 までいったという、今思い返すと驚愕の事実 (;・∀・)  )

  南北朝時代というのは、司馬遼太郎氏をして 「 時代の美学がない 」 故にほとんど小説のテーマとして
 取り上げられなかった時代。美学がないということは、人間の本質が剥き出しになっているということで、
 そこにあるのは目先の欲得だけだ。でも、だからこそ面白いということもある。

  ちょっと現在の日本に似ている、とまで言うと紋切り型すぎるか。

  立風書房 刊





 03月12日(木)  アナログの入力

  久しぶりに計装シーケンサやってます。

計装PLC    PLC には何種類かのアナログ入力ユニットがあります。
    ・ DC4−20mA または DC1−5V。統一信号などとも言います。圧力
とかタンクレベル
      とかを、発信器なんかからアナログ信号でもらってデジタル数値化します。
    ・ 
温度信号 ( 微弱電圧信号 )。熱電対、測温抵抗体のいずれか。
   のふたつが最も代表的です。
   他には、パルス ( 流量
とかエンコーダ )、ポテンショメータ等の信号を入力できるユニットも
  あります。
   以前は高価なワンループ・コントローラを使っていたようなPA制御も、PLC が高機能化し、
  また指示計器類も高機能かつ安価になってきていることから、様々なシステム構築が可能に
  なりました。

  データロガー関係も沢山ラインナップされてきましたし、LANでネットワーク組めるようになったことも大きな要因ですね。意外と知られて
 いませんが、計装PLC でなく普通のPLC でさえ、P ID制御はできるんですよ ( コントローラほどには機能はありませんが )。

  さて、明日は早起きで現場ですので、もう寝ることにします。おやすみなさい。




 03月11日(水)  なんとなく用語集 その4

  できません ( 技術的に )
     いや、よく調べればできる方法もあるのかもしれないけど、調べるのめんどくさいし大変だし。技術屋として分かりませんとは
     プライドにかけて言えないし。できませんも似たようなもんだけど、分かりませんよりは自分的にはまだ許せるんで。
     いい? できないんですよ。「 こういう方法があるんじゃないの?」 とか言わないでくださいね、傷ついちゃうから。
      「 そうか、できないのか 」 とさらりと流してくださいね。はい、この話終了。


  
動きゃいいんだよ
     確かにきれいなデキとは言えないかもしれないけどさ。いや、やりゃあできるんだよ。でも、そんな時間もお金もないじゃないの。
     むしろ、こんな短納期でどうにかこうにか動かせるレベルまで作った自分をほめてもらいたいんだけどなあ。あのね、まずはちゃんと
     動くことが大事なのよ。なんか文句あるの? 俺だから、ここまでできたんだよ? スイッチが1ドットずれてるからって何だって
     言うの? まずは問題なく動くことがどれだけすごいことか理解してる? はい、この話終了。

  
うわー細かいなあ ( 他人が作ったプログラムや画面を見て )
     うわ、こいつ結構レベル高くね? いやいやいや、これは細かすぎるよ、うん。これじゃ、時間いくらあっても足りないだろ。
     え? そんな時間使ってない? レベル高い・・・いやいやいや、こんな細かくちゃ、かえって見づらくない? こりすぎで、
     改造する時大変じゃない? え? そこまで考えて作ってる? うわーレベル・・・いやいやいや、あんまりきちんと作りすぎてもさ、
     融通がきかないって言うか・・・。いやまあ、俺だってやろうと思えばそれくらいできるけどね。やらないけどね。
     やれないんじゃなくて、やらないんだけどね。

  無理です ( 納期的に )
  
     そんなの、間に合うわけないじゃん。いや、そりゃさ、何日も徹夜でもすればできるかもしれないけどさ。それをやれっての? 
     毎日11時12時まで頑張ればできるかもしれないけど、それをやれっての? そうでもなくても、幼い娘に顔忘れかけられて
     るんだよ。完全に忘れられたら、あんた責任とってくれるの? 嫁に逃げられたら、あんた責任とってくれるの? 何様なの? 
     仕事がイヤだとは言ってないんだよ。根性ないわけでもないんだよ。人間としてそれはしちゃいけないということなのよ。
     わかってくれたかしら。




 03月10日(火)  落ちた・・・

100%失われています


  
     俺の2時間返せよぅ! (つДT)

  自動バックアップの間隔を2時間にしてあるんですよ。重い作業状態でオートセーブかかると、かえって落ちやすいんで ・・・。
  細かい絵を描いて集中している時ほど、セーブを忘れがち。PCとの相性でもあるのか、GT Desirnerはよく落ちる。




 03月09日(月)  マニュアル

  ひそかに応援していた、岡山湯郷belle の中田麻衣子選手が引退してしまったことをようやく知りました。ショック・・・ (T△T)
  まだ 25だよねえ。まあ、サッカーに限らず、女性アスリートは男性に比べて引退が早い。

マニュアル   さて、これが何かと言うと、OMRONの 「 CX−Programmer 」 及び
 CJ2CPUのマニュアルの
一部です。
  PLC が高機能化するにつれ、マニュアルもどんどん増え、分厚くなります。電子データ化された
 ものが各ーカーWebサイトからダウンロードできるので、こうしたハードマニュアルはほとんど
 必要としませんが、あらためて見るとご大層なものですね。
  もっとも、マニュアルというものは、必要に応じて必要な部分だけを探して読めばよいので、
 例えばこのマニュアルに書かれている内容を全て理解していなくてはPLC を扱えないということは
 決してありません。昨今の携帯電話の分厚いマニュアルと同じ。

  ただ、何の気なしに読んでいると、「 え〜、そんな機能あったの〜!? 」 とびっくりするようなこともあります。 (>_<)
  いつの間にか、三菱アナログユニットの分解能が、ダブルワード使えるようになって精度上がっていたりとかさ。

  そうそう、今日はキーエンスさんが、サーボシステムのデモやりに来てくれました。サーボ、位置決めについては、またテーマを設けて
 色々語りたいと思います。





 03月08日(日)  ラダつく その1 前準備

  唐突ですが、『 プロを目指してラダーをつくろう! 』 というのを始めちゃいます。いやもう、あからさまに 「 サカつく 」 ノリですが。

     そういえば、久々に 『 サカつくDS日記 』 更新しました。 ( ´Д`)


  方針として、これから始めようという超初心者対象です。準備段階からスタートします。なお、基本的に三菱シーケンサで進めます
  ( 余談的に、他メーカーの話も混ぜる時があります )。eラーニングとか講習会とかはイヤだなあ・・・という横着者対象です。( ・∀・)
  えーと、ただしリレーシーケンスがある程度は読めるということを前提としますので、その点はご了承ください。

  さて、第1回目は、まず何を準備すればいいのかということです。

  1.パソコン。絶対必要。ただ、シーケンサのツールはさほど重くないので、高スペックPCである必要性はシーケンサ
    ありません。OSは Windows なら2000でもXPでもVistaでも98でもOK。
    MEタンでもOKだ!

  2.実機。三菱Qシリーズ。でも、これはそういう環境にいない限り手に入れにくいので、実機はないものと
    思ってやります。ある人はガンガン使いましょう。

  3.ツール。ツールとは、ラダーを作成するためのアプリケーション・ソフトです。
    三菱の場合、
「 GX Developer ( ジーエックス・デベロッパー ) 」
 
  というソフトウェアです。
    できれば、買ってください。三菱は直販しませんから、三菱の代理店から。
    買う手立てがない、あるいは会社に買ってもらえないよぅ・・・という方は、お試し版をダウンロードしましょう。
    三菱電機のFA用ホームページ ( MELFANS メルファンズ といいます ) からダウンロードします。

        MELFANS  http://wwwf2.mitsubishielectric.co.jp/melfansweb/index_j.htm

    まず、右上にある 「 FA−LAND 会員登録 」 というところから、会員登録してください。無料です。

  会員登録はすみましたか?
  では、MELFANSのWebページから、
   「 FAネットワーク/ソフトウェア/配制  FA統合ソフトウェア MELSOFT 」 をクリック。
  次ページ右下の、 「 ダウンロード 」 をクリック。ここで会員パスワードが必要になります。一番上をクリック
  次に、「 体験版ダウンロード GXシリーズ 」 をクリック!

一番上をクリック

  「 同意する 」 をクリックすると、上図のようなページが出てきます。1番上の段に 『 GX Developer 』 がありますね。
  「 SW8D5C−GPPW−J 」 をクリックすると、ダウンロード・ページに飛びます。この「 SW8D5C 」 云々というのが、
  正式なソフトウェアの型式です。『 GX Developer 』 のことを、よく 「 GPP 」 なんて呼んだりもします。

  ダウンロード・ページにある注意事項をよーく読んでからダウンロードしてください。

  ダウンロードがすんだらインストールですが お試し版は、7日間の期限設定があります! 7日すぎちゃったらどうするか。
 まあ、それは考えてみてください。(-ω-)  一度アンインストールしてからどうのこうのなんて、さすがにここでは言えません。

  続いて、ついでに2番目の 『 GX Simulator 』 もダウンロードしておきましょう。
  これは、その名の通り、シミュレーターです。実機がなくても、パソコン上で実機感覚で動作モニタができるようになりますので、
 実機がない方はインストール必須です。


  ダウンロードが終わったところで、「 ラダつく 」 1回目も終わり。次回は、お試し版もしくは製品版をインストールするところから。




 03月07日(土)  週刊ニパ子ちゃん その17

  「 のんびり温泉にでも行きてえな〜 」 が口ぐせになっていませんか?

週刊ニパ子ちゃん

  ビバ! つぼ焼き!





 03月06日(金)  功山寺

  
おもしろき こともなき世を おもしろく晋作

  高杉晋作って、27で死んでるんだよなあ・・・。

  この騎馬像は、下関市の功山寺というところにあります。何年か前、下関工場に長期滞在していた時、
 1日休みができたんで見に行きました。散策ルートとしてはとてもいいので、オススメです。
 ( この画像は下関観光HPより拝借 )

  ここしばらく下関工場に行く仕事がありませんでしたが、今年は行けそうです。
  面白い人生を送るために、不況にめげずに頑張りましょう。





 03月05日(木)  MURPHY’S LAW

   いわゆる、マーフィーの法則

この本の原題は「MURPHY'S LAW」   ・ 長時間データセーブしてないとPCがフリーズ
  
・ RUN中書き込み真っ最中にPCがフリーズ
  
・ キリ、ホルソー、ポンチ、タップをフル装備して、ドリルを忘れる
  
・ アプリケーション購入直後に、メーカーがキャンペーン開始
  
・ 出張に出ると、他の現場からトラブルの連絡
  
・ 屋外盤改造工事の日に大雨
  
・ 立会検査の日に風邪をひく
  
・ 図面提出日にプリンタ故障
  
・ 代表戦チケット取ったら出張
  
・ 「 今すぐメール入れときます!」 → ネットワークダウン中
  
・ 電動ドライバー電池切れ ・・・って 充電しとけよっ! (#゚Д゚)




 03月04日(水)  インバータ盤について考える その6

  風呂釜なおったヨ! (^O^)  電磁弁交換、その他もろもろで、17000円もかかりました。痛すぎる出費だ ・・・。

  さて、インバータにかます電流計のこと。三菱いんばーた
  インバータを使用したモータの電流を計測する時、電流計を一次側に設けるか二次側に設けるかは、
 なかなかに難しい問題なのです。
  結論から言っちゃうと、絶対の正解というのはなく、「 インバータにおいては、電流計で正確な電流値を
 表示させることはできない 」 ということになります。

  まず、一次側の場合は、モータ電流にインバータ自己損分の電流値も加算されてしまいます。二次側の
 場合、キャリア成分のノイズがのっかります。特にCTが必要な場合、CTは商用周波数以外では
 性能保証されませんので要注意。また、一次側、二次側ともに、高調波で波形が歪む、相間における
 不平衡が大きいなどという問題もあります。
  基本的に、電流計を使用するときは一次側、二次側いずれの場合も 「 可動鉄片型 」 の電流計を使うのが
 原則ですが、それでも正確な電流値を測れるとは思ってはいけません。「 あ、動いてる 」 「 過電流にはなってないなー 」 といった程度の
 目安だと考えた方が無難です( 特に、周波数変動の影響をモロに受ける二次側は )。
  それでもつけるのなら、モータ電流のみ対象なら二次側、インバータ自己損分も含めた負荷電流という意味なら一次側につけましょう。

住友いんばーた   正確な電流値を表示したい場合は、それ専用の ( 高調波成分を考慮した ) 電流計を使う
 ( 高いです ) という方法もありますが、それでも絶対ではありません。簡単なのは、インバータが
 持つアナログ出力機能を使います。実効電流値を、たとえばDC 0−10Vで出力してくれるような
 機能が昨今のインバータには必ずついていますので、それを使えば信頼するに足る電流値が
 表示できます。もちろん、この場合の指示計器は 「 電流計 」 ではなく、「 直流電圧指示計 」
 といったようなものを使うことになります。

  ちょっと厄介なのは、例えば電圧値と電流値の両方を表示したい、というような時。
  アナログ出力機能はたいていのインバータが持っていますが、同時にひとつしか持っていないことがほとんどなので、
 電流の他に電圧、トルクなども同時にモニタしたいような場合は、オプションユニットをつけてアナログ出力を増やすとかいった
 工夫が必要になります。
  また、アナログ値に対するスパン設定やオフセット−ゲイン設定などもパラメータで調整する手間がかかります。





 03月03日(火)  代官山

  おとなもこどもも、おねーさんも   ・・・不況

おむろんのおねーさん   最近、各社競って開発、販売している感があるのが、PLCのデータ収集機器、データ収集ソフト。
  SCADA というほど大げさなものではなく ( 従って価格もそれなり )、簡単に導入できるというのが
 ウリだ。単純に分けると、

   ・ データ収集機器 ・・・ PLC に接続してデータを収集し、メモリカードにCSVその他で
                  ファイルを落とせる他、付属のツールをパソコンにインストールして、
                  WebブラウザやEXCEL、VB等でデータ表示等ができる。
   ・ データ収集ソフト ・・・ 機器の付属ではなく、あくまでソフト単体として販売され、パソコンに
                  インストールしPLCと通信することでデータロガー等として使える。
                  マルチベンダーなものがほとんどで、汎用性がある。

  前者の場合はPLC ベンダーが、後者の場合はPLC ベンダーだけではなく、様々な会社がソリューション提供をしている。
  ( どんなメーカーのどんなものがあるかは、またあらためて書きたいと思います )

  んで。
  OMRONには、昔から
「 代官山32 」 というEXCELベースのデータ収集ソフトがある。何で 「 代官山32 」 という
 妙な名前なのかは知らない。多分、知っても何の特にもならない理由だと思う。
  ここで疑問。確か昨年、「 代官山2008 」 なるものが出るはずだったと思うのだが・・・出てるの? 全く見かけないんだけど・・・。




 03月02日(月)  とある日常 その9

        (-ω-  )  ただいま
   ( ・∀・)  ふっ、ふっ、ふっ、ふっ・・・!
        (-ω-  )  今回はわからんなあ・・・。ふ・・・ふ・・・ふみコミュ雑ロに住む30代独身男!
   ( ・∀・)  何、それ?
        (-ω- )  いや、気にしないでください。・・・で、今度は何が壊れたの?
   ( ・∀・)  お帰りなさい、お疲れ様、風呂釜こわれた。なおせる?

     ・・・・・・

        (-ω- )  これは、なおせんなあ。業者呼ぼう。とりあえず、今日は銭湯行くべし。
   ( ・∀・)  おっけ。


  というわけで、数年ぶりに銭湯に行ってきました。近所の銭湯は、露天風呂もサウナもあってなかなかナイスでした。




 03月01日(日)  やさしい国際標準PLC

  今年もあと10ヶ月か・・・。本日はソフト改造工事でした。週末休みなしは久しぶりだな。

  こういう本が社内回覧されていました。

やさしい国際標準PLC   『 やさしい国際標準PLC  』  日本配電制御システム工業会 刊

  ここでも再三話題にしてきた、IECによるPLCの言語規格だの構造化だのの動向を
 をまとめた本です。
  刊行日は昨年の12月。別にJSIA会員でなくても購入できるようです。
  サイトはこちら   http://www.jsia.or.jp/

  まあやっとこういう本が出始めたってとこですね。まだ先は遠い。
  この本自体は、かなり分かりやすくていい本だと思います。ちょっとお高いですが、読んで損はないです。

  さて、例年、年明けから今頃の時分は何から手をつけていいか呆然とするくらい仕事が重なるのですが、今年はさほではないですね。
 あくまで、個人的な仕事分量の話なので、「 やっぱり不況すげえ!」 とかは言いません。4〜5月はもう、さばききれるかどうか不安なほど
 予定が入ってますし。

  では、また一週間がんばりましょう。





 02月28日(土)  一点接地

  本日は、動力盤の改造工事でした。やっぱ、工具持ってガチャガチャやってるのは楽しいねえ・・・。  ( ´∀`)

  ヨソ様の制御盤と通信したり、アナログで信号のやりとりをする時は、盤間のケーブルは当然基盤
 シールドケーブルになります。その場合、シールドの接地はこれまた当然一点接地になるわけですが、
 どちら側でシールドを接地端子に落とすのかは、事前の仕様とかでは明確でないことが多いです。

  基本は、上位側に位置する制御盤なりDCS側なりで接地しますが ( 単なる理屈上では、受信側
 ─ インピーダンスが高い側 ─ で落とす )、現場状況によっては必ずしもそうでない場合もあります。
 また、ともにローカルにあり、どちらででも接地がとれる場合は、どちらで落とすかを決定し、それを
 双方に伝達してもらわなくてはいけません。

  盤屋にとっては、外線 ( 盤から引き出される、あるいは盤に引き込まれるケーブル ) というのは
 所掌外の話です。もちろん、ケーブル計画は教えてもらいます。しかし、シールドの有無は仕様書に
 記載されていても、こっちでそれを接地に落としていいのかどうかまでは不明なことが多々あるん
 ですね。時には、計装用の接地線が盤に引き込まれるのかどうかさえ、不明なことがあります。

  もちろん、しっかりしている会社もありますが、かなり大手の会社でも、接地に対して無頓着なことが結構多くて驚かされます。
  ひと昔前ならともかく、電子機器や計装、センサ、各種伝送といったノイズに弱い機器、逆に、インバータのようなノイズ発生機器が
 これだけ当たり前になりつつあるFA現場です。やっかいなノイズ・トラブルを避けるためにも、事前の計画を明示して頂きたいと
 思います。




 02月27日(金)  ちょっと 『 ねこどん 』 について語ってみる

  ただいまの所持金、384円なり。 (つД`)

みぞれ    今日は東京でも雪、っつーかみぞれが降りました。

   時々、メーカーさんとか代理店さんとかお客さんとかお付き合いのある業者さんとかから、
  「 ブログ見てますよ 」と言われて結構ビビるのですが、私は当初、「 ブログ 」 というのは、
  ブログツールを使ったもの ( コメント機能とかトラックバック機能とかあるアレ )のことを
  指すのだと思っていたので、正直 「 ? 」 という感じだったのでした。
   こういう普通のホームページでも、Web日記という広義の意味では、 「 ブログ 」 と
  呼ばれるんですね。

   よく毎日書くことがありますねー、といった感じのことを言われたこともありますが、これも
  正直に言うと 「 ? 」 という感じで意味がよく分かりませんでした。

  しかし最近、「 ブログネタ配信 」 がどーのこーのというWebニュースを見て、ちょっとびっくりして、やっと納得しました。
 書くネタに困っているブロガーなる方々が、沢山いらっしゃるんですね。私は、ブログというのは、書きたいことがあるから
 開設しているものだとばかり思っていたので、「 書くことがなくて困るブログ 」 などというものは想像力の範囲外でした
 ( アフィリだとかの金儲け目的、及びその他特定の目的を持ったブログは別 )。
  私はネタに困ったことなんてないです。と言いますか、ネタをいちいち考えるということすら、意識的にしたことはありません。
 だいたい、その日その日の思いつきで書いてます。ただ、やや込み入ったネタの場合は、調べごとをしたり 画像を用意したりすることに
 なるので、数日間後回しにします。あとは、何気なく保存しておいた画像や記事を引っ張り出しては書き散らしているだけです。

  もっとも、ここは日常や趣味をつづる場所ではなく、やや専門的に特化した内容がメインですしばらく行ってないな・・・
 ので( その割りに中身が薄いとお叱りを受けそうですが )、「 書きたいこと書きつくしたらネタ切れ 」
 なんてことにはなるはずもないですけどね。
  これでも、サッカーネタやマリーンズネタは、書きたくて仕方ないことをかなりセーブしているの
 です。 (サッカーネタは、時々我慢できなくなりますが  (;・∀・) )
  書けと言われれば、南北朝史ネタだけでも1年間書き続けられますヨ!

  ただ、ここはあくまで企業のHP内ですから、そのことは決して忘れてはいませんし、その面では
 「 ブログ 」 と言うよりは、「 会社案内 」 のつもりでいます。昨今、企業のHPにそこの社員が
 「 ブログ 」 を書いている ( 書かされている? ) の多いですよね。あれは、ブログとは言っても
 その会社の紹介、アピールですよね。それらと全く一緒。ただ、「 会社案内 」 の形を変えただけじゃ
 全く面白くないので、多少の工夫らしきものをした結果がこうなっているだけです。

  元々は、好きで始めたわけでもありません。
  何となく、会社にもHPが必要だろうということになって、何となく、私におはちが回ってきてしまって、何となく作ってみたのはいいけれど、
 作りっぱなしで全然更新しないでいたんですね。
  私が他社 ( 同業とは限らない )のHPを見る時に、HPが全然更新されていない会社というのは、なんだかその会社自体にやる気が
 ないように感じられてしまいます ( これは偏見かもしれませんけどね )。
  で、これはヤバいなあ、と思いつつ、とにかくTOPページの 「 LAST UPDATE ●月●日 」 だけを新しい日付にするための、苦肉の
 策が、この 『 ねこどん 』 なのです。あー、バラしてしまった。(^_^;)

  とはいえ、経緯はどうあれ、「 やり始めたら全力で 」が何事につけモットーですので、いつの間にか更新間隔が伸び伸びになり、ついには
 音沙汰なくなった、という状態にだけはなりたくないと思っています。それに、今は充分に楽しんで書いてますよぅ。( ´∀`)

  昨年末に、「 来年もここが続いているかどうか怪しい 」 と書いたのは、ネタ切れとかやる気がなくなるってことじゃなくて、ここを始める時に、
 いくつか強制終了する条件というのを想定していて、それに引っかかるかもしれないな、と思ったからです。条件設定を何個か挙げますと、

  1.ここに記載していることが原因で、第三者に何らかの迷惑をかけてしまった場合。
  2.ここに記載していることが原因で、会社に何らかの迷惑、不利益を与えてしまった場合。会社近くには、結構ノラ猫がいます
  3.ここにまつわることで、私自身に何らかの不愉快な事態が発生した場合。
  4.私が退職した場合。( 当たり前だね )
  5.当社内に、ここの存在を知っている人間が5人を超えた場合。
  6.顔見知りのメーカーさん、代理店さん、お客さん、業者さんから10人以上、ここの存在を
    知っていることを知らされた場合。
  7.Google検索で、特定のワード ( 内緒 )で上位に引っかかってしまうようになった場合。
  8.上司から、「 やめろ!」 と言われた場合。
  9.サーバーの容量限界に達した場合。

  このページの上の方にある、「 ある日突然、全削除するかもしれませんので 」 というのは、これらの条件に
 抵触した場合のことなのでした。実はもう、6についてはとっくに条件に引っかかってしまっていて、ありゃまーという
 感じなんですけどね。(-_-;) 
  あと、5に関してもちょっと怪しくて、こちらもとっくに抵触している気がしないでもない。
  他にもいくつかあるのですが、それは秘密。5と6に関しては、合わせワザということにしておこう。

  うーん、実を言うと、HP本体の方は、いい加減、誰かに替わってほしいというのが本音です。こういうもの作るのに才能ある人間が、
 当社にはいくらでもいますから。もちろん、本体の担当が替わればここもなくなりますので、それも強制終了条件のひとつですね。その
 場合は、どっか個人のブログなりHPなりを作って引っ越すか ( サッカーネタ書き放題!)、スパっとやめてしまうつもりでいます。


  ・・・以上、長々とお付き合いいただき読んで下さった方、まことにありがとうございます。
  そう、もうお気づきですね。今日のこの話も、思いつきの 「 ネタ 」のひとつ。 (`・ω・)




 02月26日(木)  暑がり屋さん

  アクマヲ コロシテ ヘイキナノ?

  シーケンサ、タッチパネル、インバータ、パワーサプライその他、制御盤に収める電子機器にとって、写真は関係ありませんが、熱で破裂したタッチアップペイント缶です
 電解コンデンサの寿命及び故障率というのは、今も昔も大きな弱点であり続けている。
  電解コンの主な用途は、電源平滑。交流を直流にする整流回路に不可欠なもの。だから、内部に
 交流 → 直流がある機器は、間違いなく電解コン持ちだ。シーケンサのバス電源なんて代表的な例だね。
  大げさに言えば、制御盤の換気計算は、この暑がり屋さんのためにやっていると言ってもいい。

  電解コンは、熱に弱い。とにかく弱い。アレニウスの法則に従って、周囲温度が10℃上がると寿命は
 半分になると言われているが、実際はもっと差があるような気がする。

  冗長化もいい、バックアップもいい、デバッグシステムの導入もいいでしょう。
  しかし、これらのもっともらしいリスクマネジメントも、熱対策がずさんなら単なる金食い虫でしかないのです。




 02月25日(水)  ケーブルの引き込み

  屋内設置密閉型の制御盤へのケーブル引き込み方法にはいくつもありますが、大別すると、

   ・ ラックや電線管を使った、天井面からの引き込み
   ・ 床下ピットからケーブルを立ち上げる、底面からの引き込み

  に大別されます。( もちろん他にも、BOX受けして側面からの引き込みとか、色々あります )

天井ラックから配線を下ろした例 ケーブルダクトとBOXで天井から ラックを盤天井面に走らせる
底面引き込み開口。塞ぎ板は塩ビ ピットから立ち上げた例。塞ぎ板は鋼板 こんなフランジを製作することも

  盤設計で、なにげに考えどころなのが、このケーブル引き込み開口です。仕様や打ち合わせで開口の寸法や位置が指定されればむしろ
 楽ですが、そうでない場合も多いんですね。
  現場で実際の引き込み具合を見ると、設計時に自分が想像したのとずいぶんイメージが違うことも多々あります。 (;´ω`)




 02月24日(火)  パスワード

  今日は、ちょっとだけきわどい話の序章を。他社が作ったプログラムの改造について。

  PLC の大きな特徴のひとつ ( コンピュータと比べて )として、オンライン書き込みが容易である、というのがあります。そして、読み出しが
 きわめて簡単です。ケーブル1本つなげば、システムが稼働中であろうと、あっという間にデータを吸い上げることができます。
  このことは、そのプログラムを作った人間 ( 会社 )以外の第三者でも、ごく簡単にプログラム変更が可能であるということを意味します。
 PLC はたいてい、パスワード機能というものを持っていて、パスワードを打ち込まないとプログラムの読み出し、書き込みができないような
 作りにすることもできますが、さあ、この機能を使っている人はどのくらいいるでしょうか。当然のことながら、うかつなパスワード・ロックは、
 デメリットも生み出します。
じゅもんが ちがいます
  一方、インターネットが普及することで、ネットを介して、遠隔地からプログラムにアクセスできるように
 なってきました。これもまあ、ひとつの 「 見える化 」として、「 ウリ 」 にしているメーカーもあるわけですが、
 そこには当然、セキュリティの問題も発生してきます。これまでは、PLC なんてあくまで現場ローカルな
 代物で、セキュリティなんて概念は、ぶっちゃけ存在しなかったと言っても過言ではありませんし、かなり
 おざなりでしたが、今後はそうも言ってられません。

  まあ、その辺りをごった混ぜにして、

  ・ PLC プログラムの著作権的な問題
  ・ セキュリティ上の問題
  ・ プログラムのバックアップやデータ保管の問題
  ・ そして、他者 ( 他社 )の作ったプログラムを改造することへの考え方

  などというものを、つらつら考えてみたいと思います。

  
今日は珍しく天気予報がドンピシャだった。ほめてつかわす





 02月22日(日)  マックスウェルの悪魔

マックスウェルの悪魔   新装版とやらが出ていて、つい懐かしくて買ってしまいました。都筑先生、もう亡くなっていたんですね。

  読み返していて、本編の内容よりも、エピローグ的に語られている 「 カタストロフィー 」 が
 興味深かった。
  初めて読んだ頃 ( 中学生だったかな )には気にもならなかったのだが、今読むとかなりインパクトがある。
 要するに、人類は核戦争でも環境破壊でも資源枯渇でもなく、情報過多によって滅亡する、という予見だ。
 1970年に書かれてたんだもんなあ。

  もちろん、本書にもあるように、そうした予見はそれ以前からあったろうし、日本でもその10年後には 『 見えない洪水ケースD 』
 なんてのがドラマ化されるほど 「 ブーム 」 だったけど、物理学入門書にさらっとそうした予見が書けるところがやっぱりすごい。
 都筑先生の著作に人気があったのは、この辺りなんだろうな。

  実際、我々のような、さして広範な知識や情報を必要とされない仕事においてさえ、情報洪水を感じざるをえない時がある。
  例えば、三菱シーケンサCPUの機種が増え続けているのなんて、エントロピー増大以外の何物でもないでしょ。一度増えてしまったものは
 容易には減らせない。その分、Aシリーズがなくなった? Aシリーズがなくなったって、Qへの互換ユニットが出てて、しかもその互換作業の
 ための情報が必要なわけで、エントロピーはまるっきり減ってない。
  さらに、計装、モーション、ロボット、C言語、あるいはFBやST、構造化・・・。
  たかがPLCのプログラム組むだけで、加速度的に情報量は増えまくっている。それらについてゆけず相も変わらぬ 「 ベタ書きラダー打ち 」
 でしかないプログラマーには、「 クビ 」 という滅亡が待っている ・・・ のかもしれませんよ。




 02月21日(土)  萌えはシーケンス制御を救う・・・かも

  今日は甥っ子が遊びに来た ヨ。会うたびに大きくなってるなー。

シーケンス制御   知る人ぞ知る、「 マンガでわかる 」 シリーズ。
  シーケンス制御を含む電気関係の入門書っていうのは、昔からずいぶんと沢山出ているが、
 そこにある挿絵やマンガの類は、お世辞にも上手いとはいえず、ひどいものだと
   
 「 江藤君が描いた動物 」
  レベルのものさえ珍しくなかった。

  でも最近はね、このシリーズに代表されるように、やったら上手いわけよ。
  しかも、萌え絵 ( ってゆーの? )バリバリで、一体どういう客層を見込んでいるのか、
 と疑問にさえ思うのだが、若い衆の理解が進むのなら、まあ、それはそれでありかも。

  ( これはまた別の機会に話したいのだが、この業界の高齢化ってすさまじくて、現場でPLC
 いじってるのって、30代以上がほとんど。50,60代の人も珍しくないのだ。一方で20代なんて、
 滅多に見ない )

  シーケンスなんかは典型的な例だけど、「 絵で理解する 」 っていうのは、下手クソな文章でダラダラ語られるより、よっぽど
 効率よく理解できる。萌え絵である必要性は別問題として。

  なんて思ってたけど、考えてみれば、俺もニパ子ちゃんとか描いてるわけじゃん! しかも、 「 江藤君が描いた動物 」 レベルで。 (-_-;)
  なんか急にウツになった ・・・。

    ※ 注 「 江藤君が描いた動物 」 ・・・・・・ 説明するの難しいな。知らない人は、最寄りのオッサンに聞いてみよう。




 02月20日(金)  MCとMSの違い

  会社の机の引き出しを片付けていたら、5年前のサッカーマガジンが出てきました。 ( ´・ω・)

電磁開閉器
  意外と混同して使われることが多いのですが、
「 電磁接触器 」「 電磁開閉器 」 では
 明確に違います。

  ・ 電磁接触器 : マグネット・コンタクタ ( 略称 MC )。
  ・ 電磁開閉器 : マグネット・スイッチ ( 略称 MS )。
電磁接触器に、サーマルリレーをつけたもの

  一度 「 そういうものだ 」 と身についてしまえばそれだけの話ですが、妙に混同して使われやすいのは、
 「 開閉器 」 という言葉の不明瞭さにあるように思います。開閉器と言ってしまうと、電路を入り切りする
 装置という茫漠としたイメージが先行します。高圧の気中開閉器から、家庭の照明用スイッチに至るまで、
 全て 「 開閉器 」 です。
  なんかもっといい名称はなかったのかなあ・・・。

  では、よい週末を。




 02月19日(木)  カナブリ

  「 ウサギはさみしいと あなたを道連れに 死んじゃうのよ 」


ハウステンボス   ← ハウステンボスです。なんか、また経営状態ヤバいらしいっすね。
    数年前、九州の現場に出張したんですが、先方の都合で急に日程変更になり、丸1日
    あいちゃったんですね。で、仕方なくって感じで行ってみた時の写真です。
    何故か修学旅行中の女子高生たちと仲良くなって一緒に写真撮ったりもしたのですが
    ( さすがにここには載せられません )、もしかしたらケーキをおごらせる目的だったのかもしれないと、
    今になって気づきました。マイルドにたかられてたのか、ちくしょー。

    こんな感じで、遠くまで出張して、ほとんど何もせずに1日が終わるってことも決して珍しくはありま
   せん。特に、建設真っ只中のプラントとかでは、急な工程変更とかもありますし、かといって一度戻って
   出直すほどの時間的余裕はなく、また往復の飛行機代の方が宿泊費よりも高くついたりしますからね。

  ハウステンボスは・・・あとはあまり 印象に残ってないなあ。アルキメデス・スクリューくらいかな。これはすごいよねえ。
 2000年以上前の発明が、今でも至る所で使われている。
  さて、もう一度行く機会がある前に、ハウステンボスが潰れませんように。 (-人-)





 02月18日(水)  断路端子

  断路端子というのがありまして、普通の端子台と違って、ツマミを引っ張る ( 押し込んだり断路端子
 レバーを倒したりするものもある ) と、電路が開放される仕組みになっています。
  点検時に任意の負荷の電源だけ切っておいたり、試験時に強制的に開路状態を作ったりするのに
 便利です。

  実は、ずいぶん前から疑問に思っていて、いまだに答えが分からないことがあります。
  断路端子のことを、「 ジスター端子 」 とも呼ぶのですが、この「 ジスター端子 」 なる言葉が、
 どこかのメーカーの商標なのか、何らかの規格に記載されている言葉なのか・・・語源が分かりま
 せん。何となく、「 ジスター 」 の 「 ジス 」 は、ジスコン ( ディスコン、Disconnector、
 断路器 )の 「 ジス 」 と同じなんだろうなーっていう程度の想像はつくんですが・・・。

  もっとも、最近は 「 ジスター端子 」 っていう言葉自体耳にしなくなった気もしますね。
  何かご存知の方がいらっしゃいましたら教えてください。




 02月17日(火)  Hubの選定

  生まれ変わったら、ドサ健みたいな人生を送りたい。 「 負ける時は、死ぬ時だ 」

はぶ(^O^)    FAネットワークの主流がLANになって、Hubを使うことが当たり前のようになってきました。
   しかし、このHubっつーのが、実にピンキリ。同じ8ポートでも、3千円程度のものから
  10万円以上するものまで。

   選定のポイントはいくつかありますが、もちろんシステムやコストに大きく影響されますので、
  決定的な答えはありません。あえて一般的に考えてみると、

  1.
スイッチングハブであること。もっとも、今はもうリピータハブ自体が珍しい存在になりつつあるので、さほど気にしなくていい。
    スイッチングハブは、原理的には無限にカスケード接続していいはずですが、ハブ自体、メーカーによっては段数制限をしていたり、
    マスタ側 ( シーケンサのイーサユニットとか ) で段数制限している場合があるので注意。
    ま、2段以内にしておけば間違いない。

  2.
伝送速度。たいていは、10M/100M自動判別になってきているので、これもあまり気にしなくていいですね。1000M対応のハブ
    なんてのも増えてきましたが、マスタ側がまだ100M限界ですので、10/100で充分。

  3.
ストレート−クロス自動判別。これももう当たり前になってきてます。LANケーブルを自作するにしても市販品を買うにしても、気に
    しなくていいのはありがたいですね。でも、基本はストレートですよ、お忘れなく。

  4.
フレーム。メタルフレームか、プラスチックフレームかということなんですが、ことFAにおいては、断然メタルフレームを選ぶべし。
    オフィスや家庭内のような開放スペースではなく、制御盤という密閉空間に収納するのですから、少しでも放熱性の良いメタルフレーム
    にしましょう。放熱口の位置にも注意して設置のこと。ハブのトラブルは、熱が原因であること多いです。
はぶ(^O^)
  5.
VCC I。電磁波漏洩に関する規格。本来はもっと気にしてよさそうなもんですが、VCC Iの
    クラスを選定基準にするケースはいたって少ない気がしますね。ま、インバータの放射ノイズ
    に比べたら微々たるもんなのかもしれませんが。今後はうるさくなりそう。

  6.
伝送距離。スイッチングハブの伝送距離限界は100mです。それ以上は、カスケード接続
    するか、もっと大きな距離ならばメディア・コンバータのようなものを使うことになります。
    ハブであまり長距離を飛ばせるとは思わないほうがいいです。

  7.
その他。MACアドレス数だとかバッファ容量だとかブロードキャスト云々だとか色々と機能的
    なプラスアルファはあるのですが、通常はそこまで気にする必要はありません ( 必要とする
    ケースについては、またいずれ )。

  8.
価格。なんのかんの言っても、ここにきちゃう。右上の写真は、OMRONが最近出した産業用スイッチングハブです。5ポートで、
    標準価格25000円。市販品 ( 量販店なんかで並んでいるもの ) の大体10倍くらいの値段ですね。機能 ( 信頼性 )優先か
    価格優先か・・・。それは設計者のみ知る。

  9.
色んなウワサ。どこぞのメーカーのは電源がいかれやすいだとか、どのシリーズはパケのこぼしが多いだとか・・・そんなウワサも
    ネットとかには流れています。信じるか否かは設計者のみ知る。




 02月16日(月)  イーサ付CPU 追記

      
556でもブッかけとけっ!!  (#゚Д゚)

  2008年8月27日の項 に書いた三菱のイーサポート付きCPUですが、
こっそり 機能アップしています。

  今までは、Ethernet 設定を開くと

8.78以前

  こんな感じでしたが、現在は

8.78以降

  こんな感じです。オープン方式には 「 MELSOFT接続 」 ( ツールやGOT ) と 「 MCプロトコル 」 ( 3Eフレームの三菱プロトコル )
 しかなかったのですが、「 ソケット通信 」 というのが増えまして、交信相手のIPとポートが設定できるようになっています。

  
「 ソケット通信 」 を使うと、無手順交信ができるのです!  

  これで、コンピュータや計器類とも、イーサユニットと同じように無手順交信ができるようになったということです。
  ただし、この追加機能は、CPU本体のシリアル番号と、GX Developer のバージョンが新しいものでないとダメです。
  GXは、Ver.8.78以降にアップデートしておかないと、この設定はできません。CPUも、イーサ付き出始めの頃のロッド品では
 ダメかも。

  もっとも、普通にイーサユニット ( QJ71 ) を使うことに比べればやはり色々と制約が多いので、ツールやGOT以外の接続目的で
 このイーサポートを使うのは、個人的にはやはりちょっとためらいます ( ペアリング設定しなくてよくなったりといい面もあります )。

  イーサポート付きCPU ( Q●●UDE ) で、コンピュータその他とLANを組もうという場合は、マニュアルをよく見て、できることと
 できないことを確認しておいた方が良いでしょう。




 02月15日(日)  シーケンサを覚えるには

  シーケンサを独力で習得するのは、結構難しい。
  会社がスクールに行かせてくれたり、実際にいじってみることのできる実機が転がっていたり、社内に教えてくれるような人がいるなら
 ともかく、それらが何もない環境で実戦に使えるような技術を得るのは、よほどの忍耐と知識欲と工夫と、多少のポケットマネーが必要です。
 ただし、それもひと昔前の話。

  参考書の類も結構でていますが、どれも似たり寄ったり。
  何故か、三菱のFXシリーズをモデルとしているケースが多いのは、FXはCPUとI/Oが一体型なので、概念図で説明したりするのに
 都合がいいせいかもしれません。2400円 この手の本は高いんだよな

                    そんな中で、これなんかはかなりオススメです。 

                    単なる基礎知識だけでなく、実際に三菱の GX Developer、
                    OMRONの CX Programmer の扱い方を図示しているので、
                    かなり実戦的。
                    FXより、Qシリーズを中心に書いてますし、実際にパソコンをシーケンサに
                    接続する方法から、ネットワーク設定の仕方にまで言及している入門書と
                    いうのは、かなり珍しい。

                    熊谷英樹 著   日刊工業新聞社 刊   2400円

  ここでも何度か言ってきましたが、シーケンサ・プログラムというのは、それ自体はさほど難しいものでは
 ありません。ただ、頭だけで理解しようとすると、無駄に回り道をしてしまいます。いかに実機を触る機会を
 作るか、そのための忍耐や努力をするかというのがポイントです。
  しかし今ではインターネットという超強力な武器があります。
  ツールのお試し版、各種マニュアルは無料で手に入りますし、参考書にある程度のイロハなら、Web上で
 勉強することもできます。
  難しいのはむしろ、「 何から手をつければいいのか、情報はどこから入手すればいいのか 」 ということだと
 思いますが、それはもう、 「 知ってる人に聞く 」 のが一番手っ取り早いです。




 02月14日(土)  週刊ニパ子ちゃん その16

  描く方も辛いバレンタインネタ。


週刊ニパ子ちゃん

  いつんなったら絶滅するんだよ、このイベントはよ。




 02月13日(金)  デバッグ

  身内が入院しちゃったりして、ちょっとバタバタしてます。
DELMIA
  日本デルミアの、『 DELMIA V5 Automation R18 』 というやつを使っておられる
 方はいらっしゃるでしょうか。コストパフォーマンスとして見合うものなのかどうか知りたいの
 ですが・・・。

  確かに、この業界は往々にして納期の面で過酷です。特に、現地でのスタートアップ作業、
 大きな改造後の試運転作業というのは時間との戦いと言っても過言ではありません。

  ・・・だからと言って、これほどに高機能な ( = とっても高価な ) デバッグシステムを
 導入しなくては立ち行かないものなのか。あるいは、こういうものに頼らなくてはエラーリスクに
 対応しきれないほどに、PLCプログラマーというのは追い詰められつつあるのか・・・。

  いやまあ本音を言えば、「 こんなもの売れてるの?」 って素朴な疑問なんですけどね。 (^_^;)




 02月12日(木)  STとFBを使ってみよう

  本日は、 2007年5月10日5月11日 の 「 ファンクション・ブロックを作ってみよう!」 と、それにつながる
  2007年11月29日 の 「 STを使ってみよう 」 をもうちょっと実用的な例として発展させてみます。



  ADユニットに入力されるデジタル値を、希望の表示値にスケーリングします。
  具体的には、

   ・ ADユニットには DC4−20mAが入力されます。
   ・ ADユニットに任意に分解能を設定します。 例として、分解能を12000 に設定します。
   ・ このデジタル値を希望の表示値にスケーリングします。例として、0−2000 にスケーリングします。
   ・ ただし、もしアナログ入力値が4mA未満の場合 ( デジタル値がマイナスになる場合 )は、表示値は 「 0 」 にします。
   ・ 一方、デジタル値が12000より大きくオーバーフローした場合は、表示値は 「 2000 」 を超えないようにします。
   ・ スケーリング値 「 0−2000 」 は、任意に変更可能なようにします。

  ラダープログラム本体のFBは、こんな感じになりました。



  ここで、

    D0 : ADユニットから入力されてくるデジタル値です。0 〜 最大分解能 ( ここでは 12000 )
    D1 : 表示値 ( スケーリング値 ) の上限値。20mA入力時の値。ここでは、2000
    D2 : 表示値 ( スケーリング値 ) の下限値。4mA入力時の値。ここでは、0
    D3 : ADユニットに設定された分解能 ( ここでは 12000 )
    D10 : 演算結果であるスケーリングされた表示値。タッチパネルにでも表示されると思ってください。

  さて、ファンクションブロック ( 以下、FB ) 内には、ラダーではなくSTを使ってプログラムを書きます。
  こんな感じです。



  なんでラダーじゃなくてSTなのか。いや、別にラダーでもいいんですよ。好き好きです。 (´ー`)
  ただ、こうした計算はどうしても小数点以下が発生します。小数点以下が出る計算は、ST使った方が楽なんですよ。

  ラダーで通常扱う数値は、基本的に整数です。もちろん、ダブルワード化して実数変換してもいいですけどね。
  STで書く時も、やはり一度整数を実数に変換しなくてはいけません。そうしないと、端数が切り捨てられて、誤差が出てしまうからです。
  上図でも、最初に入力データ諸元 ( 分解能とか上下限値だとか ) を実数に変換しています。FB内でSTで組んであげれば、プログラム
 本体には、一切実数変換だの端数処理だのが出てきません。
  で、最後に計算結果を、また整数に戻してあげてます。

  ラベル設定は以下の通りです。



  では、実際にこれをダウンロードしてモニタしてみましょう。



  D3 の 「 分解能 」 には、ADユニットに設定した分解能と同じ数値をいれてあげます。これは、プログラムでイニシャル処理する部分です。
  D0 の入力値は、ADユニットからの入力データを入れられるようにします。
  D1、D2 の上下限値も、イニシャル処理しておけばいいですね。タッチパネルの裏画面みたいのから入力できるようにしてもOK。

  上図は、アナログ入力値が、分解能最大の12000 ( 20mA入力状態 ) の時です。表示値は、スケーリングされて 「 2000 」 が
 出てきます。

  で、もしなんらかの理由でアナログ値がオーバーフローした場合。



  この場合も、表示値は2000より大きくはなりません。
  もし、アナログ値がアンダーフロー ( 4mA未満 ) になってしまった場合はどうでしょう。




  表示値は 0 未満にはしないようにしているので、0のままです。

  アナログ値が 6000 の場合 ( 12mA入力状態 ) ではどうでしょう。



  表示値は、0−2000の半分、1000になりました。

  さあここで、スケーリング範囲を変更してみます。「 0−2000 」 ではなく、「 1000−2000 」 にしてみます。




  1000−2000 の半分、1500が表示値として出力されました。

  では、今度は入力値を4000にしてみます。この場合、整数計算では、割り切れないので端数が出てしまいますね。
 でも、実数で小数点以下までちゃんと計算していますので、



  こんな感じ。
  0−2000 の3分の1 ( 667 ) を表示値として出力してくれました。しかも、ちゃんと小数点部分を四捨五入して整数化しています。
  整数だけで計算しちゃうと、端数は切捨てなので、出力値は 「 666 」 になっちゃうんです。誤差発生。

  FBの中をモニタしてみましょう。



  ご覧の通り、計算した結果の実数を整数に戻す時、ちゃんと四捨五入してくれるのです。


  どうでしょう。これが最善などとはもちろん言いません。もっと他にいい組み方もあるでしょうし、工夫の余地も色々残されています。
  でも、この程度までできるようになれば、かなり実用的だと思いませんか? あとはアイデアしだいで、アンダーフロー、オーバーフロー
 時の警報機能を持たせてみたり、実数のまま出力してタッチパネルには小数点以下まで表示したり、なんてこともできます。

  なんと言っても、使い回しがとっても簡単です。過去のラダーから使えそうなものを探して、
  「 えっと、ここからここまでコピーして ・・・ あれ、ここの計算は何のためにしてるんだっけ?」 などと悩むこともなくなります。




 02月11日(水)  ハードル

  結局ね、我々が何を求めているかってことなんですよ。

  もし本気でW杯4位以内を狙うつもりなら、あくまでそこに目標をおくのであれば、今日のオージーには圧勝しなくていけなかった。
  W杯本戦の予選リーグで無様な戦い方にならず、運が良ければ16強を狙えるというチームを作るなら、合格点にはまだ届かず。
  予選を2位以内で通過して、とにかくW杯に出場する、という意味なら、内容も結果も充分に評価できる試合。

  ちょっと、約束事にこだわりすぎかな。

   ・ 確かに松井は気合入りすぎで空回りしていたが、松井 → 大久保 という事前のプランをただそのまんま使うというルーチン・ワーク。
   ・ マイナスからニアに入れるのはいいけど、ひたすら繰り返すだけでは変化がない。最後は相手に読まれきっていた。
   ・ 両サイドは同時にはあがらないというのは分かるけど、内田が高くポジションをとった分、長友は下がりっぱなし。そのため、効果的な
     サイドチェンジが皆無。俊輔 − 遠藤 の位置取りにも言えるのだが、もっとツルベで動くべし。
   ・ つなぐことを意識しすぎて、ミドルなし。ニールとムーアを釣り出せず。

  もっとも、約束事を律儀に守って愚直に実行する、というのは日本の特性でもあり長所でもある。コインのウラオモテ。そこを頭から否定
 しちゃうと、もっととんでもないことになりそう。 ( あ、でも監督の采配は別だよ。だって、選手は日本人でなきゃダメだけど、監督は
 外人だっていいんだからね )

  最後にひとつだけクギをさしておきます。
  0点に終わったからって、「 決定力不足 」 なんて得意気に 口にするのは、スポーツ新聞やネットで仕入れた聞きかじりを披露するだけの
 知ったかぶりオヤジであると言ってるようなものですよ。





 02月10日(火)  いよいよ大一番


    勝ってくれ! 圧勝してくれ!

  とにかく、全身全霊で応援だ。




 02月09日(月)  サクラサク

  姪っ子が無事志望校に合格しました。 ヾ( ´ー`)ノシ




 02月08日(日)  非常停止はなぜb接点なのか

  今日は現場仕事でした。なんか安全靴がもうボロボロだ ・・・。

非常停止   押しボタンには基本的にa接点とb接点がありますが、「 非常停止ボタン 」 は一般的にb接点を
 使います。
  原点の発想は、「 ボタンを押してもきかない! 」 という状況が許されないのが非常停止だからで
 あって、 「 モノが壊れたら安全方向へ!」 ということですね。つまり、ボタンが壊れるということは、
 「 b接点で導通している 」 状態でなくなるということ、すなわち、非常停止がかかった状態と
 同じことです。

   もっと単純に言うと、
止まらない! よりは 動かない! 方がマシ ということです。
   よく、断線を例にあげることがあります。つまり、非常停止ボタンにつながっている電線が切れた場合、
  a接点では、電線が切れていることに気づかず、いざ押してみたら非常停止がきかないんですね。でも
  b接点なら、電線が切れたら非常停止状態になります。押してもいないのに非常停止がききっぱなしなら、
 「 あれ、電線切れてるかも 」って気づけるわけですね。

  断線は分かりやすい例ではありますが、じゃあ逆に、接点溶着しちゃったらどうなるの? ということになります。a接点なら、接点が溶着
 すると非常停止状態になって、「 あれ?」 となります。でもb接点では、溶着に気づかず、いざ押してもきかない ( 接点が溶着して離れない
 から ) ということに。ちょうど、断線の場合と逆の事態になってしまいます。

  実は、IEC の規格では、非常停止操作器具は、
「 直接回路動作機能付きであること 」 という決まりごとがあります。「 強制開離機構付き 」
 ということもあります。これは、例え接点が溶着しても、押し込む力で強制的に溶着した接点を引き剥がせる機構を持っている、ということで
 あって、おおげさに言えばこの機構を持っていないと非常停止ボタンとして認めてもらえません。
  以上より、溶着による停止操作不能は考慮しなくていいわけですね。
  じゃあ、もしも電線が短絡しちゃったら・・・? そこまで考えるとキリがなくなってきますが、断線よりは短絡の方が可能性は低いです。
 それ以上を求めるなら、もはや安全回路を組むしかないですね。安全回路を組むには、操作器具はもちろん、リレーからPLCから、全て
 規格対応の機器器具を用いなければなりません。その話はまたいずれ。





 02月07日(土)  週刊ニパ子ちゃん その15

  うちもようやく、風邪のドミノ倒しが終わったようです。


週刊ニパ子ちゃん

  もちろん、広報部長です。




 02月06日(金)  雑情報

  「 不況の時こそチャンス!!」  ・・・ って言ってる経営者、今日本に何万人くらいいるだろう。

  次週 ( 9日 ) の 『 カンブリア宮殿 』は、安川電機らしいです。ロボット、メカトロに興味ある人はどうぞ、と言いたいところですが、
 この番組の本質は経営者のウンチク話にあるので、あまり技術的な内容は期待しない方がいいかもしれません。

    公式サイト  http://www.tv-tokyo.co.jp/cambria/

  ついでですが、9日には、IDECが新しいシリーズの押しボタン類出すみたいです。薄いです。板厚3.2mmでもOKみたいだけど、
 取り付けしにくそうな気も。デザイン的にはいいですね。

        http://www.idec.com/jpja/news_and_events/press_releases/08/090203.html

  では、よい週末を。 (* ´∀`) ノシ




 02月05日(木)  見える化 その4

  タッチパネルと比肩して、最も分かりやすい 「 見える化 」のためのHM Iが、SCADAです。「 スキャダ 」 と呼びます。SCADAを
 そのまま訳せば、「 監視・制御・データ収集 」システムということになります。では、PLC−タッチパネルのコンビや、あるいはやDCSとは
 どう違うのでしょうか。

  実を言うと、違いを言い立ててもあまり意味がありません。現在では、PLC、タッチパネル、DCS、そしてSCADAは色々と絡まりあって、
 お互いをサポートする関係にあったり、上位−下位の関係にあったり、時にはシステムとしてのライバルだったりもしますが、とにかく渾然と
 してFA現場に存在するようになりました。つまり、それら全てがひとつのシステムとして、ひっくるめられるようになってきたということ。

   ただ、現場レベルの呼び名として現在どういう使われ方をしているかと言うと、こんなところです。

SCADA   PLC ・タッチパネル : あくまで物理デバイス。機器単体 ( もしくはローカルネットワークと
                しての機器群 ) を指す。
  DCS : 分散配置されたコントローラ ( 計装計器群 )とネットワークを統括するコンピュータ。
         親玉のポジション ( 中央操作室とか )にいるコンピュータと大型CRTを漠然と指す。
  SCADA : Windowsプラットホームで扱える、汎用パソコンにインストール可能な、
         データ収集を主目的としたアプリケーションソフト、及びそれをカスタマイズして
         搭載したパソコン自体を指す。

  元来、DCSとかSCADAというのは、機器やソフト単体ではなくシステム自体を意味するのですが、最近では上記のような使われ方を
 されることが多いようです。

  
「 んで、シーケンサからDCSにあげる信号は、通信なの? それともハードワイヤリングなの?」

  とか、

  
「 タッチパネルと同じ画面を、SCADAパソコンでも表示したいんだけどなあ 」

  ってな感じでね。

  SCADAに関して言えば、以前は 「 in touch 」 だとか 「 iFIX 」 だとか、確かに高機能高性能だけど
 やたらにお値段も高いアプリケーションがブイブイ言わせてましたが、最近ではもっと簡易で従ってお値段もお手頃な
 データ収集ソフトが、色んなメーカーから色んなバリエーションで発売され始めており、イメージもずいぶんと変わってきました。
 その中には、PLC との連携を主目的としたものも多くて、PLC、タッチパネルとSCADAの 「 違い 」 を語ることに
 意味がないのはそうした理由にもよります。

  次回は、PLC とSCADAの連携について。




 02月04日(水)  サッカーネタです

  日本代表はおいといて、いやあ、今日はリ トマネンが見れて嬉しかった。

  どういうわけか、ガキの頃からフィンランドという国にすごく憧れていて、今でもその想いは変わらリトマネン
 ない。できるなら永住して、彼の地で死にたいとさえ思ってます。学生の頃、独学でフィンランド語も
 少し勉強しました。全然身につきませんでしたが。フィンランド語というのは不思議なことに、英語や
 ドイツ語、デンマーク語などとは全く違う語族で、発音や文法構造は日本語に近いとさえ言えます。

  ああ、サッカーの話ね・・・。
  今日のフィンランドは、リ トマネン以外は2軍、いや3軍に近い。プレスもなければロングボール
 もなく、仮想オージーになんてなりっこない。そもそも、日本だって中盤はどうせほとんど入れ替わる
 んだから、こっちも意味ない。

  いよいよ、来週は大一番だ。



     『 サカつくDS日記 』 更新しました。 ( ´Д`)




 02月03日(火)  タッチパネルの選定 その4

  そう言えば最近、「 軽電 」 って言葉を耳にしなくなったな。

タッチパネルの選定   

  今回は、大きさ、通信方式以外の選定基準。


  1.電圧仕様
    タッチパネルの電圧は、大別してAC100VとDC 24Vがある。大型は双方がラインナップされているケースが多いが、
    3〜8型程度の小型では、各メーカーDC 24V仕様しかない場合が多いので注意が必要。

  2.TFTとSTN
    液晶ディスプレイ方式の違い。理屈はちょっとググればいくらでも見つかると思うので省略。
    FAにおけるタッチパネルでは、STNよりTFTの方が、画像が鮮明で視野角が広い、つまり高級であるとだけ。
    見た目に明らかに違うので、TFTが使えるならそれにこしたことはない。
    あとは、単純に TFTよりSTNの方がだいぶ安いということである。STNを選ぶのは、
    「 どうしても予算が厳しくて数万円でもコストを下げたい 」 といったケースに限定。

  3.カラーとモノクロ
    そのまんま。ただ、モノクロといってもバックライト色の違いや階調の違いがあるし、カラーと言っても256色から6万色まである。
    ただし、3万とか6万とかいう表示色は、ビデオ入力 ( 動画表示 )を目的としない限りあまり意味はない。256色で充分。
    これも単純に、値段との戦い。

  4.アナログかマトリクスか
    アナログ式とマトリクス式の違いについては、 2007年11月6日の項 をご参照ください。
    15型はほぼどのメーカーもアナログ式。12型以下は、メーカーによって違いがあるので、仕様をちゃんと調べよう。どっちが
    いいとは一概には言えないが、時代の趨勢はアナログ式。

  5.その他
    ファンクション・キーがついているとか、人感センサがついているとか、I/Oを持っているとか、ハード的なオプション。これらは
    値段との戦いではなく、システム上その必要性があるのであれば、優先して考慮しなくてはいけない。


  1〜4については、大型 ( 10型以上 ) では、実はあまり悩む必要はない。もう、TFTカラーの6万色 ( 3万色 )がスタンダードに
 なりつつあるし、発紘
以外のメーカーは、アナログかマトリクスかも自動的に決まっちゃうので考える余地がないのだ。
  悩むのは小型の場合。とにかく、値段との勝負で少しでも機能のよいもの ( モノクロよりカラー、STNよりTFT )を選ぶ。大型と違って
 小型は、メーカーによって価格や仕様も雑多なので悩みどころだが、選びがいがあるとも言える。


  次回は最終回。メーカーで選定する、というちょっときわどい話をしてみます。




 02月02日(月)  MY4

  朝出がけのTVで見た星占いを夕方まで覚えている人間なんて、ほとんどいないよな。

去年おととしと同じ服・・・   愛さん登場の時は、OMRONネタである。
  OMRONと言えば、リレーである。決して体脂肪率計ではない。
  リレーと言えば、「 MY4 」 である。制御盤のスタンダード。トヨタと言えばプリウス、
 SHARPと言えばアクオス、ヤマザキと言えばランチパック、ネスカフェと言えば
 ゴールドブレンド、ビーチバレーと言えば浅尾美和、インテルと言えばお家騒動
  ・・・ キリないな。まあ、そんな感じだ。

  Nがつくと ( MY4N ) 動作表示灯付き、さらに Zがつくと ( MY4ZN ) ツイン接点といった感じでバリエーションがある。
 −CRがつけば交流のサージ吸収CRつき、−D2がつけば直流のサージ吸収ダイオードつき、と更にバリエーションが増える。
 他にも、手動レバーつきとか、プラスチック・シール型とか色々あるが、基本は同じ。

  常々、リレーシーケンスの基本中の基本というのは、この 「 リレー 」 というものの働きを理解するところから始まると考えている。
  当たり前の話ではあるが。

  前職のとき、何度か 「 シーケンスの基礎 」 といったテーマで講師をやらされたことがある。
リレー
    
「 自慢じゃないが俺ぁ、ビデオの予約もできねえんだ!」

  と豪語する電気オンチのオッサンたちを相手に 「 リレーシーケンスとは何か 」 を説明するわけである。
  そんな時は決まって、このリレーというものがどういう構造になっていて、どんな働きをするのかから話を
 始めた。逆に言えば、リレーシーケンスというのは詰まるところ、それだけなのである。a接点とb接点と
 いうものを知り、自己保持回路がどういうものか理解すれば、リレーシーケンスの学習はもう完了したも同然。

  MY4リレーは、アキバにでも行けばいっくらでも売っている。
  これからシーケンスを始めようという人は、とにかく1個、現物のリレーを手に入れてじっくり眺めてみよう。そして、
 14番ピンと13番ピンに電圧を与えて ( もちろん、ソケット付けてね )、リレーがカチカチと動作するところを見てみよう。
 凡百の入門書を読むより、よっぽど早く理解できるよ。





 02月01日(日)  ヒートポンプ

  30すぎて自己啓発本なんて読んでるのは、「 私は仕事ができません 」 と言ってるのと同じ。


  ダルい男情報。東田研の第10話がUPされています。

    http://www.tepco.co.jp/pavilion/energy/

  今回のテーマは、「 ヒートポンプ 」。
  ヒートポンプ自体は、大昔からある熱交換システムにすぎず、エアコンというのはヒートポンプ以外の何物でもない。しかし、近年の温暖化
 対策とか省エネルギーとかの環境問題ムーブメントに付随して、ちょっとニュアンスが変わってきた。
  昨今言うところの 「 ヒートポンプ 」 とは、単純な熱交換ではなく、「 蓄熱 」 という要素をいかに効率的に取り入れるか、ということである。
 典型的な例としては、エコキュート。もっとも、こうしたシステムだってそんな目新しいものでもない。もう20年近く前、ダイキンが 「 トリオ
 システム 」 なんていう家庭用ヒートポンプシステム ( 深夜電力を利用した、空調と給湯のトータル・システム ) を販売していた。

  まあ、それ自体は別に文句を言う筋合いではない。技術革新によって、より規模が大きく効率的なシステムの普及は大歓迎である。
  あ、当社も病院関係には、結構分電盤やら空調制御盤やら納入しています。
  私が文句を言いたいのは、

    
「 東田研は、原発推進マンガだろーがっ! 」

  ということである。もっとあからさまにやってくれないと、こっちも面白くないのである。ツッこめないだろーが! ってことである。


ギャグメーカーらしい・・・

  このアシスタントの 「 痛い女 」 っぷりだけでは物足りないんじゃあ〜っ! ということである。頼むよ、ほんと。


  例えば  西松建設問題  とかをさ・・・

ニパ その話題はやめた方がいいよ!

  うん、そうだね、やめとくよ・・・。
  ではまた明日から一週間がんばりましょう。




 01月31日(土)  コイルの直列接続

  自分で自分のことを変人だという人間が本当に変人であるケースは皆無。

コイルを直列接続   さて、ラダー上では 「 約束事 」 としてコイルの直列接続は禁止事項ですが ( 昨日のような例外もあり )、
 では、リレーシーケンスの場合は、何故直列にはつながないのか。
  R1,R2をリレーコイルとした場合、左図のような直列接続は絶対にしません。リレーを2個ぶら下げたい
 場合は、必ず並列に接続します。

  
「 なんで? 」

  ・・・ と新人さんに訊かれたら、ちゃんと分かりやすく説明できますか?

  えー、今日は数年ぶりにギロッポンに行ってきました。
  世の中本当に不況なのかあ・・・? 人は集まるところには集まる。金もあるところにはある。






 01月30日(金)  コイルの後ろに接点って気持ち悪い?

  ラダー図のお約束として、コイルは一番右端に持ってくる、というのがあります。入門書や教材の類を見ても、例外はまずありません。
  実際、ラダーツールの機能上、コイルは右側の母線にしか接続できない制約があります。これは何でか? 理由はよく分かりませんが、
 まずハード回路 ( リレーシーケンス )がそうであること ( ラダーの原点はリレーシーケンスの模擬ですから )、ラダーはハード回路以上に
 電気の流れ ( 上から下へ、左から右へ ) という制約を厳しくしているから ・・・ といったあたりなんでしょうか。

  しかし、ハード回路 ( リレーシーケンス ) だって、別にコイルを最後に持ってこなくてはいけない、という決まりごとはありません。
 実際、コイルの後ろに接点を持ってくるケースだって多いです ( マグネットの後ろのサーマル接点なんてその典型 )。ただ、ハード回路の
 場合は、配線上の問題 ( 特にコモン線の取り方 )であるとか、接点にかかる電圧の問題であるとか、図面表記上の問題であるとかで、
 コイルを最後に持ってくるほうが基本的には理にかなっています。

  ラダーには電圧であるとか配線上の都合だとか、そんな実際上の問題は全くありませんから、本来はもっと融通がきいてもいいはずです。
  例えば、キーエンスの KV STUDIO の拡張機能を使えば、こんな描き方もできます。

拡張ラダー機能を使うとできます

  見づらくて申し訳ないですが、例えば2行目。
  R33200、R30006という2つの入力接点条件が成立すると、まず ONDL ( オンディレー ) タイマコイルがON。タイムアップで
 その接点がONすると、次のSHOT ( ワンショット )コイルがON。その接点がONすると、最後のグローバル・リレーコイルがON、
 となります。
1行に、コイルが3つ
  ただ、ここでちょっと注意が必要なのは、リレーシーケンスと違い、右端から左端まで ( 母線から母線まで )導通しなくても、コイルは
 その直近上位までの状態でON−OFFするということです。

  私などは、こんな描き方ができて当然だと思うし便利に使っていますが、
「 コイルが途中に出てくるのはイヤだ! 」 と感じられる方も
 少なくないようで、その気持ちも多少は理解できます。日本では、ラダー屋さんの多くはリレーシーケンスから入ってくるので、接点より先に
 コイルがぶら下がっていたり、1行の中に ( シリース状態で )コイルが2つも3つもズラズラ並んでいるのは、感覚的にすごい違和感が
 あるんですね。

  もちろん、こうした描き方もラダーを記述する上での方法論にすぎませんから、独自の理由をもって使わないようにするのは自由です。

  ただ、これから先、FBだのSTだのといった IEC が標準化されてくるんですから、この程度で 「 単に感覚的にイヤだから 」 という理由で
 否定していては、いずれPLC の進化についていけなくなっちゃいます。
  PLC はもう、「 リレーシーケンスの延長 」 ではなくなってきているんですから。



     『 サカつくDS日記 』 更新しました。 ( ´Д`)




 01月29日(木)  風邪ひいて

  数日間、ぶっ倒れてました。元々風邪ひきやすい体質なんで年に数回はひいてますが、今回はひどかったな。まだふらつくし、頭いてー。


  では、また明日からいつも通り。




 01月24日(土)  週刊ニパ子ちゃん その14

  当社も、現在3人ほど倒れてます。


週刊ニパ子ちゃん

  よく 「 風邪は他人にうつせば早く治る 」 と言いますが、「 うつった他人が悪化する頃には自分は治ってる 」 ってことなんでしょうね。




 01月23日(金)  明日より

3月26日まで    ちょっと宣伝。

   木場公園で、ジンガロの公演が始まります。

    公式サイト   http://www.zingaro.jp/

   以前から、

          
「 木場公園 」「 騎馬の公演 」  
 
     というのは壮大な駄ジャレなのかどうか悩んでましたが、いまだによく分かりません。

   『 GIANT KILLING 』 の9巻を買いました。多分、今1番面白いサッカーマンガです。




 01月22日(木)  失われた設定

  お昼のクソ 混んでるコンビニのレジで、後ろの行列も気にせず延々と迷いながらおでんを選んでるOLさんってすごいよなあ。
 小心者の俺には、あんなマネはとても無理。

  キーエンスの KV STUDIO で、こんな現象がありました。
  Ver.3で作ったソフトを、一度Ver.4で開いてから保存。そして、またVer.3で開くと・・・。

 アラート

  こんなアラートが出て、ユニット構成情報が失われてしまう。「 いいえ 」を選択すると、プログラム自体はちゃんと開けますが、やはり
 ユニット構成が全て消えてしまってデフォルト状態に。もちろん、ユニットに割り付けたパラメータも全て消えてしまっています。

  まあ、低いバージョンで開くことに無理があると言えばそれまでですが。
  不思議なのは、このユニット構成が失われた状態で開き、保存せずに終了。そして、もう一度開くと、上のアラートは出ないんですね。で、
 ユニット構成設定は当然のごとく失われています。保存終了していないのに、なんで2度目以降はアラートが出ないのか・・・。

  そしてまた結局のところ、「 バージョンアップはマメにしよう 」 という結論にならざるをえないわけです。



   
『 サカつくDS日記 』 更新しました。 ( ´Д`)





 01月21日(水)  KY

     危な〜〜〜いっ!!
KY
  という
寝言 を至近距離で聞いたことがありますか? 私はあります。

  現場で作業に入る前には、必ず 「 KY 」 というのをやります。「 危険予知 」 のことで、考えられる危険、
 それに対する対策、安全のためのワンポイント等を、作業従事者全員で話し合って意思統一するための
 ミーティングです。
  「 KY 」 と言えばちょっと前、「 空気読めない 」 なんてくだらないバカ用語が流布してましたけどね。
 そちらはもう死語ですが、危険予知の方は忘れるわけにはいきません。私は、ひとりで作業するときも、
 必ず 「 ひとりKYM 」 をやってます。さすがにボードは使いませんが。

  我々の場合、KYに必ず出てくるのは 「 感電 」です。
  でもねえ・・・ 建築の電気工事やってた頃、あえて触って活線かどうか確認する職人さんとかいたんだよね。
 こう、Fケーブルを剥くでしょ? で、自分の手の甲に電線をチョンってあてて、
    
「 おっと、こいつ生きてんな 」 って。
  KYもへったくりもないですね。 (;´Д`)




 01月20日(火)  タッチパネルの選定 その3

  えーと、サッカーの話はしません。猫を相手に1時間ほど語ってましたので。 (・ω・` )

  通信方式による選定の話。ここでいう通信とは、ツールパソコンとではなく、PLC との通信です。
  なお、通信方式あれこれについては、 2008年4月22日の項 をご参照ください。

光接続    現在タッチパネルは接続方法のオールインワン化が進んでいます。オプション扱いではなく、
  標準装備として、LANとシリアル双方を持ち、更にメーカーによってはプラスアルファを持っています。

   選定方法のひとつとしては、PLC と同じメーカーを選ぶという方法があります。異メーカーの
  組み合わせにはないメリットがある場合が多いからです。
   例えばOMRON同士ならNTリンクが使えますし、三菱同士ならバス接続が使えたりします。これら
  には、PLC 側にリンクユニットが不要だったり、高速通信が可能だったりという特典があります。

  ひと昔前ならともかく、今は主要メーカーどうしであれば、PLC とタッチパネルはどこのメーカー間でも接続できるので、
 上記のようなメリットを考えなければ、特にメーカーをそろえる必要はありません。


  時代の趨勢としては、やはりLAN ( Ethernet )ですね。もしPLC 側に、コンピュータその他との通信のために既にイーサユニットが
 用意されているのであれば、あるいはCPU自体がイーサポート付きであるのならば、タッチパネルもLAN接続にしておけば間違いないで
 しょう。余計なユニットを増やす必要がない ( = コスト低減 )し、将来的な拡張性や機種変更にも容易に対応が可能です。少々距離が
 あっても、下手にツイストペアなんか使うより、よっぽどノイズにも強いしね。
  LANがない場合は、バスや直結を考慮します。これでも、PLC 側にはユニットが不要です。せいぜい、専用ケーブルがあればOK。
  要するに、「 タッチパネルと通信するためだけに、PLC にネットワークユニットを追加する 」 という考えは、最後の手段です。

  まとめますと、ちょっと前まではPLC 側にシリアル通信ユニットを置いて 232C または422接続が一般的でしたが、現在は
     1.LAN接続
     2.PLCと同メーカーによるバスまたは直結接続、CC−Linkのようなオープンフィールド・ネットワークによる接続
  が主流です。

  ただし・・・ 10型以上の大型ならともかく、小型の場合はシリアルしかポートを持っていない ( オプション対応もない )ケースが多いので、
 小型の場合は否応なくシリアル通信になることもあります。 ( いずれ小型もLAN対応になるかと思いますが )




 01月19日(月)  タッチパネルの選定 その2

  細かいことを言い出すときりがないですが、防爆だとかハンディといった特殊用途を除いた機種で、大雑把に選定要素をあげると、
タッチパネルの大きさ
    1.大きさ
    2.通信方式
    3.その他の仕様
    4.価格

  です。もちろん、価格は大きさや通信方式、仕様と
 密接に関係しています。
  その他の仕様とは、カラーかモノクロか、TFTかSTNか、といったようなことです。今日は大きさの話。

  大きさは、「 画面の大きさ 」 と 「 解像度 」 では意味が違います。
  タッチパネルのラインナップは、大きい順に15,12,10 ・・・ となっています。どのメーカーもほぼ共通です。( メーカーによっては、
 呼び名が12ではなく12.1だったりする程度 )
  15型はXGA、12型はSVGAですが、10型以下のクラスは画面の大きさと解像度が必ずしも一致しない場合があるので注意しましょう。
 もちろん、解像度が高い方が画面はきれいで、値段が高いです。予算が許すのなら、当然解像度が高い方がいいですね。

  大きさを決めるには、最も沢山のパーツを配置しなくてはいけないページを前提にします。一昨日のライン図みたいなヤツですね。
 タッチパネルというのは、現場にあります。パソコンみたいに、机に座って顔を画面に近づけながら見たり、マウスポインタのような精度の
 高いもので操作するものではありません。少し離れた場所から見る、人の指で操作する、ということを忘れてパーツや文字が小さすぎては、
 苦情バリバリです。
  最低限の大きさを確保しながら、できるだけ多くの情報を詰め込むのが技術です。画面の大きさを決めるのは、その第一歩。ぶっちゃけ、
 慣れでしかないんですけどね。例えば、お客さんからC ADやEXCELで描いたライン図をもらった時、

 
  「 あ、こりゃ最低12型じゃないと入んねーな。でも15にしちゃうと値段高いし、ライン図以外のページがスカスカになっちゃうな 」

 という想像がつくのが 「 慣れ 」 というヤツです。ここまで想像がつけば、

   「 10型以下だと、ライン図を2ページに分けないといけないな。12にして1ページにするか、10にして2ページにするか、
   お客さんに相談してみよう 」

 といった感じで仕事が進んでいきます。




 01月18日(日)  雪だるま

  『 神田雪だるまフェア 』 とかいうのをやってました。神田ゆきだるまフェア

  ジョー・コールじん帯断裂で今季絶望かあ・・・。好きな選手なんで残念。
  私も昔じん帯やっちゃって、3ヶ月間ギプスはめていたことがあります。あ、仕事でではなく、
 サッカーやっててです、すみません。 (。。;)  今でも、冷え込む日は何となく痛みます。

  さて、あちこちで道路をほじくり返しているのを見るにつけ、年度末だなあ、という感じですね。
 ここしばらく、比較的のんびり過ごしてきましたが、これから4〜5月にかけてまた慌しくなりそう
 です。ま、仕事が沢山あるのはいいことなんだろう、多分。

  では、また1週間がんばりましょう。




 01月17日(土)  ライン図を描く

  SUCCESS、全然効かねーヨ  ( 色んな意味で爆弾発言 )

   私はタッチパネル画面を作成するスピードには結構自信がありますが、
  やはり配管フロー図とかコンベア搬送図となると、やはりそれなりに時間は
  かかります。凝り性だし。

   コンベアなんかは最近、動画的な部品が用意されてきたし、配管も直線が
  ランプ化できるようになってきたので、だいぶ楽になりました。でも、パーツは
  もっと欲しいな。コンベアは、もっと簡単にパーツを組み合わせて搬送ラインが
  描けるようになってほしいし、配管の場合は、バルブパーツを増やしてほしい。
  いまだに三方弁も調節弁もないんだもんなあ・・・。
   自作してもたいした手間じゃないし、一度作れば使いまわせるけど、妙な
  3Dパーツをワサワサ増やすくらいなら、シンプルでも実用的な機器部品の
  パーツを充実してほしいですね。

  ライン図を描くコツをひとつ挙げるとすれば、全体的に均等に描くこと。
  ある部分でやたらパーツが密集しているのに、別な部分ではぽっかり空間が空いている絵というのは、見ていて落ち着きが悪いです。

  え? どうしても1画面内にライン図が収まりきらない時? そんな時は、
     
「 もう1ランク大きなタッチパネル使いましょうよ〜、うへへへ 」
  とお客さんに頼むのです。ほとんど却下されますが。




 01月16日(金)  計装PLC

  計装PLC を使えそうな案件が、いくつか出てきました。うちひとつは、アナログ点数が70点近くあって、配線の都合上から CC−Linkで
 ネットワーク組む予定ですが、三菱純正だとコストが高くつくので、エム・システムのリモートI/Oシステムを使おうと思ってます。

R3シリーズ

  このところ、計装絡みの仕事が多いです。コントローラとLAN組んだり、データロガー使ったり。そこまでしなくても、圧力、流量、温度と
 いったアナログデータを扱うケースが多いですね。コンフィギュレータを使わない場合、三菱シーケンサは横河やキーエンスに比べて
 アナログ処理がやや面倒なんですが、計装PLC を使えれば話は別です。

  では、よい週末を。私は明日は現場作業です。


  ところで、『 サカつくDS日記 』 はリンクを消したけど、実はチマチマ更新してるのよ。ウフフ、ウフフ。
  おヒマな人は、ググッてみてね。




 01月15日(木)  タッチパネルの選定 その1

パーツを流用   ← キーエンスの VT STUDIO に、OMRON NSシリーズの 「きれいな部品集 」 の
    パーツを貼り付けたところです。
    ビットマップデータだと、こんなふうに異メーカー間での使い回しもできちゃいますね。
    やっていいのかどうか知りませんが。

   ということで、タッチパネルの機種選定の話をしてみたいと思います。
   とは言うものの、PLC と同じで、まず大前提として客先の仕様、要望があります。客先が
  メーカー指定、機種指定をしてきたら、四の五の言わずにそれに従うのみ。
   ただ、PLC よりはまだ、我々業者側で選定するケースも多いかもしれません。

  身もフタもなく結論から言っちゃうと、私自身は、正直メーカーにはこだわりはありません。どのメーカーも価格はほぼ一緒、
 機能性能は、ツールも含めて一長一短。ただ、なまじこれと言った差異がないだけに、選定は返って難しいかもしれませんね。

  次回以降、本編。




 01月14日(水)  とある日常 その8

        
(-ω-  )  ただいま

  
( ・∀・)  えっ、えっ、えっ、えっ・・・!
        
(-ω-  )  エアコン壊れたのか・・・

  
( ・∀・)  なんで分かるの?
        (-ω-  ) 
部屋ん中寒いから
  
( ・∀・)  お帰りなさい、お疲れ様、ごはんの前にエアコンなおして
        (-ω- )  リモコンの電池切れとかだったら笑うよ?


     ・・・・・・


       
(゚Д゚#)  リモコンの電池切れじゃねーかっ!!


  リモコンに何の表示も出てない時点で気づくと思うがなあ・・・。




 01月13日(火)  ツーフォーサービス

スキー場にて   愛さん、こんにちは。どこのスキー場っすか?

  Google でOMRONを検索しようとすると、
 候補が右図のような感じで出てきます。


  1位 OMRON 24
  2位 OMRON UPS
  3位 OMRON FA
  4位 OMRON PLC
  5位 OMRON ZEN
Googleで検索

  「 24 」 というのは、ツーフォーサービスのことですね。5位の 「 ZEN 」 というのはプログラムリレーのことです。
  
「 ツーフォーサービス 」 は、「 24時間以内! 」という意味の 「 24 」 で、機器部品の即時納品をウリにしています。
 代理店を通さないですから、価格は高いです。でも、確かに早い。
  私も何度か、ここに助けられた経験があります。昔は会員カードなんかが発行されてましたが、今はオンライン登録で
 OKです ( 登録無料 )。

  ちなみに、現在は別名称になっています。   http://www.omron24.co.jp/


     
「 一刻も早くあの部品が手に入らないとやべ〜っ!! ( ;゚Д゚) 」

  という事態に追い込まれた時に重宝しますよ。 (^_^;)





 01月12日(月)  週刊ニパ子ちゃん その13

  風邪ひいてる人多いですね。気をつけましょう。


週刊ニパ子ちゃん

  それから、会社で迎え酒はやめましょう。




 01月11日(日)  漏電

  電気工事をやってた頃の話。
  ある大雨の晩、近くのラブホから電話が。突然、全館いっせいに停電してしまったので、すぐ来てくれとのこと。調べてみると、メインの漏電
 ブレーカーが落ちている。分岐ブレーカーを一度全て切ってメインブレーカーを投入。その後ひとつひとつ分岐ブレーカーを入れていくと、
 あるブレーカーを入れた瞬間にメインの漏電ブレーカーが落ちる。
  屋外照明 ( 建物をライトアップしているスポットライト ) で漏電が発生しているらしい。とりあえず、そのブレーカーは入れないようにと
 お話してその日は撤収。翌日調べたら、やはり照明器具のケーブルがボロボロで芯線が見えてる。今まで平気だったのが不思議なくらい。
  「 突然停電して、お客さんから苦情とかありましたか?」 と聞いたら、「 1件もなかったですよ 」 と笑ってました。まあ、明るくても
 暗くても、やるこたあ、ひとつだしなあ・・・。




 01月10日(土)  壁紙

  PC デスクトップの壁紙って、結構その人の本質が出てると思う。
  いかつい顔してアイドル萌えだったりとか、いかつい顔して猫フェチだったりとか、いかつい顔してガノタ ( ガンダムオタク )だったりとか。
  水着系はセクハラの危険があるので自重する向きも多いんでしょうか。無頓着な人は、Windowsデフォルトのままだったり。

  私はしょっちゅう変えてますが、ゆもりあさんの壁紙使ってることが多いです。

みんなまだ帰らないの?
  ← こういうの。有名なのでご存知の方も多いと思います。

   現場で、他の業者さんやお客さんに大ウケすることがよくあります。

ゆーもりあーさん
                       サイトはこちら →                              




  業界共有の苦笑いですね (;´ω`)


  私が特に気に入ってるのは、この二つです。

                    今日は定時に帰る     できません




 01月09日(金)  新製品情報

  前にもチラッと書きましたが、OMRONタッチパネルに15インチが出ました。
  他の主要メーカーに比べると、随分遅かったですね。OMRONらしいと言えばらしいですが・・・。

  Ethernetポート標準装備、RGB入力標準装備、ラダーモニタ・・・はおいといて、

     
アナログ式なのに2点押し  ( HPの製品紹介より )


  というのがちょっといいかも!
  ・・・と言いたいところですが、要するに ファンクション・キーがついてるだけなんですね。発紘や
 そのOEMである諸メーカーと同じ。画面内の2点押しが可能なわけではありません。
  PLCがOMRONなら、使い勝手は良さそうです。

  では、寒さ厳しいですが良い週末を! ヽ(´ー`)ノ




 01月08日(木)  サカつくネタです

  まだやってんだよっ! 悪かったなっ!

ウクライナの矢 キタ━━(゚∀゚)━━ !!
カップ戦FWに誰を使うかが悩みどころ。
不屈の攻撃魂 キタ━━(゚∀゚)━━ !!
2002年のアイルランドはすごかったなあ。
オニ キタ━━(゚∀゚)━━ !!
ガマッチョとツートップ組む人多いだろうな。
知る人ぞ知る キタ━━(゚∀゚)━━ !!
あまり架空日本人は使いたくないが・・・。
ピクシー キタ━━(゚∀゚)━━ !!
顔がなあ・・・バッタモンでなあ・・・。
レアピエロ キタ━━(゚∀゚)━━ !!
12月27日 と比べてみよう。
鬼軍曹 キタ━━(゚∀゚)━━ !!
いやもうキャプテン。あんたキャプテン。
レアツネ キタ━━(゚∀゚)━━ !!
レアじゃなけりゃ、そっこー放り出すんだが。
レアケイタ キタ━━(゚∀゚)━━ !!
なんでこう、微妙なレアばかり・・・。
スペインの至宝 キタ━━(゚∀゚)━━ !!
大好きなプレーヤーなんで、ヒイキする。
( かつての )怪物 キタ━━(゚∀゚)━━ !!
ミラクルシュート、これ、最強。
悪童 キタ━━(゚∀゚)━━ !!
カップ戦デビュー戦で大怪我 (つд`)

  アズーリと無敵艦隊とマンUは作ったんで、次はセレソンかグランパスを作る。




 01月07日(水)  バージョンアップを忘れずに

  不況不況と言いながら、ポータルサイトを見れば株だのFXだのと、相も変わらずマネーゲームの広告がてんこ盛り。デイトレの皆様、
 景気はどうっすか?

  さて、Webページやメルマガでご存知の方も多いと思いますが、デジタルのアップデート・サーバが変更になるとかで、今月中に、
 Ver.2.22にアップデートを完了させておかないと面倒なことになりそうです。まだの方は、忘れないうちにやっておきましょう。

   http://www.proface.co.jp/news/info/info_081014.htm

  インターネット全盛になって、確かにアプリケーションのアップデートは楽になったけど、その分アップデートが各メーカーとも異常なまでに
 頻繁で、ついていくのが大変ですね。メーカーさんは自分のとこのアプリの都合だけ考えてアップデートを配布すればいいけれど、ユーザー
 側は色んなメーカーのそれを使うわけじゃん。普段あまり使わないアプリなんかは、すっげー古いバージョンのままだったりして、いざという
 時困ったり。

  ちなみに、今現在私の仕事用PC に入ってるPLC、タッチパネル関係のアプリは、

  三菱電気 : GX Developer ・ GT Designer ・ PX Developer 及びLLT他のアドイン
  デジタル : GP−ProEX ・ GP−PRO/PBV
  富士電機 : POD EDITER
  キーエンス : KV STUDIO ・ VT STUDIO 及び各種アドイン
  OMRON : CX ONE ・ NTシリーズ用サポートツール
  横河電機 : WideField

  他に、データロガー関係のツールとか、インバータやコントローラ、バーコードのパラメータ設定ソフトだとかがいくつか入ってます。
 PCのハードディスクがもうアップアップなんで、しばらく使うあてのないアプリは抜くようにしているんですけどねー。既設の改造とかも
 あるので、古いアプリでも抜きにくいものがあったりもします。( GP−PRO/PBV とか、NTツールとか )

  アップデートを追っかけるのも大変です。かと言って、
オートアップデート機能はウザい! ので利用したくないんですよね・・・。




 01月06日(火)  シーケンサを一般名称に

  なんかもう、新年早々景気の悪い話ばかりですねえ。帰るか・・・
  今襲ってきてる大不況というのは、突き詰めちゃうと、資本主義経済の破綻ということに
 なるんでしょうね。もっと大上段に言い換えると、今の人類には、資本主義経済は扱いこなせ
 なかったということ。でも、そんなこと口が裂けても言えないし、言っても仕方ないし。

  話は全く変わりますが、『 新電気 』という月刊誌があって、今月号から 「 PC による
 シーケンス制御 」 という連載が始まってます。初心者向けですが、なかなか本質をついた
 いい事も書いてありますので、興味ある方は立ち読みでもどうぞ ( その反面、ちょっと
 首を傾げたり 笑っちゃうような部分もありますが )。
  ここで言ってる 「 PC 」 とはもちろんPLC のことです。うーん、もうさ、そろそろ
 「 シーケンサ 」 を一般名称として認めちゃってもいいんじゃないの? 別に三菱の肩を
 持つわけじゃないけど、他のメーカーがあえて 「 シーケンサ 」 という呼称を避けている
 様子がかえって痛々しくなってきた。1メーカーの商標が一般名称化するなんてよくあること
 なんだし、ラダー言語最大のネックであるメーカーによる差異を埋めて標準化していくには、
 その辺りから始めたらいいと思うんだけどどうだろう。
  少なくとも、ユーザーにとっちゃ、色んな呼び方されるのはうっとーしくて仕方ないんだよ。




 01月05日(月)  年度内駆け込み案件

  すり寄った 猫をなでたら 静電気     歌丸です。
賽銭を待つ・・・
  今日が仕事始めの方も多いと思います。また今年1年、怪我なく事故なく頑張りましょう。
  トラブルもなく、と言いたいところですが、どんなに気をつけてもトラブルはあります。 (-∀-)

  大体、年明けると、年度内駆け込みの盤製作や改造工事の話が次々と舞い込んできます。
  それなりの規模の制御盤の場合、シミュレーション、検査等まで考えると製作完了までに
 やはり 2ヶ月は欲しいので、現時点で仕様が決定し、製作承認を受けていないとかなり厳しい
 状況です。また、改造工事等も、やはり年度末はかなり立て込みますので、日程調整が
 難しくなります。

  とは言え、可能な限りの対応はさせて頂きますので、案件がございましたら是非とも声を
 かけてください。




01月04日(日)  謹賀新年


  明けましておめでとうございます。本年も何卒よろしくお願い致します。