猫に鈍器 | |
日々の雑感など | |
過去ログ 2008年10-12月 |
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12月29日(月) 今年最後の更新です 新幹線トラブルに遭遇してしまった方もいらっしゃるんでしょうか。
さて、この 『 ねこどん 』 も丸2年続いてきました。来年の今頃も続いているかどうかは、ちょっと怪しい。 (;´ω`) では、明日から正月三箇日明けるまで、ここの更新もお休みいたします。 よいお年を (* ´∀`) ノシ こっそり、「 サカつくDS日記 」 を正月限定アップ。 サカつくDS日記 ( 終了 ) 12月28日(日) 来年の目標 どんな業種のどんな現場行っても、最近は確かに景気が悪い話ばかり。 「 何割減産 云々 」「 人員削減 云々 」「 残業代が出ない 云々 」「 かーちゃんに小遣い減らされた 云々 」。 そんなわけで、私の来年の目標は、 感電しない ( ゚∀゚ ) ハツリハンマーを買う ( ゚∀゚ ) ( 2年越し ) これ以上ドライバーを買わない ( ゚∀゚ ) の3本です。 ( ・・・・・・ が、ひょっとして大変なことがあるかもしれません ) 12月27日(土) サカつくネタです 今日は、自宅の照明器具交換とか、自宅のコンセント増設とか、自宅の換気扇修理とか、
翔平くん、代表選出おめでとー! ヽ(´ー`)ノ 12月26日(金) お疲れ様でした 今日は打ち上げとかで仕事以上に張り切りまくった方が、全国で200万人はいるでしょう。 それにしても今日は冷え込みました。そんな日に限って、まる1日屋外作業。しかも、身体を動かす仕事ならまだしも、じっとラダーを モニタしているだけという。まあ、楽と言えば楽ですし、前職の時は、屋外氷点下15℃ 猛吹雪の中で深夜作業なんてことも珍しくありま せんでした。それに比べれば、ぬるま湯みたいなものだ。
12月25日(木) 2008年を振り返る 明日で今年の仕事は終わり、という方も多いことだろうと思います。一年間、お疲れ様でした。年末年始も仕事がある皆様、ご苦労様です。 さて、今年1年を振り返ろうと思いましたが、たいして振り返るようなこともないので、やめます。 ( ´・ω・) 明日も早起きで現場だしね。 余計なお世話ですが、今年1年のあなたの出来具合を診断致します。 一発勝負で、下の画像から1つ選んでマウスポインタを置いてみてください。
ではでは。 12月24日(水) パワーサプライ 本日は盤の定期点検兼ソフト改造に行ってました。
心配なら、並列に 2台設置しダイオードかましてバックアップ運転する方法もありますが、そこは費用対効果の話になります。 12月23日(火) あと、現場2件 光ってる・・・今、最高に光ってるよ、グラベセン!! 日々押し詰まってますね・・・と言いたいところですが、当社はあまりそういう雰囲気はありません。毎年のこと ですが。元々休日、連休は現場に入り込むことが多い仕事ですし。・・・そうじゃない人もいるけど。 「 エコ 」 と 「 不景気 」 ばかりが耳についた1年でした。 さあ、来年はどうなるんでしょうか。何だかとてつもない大不況の波が押し寄せてきている気もしますね。 明日はまた早起きで現場なので、もう寝ることにします。 12月22日(月) 組配作業 今年もラスト1週間ですね。年末年始に休めるかどうかは別にして。 制御盤で、機器部品を取り付ける板を「 機器取付板 」 といいます。当たり前すぎますね。単に 「 中板 ( なかいた )」 ともいいます。 中板の厚さは、客先の仕様があれば別ですが、メーカー標準としては1.6 または2.3 または 3.2mm。取り付けられる 機器の重量で決定します。 機器の取り付け、及び配線作業 ( 組配といいます )する時は、中板を寝かせて作業します。一通り組み終えたところで、中板を 盤本体に組み込みます。その後、扉面の機器 ( 側面板がある時は側面板の機器にも )に配線を接続します。 例えば、動力線とシールドケーブルの分離敷設であるとか、機器間の離隔距離の確保であるとかは、もちろん標準作業 要領としてマニュアル化されているにしても、実際にどう配線するかは、組配する人の技量による所も大きいわけです。 組配には、盤メーカーによってクセのようなものもあります。ダクトやホックチューブの選定であるとか、インシュロックの使い方であるとか、 ダクトからの配線の出し方とか。 見比べてみると、結構面白いです。 12月21日(日) アナンシエータ回路 ( ハード編 ) マンUつえーなー。ルーニーの決定力の高さは異常。
FAの制御回路 ( ハード設計 ) を始めて最初に障壁となるのが、このアナンシエータ回路かもしれません。アナンシエータ回路は、 ごく簡単なものを除いて、一般的にリレー、タイマだけの回路では構成できません (つか、しません )。従って、専用の機器部品を使うことに なります。ところがここで、客先の仕様、警報チャートをきちんと理解しておかないと、間違いなく後々に大きなトラブルとなります。 特に、ロックインかどうか、再故障が必要かどうかはトラブルのタネです。( 再故障だのロックインだのについては、いずれまたあらためて ) これから盤設計を始められる方は、 1.警報回路には、「 アナンシエータ 」という独自のシステムがあること。( 専用の機器部品があるということ ) 2.アナンシエータ回路は似て非なる回路が色々あるために、機器部品の選定を誤ると大きなトラブルになること。 3.客先の仕様 ( 警報チャート )をきちんと理解すること。 に充分に留意しましょう。 12月20日(土) サカつくネタです すまん、もうちょっとだけ付き合ってくれ。 もう世界制覇も果たしたけど、まだまだ終われないなあ・・・。。
現在の 『 江東ねこどんず 』 のカップ戦スタメンはこんな感じ。 釜本邦茂 クリロナ スコールズ ギグス 小川佳純 佳純くんと翔平くんは相変わらずレギュラー ( ´∀`) シャビ 阿部翔平 ザンブロッタ ネスタ アジャラ それなりに強いチームは作れたんで、これからはこだわりチームを作る ブッフォン 12月19日(金) 交互運転 何故か、似たような仕事が妙に重なることってありますね。 今は、ポンプの交互自動運転制御の仕事が3件ほど重なっています。 ポンプ交互運転というのは、2台のポンプを自動的に順番に動かすというもので、給排水ポンプの動作と しては定番といってもいい制御です。単純に順番に動かすだけなら、ポンプ自体に交互運転の制御機構を 持っているものから、それ専用にすでに部品が組み込まれた制御盤なども売られています。 通常は、ラッチリレーや右のような電子式の交互運転リレーを、フロートやレベルセンサなどと組み合わせて 使います。 ただ、追加要素を要望されることもあります。例えば、 ・ 運転中のポンプ ( モータ )が故障したら、自動的に2台目に切り替わる。 ・ レベルや吐出圧力によって、2台目を追起動する ( 2台同時に運転する ) ・ ポンプの稼働時間を積算し、2台が同じような稼働時間になるように切り替える などなど。 ソフトで組むなら後からでもどうにでもなりますが、ハード回路の場合はお客さんのやりたいことをきちんと確認しておくことが重要ですね。 12月18日(木) 無駄 マンU × ガンバ、めっちゃ面白かったな〜。おまけに、ボビー・チャールトン登場にまた鳥肌たったっす。さんまさんが 「 アニメの中の人 」 と言ってたけど、まさにサッカー史上に残る伝説のフットボーラーなんですよ。 今日は4時半起きで現場でした。なもんで、昨日は帰って速攻寝てしまったのです。 朝靄にかすむ駅に降り立ってひと言・・・ 「 ねみぃ・・・ (つд`) 」 → 今日のチケット、とらなくて良かった・・・。 これまでにも、急な出張、現場仕事で、チケットが無駄になったことはかなりあります。友人、知人 に譲る余裕でもあればまだマシですが、ほとんどは土壇場の話なので、まるっきりの無駄に。 中には、レアルが来た2002年のトヨタカップだとか、俊輔がレッジーナ行く前の壮行試合 だとか、絶対に見たかったものやすごい苦労してチケット取った試合もあります。 ま、こういう仕事である以上、仕方ないけどね。 つーか、最近のニュース見てると、働けるだけ幸せだな、と。 さあ、今年も残すところ正味1週間、最後までがんばりましょう。 12月16日(火) 見える化 その3 前からあった、もっとも単純な見える化。でも、意外と知られていなかったり。 タッチパネルで、シーケンサのデバイスをモニタする。 ( プログラムその他一切不要 ) デジタルの場合。
三菱GOTの場合。
ちょっといいところは、デバイスを見るだけでなく、書き込みもできるところ。ビットデバイスなら、強制ON−OFF、ワードデバイスなら、 任意の数値を入力できます。 我々は滅多に使うことありませんが ( パソコンつないじゃうので )、保全の方には便利な機能かもしれませんね。 12月15日(月) MELSEC CPUの選定 その4 もう忘年会やったという会社も多いんでしょうね。うちは忘年会とかありません。 さてと、I/O点数、プログラム容量以外にも、選定において気にしなくてはいけない点はあります。 1.演算速度 : シーケンサの演算スピード。処理の速さ。パソコンにおけるクロック周波数だと思えばいいです。 例えば、a接点ひとつを処理するスピードとして、ベーシックQ01CPUで100ns、 ハイパフォーマンスQ02HCPU〜 だと34ns、ユニバーサルQ04UHDCPU〜 だと 9.5ns。 ごく単純に、ユニバーサルシリーズだと、ベーシックシリーズの10倍の演算速度があるということです 参考 4月6日の項 2.装着ユニット数 : I/O点数とは別に、インテリユニットは、ベースに装着できる最大枚数が決まっています。 例えば、NET/HユニットQJ71の場合、ベーシックシリーズには1枚しか装着できません。従って、ベーシック シリーズでは、複数ネットワーク ( 多階層ネットワーク ) が組めません。ハイパフォーマンスでは、4台まで装着 できます。実は昔、この装着枚数制限では、A小型で痛い目にあった経験があります。 別に速度なんて気にしない、インテリユニットもそんなつけない、という場合は、こうした条件は気にする必要はありません。アバウトに、 ベーシックシリーズとハイパフォーマンスシリーズでは、値段に差がある通りに機能にも差があるのだ、ということを理解しておけばいいです。 コストが厳しいとベーシックに走ってしまいがちですが、単純に容量の差だけで値段が安いわけではないということを知っておきましょう。 これは何の根拠もないカンですが、いずれベーシックシリーズは淘汰されて、なくなるような気がします。 12月14日(日) サカつくネタです 自粛? なんのことですかいのう・・・。 ま、日曜なんで勘弁してくれ。ようやく、高コスト選手を獲得する余裕が出てきました。
現在の 『 江東ねこどんず 』 のカップ戦スタメンはこんな感じ。 釜本邦茂 テベス スコールズ ギグス 小川佳純 佳純くんと翔平くんを使い続ける俺を、誰かほめて ( ´∀`) ペロッタ 相性なんて、気にしない〜♪ 阿部翔平 長嶋玄次 アジャラ 秋田 豊 楢崎正剛 12月13日(土) 週刊ニパ子ちゃん その12 「 昨日の話の続きをしてはいかんぞブクブクブク ゚・。<・ )))><< 」 とうちの熱帯魚が言ってるのでしません。 あなたが今つけている暖房を切る。それが、エコ。 12月12日(金) MELSEC CPUの選定 その3 1週間たつの早いなあ・・・ (´-`) 今日はプログラム容量の話。厳密に言うと、三菱シーケンサにおいては、「 プログラム容量 」 と 「 メモリ容量 」 は意味が違います。 ここでは、CPU選定という観点から、純粋にシーケンスを記述するプログラム容量ということで。 CPUの機種によって、どれくらいのシーケンス・プログラムが記述できるか、その容量が決まっています。もちろん、容量が大きければ 大きいほど良いのですが、ごくごく単純に 「 プログラム容量が大きい = 値段が高い 」 という図式です。 プログラム容量を言い表す場合、一般的にはバイトではなくステップを使います。 「 この前、すっげーボリュームあるプログラム組んでさー 」 「 へ〜、何キロくらい? 」 「 200キロ超えてたよ 」 なんて感じの会話ができるようになれば一人前。 上表にあるQシリーズの代表的な機種では、カタログやマニュアルにステップ容量が記載されています。型式とイコールですね。 Q06Hなら60kステップ、Q12Hなら124kステップ。 ステップとは、ラダー上の接点や命令語によって消費する容量だとでも思えばいいです。ですから、書けば書くほど消費ステップは大きく なります。ステップ数は、ラダー図の左端に自動的に表記されます。 こんな感じですね。ただ、プログラム分割すると、各プログラムごとにステップは0から始まりますので、その合計容量が全ステップ数に なります。( これまた厳密に言うと、ラベルやシステム領域が加算されるのですが、まあとりあえず気にしないでください ) GX Developerの 「 ツール 」 に 「 プログラム容量計算 」 というのがあって、システム領域を含めた全プログラム容量を計算して くれます。 ちっこくて見にくいですが、左はQ13U、右はQ06H。使用容量、残り容量を表示してくれます。 さて、ここからが難題です。 新規にソフトを作成する時、事前にプログラム容量を想像して、その想像した容量に見合う適切なCPUを選定しなくてはいけません。 現実問題として、ラダーが完成してからCPUを発注するなんてことはまずありませんし、それ以前に、見積もり段階でCPUは選定しなくては いけません。CPUは高いので、安直に安すぎるもの、高すぎるものを選ぶことはできません 。 ( 後で営業さんに迷惑がかかります (^_^;) ) この、「 実際にラダーを組む前にプログラム容量を見切る 」 というのは、実は経験以外の何物でもありません。こればかりは、 ひたすら実戦経験するしかない。「 見切りは大事 」 だと宮本武蔵も言っています。絶妙の見切りができるのがプロ。 ついでに言うと、プログラム容量をギリギリにおさめればいい、というものでも決してありません。ある程度の余裕はないと、 制御の追加改造が出た時にCPUをワンランクアップさせなくてはいけなくなります ( お金をもらえるなら、それはそれでありとも言えますが )。 また当然、ベタ書きラダーより、インデックスや応用命令使いまくった方が、内容は同じでもプログラム容量自体は小さくなりますしね。 どのくらいの余裕を持たせるかは、全体のコスト、将来改造の見込み、そしてプログラマーの考え方にもよります。ですから、一概に正解は ありません。私の場合は、通常、使用率50〜60%を目安に考えています。 もっとも、こうした 「 見切り 」がまだまだできない初心者に、30kステップ以上 ( Q06以上 )の仕事がいきなり任されるかと言えば・・・ ちょっと疑問ですけど。 んじゃ明日は、I/O点数、プログラム容量以外の選定基準について。 こっそり、 『 江東ねこどんず 』 情報。
12月11日(木) MELSEC CPUの選定 その2 本日は、ソフト改造の打ち合わせで某食品メーカーさんに行ってきました。製品のトレサビリティーシステムをやっています。 昨日の話の続きなんてし・・・てみましょうか、たまには。 (^_^;) I/O点数の話。I/O点数とはもちろん入出力点数のことです。具体的に言うと、X,Yという入出力デバイスは、無限に増やせるわけでは なく、CPUによって限界があるということです。例えば、Q00CPUは1024点、Q06HCPUは4096点です。これが何を意味するかと 言うと、32点の入力ユニットをQ00CPUなら32台、Q06HCPUなら128台まで取り付けられますよ、ということです。なんだ、随分 いっぱい付けられるじゃん、とも思えますし、実際、Qシリーズにおいては、I/O点数を気にして選定することはほとんどありません。 てか、ハイパフォーマンスモデル ( Q●●H )及びユニバーサルモデル ( Q●●U ) はほとんどが4096点なので、気にする意味が ないんですけどね。ベーシックモデル ( Q00,Q01 )は1024点まで! と覚えておけば充分です。( Q00Jは256点!) むしろ、このI/O点数というものの理解は、デバイスの割り付けに重要になってきます。パラメータで特に割り付けを変えない限り、X,Yと いう入出力デバイスは、1番左側のユニット ( CPUの右隣りのユニット ) から順番に、自動的に割り付けられます。もし1番左のユニットが 32点の入力ユニットなら、そのデバイスは X0〜X1F になります。その次に32点の出力ユニットを付けると、Y20〜Y3Fになります。 さて、ごく普通の入力ユニット、出力ユニットならそのまんまの点数ですが、それ以外のユニットは? たとえば、アナログユニット、高速カウ ンタユニット、各種ネットワークユニットなどなど。三菱では、これらは 「 インテリジェント機能ユニット 」 と言いまして、ユニットによって 点数が違います。 上記は光ネットワークユニットですが、「 QJ71LP21 」 という光リンクユニットは入出力ユニット換算で32点分ですよ、 ということです。 アナログユニットは、ほとんどが16点換算です。この割り付け点数は仕様書に載っています。これをきちんと把握しておかないと、任意の 位置のユニットのX,Yのアドレスが分からなくなってしまうのです。 これから三菱シーケンサを扱おうという方は、ベースに取り付ける色んなユニットには、「 入出力占有点数 」 という概念があるということを 理解してください。 ちなみに、GOTをバス接続すると、GOTもユニット扱いになりますので、入出力点数を占有します。900シリーズの場合は32点換算、 1000シリーズの場合は16点換算です。 んじゃ明日はプログラム容量の話を。 こっそり、『 江東ねこどんず 』 情報。
12月10日(水) MELSEC CPUの選定 その1 本日はまた新しい引き合いをいただいたので、某文化財団まで現地調査に行ってきました。動力盤の改造工事です。 さて、三菱シーケンサCPUの選定方法のお話。ただし、二重化、計装、モーション、C言語といった特殊用途のCPUは除きます。 選定の基準となるのは、 1.I/O点数 ・・・ スロットに取り付けられるユニット合計のI/O点数以上であることは絶対条件。I/O点数については、また別に 書きます。 2.メモリ容量 ・・・ ステップ容量。単純に言えば、プログラムがどれくらいの容量を必要とするかということ。パソコンのハードディスク 容量と同じだと思ってもらえば結構です。 3.価格 ・・・ 何のかんの言ったって、お金は大事だよ〜♪ 4.ポート ・・・ 最近、イーサポート付が出たので。USBはいずれにしろ持っているので、シリアルポートかLANポートのどっちが いいかってことになります。 選定上の優先順位は、原則として上記の順番になります。特に、1、2は必須。3は、2や4に大きく影響されます。 では、明日はもうちっと具体的に。 こっそり、 『 江東ねこどんず 』 情報。
12月09日(火) 秋葉原電気街まつり開催中です だから何だと言われたら、思いっきり 困る準備はできてます。 誰か、クリスマスにハツリハンマーをプレゼントしてください。 (´□`) ・・・ って、去年と同じネタだよ (-ω-) 2007年12月02日の項 でもって、スクラッチが当たらねーんだ、これが。 12月08日(月) オフディレータイマ タイマにも色々と種類がありますが、「 T 」 とか 「 TIM 」 というデバイスで通常使われるのは、オンディレータイマです。設定時間以上 入力が継続した場合に出力します。 これとは逆に、入力がOFFしてからも設定時間だけ出力を継続するタイマは、オフディレータイマといいます。あまり使われるケースは ありませんが、ないと困る場合も多いですね。ハードタイマではコンデンサを利用するので、一定の入力時間 ( コンデンサに充電する 時間 )が必要。でも、ソフトにはそんな制約はありません。にもかかわらず、PLCの命令語として、オフディレータイマを持っている メーカーはほとんどない。これは何となく不思議。 キーエンスには 「 OFDL 」 という命令語がありますが、三菱やOMRONにはこれに該当する出力命令はありません ( もしあるのを ご存知でしたら是非教えてください )。三菱には、「 STMR 」 という応用命令があることはありますが、これは非常に使いづらい。 で、オフディレー回路がほしい時は、回路を組む必要があります。 一般的な回路としては、 X0 ────||────────────────( SET Y10 ) Y10 X0 ────||────|/|─────────( T0 K10 ) T10 ────||────────────────( RST Y10 ) こんな回路です。X0がONしている間Y10が出力、そしてX10がOFFになってからも設定時間だけ、Y10は出力を継続します。 もっと簡単にしたければ、 X0 T0 ────||─────|/|─────────( Y10 ) Y10 | | X0 ────||─── ──|/|──( T0 K10 ) こんな自己保持でもOKですね。 他に、立下りを使った組み方もあります。 X0 ────||────────────────( PL F M0 ) M0 T0 ────||─────|/|────────( M1 ) M1 | | ────||─── ──────( T0 K10 ) X0 T0 ────||─────|/|────────( Y10 ) Y10 | ────||─── シーケンス中にこんな回路がチョコマカ出てくるのがイヤな人は、FBを作ろうがスクリプト使おうがもちろん自由です。 が、いずれにしてもラダーが汚くなるので、標準の出力命令語として用意してほしいものですね。 オンディレー = ( TON ) オフディレー = ( TOF ) てな感じで。 ( これ、どっかのメーカーにあった気がするんだけど、どこだったか思い出せない ) 12月07日(日) 2009年問題 その2 その1 (10月20日の項 ) 本格的な2009年問題はまだこれからだというのに、早くも派遣切りが大きな問題に。私のヨミも大きく甘かったようです。経済問題について は全く門外漢のことですし、ここではその問題自体には触れません。 私の場合、一時期派遣会社に行っていたのは、あちこち派遣として転々とすることで、電気に 関する色んな知識と実務的な経験を得たいと考えたからでした。制御 ( 電気回路 )だけでなく、 電子回路の設計、高圧の保守、機械設計、建築の電気設備などなど。諸事情あって当初の計画 ほどには多くの経験を得られなかったことは残念ですが、それでも今となって役に立っていることは 多々あります。 問題自体には触れませんが、派遣社員を「 所詮使い捨て 」 と考える論理、「 派遣社員なんて 正社員になれない負け組 」 的な発想が一部に横行していることには、ちょっと唖然としてしまい ます。 時には怒りの声をあげることも必要。 モヤモヤしますが、また1週間がんばりましょう。 そうそう、ニパ子ちゃんをまとめて見るページを作りました。 12月06日(土) 週刊ニパ子ちゃん その11 安全帯にも、色々と種類があります。我々が普通に使うのは、「 胴ベルト型1本つり 」 と呼ばれるやつです。( U字は不可の現場が多い )。 今年も最後まで、ご安全に!! 12月05日(金) サカつくネタ兼サッカーネタです (すまん ) 昨日の話の続きなんてしない ・・・ わけにはいかんのじゃあ! いや、俺は知ってるよ。サカつくが本当に長くて大変 ( で 面白い )のはこれからなんだよ。 ところで、現実のJ1もいよいよ最終節。鹿島が圧倒的に優位なのは分かっているけど、何とか名古屋に悲願を達成してほしいものです。 現在の 『 江東ねこどんず 』 のスタメンはこんな感じ。 ウェズレイ 平山相太 柏木陽介 服部公太 小川佳純 佳純くんと翔平くん ( ついでにウェズレイ ) に ダ シルバ こだわりを感じていただけると嬉しいです。 阿部翔平 鈴木和裕 前田和哉 平松大志 伊藤友彦 んが ・・・ パツ金の秘書に逃げられた・・・! ・゚・(つД`)・゚・。 なんだよう・・・何が不満だったんだよう・・・。 給料安いからか? ケツばっか見てたからか!? 仕方ないので、2代目はこの娘 → これにて、しばらくサカつくネタは自粛いたします。 m( __ __ )m 12月04日(木) GX Developer の検索ウィンドウ 2007年4月17日の項 にも書いた、「 GX Developer の検索ウィンドウが、ド真ん中に出てジャマくせえ! (#゚Д゚) 」 問題ですが、とうとう解決してくれたようです。 これまでは、ジャマなんでドラッグしてどかしても、次に検索する時は、また真ん中に出てきました。
これが、ドラッグした位置を覚えてくれるようになって、2回目以降は前回のウィンドウ位置に出てきてくれます!
細かなことですが、実際の作業ではこれがものすごくありがたい。やっと対応してくれたか〜、という感じです。 なお、この対応がなされているのは、現在公開されている最新のバージョン ( 8.76E )からのようです。まだアップデートしてない方は、 この機能だけでもアップデートする価値が充分にあると思います。 さて、わが 『 江東ねこどんず 』 ですが ・・・・・・ 2度目のJ1序盤、フルボッコの4連敗・・・ しかし、そこから立ち直るや、怒涛の8連勝などもありまして、ふと気づくと何と優勝目前! こりゃびっくりだ! 残り2試合でマジック1。テンション上がりまくって血管切れそうになったところで、『 リズム天国ゴールド 』 をやるからよこせと、ツレにDS i を強奪されました。 (つД`) 江東ねこどんずの運命や如何に! カツ目して明日を待て! 12月03日(水) サカつくネタです
そして再び、フルボッコ状態 ・・・ (T△T) 浮いて沈んで、サカつくとは人生に似たり ・・・ ( 単なるへたくそとも言う )。 12月02日(火) カタログのこと
ところで、OMRONの総合カタログもとうとう分冊化されてしまったのでしょうか。今までは、赤いベスト版さえあれば大体 間に合いましたが、センサ、FA、セーフティなどとモノに応じて手にしなくてはいけなくなりました ( 今までも分冊自体はありましたが )。 今後はもう赤いベスト版は更新されないのかな? ネットカタログやCD−ROMカタログが全盛になっても、やっぱり従来のカタログというのは見る機会が多いです。はっきり言ってしまえば、 カタログのあるなしで、機器部品を選定する場合だってあります。PDFダウンロードするより、ページめくった方が早いもんね! 12月01日(月) ラベルプログラムとは何か その5 わが 『 江東ねこどんず 』 が1年でJ1に昇格しました! やた〜! ヾ(´▽`)ノ しかし、J1ではフルボッコ状態。金もないしどうしたものやら・・・。そしーて僕は途方にくれるー♪ さて、ラベル化、と言いますか、構造化されたプログラムの使い回しが容易な環境とはどういうものでしょう。大別して、2通りあるように 思います。 1.大きな組織で、プログラム構造化のシステム自体ができあがっているケース。 すでに数十種類の構造化されたプログラムがサーバに備蓄されている。構造化作業を専門に行う人員も決められており、個々人が 勝手にモジュールを増やすことはできない。新規モジュールは審査の上で承認が得られれば新たに登録され、全員に周知される。 可能な限りモジュールを使うことが義務付けられ、プログラムに個性は求められず、むしろ規格化されて誰が作っても同じような プログラムになることが大前提。 2.ごく小さな組織で、強烈なリーダーシップを持つ人間がいるケース。 知識技術に優れ ( かつ声が大きい )リーダーが、他の数人のプログラマーに自分のやり方を伝授 ( または押し付け )する。 小所帯なので意思疎通が通り易く、誰がどんな仕事でどんなプログラムを組んでいるかを全員が周知している。リーダーが作った モジュールが、全員に共通のオペランドと化すことが簡単。と言うより、勝手な作り方してるのがバレると、リーダーからさんざん ケチをつけられる。 1の場合、大組織が持つ 「 ひたすら効率化を追求する 」 宿命の当然の帰結で、個々のプログラマーはまあ、部品をいかに組み立てるか という組立工にすぎません。むしろ、構造化を推し進めないと、組織として立ち行かなくなる。もっとも、PLC 中心のFAを専門とする 会社に、それほどの人数を抱えているようなところが全国的にどれくらいあるかと言えば、甚だ 疑問。 2の方は、これは恐らく結構あると思われます。会社にしろ、会社内の一部署にしろ、数人 ( 2〜3人、多くても5〜6人 )が専従していて、 特定の人間が作ったプログラムがデフォルトになるというケース。師匠と弟子。ただし、師匠コケるとみなコケる。 つまり、組織が思いっきり大きいか、逆に小さいか、両極にあった方が使い回しがされやすいのです。 なまじ、10人前後くらいのところが、1番始末に悪い。そもそも、プログラマーなんて本質的に誰もがお山の大将。自分が1番。他人の プログラム見たらケチをつけないと沽券にかかわると思ってる連中ばかり。そんなヤツらでプログラム使い回そうとするなら、組織としての 強制力で押し付けるか、有無を言わさぬ技術力 ( と大声 ) で押し付けるしかないのであります。 こうした問題は、何も構造化だけでなく、例えばコメントの付け方であるとか、サブルーチンの使い方、インデックスの付け方、デバイスの 割り当て方といった問題にも共通しています。全社的に統一しているか、ある程度までマネし合っているか、それとも全員バラバラか・・・。 あなたの会社はどうですか? 11月30日(日) NINTENDO DS i を買う 勢いあまって買ってしまいました。DS i。 サカつくDSがやりたかっただけなんだ、許してくれ。 チーム名は、 『 江東ねこどんず 』 秘書はもちろん、 パツ金のねーちゃんだ! サカつくはなあ・・・昔はずいぶんやり込んだ。 ここだけの話だが、徹夜でやった挙句、会社休んだこともあった ( バカ )。 あのオニのように激ムズだった初代サカつくも、今となっては懐かしい。 まあ、もうゲームにとりつかれるような年でもないので、のんびりやるです。 ・・・ と思ったら、ツレが一緒に買ってきた 『 リズム天国ゴールド 』 に夢中になって渡してくれない。 (T▽T こうしてみると、ゲーム機もずいぶん進化したねえ・・・。 さて、また明日から1週間がんばりましょう。 11月29日(土) 週刊ニパ子ちゃん その10 今年もあと1ヶ月。 休日に朝からビール飲むほどの幸福が世の中にあるか? 11月28日(金) バッテリ切れ
CPUはQ02Hですが、マニュアル見るとバッテリ寿命の実力値は、通電時間率0%の場合は2.09年しかありません。 電源落としっぱなしだと、2年ちょっとしかもたないということですね。そりゃ、プログラムも消える。 ちゃんとバッテリアラーム警報をタッチパネルに表示するようにはしているんですが、そもそも電源落としっぱなしじゃあ、 意味ないですしね。 プログラムを入れ直し、バッテリ交換後、試運転してもらって終了。 「 バッテリは3〜5年は保つ 」 と私も漠然としたイメージを持ってしまっているんですが、電源投入状況とか周囲環境 ( 特に温度 )に よってはかなり短くなりますので要注意のようです。 11月27日(木) 掲示板でも 「 昨日の話の続きをしてはいかんのニャ (`・ω・) 」 と、うちのネコが言ってるので、しません。 このHPのプロバイダさんには、無料C GIサービスがいくつかあって、BBSも設置できることを ようやく知りました ( 遅 )。 来年あたりから、設置してみようかなあ。 日々あれこれと能書き書いてますが、多分間違いとかもいっぱいあるだろうし、もっと詳しい 情報をご存知の方もいらっしゃるでしょうし、「 ツッコミたいけど、メール送るのはちょっとな・・・ 」 などという状況がチラホラ発生しているような気がする。 ただ、設置する以上はきちんと管理しないといけないですしね。アラシや広告の巣窟になるのは 困る一方、全く書き込みがないのも寂しいしね・・・。 年明けて覚えてたら、もう一度検討してみます。 画像は関係ないです。中華街に行った時の写真。 11月26日(水) 新機種情報 本日は、新規案件の引き合いをいただいたので、客先に打ち合わせに行ってきました。 で、新機種情報・・・ってか、また三菱シーケンサにラインナップが増えてるよ。 (T▽T どこまで増やせば気がすむんだ。OMRONもそうだけど、CPUのバリエーション多すぎ。 慣れてない人は、どれ選んだらいいのか見当すらつかないと思うがなあ・・・。 Q00とQ01に、ユニバーサルシリーズが出たようです。USBコネクタがついて、プログラム 分割ができるようになったようですね。元々、00,01は 「 安いが取り柄 」 って感じで 選定しづらかったのですが、プログラム容量的には、今日打ち合わせたシステムなんかには 手頃なんだよなあ・・・。 ひたすら容量と価格帯を細分化してバリエーションを増やし続ける三菱とOMRON、 「 とにかくこれ1台 」 的なキーエンスと横河・・・って感じになってきましたね。 では、明日は三菱シーケンサCPUの機種選定についてなど。 11月25日(火) 200番 左の写真をご覧ください。 「 あんた、背中が煤けてるぜ 」 違います。 タキゲンのキーです。左が200番、右はR200番です。 およそ、日本全国、キュービクルやら制御盤やらMDFやら、とにかく電気関係のボックスのうち、 半分以上は、この200番のカギで開きます!! お客さんの盤製作仕様書とかを見ていても、「 キーNo.は200 」 と指定してある場合が多いです。 ただ、今後はどうでしょう。すでにタキゲンが200番に代わるキーをラインナップしています。 http://www.takigen.jp/jp/contents/news/campaign/tak50.html 言うまでもなく、セキュリティが問題になってきているからです。たまにですが、わざわざ200番 以外のキーを指定してくるお客さんもいます。 タキゲン以外のメーカーでも、この 「 200番 」 というキーは共通のようです ( タキゲンが発祥 なのは間違いないと思うのだけど、どういう歴史的経緯があるのかは不明 )。 今後どうなっていくかは分からないけど、現場に出向く機会が多い制御屋さん、電気屋さんは、 200番キーを自分のキーホルダーにぶら下げておくと、必ず役に立つ時がくるでしょう。 11月24日(月) ラベルプログラムとは何か その4 キーエンスのサーボシステムのシミュレーション中です。 → ラベルプログラムのデメリットを考えてみます。デメリットと言うよりは、 「 メリットを生み出すほどには環境が整備されていない 」 ということに尽きると思います。ラベルプログラム、あるいはプログラムの構造化、階層化という ものは、それ自体はプログラミング上のひとつの手段であり、方法論であるにすぎません。 コンピュータプログラムの世界における、オブジェクト指向というものに近いでしょうか。 環境が整備されていない、というのは、メーカー側及びユーザー側双方においてです。 オブジェクト指向が言語によって概念の差が出てくるように、PLCのラベルプログラムについても、 メーカーが提供するラベル化の手法や概念に微妙な違いがあります。 そしてより 現実的な問題として、それらを使うユーザー側の意識の問題があります。 例えば、ひとつの会社内に、10人のプログラマーがいたとする。ある人は、ガンガン構造化プログラムを使い、ファンクションを作りまくり、 自分なりのモジュール・データベースまできちんと管理している。しかしまたある人は、ベタ書きのラダーオンリーでプログラムの分割さえ しない。またある人は、時にはファンクション程度は使うが、それを他のプロジェクトにまで流用はせず、1回ごとの使いきり・・・。 前回書いたように、ラベルプログラムの真の価値というものは、いかに数多く使い回すか、というところにあるわけで、10人が10人とも それぞれのやり方でプログラムを作っているような環境では、ラベルプログラムなんて、ただの便利なオペランドにすぎないのです。だと したら、ラベル化なんてせず、過去の使えそうなプログラム ( ベタ書きラダー ) をそっくりコピーして、デバイスだけ打ち直せばよろしい。 次回は、ではラベルプログラムを個人ではなく、会社内全体に敷衍するための環境というものについて考えてみます。 11月23日(日) インバータの置き換え
型式が新しくなって、ひと回り小さくなったのですが、ちゃんとアタッチメントもあるし、既設の配線が届くように端子台の位置が同じに なるように配慮されているようです。こういうように、リプレースにもちゃんと気を配ってくれるメーカーさんは、嬉しいですね。 メーカーによっては、端子台が全然違う場所にいっちゃったり、パラメータNo.が全く違ったりするところもありますから。 11月22日(土) 週刊ニパ子ちゃん その9 ナベ 物がうまい季節になりました。 この手の体脂肪率計というのは、身体に電流を流してインピーダンス測定をしているのです。ちなみに私の体脂肪率は17%。 11月19日(水) 3−0 よっしゃ━━━ヾ( ゚д゚)ノ━━━!! 今、試合終了。予想以上、期待以上のナイスゲーム。南アフリカに 3歩近づいた!! これで、安心して、出張に行けます。・・・というわけで、2,3日お休み。 さて、寝よ。 11月18日(火) ライセンス 今日は、ちょっときわどい話をさせてもらいます。 ・・・と、その前に。 昨日のネタ、「 ダイヤモンドサッカー 」のオープニング曲は、『 ドラム・マジョレット 』 という曲で、ちゃんと CDも発売されています。大きなCDショップに行くか、ネット通販で購入できますよ。 ( ´▽`) 右がCDのカバーです。「 ダイヤモンドサッカー全放送記録 」 なんて冊子もついているので、ファン必携! で、本題。 PLC やタッチパネルアプリケーション ( GX Developerとか GP−ProEXとか CX−ONEとか) のライセンスの話。 例えば、GX Developer は、1ライセンス品で15万円です (以下、価格は全てカタログ記載の定価)。 5ライセンスでは27万円。計装用のPX Developerは1ライセンス20万円。GT Designerは3万円。 OMRONのCX−ONEは 1ライセンス品で22万5千円、10ライセンス版で90万円。 さて、「 ライセンス 」 とは何かと言えば、ぶっちゃけ言えば使用者1人、ということです。パソコン1台と 言い換えてもいいですが。もっとぶっちゃけて言えば、 何人もで使いまわしちゃダメよ! ってことです。 以前、アプリケーションのメディアがCD−ROMではなくフロッピーだった頃、GX Developerが複数のインストールができない ように、プロテクトかけていたことがあります ( Ver.5の頃かな? )。ま、プロテクトを回避するウラ技なんてものもあったんですが、 とにかくプロテクト処理をした。・・・で、ものすごく評判を悪くしたんですね。今は、メディアがCD−ROMということもあってか、 各メーカー、こういうマネをしているところはありません。 では今はどんなやり方が多いかと言うと、ライセンス所有者にしかサポートをしない、という方法が一般的です。つまり、アプリケーションを インストールした段階で、Web上でユーザー登録をする。そして、ユーザー登録したライセンス保持者にのみ、無償アップデートその他の サポートを供与する、というやり方です。使いまわしたければ、使いまわせ、そのかわり、アップデートさせないよ! ってことでしょうか。 ただ、アップデートに関して言えば、結局はライセンス保持者がアップデートファイルをダウンロードして、周囲にファイルを配布すれば、 それまでの話。 もちろん、メーカー側は、そんなこと百も承知でしょう。でも、これ以上厳しくライセンス管理しようものなら、ユーザーは離れていく。 キーエンスのように、ライセンス管理を甘くして、他社との差別化を図りシェアを広げようとしているところだってあるんですから! もちろん、厳しくライセンスを守っている会社だってあります。使用する人間が10人いるなら、ちゃんと10ライセンス用を購入している 会社だってたくさんあります。でも、そうじゃないところだって多いんですよ。重要なのはここで、「 正直者がバカを見る 」 ようなやり方で いいのかってことです。 難しい問題ですけどね。 ちょっと長くなったので、続きはまたいずれ。 11月17日(月) サッカーネタです オールド・サッカーファンの皆様、ちゃんとスパサカ見ましたか? 私は録画してもらいました。 金子さんの古い資料のメンバーの中に、あの サー・ボビー・チャールトン の名前が・・・ (T▽T 鳥肌立ったっす。 「 ダイヤモンド・サッカー 」 の 「 ダイヤモンド 」 は、単独スポンサーであった三菱のロゴ、スリーダイヤ モンドに由来しています。もちろん、三菱自工が母体となった浦和レッドダイヤモンズの 「 ダイヤモンド 」 も同じ由来です。以上、特に役に立つこともないマメ知識。 さて、そろそろ冷え込んでくるようです。体調に気をつけてがんばりましょう。 11月14日(金) もう年賀状売ってるんだね クリスマス・イブに現場の予定入った━━━(゚∀゚)━━━ !! 今年も残すところ1ヶ月半ですが、年末に向けて出張、現場仕事の予定がゾロゾロと入り始めております。それもまたよしイエス。 オールド・サッカーファンに朗報! 明日のスパサカで、あの 「 ダイヤモンド・サッカー 」 が復刻するというウワサが・・・! 今でも思い浮かぶ、オープニングのフィッシャーのバイシクル・シュート・・・。 ・・・が、明日は私、現場で徹夜仕事なんで見れません・・・ ・゜・(つД`)・゜・ では皆様、よい週末を。 11月13日(木) オリジナルランプを作ってみよう 最近のタッチパネルは、描画図形をランプ化するのが簡単なので、絵を描いてオリジナルのランプを作ってみましょう。 とはいえ、一般人にとっては、それなりに見栄えがいい絵を描くのは至難の業。イラストや写真をスキャンして取り込んだりしてもいいけど、 手っ取り早いのは Web上にいくらでもあるホームページ用の素材をつかうこと。 ただし、フリー素材とはうたっていても好き勝手使うわけにはいかない。必ず利用規約に目を通して、 ・ 商用目的での使用可 ・ 素材の加工可 ・完全に著作権フリーであること ・ Web以外での使用可 であることは確認しましょう。 ここでは、上記条件を満たす 【 G−TOOL 】 という有名なフリー素材サイトから元画像を拝借してみます。 G−TOOL http://www.siliconcafe.com/gtool/ こんなイラストがたっくさんあります。このトマトの絵なんかいいですね。こいつをランプ化してみましょう。 画像の上で右クリックし、画像を保存します。この時、保存するファイル形式を、GIFではなくBMPに すること。 さて、この元画像は赤トマトですから、これはON用画像にしましょう。 「 tomatoON 」とでも名前を付けて保存します。次に、保存した画像を Windowsのペイントソフトで開きます。右図のように、ペイントツールを 使えば、、一発で赤を緑に塗り替えることができます。 緑トマトが完成したら、「 tomatoOFF 」 とでも名前を付けて 保存します。これで、準備完了。 (⌒-⌒) 今回は三菱のGOTです。 GT Designerを開いて、[ 図形 ] → [ イメージデータ読み込み ] で保存した トマト画像を呼び出します。 ・・・と、あれ? 背景が黒く塗られちゃってますね。これじゃあ、黒背景以外では使いづらい。 GOTには、透過色設定機能があります。画像をダブルクリック すると、右図のようなウィンドウが出ますので、「 イメージデータの 透過色を設定する 」 をクリックします。 この 「 色を透過する 」 というワザは、Webデザインしている 人にはお馴染みの手法ですよね。 タッチパネルで背景透過のGIF画像が使えれば一番簡単なのです が、GIF画像は扱えないメーカーが多いので、汎用性を考えると、 BMPを基本にしておいた方が無難です。 うまくいくと、バックの黒い部分が透過されます。 こんな感じ。 これで、ベース画面をどんな色に設定しても大丈夫。 同じようにして、赤トマトも透過指定してあげましょう。 透過が終わったら、ユーザライブラリの 「 お気に入り 」 にでもライブラリ登録をします。 ライブラリの「 お気に入り 」 を開いた状態で画像を選択し、登録コマンドを実行。好きな名前 ( ここでは、「 tomatoOFF 」) を つけてあげます。これで、あとはランプを貼るだけです。 (⌒-⌒) いつも通り、[ オブジェクト ] → [ ランプ ] で ランプを貼り付けます。今回はビットランプです。 ランプのプロパティ画面で、「 図形 」を選択します。 [ 基本図形 ] ではなく、さきほどのライブラリの 「 お気に入り 」 から、ON、OFF時の画像をそれぞれ 設定してあげます。 これで完成!! ヾ( ´ー`)ノシ ON表示にしてあげれば、ごらんの通り、ちゃんと赤トマトになりました。 これで、ヨソにはない、オリジナル・トマトランプのできあがり。 (⌒-⌒) 八百屋さんに置くタッチパネルには絶好のランプですね。八百屋さんにタッチパネルの 需要があるかどうかは知りませんが。 え? こんな面倒なことしてまで、オリジナルのランプ作る必要があるかって? まったくありません!! ( ゚∀゚ ) 「 ヒマ人 」 と言われるのがオチです。 ( 台無し ) 11月12日(水) ラベルプログラムとは何か その3 風邪はほぼなおりました。やっぱり、ひき始めの養生って大切だなあ。 さて、ラベルプログラムのメリット、デメリットについて。 と言うよりも、何のためにラベルプログラムが必要なのかと考えると、プログラムの構造化において、ラベルプログラムは欠くことのできない ファクターだということです。では何で構造化なんてものが必要なのか。このあたりは、一連の 「 プログラムの構造化について考える 」 の 項その他で書いてきた通り、プログラミングの効率化を図るためなわけです。コンピュータ・プログラマーならもはやお馴染みのこの問題を、 FA ( PLC ) の世界ではようやく端緒につき始めたというわけですね ( もっとも、コンピュータ・プログラムの世界だって、構造化問題が すべて解決しているわけでは全然ありませんが )。 では、具体的にPLC のプログラムにおいてプログラミングの効率化を図るとは? また、どうやって? それは ・・・ すでにあるプログラムを、可能な限り使い回す! ( ノ>д<)ノ ということです。 と書けば、何故ラベルプログラミングが構造化にとって重要なファクターなのかは、もうピンときたことかと思います。そう、変数定義で、 実デバイスさえ割り当てなおしてあげれば、以前に作った回路をそっくり流用できるわけです。 このことは、「 一からプログラムを作らなくてもいい! 」 というメリットは もちろん、「 回路のデバッグをしなくてもいい!」 という密かに巨大なメリットが あります。もちろん、I/Oのシミュレーションは必要ですが、回路の動作そのものはデバッグする 必要がありません。何故なら、もうデバッグされて正しく動くことが実証されたプログラムだから。 これによって、設計コストの削減、バグによるクレーム対応の減少が可能となり、設計費減少に よる利益率のアップや競争力の強化、そして人件費の削減が達成されるというわけです。 ああ、おめでたい。 更に細かいことを言えば、ラベルプログラミングは、異メーカー間PLCのデータ互換にとっても 重要なファクターですし、OMRONの「 タグアクセス 」 のように、タッチパネルその他のFA機器 との連携という点でも有利なのです。画像は関係ありませんよ ・・・要するに ・・・ラベルプログラミングのメリットとは、 こいつ上手く使えばもっと儲かるぜっ!! ってことなわけよ。 話はちょっとそれますが、現在このPLC プログラムの構造化問題にもっとも熱心に取り組んでいるのは、おそらく富士電機です。 他メーカーとの温度差に、ちょっと引いてしまうほどです。 しかし、富士電機や、富士電機が旗振りしてる PLC open の思惑と異なり、業界全体としてのPLC プログラム構造化は遅々として 進んでいません。 それは何故かと考えると、今度はラベルプログラミングのデメリットという問題にも行き当たるのですが、ちょっと長くなったのでまた次の 機会に。 11月11日(火) 風邪にて休業 「 どうした、しっかりしろ!」 「 か・・・風邪ひきまいた・・・」 ・・・というわけで、風邪でお休みです。 ( >д<) 、;'.・ イクシッ! 11月10日(月) バージョンアップ情報 GP−ProEXの2.22へのアップデート ( 2.21.100 → 2.22.000 )が、11月4日付で公開されています。何もデジタルに 限らずですが、新しいバージョンで作成 ( 変更 → 保存 含む )されたファイルは、古いバージョンでは開けなくなります。面倒ですが、 アップデートはマメにしておきましょう。 同日にHP上で公開されている、耐環境カバーってのがなかなか良さそうです。 http://www.proface.co.jp/news/newpro/2008/1104.htm なんでタッチパネルにこういうものがないのか不思議でした。キーエンスにはあったと思います。三菱のGOTは難しいだろうな。前面の USBポートが使えなくなっちゃうから。 惜しむらくは、12、15インチのラインナップがないってこと。 えーと、なんか、風邪ひいたっす。 (´・ω・`) 11月09日(日) ラベルプログラムとは何か その2 巨人も西武も嫌いだけど、日本シリーズは見ごたえあって面白かったな。 そういや、「 巨人が絶対に優勝できない100の理由 」 なんてコラムをシーズンに渡って連載していた新聞社があったっけ。まさか、 最後の最後で日本一を逃がしたから、このコラムは正しかったなんて開き直ったりしないだろうな。いや、開き直るなら、まだマシか。 きっとほっかむりして何もなかったかのように知らん顔するんだろうな。 さて、1ヶ月以上ほっぽらかして知らん顔していたネタの続きを。 「 押しボタンを押したら、モータが動く 」 というプログラムがあった時に、 X0 ───||─────────────( Y0 ) 押しボタン入力 モータ出力 と書くとします。これをラベルプログラミング化すると、 押しボタンを押したら ───||─────────────( モータが動く ) となります。でも、これだけじゃ実デバイス ( X0、Y0 )と対応しないので、変数処理をします。「 変数 」 なんて言うといきなり高度な 内容になりそうですが、全然そんなことはありません。「 変数処理 」 とは要するに 押しボタンを押したら = X0 モータが動く = Y0 と割り当ててあげるだけのことです。ちょっとだけややこしいのは、この変数処理の際に、「 データ型 」 まで設定しないといけないと いうこと。 「 データ型 とは、「 押しボタンを押したら 」 という変数がビットなのかワードなのか、もしワードなら16b it なのか 32b it なのか、ビットならばそれは入力なのか出力なのか、はたまたコイルなのかタイマなのか・・・ということを、 いちいち教えてあげるということです。 上記の場合、変数処理は以下のようになります。 押しボタンを押したら = X0 ビット・入力 モータが動く = Y0 ビット・出力 こうなります。つまり、 X0 ───||─────────────( Y0 ) と、 押しボタンを押したら ───||─────────────( モータが動く ) 変数処理 ・ 押しボタンを押したら = X0 ビット・入力 モータが動く = Y0 ビット・出力 が等価回路であるということになります。ラベルプログラムの基本は、これだけ。この概念さえちゃんと理解すれば、あとはこの応用に すぎません。 次回は、ラベルプログラム実用上の、メリットとデメリットを。 11月08日(土) 週刊ニパ子ちゃん その8 昔は、職方にとって昼飯時のビールは水と同じだったもんだが・・・。そういう時代じゃなくなってきたんですかね。 ところで、ご覧のとおり、Google検索をつけてみました。過去に何書いたかほとんど覚えていない自分用って感じなんですが。(;´ω`) 11月07日(金) LED
もう、LEDはスタンダードになりつつあるんだ。LED使ったからって、「 地球にやさしい 」 なんて主張しているようじゃ、 エコの本質から離れていくばかりだよ。 ・・・というわけで、街中もキラキラしてまいりました。よい週末を。 (σ・∀・)σ 11月06日(木) とある日常 その7 (-ω- ) ただいま ( ・∀・) てっ、てっ、てっ、てっ・・・! (-ω- ) て? ( ・∀・) テレビ壊れた (-ω-#) 出張から帰って、真っ先に聞く言葉がそれかよ ( ・∀・) お帰りなさい、お疲れ様、お土産は? テレビなおして ・・・・・・ (-ω- ) テレビ壊れたわけじゃないな。分配器にはめたコネクタ割れてる。この辺で、何かした? ( ・∀・) 掃除したよ。えらい? (-ω-#) ( えらいのは、着替えもせず工具持ち出して接栓作ってる自分だと思うが、口には出さない ) はい、なおりました ( ・∀・) ごはん、食べましょう まあ、結構幸せかもしれないっす。 ( ´ー` ) 11月04日(火) 間違えた
「 このタッチパネル、テレビも見られる?」 と冗談まじりにお客さんから聞かれることもあります。もちろん、見られますよ。最近は、大体どこのメーカーも アナログRGB入力持ってますからね。もちろん、そのための仕掛けは色々と必要ですが。音声は出ないけど、 それも工夫しだい。もっともそこまでするなら、同軸引っ張って小型テレビ置いた方が早くて安くて楽だろうと思われますけどね、 今のところ。 では、明日こそ出張。 (* ´∀`) ノシ 11月03日(月) 見える化 その2 とりあえず、 タッチパネルというローカルHM Iを使った 「 見える化 」 を考えてみる。 我々設計者側から見れば、タッチパネルにおける 「 見える化 」 機能の強化というのは、設計コスト削減のチャンスでもある。 例えばタッチパネルにおける 「 見える化 」 の例として、 1.ラダーモニタ : ブラックボックスとも言えるPLCの中身を、タッチパネルで見られるようにする。単にラダーだけではなく、システムの モニタ、モーションや計装等々のモニタまで可能。これらは別に最新の機能というわけでもないが、以前に比べると かなり強化されている。 2.操作ログ : いつ、どんな操作がされたかを、時系列で表示できる。工夫すれば、操作者の名前までログにとることが可能。 3.レシピ : 単純に言うと、EXCEL系のデータ表示が簡単にできるってこと。FTP使えば、コンピュータとのデータのやりとりも PLC を介さずにファイルごとできる。 4.警報表示 : 色んな機能が強化されて、ひと昔前に比べると、扱いやすく分かりやすい警報表示が可能になった。 5.グラフ : グラフ機能も随分と強化されている。 ・・・などと色々あるが、これらに共通して言えることは、「 そんなん、昔からやってたヨ (・∀・)」 ってことである。 タッチパネルの乏しい機能をフルに駆使し、PLC で一所懸命プログラム組んで、力技で作り上げていた。ログにしてもレシピにしても 各種モニタにしても。グラフだってP IDだって。 例えば、こんなの。 → IBD ( インターロック・ブロック線図 )をタッチパネル上に 表示してる。ロジックはランプ化されていて、どこで条件が 不成立になっているかが分かる仕組み。 そうして苦心惨憺して作っていたものが、今ではタッチパネ ルでパーツを配置し、プロパティで設定さえしてあげれば、 それと同等以上のことが可能になってきた、ということ。 これで、「 タッチパネルじゃ難しくてできません 」 「 設計 コストに見合わないんでできません 」 という言い訳が し辛くなったわけよ。 さなきだに、お客さんはタッチパネルというHM I に過度な 要求を課してくるもの。新しい機能はどんどん使いこなせる ようになっておかないと、いつまでも力技ばかりでは、設計 コストが膨らむばかり、なのである。 明日は出張なのでお休みしまっす。 11月02日(日) トランスペアレントができた 今年もあと2ヶ月か。なんかもう、朝晩は防寒着ほしいっすね。
ま、とにかく昨日、今日と無事現場改造工事も終わりまして、これでようやく慌しいのも一段落したかなあ、という近況です。 デスクワークがたくさん残ってるけどね。 11月01日(土) 週刊ニパ子ちゃん その7 子曰く、昨日の話は続き難し。 南無阿弥陀仏。 10月31日(金) 見える化 その1 昨日の話を引き取って、製造現場の 「 見える化 」 について。 まあ、とにかくそれっぽいスローガンぶち上げ、業界全体でワッショイ、 ワッショイとアオリたてて、イヤでも設備投資せざるを得ないような状況に 追い込んでいくわけですね。「 見えない現場は負け組 」 みたいな。 ・・・などとひねくれていても仕方ない。 「 見える化 」 などとひと口に言うと多岐に渡りすぎですが、製造現場の 「 見える化 」 の主役の一端は、PLC とタッチパネルです、ありがたいことに。 サーバ ─ イーサネット ─ ゲートウェイ・パソコン ─ フィールド・ネットワーク ─ PLC ─ フィールド・バス ─ タッチパネル・コントローラ・サーボ・ロボット・計測機器 という階層化があって、PLC はフィールド機器を制御すると同時に、情報を収集 して、上位に伝送しなくてはならない、過酷な労働者兼管理職になりました。 こりゃ、PLC コケたら、えらいことになるな・・・。 続きは明日。よい週末を。私は土日とも現場ですが。 ・゚・(つД`)・゚・。 画像は関係ないけれども闇に裁いて仕置きする 10月30日(木) テーブル iphone って、二千円札みたいだな。( ひとり言 ) 今日は、OMRONさんがタッチパネルとPLC のプレゼンに来てくれました。 たまたま昨日、デジタルのスクリプトの話をしたので、OMRONのNSでの スクリプト機能について色々教えてもらいました。NSはほとんど使うことが ないので、まだタッチパネルでスクリプト組んだことないものですから。 で、結論としては、よくも悪くも、デジタル等他メーカーのそれと変わりはない な、という印象でした。構文のヘルプ機能が充実しているのは良さそうですが。 しかし、OMRONさんは本当に、「 テーブル 」 という概念が好きですよね・・・。 あ、そうそう、もうすぐNSも15インチが出るようですね。やはり、アナログ式 だそうです。 ( ・・・と、宣伝してあげてみたり ) FA業界では、今盛んに 「 見える化 」 が提唱されています。「 見える化 」の 中身は色々あるけれども、タッチパネルでラダーをモニタしたり、サンプリング トレースできたり、という機能が強化されているのも、その一環でしょうか。 今後は、どんな機能が追加されていくんだろうなあ・・・。 画像は関係ないけれどもこの世の正義もあてにはならぬ 10月29日(水) スクリプトを使ってみよう 今日は 中村主水 だろうと予想した方、外れです。ごめんなさい。 ( ・ω・) 8月31日の項 にちょっと書いた、タッチパネルのスクリプトを利用して、任意のウィンドウを表示させるという例をひとつ。 やりたいのは、こんなことです。 ベース上の 「 送液開始 」 押しボタンにタッチした時、圧力条件をみて、圧力がOKなら 「 はい−いいえ 」 のダブルアクション・ウィンドウを 出します。もし圧力が不足なら、「 圧力が低下しているので送液不可 」 のウィンドウを出します。 ここで、圧力OKの時は、「 M150 」 というビットが ON しているものとします。 まず、ウィンドウはローカルウィンドウを使うことにして、コントロール・デバイスを 「 D1016 」 にします。圧力OKなら、 ウィンドウ No.501を、圧力不足なら、ウィンドウNo.506 をポップアップさせることにします。 このウィンドウNo.は、「 D1017 」 というデバイスに格納します。
ではまず、「 ウィンドウ表示 」 スクリプトを作成してみましょう。 こんな感じです。 まず、スクリプトを実行させる起動条件を設定します。上記では、「 M160 」 というビットの立ち上がりでこのスクリプトが実行されます。 下の枠の中が、実行式です。実行式の意味は下記のとおり。 1行目 : M150 が ONだったら 3行目 : M151 を ON すると同時に、M152 をOFF 4行目 : D1016 ( ウィンドウ・コントロール・デバイス) に 1 を格納 5行目 : D1017 ( ウィンドウNo.)に 501 を格納 7行目 : そうでなければ ( M150 がOFFならば ) 9行目 : M152 を ON すると同時に、M151 をOFF 10行目 : D1016 ( ウィンドウ・コントロール・デバイス) に 1 を格納 11行目 : D1017 ( ウィンドウNo.)に 506 を格納 13行目 : IF構文おっしまーい ええっと、M151 とM152 は、今回やろうとしていることには全く関係ないのですが、任意のビットをスクリプトで ON − OFF させる 例として記入しています。 では次に、「 ウィンドウ消去 」 のスクリプトを作成します。「 M170 」 というビットの立ち上がりで、スクリプト実行します。 1行目 : M161 または M162 または M163 が ON になったら 3行目 : D1016 ( ウィンドウ・コントロール・デバイス) に 0を格納 → ウィンドウが消える 5行目 : if 構文おっしまーい ここで、M161 は、圧力OK時の 「 はい 」押しボタン、M162 は「 いいえ 」 押しボタン、M163 は圧力低下時の 「 確認 」押しボタン、 つまり、ウィンドウがポップアップして、ウィンドウ上のボタンがタッチされたら、ウィンドウを閉じなさい、という意味です。 残念ながら、これだけではうまくいきません。ラダーにもプログラムを書く必要があります。 そう、スクリプト実行用のビットをたてなくてはいけないからですね。 こんなラダーになりました。 まず、圧力条件のビット 「 M150 」 があります。 ここで、ベース上の 「 送液開始 」 押しボタン ( M165 ) にタッチしてONすると、ウィンドウ表示スクリプトが起動します。 スクリプトによって、いずれかのウィンドウがポップアップします。ポップアップしたウィンドウのどれかの押しボタンにタッチすると、 ウィンドウ消去スクリプトが起動します。 タッチパネルの絵と、スクリプト実行式と、上記ラダーを見比べてください。 はっきり言ってしまえば、この程度の制御では、スクリプトをわざわざ使うメリットはほとんどありません。ラダーで全部書いちゃった方が、 よっぽど早くて分かりやすい。 ただ、ファンクション・ブロックと同じで、スクリプトの中身が複雑であればあるほど、より便利に使うことができます。何故なら、 複雑な演算をタッチパネルのスクリプトに持たせた分、肝心のラダーがすっきりとして容量を節約でき、見やすくなるからです。 この手のネタを書く時に毎度言っていることですが、要するに 「 使い方 」 しだいなんですね。何が何でも使う必要はないけれども、 頭から毛嫌いしてせっかくの便利な機能を使わないというのも情けないですから。 10月28日(火) 盤屋さん うちの会社は、業種の分類でいくと、製造業なのである。「 盤屋 」 と呼んで ほしいのも、その辺りに理由がある。盤を造ってナンボ。 盤屋の設計者としての矜持は、 「 ハードもソフトもできますよ 」 ってことなのです。 ソフト中心のプログラム屋さんが、単なる 「 入れ物 」 としての筐体を外注に 発注したり、逆に筐体だけは立派に作るけど、ソフトは外注に任せたり・・・などと いうのではなくて、その双方をそれぞれの専門業者と同等以上にこなせます、という のがウリであって、その思いが 「 盤屋 」 という言葉にこめられていると思って 頂けると嬉しいです。 以前は、シーケンサというものはあくまでリレーシーケンスの延長だったから、 ハード → ソフト という流れで身に付けていくのが自然で、従ってハード知識の ないPLC屋なんてものは存在しなかった。でも、最近はいきなりシーケンサから 始める人も多いせいか、ヒヤッとするくらいハード知識のないプログラマーもいたり するんです。 ちょっと、おっかないですね。 画像は関係ないけれども天の裁きは待ってはおれぬ 10月27日(月) 何屋さん? うちらの仕事を何屋と言えばいいのか。 ・ 盤屋さん ・・・ まあ、これが一番しっくりして、違和感ない。でも、「 盤屋 」 と言っても世間一般では通じないだろうことが空しいが。 ・ 電気屋さん ・・・ 広義の意味では電気屋だが、この業界で 「 電気屋 」と 言えば、電気工事会社及びその職人さんのこと。 ・ FA屋さん ・・・ こんな言い方はしない。大体、「 FA 」 なんて名称は、 メディア上の呼称であって、現場ではほとんど耳にしない言葉。 ・ 制御屋さん ・・・ FAよりはまだこっちの方がマシ。 ・ プログラム屋さん ・・・ PLCは確かにコンピュータの一種だが、「 プログラム 屋 」と言えばコンピュータ屋さんのこと。ここは、明確に線引きして おきたい。「 ソフト屋さん 」 も同様。 ・ 計装屋さん ・・・ 計装も範疇に入ってはいるが、「 計装屋 」 と言った場合、 それを専門にしている業者を指す。PAはまた別世界なのだ。 ・ カイヤさん ・・・ カイヤ外人だ。カイヤ違うわ。 そんなわけで、我々のことは、「 盤屋さん 」 と呼んでください。 画像は関係ないけれどものさばる悪をなんとする 10月22日(水) リアルすぎて なんか最近、携帯鳴りすぎっす。 (´・ω・`) タッチパネルのパーツもずいぶんと奇麗になってきて、色々と工夫する楽しみが増えてきました。 私は、色んなパーツをあれこれと使った、どちらかと言うとカラフルで派手な画面がすきなのです。ので、逆に意識して派手になりすぎない ように心がけています。 リアルなパーツもいいのですが、リアルすぎて、点灯しているんだか消灯しているんだか分から ないパーツも多いです。 例えば、右図のようなランプ。これ、全部消灯状態です。でも、一見、点灯のようにも見えます よね。タッチパネルでは、点灯状態は点灯色 ( 赤とか緑とか ) を使いますが、消灯時は、灰色が 基本です。「 消灯している時の赤ランプ 」 なんてリアルなものは、はっきり言って間違いの元。 ましてや、決して視野角が広くもないタッチパネルが生産製造現場にあるわけですから、パッと見 点灯しているか消灯しているかの誤判断が、重大な過失につながることだってあります。 この辺り、凝ったリアルパーツをウリにしようとするあまり、やや勘違いしているなあ、と思うのが キーエンスと、3000シリーズになってからのデジタル。キーエンスが最近少々認識をあらためて くれたようなのは、やはりそういう声 「 点いてんだか点いてないんだかわかんねーよっ! (#゚Д゚)ノ 」 が多かったせいでしょうか。 さて、明日より出張 → 現場 → 現場 と転戦が続くので、来週まで更新はお休みいたします。 10月21日(火) 石炭火力
この辺りを調べて考えてみると、「 エコ 」や 「 環境問題 」 というものの本質が少し見えてくるかもしれませんね。 ・・・あー、それにしても眠い。 (つд`) 10月20日(月) 2009年問題 現場仕事がたてこんでいて、日程調整するだけでも大変な最近です。 製造業には、2009年問題 というのがあるそうです。 労働者派遣法の改正絡みで、2009年のある期間に、現在の派遣労働者がいっせいに契約解除 状態になるとか。もちろん、多くの派遣社員を抱える企業では、対策をきちんと進めていることで しょうから、訳知り 顔のエコノミストたちが殊更に騒ぐほどには、大きな問題にはならないのだろう とは思いますが。 私もかつて、1年間ほどですが、派遣会社に勤めた経験があります ( 請負ではなく、派遣です )。 その会社の正規社員ではない、「 派遣 」 という身分にまつわる辛さ、厳しさは多少なりとも 知っているつもりですので、とにかく労働者が不当な扱いを受けないような対策を講じるよう、 派遣会社、及び受け入れ先の会社には、充分な配慮をして頂きたいと願っています。 さて、明日は4時半起きで現場ですので、今日はもう寝ることにします。 ↑ 画像は何の関係もありません 10月19日(日) 埼玉スタジアムのブーイング ( ねこどん蹴球団より再掲 ) ※ 以下は、2004年2月、ドイツW杯1次予選初戦観戦後に、某サイトに書き込んだものです。 2004年2月18日、埼玉スタジアム。 来る2006年ドイツW杯第一次予選初戦オマーン戦である。 日本が3大会連続でW杯に出場するために、最も重要な試合と位置づけられた運命の一戦。当然チケットの入手は困難を極めたが、 運よく友人に譲ってもらった私は現地で青いユニフォームを着ることができた。 試合の結果については周知の通り、終了間際の劇的な久保の決勝ゴールで貴重すぎる勝利をもぎとった。しかし、ここで書きたいことは その結果の持つ意味やジーコの采配などではなく、前半終了直後スタジアムに湧き上がった日本代表に対するブーイングに関してである。 いい意味でも悪い意味でも、日本のサッカーファン、サポーターは礼儀正しくおとなしい。 代表の試合においても、Jの試合においても、自チームはもちろん敵にブーイングを浴びせることさえほとんどない。ごく一部のコアな サポが、「 南米やヨーロッパの本格的サポーター 」に近づくべく、見よう見真似でブーイングをやり始めた、という段階である。 そうした敵への罵声、不甲斐ない我がチームへの怒号が日本の応援スタイルに適切かどうかという問題は一時棚上げして、さて件の オマーン戦の話である。 私はここ十数年来、首都圏で行われた代表のゲームはほとんどスタジアムで見てきた。しかし、このオマーン戦前半終了時に自然と 湧き上がったブーイングは、かつて例がなく、またその後にも例を見ない不思議なブーイングであった。まして、まだ前半が終了した ばかりであり、決して負けているわけでもないのに、自分たちの代表に浴びせられるブーイング。 だが私自身、無意識のうちにブーイングを放っていた一人であったのだ。 選手たちにとっても、このブーイングはかなりインパクトがあったらしい。しかし、彼らにとっては同時に不満でもあったろう。実際、中田英を はじめ多くの選手たちが、あのブーイングに関しては否定的なコメントを残している。彼らの言い分を要約すれば、こういうことになるだろう。 「 ワールドカップに出場することは、とてつもなく大変なことなんだ。日本のサッカーファンは、ここ2回のW杯出場、そして前回大会の好成 績( ベスト16 )をさも当たり前のように感じ、予選の厳しさをすっかり忘れてしまっている。いまや、どんなサッカー大国であれ、楽々と予選を 突破してくる国などない。サポーターはそのことを思い出すべきだ」 つまり、オマーン戦の苦戦はW杯予選として当然の事態であり、日本がいまや予選など軽々と突破できるサッカー強国になったなどという 勝手な幻想は捨ててくれ、ということだろう。もちろん、その言い分は正しい。彼らの言い分には決して非はない。 しかし、である。 あのブーイングを放った側と、それを身に受けた側では、ブーイングが意味するベクトルが全く異なっているのである。もちろん、中には 選手たちが感じた通りの、無責任なミーハーサポの勘違いも混じっていたであろう。だが、あのブーイングの大半には、もっと違う意味合いが 込められているのである。単にW杯予選の厳しさを失念した浮かれファンの勘違いなんかではないことを、選手や関係者には是非知って おいてほしいと思う。 真のファンは、W杯予選を突破することの厳しさなど充分に承知している。いや、選手たちよりよく知っている者だって多いのだ。例えば 私に限って言ってもそうである。私が自身サッカーを始めその虜になった頃、日本サッカーはどん底であった。メキシコ五輪後の氷河期は 長く厳しく、Jの前身である日本リーグの試合など、数百人しか観客がいないことも珍しくなかった。個々の選手の技術は未熟であり、戦術 など語れるレベルにはほど遠く、長いパスを意図なく前線に放り込んでははね返されるピンポン・サッカー。 中国、韓国、中東諸国には歯が立たず、東南アジアのサッカー三流国にも四苦八苦する。W杯どころかオリンピック出場でさえ高嶺の花で あり、世界はあまりにも遥か彼方にあり、夢を見ることさえ困難であったのだ。 あのあまりにも辛く険しく、遼遠の彼方にあったW杯という舞台。逆に、現在20代の選手たちこそ本当にその厳しさを知っていたのかと 問い返したくなるほどである。 前置きが長くなったが、ではあのオマーン戦のブーイングの意味について語ろう。 キーワードは、「韓国」である。 ・・・などと端的に書くとあらぬ誤解を受けそうなので付け加えると、「 2002年日韓W杯で韓国が残した成績( 4位 )」である ( あの韓国のベスト4が実力に見合ったものであったかという議論も、ここでは置いておく )。当の韓国、そして我が日本、更に中国、 イランその他アジアの国々が、今後この日韓大会の韓国の成績を凌駕することの困難さは想像を絶する。何故なら、最低でもベスト4に 進出しなくてはいけないからである! しかし・・・しかし、もしもそれが数十年先の未来ではなく、近い将来に起こりうるとすれば、それは2006年ドイツW杯の日本でなくては ならなかった。 長い氷河期を乗り越え、Jリーグ発足後、間違いなく日本サッカーは右肩上がりで驚異的成長を続けてきた。その伸びの凄まじさは、欧州、 南米のサッカー大国さえ驚愕させているほどである。選手個々の能力が上がり、システム、戦術が磨かれ、海外で活躍するプレーヤーも 増え、代表は欧州や南米の強国と互角とまでは言えないにしても、時にはサプライズを起こすことさえ珍しくはなくなり、FIFAランキングは どんどん上昇していった。 しかし、そんな高度成長を遂げてきた日本サッカーも、どうやらこの辺りで頭打ちになりつつあり、いや、むしろ今後は下降線に移るのでは ないかとさえ思われる。 要するに、日本サッカーは現在がピークであり最強なのである。J発足以後、営々と積み重ねてきた集大成といってもいい。中田英、中村 俊輔、小野という世界に通じる、いや世界に勝てる選手が中心となって、年齢的にもキャリアとしてもピークにある今こそが。 オマーン戦こそは、その 「 最強ニッポン 」 の晴れ舞台であるはずだったのだ。 オマーン戦を見つめるサポーターは、単に予選初戦の勝利だけでなく、その遥か先に霞んで見えるドイツ本選での我が日本の活躍を、 世界を驚嘆させるべき強さを、日韓大会の韓国を上回る成績を残してくれる圧倒的チーム力を求めていた。 それまでのジーコジャパンは、メンバーがなかなか揃うことがなく、またテストマッチということで真に緊迫感を持ったゲームを体現すること がなかった。しかし、この試合では小野が不在であることを除けば現時点でのベストメンバーがようやく揃い、あらゆる手抜きが許されない、 即ちチーム力を100%開放してお披露目してくれる場でもあった。 我々はとうとう、世界をあっと言わせるであろう我が最強日本を目にする機会を手に入れたのである。 ところが、である。 我々が目にしたものは、その「最強ニッポン」とはかけ離れた現実であった。 硬直した中盤、対人に弱くフィード力皆無のDF陣、突破力など片鱗すらみられないFW陣、全く機能しない両サイド、そして、無意味な 横パス、バックパスでひたすら浪費される時間。逆に、オマーンのカウンターに崩壊する無様なフォーメーション。 そして何より、勝利への執念など皆目見受けられない、どこか虚ろな選手たちの顔。 例え前半が結果として0−0であったとしても、日本が最も得意とする中盤での構成力と素早いパスワーク、多彩な攻撃パターン、そして ゴールへの執念を見せつけてくれての結果だとしたら(FWの決定力不足は充分に承知しているので)、ブーイングなど起きるはずもなかっ た。むしろ、大歓声をもって彼らは、そして我々は前半を終えることができたであろう。確かにオマーンは予想以上に強かった。初戦ということ で、選手もナーバスになりプレーも慎重に流れ、100%の力を発揮することを求めるのは酷であっただろう。 しかし、それら全てを割り引いても、出てきた結論は残酷なまでに明らかであった。 それは・・・・・・。 「 このチームでは、ドイツで3位以上になることなど決してありえない 」 という、ただその一事である。 あの埼玉スタジアムでのブーイング、それは、「ああ、このチームはドイツで3位以上になれるチームではなかったのだ」という溜息が生んだ ブーイングだったのである。 ドイツで3位以上になる・・・それがどんなとんでもない要求であるかは充分に承知している。 幻想、いや妄想と言っても過言ではない。しかし、だからこそ我々は夢を見たかった。日本サッカー史上恐らくは最強であろうこのチームに 夢を託したかったのだ。選手たちにとってはいい迷惑かもしれないが、夢を抱く権利くらいはサポーターにもあるだろう。 約30年間、この時を待ちわびてきたのだから。 埼玉スタジアムのブーイング、それは不満のブーイングではなく、溜息のブーイングであった。 実際、幻想はこの一戦で消えた。だからこそ、その後の代表の試合 −W杯予選であれアジア杯であれテストマッチであれ− では、もはやブーイングは発生しなかった。恐らく、この溜息ブーイングは、もう2度と(少なくとも今後10年は)スタジアムに生まれる ことはないだろう。 来るべき2006年ドイツワールドカップ、そこで日本がどのような戦いを見せてくれるかはわからない。3戦全敗で終わるかもしれないし、 決勝トーナメントを駆け上がって世界をあっと言わせるかもしれない。しかしそれはもはやあくまで現実としての結果であり、そこには夢を抱く 余裕などない。そこには大歓声と絶叫はあるだろうが、溜息はない。 埼玉スタジアムのブーイング、それは日本サッカーの最も幸福な、そしてちょっぴり不幸な時間を共有した者たちの、大きな大きな溜息で あった。 その場に居合わせることができて良かったとつくづく思う。 10月18日(土) 週刊ニパ子ちゃん その6 明日は休みです。土日に休むの、いつ以来だろ。 来週もまた、忙しいです。 10月17日(金) TOP変更 今日は、船橋駅前ビルに納める盤の打ち合わせに行って来ました。久しぶりに、スーツ着た。 TOPページの絵を変えてみました。例によって、GIFアニメです。FLASH作る知識もソフトも意欲もないので。 ( ´・ω・) 今回は、キーエンスの VT STUDIO で作ってみました。 明日はまた改造工事です。では、よい週末を! (´∀`) ノシ 10月16日(木) 二度押し その2 ああ、フランスW杯予選を思い出す・・・。 9月16日の項 で書いた、二度押しのラダーを考えてみましょう。 タッチパネル上に 「 X0 」 というデバイスをふったモメンタリ・スイッチがあるとします。このスイッチを、3秒以内に二度押しすれば、 M1 というビットがONする回路を考えてみます。 こんな回路はどうでしょう。 ──|↑|── は、立ち上がりワンショットを示します。M0 がONしている間にランプを点滅させてあげれば、なおよろしい。 ところでここで、 これではダメです。上と回路は同じですが、並べ方が違いますね。下の回路では、1回目のタッチで M1がONしてしまいます。 もちろん、これが正解というわけではなく、色んな組み方があります。今度は、レジスタを使ってみましょう。 これでもOKです。D0が1の時、ランプを点滅させてあげると、なおよろしい。 やや大げさですが、レジスタを使って任意の状態をステータス化する、という手法は、ラダーを組む上では必ず身につける必要があります。 レジスタを使う利点は、そのレジスタに格納される数値が必ず1つであること。つまり、二つ以上の状態が平行して存在する可能性を心配 しなくていいということです。自己保持の多用は、自己保持の切り忘れによるバグの原因になります。 ここでは、 D0 = 0 初期状態 D0 = 1 1回押されて、二度押しの待機中状態 D0 = 2 2回押された状態 というステータスを作っています。 さて、再びここで、 これではダメです。上の回路とは、1行目と2行目が入れ替わっただけですが、下の回路では、やはり1回目のタッチで M1がONして しまいます。 ラダーって、本当に並べ方が大切なんですね。 10月15日(水) 今予選初観戦も 今日は、埼玉スタジアム行ってたです。 ・・・・・・ 声嗄れた ・・・・・・。 10月14日(火) グラフを作ってみよう PLC+タッチパネルがコンピュータの役を担おうとした時に、大きな弱点となるのが、データの蓄積である。いくらメモリ容量が増え、 あるいはメモリカードを使えるようになったとは言っても、コンピュータのそれに比べれば、所詮は蟷螂の斧。印刷するのも手間だし、 データのバックアップをとるのも難しい。 従って、本当に必要なデータの蓄積やファイル化、プリントアウトなどはコンピュータにデータを垂れ流してお任せし、ローカル側の PLC+タッチパネルは、その補助的な役割を担う、というのが現状だ。 たとえば、グラフ機能。 今は色んなメーカーから、色んなデータ収集表示ソフトが出ていることだし、より詳細で重要なデータはそれらソフトや、コンピュータ屋さんに お任せすることにして、現場ではあくまで現場の人たちのために、簡易で見やすいグラフを作ってあげたりする。 タッチパネルのグラフ機能は、以前に比べるとかなり進歩しているので、使い方によってはとても便利だし、お客さんにも喜んでもらえる オブジェクトだ。 グラフの使い方はもちろん沢山あるが、大別すると、 1.アナログデータのトレンド表示 2.生産数の棒グラフ、円グラフ表示 の2つが代表的な使い方だと思う。 特に、アナログトレンドの場合、「 サンプリング周期の速度 」 という点では、コンピュータを凌駕することができる。 PLC及びタッチパネルで工夫を重ねてあげれば、過去のデータを読み出したり ( ヒストリカルトレンド )、縦軸、横軸のスケールを 変更することもできる。 タッチパネルでグラフを使うコツは、 「 やりすぎない程度に作りこむ 」 ということだと、個人的には思っている。 データ収集ソフトや、コンピュータの代用になろうとは決して思わないこと。特に、お客さんに 過度の期待を持たせるのは厳禁。 どこまでできるかを、事前に明示しておくこと。 その上で、お客さんにとって便利であろうと思われる機能は、もれなく作りこむ。ビジュアルとしては優秀なので、タッチパネルに華ができる。 この辺のサジ加減が重要。 グラフは所詮、制御自体には直接関係ない。にもかかわらず、作りこめばやたら手間がかかるし、タッチパネルのメモリやPLC の デバイスを大量に消費する厄介者にもなる。肝心の制御自体がそのせいでおろそかになっては、本末転倒。 それやこれやを考慮して、いかに計画的につくれるかが、設計者の腕の見せ所だ。 10月13日(月) 見てはいけないものを き、昨日の話の続きなんて、しないんだからねっ!! ( あからさまに間違ったツンデレ用法 ) 眠い! 何だか眠くて仕方ないので、イヤな思い出話をひとつ 。 ※ 食事中の人は読まないでください その昔、新築の一般住宅のエアコン配管工事をやっていた時のこと。 床下で ドレン配管を引っ張っていると、何だか妙なにおいが・・・。 ネコ、死んどるぅ!! しかも、ウジわいてる。 ・゚・(T△T)・゚・。 そして、ウジびっしりのその死体のすぐ脇に、どうしてもつながなくてはいけない配管が。 すさまじい臭いと光景に気を失いそうになりつつ、匍匐前進で死体の近くへ。目の前 50センチに、ウジ山脈。作業する手が震え、塩ビカッターを落としてしまう。カッターは山脈の中に・・・。 ぎゃああああああああっ!! (;゜〇゜) それなりに長い人生の中で、唯一悲鳴をあげた瞬間でした。 10月12日(日) 毎日うどん リターンズ また、四国の高松へ出張していました。
・・・・・・ すみません、もう眠くて続きが書けません 。おやすみなさい・・・。 10月07日(火) CX−One
明日から出張ですので、週末まで更新はお休みいたします。 m( __ __ )m 10月06日(月) ラベルプログラムとは何か その1 プログラム構造化の基本であるラベルプログラム手法とは、以下のようなものである。 1.長谷部から俊輔にパス。 2.俊輔は、サイドバックがオーバーラップしてくるか、フォワードがスペースに走りこむまで、ボールキープ。 3.サイドバックもフォワードも動かないので、俊輔はシザースで松井にボールをスイッチ。 ・・・・・・ つかみはこの辺にしておいて、次回から本編。 10月05日(日) 「 東京原発 」 って映画があったな ダルい男情報。東田研の第9話がUPされています。 http://www.tepco.co.jp/pavilion/energy/ ( 音が出ます ) 今回は珍しく、原発推進を匂わせるような部分がほとんどありませんでした。むーん、つまらんぞ。 あえて言うなら、( 中国の広大な領土と比較しつつ )「 柏崎原発は首都圏から200kmしか離れていませんよ!」 という話を盛り込み、 「 本当に原発が100%安全だっつーなら、東京に建設しろやっ!」 という定番の批判に軽くジャブ、ってところでしょうか。うがちすぎかな。 10月04日(土) 週刊ニパ子ちゃん その5 今日は現場仕事でした。 あなたとわたしに、ベホマズン。 10月03日(金) 毎日うどん 四国の高松へ出張していました。途中、一度トンボ帰りしたりして、結構ハードな日程でした。 高松は、人の数より、うどん屋の数の方が多いです。 「 こちらでは、主食はうどんですか? 」 と地元の方に尋ねたら、 「 うどんは主食じゃありません。 オヤツです! ( ・∀・ ) 」 と爽やかに答えてくれましたが、多分、ウソです。主食兼オヤツ であると思います。 先月分までを、また過去ログに移しました。では、よい週末を。 |